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2011年9月30日

Notebook: 新人RBグリーンに初の出番

今週唯一のフルパッド練習。

2011年9月29日

Notebook: T/Gモールをワークアウト

2011年9月28日

Notebook: RBグラントは腎臓打撲

2011年9月27日

Packers - Bears Notebook

2011年9月26日

Packers 27 - 17 Bears

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Packers (3-0) 7 10 3 7 27
Bears (1-2) 0 10 0 7 17

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NFL最長のライバリー、通算183回目の対戦は8か月前のNFC決勝の再戦でもある。ソルジャーフィールドの気温は16℃、かろうじて雨は降らずに空は持ちこたえている。パッカーズは宿敵ベアーズを攻守とも圧倒し、2007年以来4年ぶりの開幕3連勝を飾った。

パッカーズは序盤からWRジェニングスとTEフィンリーへのパスで得点を重ね、ディフェンスも好調なラン守備とインターセプト2本でベアーズオフェンスにリズムをつかませない。17点リードした終盤に不用意なターンオーバーを2つ犯してチャンスを与えたものの、追い上げを7点に抑えてすんなり逃げ切り。

オフェンスではTEジャーマイケル・フィンリーが3タッチダウンを独占。ディフェンスでもFSモーガン・バーネットが2インターセプト、DEジャリアス・ウィンが2サックと若手選手が活躍している。心配なのはRTブライアン・ブラガのヒザ負傷。マッカーシーHCは「打撲」とだけ説明しているが、これまでの例からしてもう少し重くてもおかしくはない。

第1Q

  • GB陣20 : RBグラントの13ydsラン、WRジェニングスへの12ydsパス、19ydsパス、11ydsパスでFG圏内へ。CHI陣へ。CHIオフサイド、GBフォルススタート、GBイリーガルフォーメーション、WRジェニングスへの19ydsパスでゴール前06へ。TEフィンリーに6ydsTDパス成功
  • CHI陣22 : RBフォーテの1ydロス、WRサンゼンバッカーへの2ydsパス、WRノックスへの13ydsパスで1stダウン。フォルススタートなどで3rdダウン15、WRヘスターへのパスは10yds止まり。
  • GB陣22 : ノーハドル。WRジェニングスへの9yds、8ydsパスで1stダウン(RTブラガ負傷)。フォルススタート、RBスタークスの3ydsラン、2ydsラン、3ydsパスでパント。
  • CHI陣31 : ロングパスをSSバーネットがインターセプト
  • GB陣32 : ランが2回止まって3rdダウン7、サックされてパント。
  • CHI陣29 : RBフォーテの5ydsラン、4ydsロス、パス失敗で3&アウト。
  • 好リターンでGB陣40 : WRドライバー落球、FBクーンへの7ydsパスで第2Qへ。

第2Q

  • 3rdダウン3、オフサイドで1stダウン。RBグラントの9ydsラン、ノーゲイン、TEフィンリーへの25ydsパスでレッドゾーンへ。RBグラントの9ydsランのあと、TEフィンリーに7ydsTDパス成功
  • CHI陣20 : WRヘスターへの32ydsパスでGB陣へ。CHIディレイ、RBフォーテの4ydsラン、WRハードへの17ydsパス、WRノックスへの24ydsパスでゴール前03ydsへ。パス落球、ラン1ydロスで3rdダウン、WRサンゼンバッカーに4ydsTDパス成功
  • GB陣20 : RBグラントの6ydsラン、WRコブへの13ydsパス、CHIオフサイド、RBスタークスの連続1ydロスで3rdダウン7、WRネルソンへの18ydsパスでCHI陣へ。WRジョーンズへの11ydsパス、RBグラントの13ydsランでレッドゾーンへ。GB連続反則とTEフィンリーへの11ydsパス、フォルススタートで3rdダウン14、スクリーンパス落球。37ydsFG成功で10点差に。
  • CHI陣20 : 残り1分51秒。WRノックスへの40ydsパスでGB陣へ。WRサンゼンバッカーへの5ydsパス、RBフォーテへの28ydsパスでゴール前07ydsへ。パス失敗2回と投げ捨てでTDならず。25ydsFG成功
  • GB陣20 : 残り49秒。WRジェニングスへの5ydsパス、RBスタークスの8ydsランで最後のタイムアウト。サックでハーフタイムへ。

第3Q

  • CHI陣26 : サック8yds(DEウィン)、RBフォーテの1ydロス、TEデイヴィス落球で3&アウト。
  • GB陣46 : RBスタークスの1ydロス、パス失敗、フォルススタートで3rdダウン16、RBスタークスへのパスは5yds止まり。
  • CHI陣21 : RBフォーテの2ydsロスのあと連続パス失敗でパント。
  • GB陣37 : RBグラントの14ydsラン、WRネルソンへの16ydsパス、RBグラントの11ydsラン、10ydsランでレッドゾーンへ。RBスタークスのラン2回止まって3rdダウン9、RBスタークスへのパスは1yd止まり。28ydsFG成功で再び10点差。
  • CHI陣20 : FBクラッツ落球、パス失敗、サック(DEウィン)でまたも3&アウト。
  • GB陣48 : WRジョーンズへの6ydsパス、RBグラントの1ydロスで3rdダウン5、WRジェニングスへのパス失敗。
  • 好パントでCHI陣02 : RBフォーテの3ydsラン、ロングパス失敗、WRサンゼンバッカーへの11ydsパスで1stダウン。ワイルドキャット隊形でフォルススタート、エクスチェンジミスでノーゲイン、WRノックス落球、スクリーンパス9yds止まりでパント。
  • CHI陣44 : WRネルソンへの7ydsパス、TEフィンリーへの12ydsパスでFG圏内に進んで最終Qへ。

第4Q

  • TEフィンリーへの15ydsパスでゴール前11ydsに。RBグラントのランが2回止まって3rdダウン9、TEフィンリーに10ydsTDパス成功
  • CHI陣17 : WRヘスターへの15ydsパスの後、WRロイ・ウィリアムズへのロングパスをSSバーネットがまたもインターセプト
  • GB陣40 : RBスタークスがいきなりファンブルロスト
  • GB陣32 : TEケレン・デイヴィスに32ydsTDパス成功
  • GB陣20 : RBグラントの4ydsラン、RBスタークスの1ydランで3rdダウン5、WRジェニングスに25ydsパス成功で1stダウン。TEフィンリーへのパスをMLBアーラカーがインターセプト
  • CHI陣45 : フォルススタートの後、インターセプトは両者反則で取り消し。CHIホールディング、RBフォーテへの5ydsパス、QBスクランブル2ydsとCHIアンネセサリーラフネスで3rdダウン33、スクリーンパスは7yds止まり。
  • GB陣27 : WRジョーンズへの5ydsパス、WRジョーンズ落球、WRジェニングスへの11ydsパスで1stダウン。GBディレイ、RBグラントのノーゲイン、WRジョーンズへのパスもノーゲインで3rdダウン15、投げ捨てでパント。
  • CHI陣32 : 残り3分55秒。RBフォーテへの15ydsパス、WRサンゼンバッカーへの5ydsパス、サック(CBブッシュ)、WRノックスへの7ydsパスで4thダウン5、WRノックスへのパスが通らずギャンブル失敗
  • CHI陣47 : RBグラントのノーゲインで2ミニッツ。QBの3ydsランでCHI最後のタイムアウト。ランプレー後にパント。リターンTDはCHI反則で取り消し。
  • CHI陣10 : RBフォーテへの9ydsパス、QBスクランブルで1stダウン。RBフォーテへの7ydsパスでタイムアップ。

 

Final Team Statistics
  Packers Bears
Points 27 17
Total Yards 392yds 291yds
First Downs 24回(ラン6・パス17・反則1) 12回(ラン1・パス11・反則0)
Rushing 100yds (29回・平均3.4) 13yds (12回・平均1.1
Passing 297 yds (28/38・3TD・1INT) 302yds (21/37・2TD・2INT)
Sacked 2回5yds 3回24yds
3rd Down Efficiency 5/13 (38%) 3/12 (25%)
     
Turnovers 2回 (INT1/FUM1回) 2回 (INT2/FUM0回)
     
Field Position 自陣34yds 自陣26yds
Punt 6回38.2yds(ネット33.2yds) 7回42.6yds(ネット37.0yds)
Kickoff Return 0回(すべてタッチバック) 3回平均21.3yds
Punt Return 5回平均7.8yds 2回平均15.0yds
Field Goals 2/2 1/1
     
Penalty 7回35yds 10回70yds
Time of Possession 37分29秒 22分31秒

2011年9月24日

ケガを明かしたくない

NFLでは誰もケガの詳細を話したがらない。相手チームのゲームプラン作成を少しでも楽にしないため、主力選手の出否をできるだけボカしたいのがヘッドコーチの本音だ。極端なヘッドコーチになると、ほとんどのケガ人を "Questionable" にリストしてしまうこともある。

しかし今回は選手側の話。選手が自分のケガのことを話したがらないのは別の理由がある。悪い場所を知られたら、実戦で相手に狙われかねない、という恐怖感が根強くあるのだ。老人のようにロッカールームを歩いているWRドナルド・ドライバーも、どこか悪いのかと記者に聞かれると、「いや、何ともないよ」と答えるのがいつものこと。開幕前にRBエイリアン・フォスター(HOU)がハムストリングのMRI映像を公開して失笑を買ったがこれは例外的なことだ。 

◆ ◆ ◆

WRドナルド・ドライバー。 「お前のヒザを壊してやる、っていう選手に出会ったことはない。でもそれを狙ってくる選手はいると思う」

匿名希望パッカーズ選手。 「ケガの詳細を明かすのは賢くない。対戦相手にアドバンテージを与えてしまう。たとえばこちらのハムストリングが悪いとわかっていても、ピンポイントで狙うことはできない。ゲームのスピードの中でそれは無理。でも脚全体を狙ってくることはあるかもしれない」

元セーフティのリロイ・バトラーは、かつてQBファーヴが親指を負傷していたとき相手ディフェンスに狙われたと証言する。 「そういうことは起こりうるってことだ。ヒザの負傷明けだと知られたら、相手は低いタックルで狙ってくる。誰も口にしないだけでね。コーチは 『いいか、ファーヴの親指を狙え』 とは言わないよ。でもミーティング室からコーチが去ったあと、『マイケル・アーヴィンは背中を痛めてる。アルヴィン・ハーパーは肋骨を痛めてる。もしフリー・ショットのチャンスが来たら、肋骨に行っとけ』 という話になる。冗談半分ではあるけれど」

昨季をヒザのケガで棒に振ったTEジャーマイケル・フィンリーは、まだ誰からも低いタックルで狙われてはいないが、審判の目の届かない場所での汚いプレーには気を付けていると言う。 「ケガをしてると知られたら狙われかねないし、パイルの下になったときに相手は狙ってくる。それはたしか」

◆ ◆ ◆

今週はCBデアンジェロ・ホール(WAS)が、「QBトニー・ロモ(肋骨骨折)の肋骨をヘルメットで狙いたい」と公言して話題になった。NFL広報部長のグレッグ・アイエロは、「ケガをさせると公言するのは不適切であり不快ではあるが、我々が懸念するのは主にフィールド内でのことだ。我々にはアンネセサリー・ラフネスやアンスポーツマンライク・コンダクトといったルールがある。選手が何を言ったか、試合前に何を言ったかに関係なく、タックルやヒットが合法であるかどうかだ」としている。

こうしたトークはむしろ相手を威圧するためのもの、と見る選手も多い。 「そのようにして相手に威圧され、本来走るべきルートから逸れたり、キャッチングができなかったりすることもありうる。相手のコメントが頭に入り込んで、本来のプレーができなかったりね」とWRドライバー。

DEライアン・ピケット。 「ケガのことを誰にも知られたくないのはたしかだ。でも誰かがわざとハムストリングを狙ってひねりに来る? いや、選手はわざとそんなことしないよ。プレーはあまりにも速く、狙っている余裕なんてない。目に映った最初のものをひっつかむことしかできないよ。それにフリーエージェントのこともあるね。今年の敵が来年にはチームメイトになる」

なお、選手はケガをしたら速やかにチームに報告することが労使協定で定められていて、違反者には球団が重い罰金を科すことができます。いっぽうチーム側は、練習を欠席したり一部休んだ選手を必ずインジャリーリポートに載せなければならないので、あまり隠すことはできない仕組み。オフになって「自分はヒザの腱を部分断裂しながら出場していた」と明かす例もありますが、"Knee"と公示さえすればどう悪いかまで公開する義務はないので、ぎりぎり合法というわけです。

Notebook: CBウィリアムズ出場確実

インジャリーリポートは下表のとおり。FSコリンズ(ちかくIRへ)、DEニール(ヒザ手術)、OLBゾンボ(肩甲骨骨折)の3人を除いてすべて"Probable"となっている。

Green Bay Packers Injury Report
Player Pos Injury Wed Thur Fri Status Notes
Nick Collins S Neck Out Out Out Out いずれIR入り
Mike Neal DE Knee Out Out Out Out 欠場
Frank Zombo LB Shoulder Out Out Out Out 欠場
Alex Green RB Achilles Probable 出場
Jermichael Finley TE Ankle Probable 出場
Chad Clifton OT Knee × Probable 出場
Ryan Pickett DE Foot Probable 出場
Clay Matthews LB Quadricep × × Probable 出場
Vic So'oto LB Back Probable 出場
Tramon Williams CB Shoulder Probable 出場
Charles Woodson CB Foot × × Probable 出場
Davon House CB Ankle Probable 出場
Chicago Bears Injury Report
Player Pos Injury Wed Thur Fri Status
Earl Bennett WR Chest × × Out
Gabe Carimi OT Kne × × Out
Marion Barber RB Calf Questionable
Roy Williams WR Groin Questionable
Lance Louis OG Ankle Questionable
Chris Harris S Hamstring Questionable
Major Wright S Head/Neck × × Questionable
Probable : Virtual certainty that player will be available for normal duty
Questionable : A 50-50 chance will not play
Doubtful : At least 75 percent chance will not play
Out : Definitely will not play
     
: Full Participation
: Limited Participation
× : Did Not Participate
: Not Listed

2011年9月23日

Notebook: WRネルソンの真価

2011年9月22日

Notebook: CBウィリアムズ復帰

2011年9月21日

Notebook: 14年ぶり株式発行へ

2011年9月20日

Packers - Panthers Notebook

FSコリンズがシーズンエンドとなったのは前の記事の通り。以下はそれ以外の点について。

FSニック・コリンズがシーズンアウト

昨日のパンサーズ戦で首を負傷したFSニック・コリンズが、今季はもうプレーできないことをマッカーシーHCが明らかにした。首のどのようなケガなのかは詳述を避けているが、代理人によれば、「骨折でも脊椎の問題でも100%ない。脊柱管狭窄症でもない」と断言。そこから判断して、「ということはQBペイトン・マニングと同じ、首の椎間板だろう」と地元メディアは推測している。

シャーロットの病院で1泊したコリンズは午後1時にグリーンベイに帰着、その後ミーティングに参加しているところに、つらい知らせを伝えなければならなかった、とマッカーシーHCは言う。現在は頭痛が残っているだけで、首の痛みもしびれ等もなく、首にブレースを着けて普通に歩き回っているとのこと。

今後は専門医の診断を受け、手術を含めた選択肢を決める予定。引退に追い込まれる可能性について聞かれると、「その点について断言できるほどケガの評価が進んでいない」とマッカーシーHCは説明している。しかし一般的に首のケガで早期引退する例は数多く、パッカーズでも1994年のWRスターリング・シャープ、コリンズの同期WRテレンス・マーフィ(2005年のCAR戦だった)が引退を余儀なくされている。

◆ ◆ ◆

優勝の原動力となったパス守備における「扇の要」であり、リーグ屈指の”Ball Hawk”であるコリンズを失うのはチームにとってきわめて大きな痛手。代役としては、昨季頑張ったSSチャーリー・ペプラーが先発に復帰し、本来フリーセーフティ向きのモーガン・バーネットがFSに回るものと思われる。新ポジションとはいっても、パッカーズはFSとSSを "Interchangeable" (両者の入れ替え可能)として扱っていたので、大きな変化ではないはず。3月にペプラーと契約延長して控えに置いておいた判断が生きてきたのはたしかだ。

ドム・ケイパースDC。 「彼の離脱が非常に痛いのは言うまでもない。フットボールの残念な部分で、どんなプレーでもこうしたことは起こりうる。ニックは素晴らしい選手であり、彼の穴を埋めるのは大変なことだ。我々は何とかして立て直し、前に進んでいくしかない。幸い我々にはチャーリー・ペプラーがいて、彼は昨季たっぷり実戦経験を積み、良いプレーをした。モーガン・バーネットも今季素晴らしいスタートを切った。彼は2試合続けて非常に良かった。今回もレッドゾーンでの重要な2タックルやインターセプトなど好プレーが多く、彼は伸びてきている」

2011年9月19日

Packers 30 - 23 Panthers

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Packers (2-0) 0 7 16 7 30
Panthers (0-2) 10 3 0 10 23

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気温18℃、曇り空のバンク・オブ・アメリカ・スタジアムにはやや空席が目立ち、パッカーズファンの姿が多い。パッカーズはCBトラモン・ウィリアムズ(肩)、パンサーズはRTジェフ・オター(脳震盪)が欠場している。

パッカーズはパンサーズ最初の攻撃で先制TDパスを許し、直後のキックオフリターンでWRランドール・コブが手痛いファンブルロスト。オフェンスが調子をつかめないうちに0-13とリードされるが、第2Q半ばに初めてTDドライブを成功させ、ようやく落ち着きを取り戻す。

第3Q初めにWRジェニングスに49ydsTDパスを通して逆転すると、ディフェンスは3連続ターンオーバーを奪って一気に優位に。3回ともFG止まりでノックアウトパンチには至らないが、第4QにはWRネルソンへの84ydsでついに14点差。最後のパンサーズ反撃を7点に抑え、なんとかアップセットを逃れることができた。

◆ ◆ ◆

先週のカーディナルスと同じく、パッカーズも大物新人QBキャム・ニュートン相手に苦しんだ。中盤に4ターンオーバーを奪えたのはCBウッドソンの活躍もあるがラッキーな面もある。オフェンスはWRジェニングスとWRネルソンのロングTDで帳尻を合わせたものの、QBとWR陣の呼吸が合わずに不安定なパス攻撃だった。先週苦しんだスペシャルチームは、カバレッジでほぼ満点の働きを見せた。

心配なケガ人は第4Qに首を負傷したFSニック・コリンズ。チームメイトが祈りを捧げ(写真)、長い中断の末に担架に全身を固定されて退場(写真)する際、かろうじて手だけ振ってファンに無事を伝えた。球団発表によると、「本人は通常の感覚があり、四肢もまったく通常どおり動かすことができる。(経過観察のため)今夜は現地の病院に泊まる」とのこと。

第1Q

  • CAR陣15 : TEショッキーへの23ydsパス成功。3rdダウン6からTEショッキーへの23ydsパス、WRスティーヴ・スミスへの15ydsパス、12ydsパスでFG圏内へ。CAR連続イリーガルフォーメーションのあと、RBスチュワートの19ydsスクリーンパスとQBドローででゴール前ydsへ。最後はWRラフェルに3ydsTDパス成功。
  • リターナーのWRコブがファンブルロスト
  • GB陣26 : GBラフィングザパサーのあと1stダウンならず、20ydsFG成功で3点追加。
  • GB陣20 : RBグラントの1ydsラン、パスで2ydsロス、フォルススタートで3rdダウン15、WRジョーンズへのスラントは14yds止まり。
  • CAR陣31 : ラン2回で3rdダウン8、QBスクランブル9ydsで1stダウン。WRスミスへの21ydsパス、TEオルセンへの34ydsパスで一気にゴール前3ydへ。CARホールディング、RBスチュワートの2ydsロスで第2Qへ。

第2Q

  • 3rdダウン15からWRスミスがショートパス落球。33ydsFG成功で13点目
  • GB陣20 : ノーハドル。3rdダウン7からTEフィンリーへの39ydsパスでCAR陣へ。TEフィンリーへの3ydsパス、RBスタークスの6ydsラン、TEフィンリーへの6ydsパスでさらに1stダウン。RBスタークスへのスクリーンパス9yds、RBグラントへのスクリーンパス8yds、パスインターフェアでゴール前1ydへ。最後はFBクーンが1ydTDラン
  • CAR陣18 : 3rdダウン3からサック(ILBビショップ)が出てパント。
  • GB陣48 : WRコブへの12ydsパスのあと、GBホールディング、QBスクランブル3yds、4ydsで1stダウンならず。。
  • CAR陣13 : QBスクランブル11yds、ラン2ydsなどで3rdダウン8、イリーガルユースオブハンド(CBウッドソン)で1stダウン。QBスクランブル7yds、RBスチュワートの5ydsランで1stダウン。WRスミスへのパスをCBウッドソンがインターセプト
  • GB陣36 : RBグラントの8ydsランで2ミニッツ。RBグラントの3ydsランで1stダウン。WRジェニングスへの6ydsパスなどで4thダウン4、WRジェニングス落球でギャンブル失敗
  • CAR陣45 : 残り40秒。RBスチュワートへのスクリーンパス14yds、パス失敗、CARパスインターフェア、RBスチュワートへの9ydsパス(CARタイムアウト#2)、パス失敗でFG圏内へ入れず。
  • GB陣06 : ニーダウンで前半終了。

第3Q

  • GB陣20 : RBスタークスの8yds、1ydラン、14ydsランで1stダウン。QBスクランブル8ydsのあと、WRジェニングスに49ydsTDパスが通って逆転。
  • CAR陣20 : 1ydランのあと、WRスミスへのパスをCBウッドソンがまたもインターセプト
  • CAR陣20 : RBグラントの6ydsラン、フォルススタート(TEクラブトリー)などで3rdダウン9、エンドゾーンへのTEフィンリーへのパスは倒れ際に確保できず。37ydsFG成功で4点リード。
  • CAR陣21 : RBウィリアムズへのスクリーンパス9ydsのあと、WRスティーヴ・スミスが25ydsパスキャッチ&ランしたところでSSバーネットがファンブルフォース、CBウッドソンがリカバー
  • GB陣32 : RBスタークスの40ydsランで一気にCAR陣28へ。さらに3rdダウン7からTEフィンリーに17ydsパスが通ってゴール前8ydsへ。FBクーンへの7ydsパスでTDならず、19ydsFG成功で7点差どまり。
  • CAR陣23 : 連続パス失敗で3rdダウン10、長めのパスがオーバースローとなり、SSバーネットがインターセプト
  • CAR陣49 : RBグラントの2ydsラン、7ydsパスとラフィングザパサーでロングゲイン。RBスタークスへのスクリーンパス11ydsでレッドゾーンへ。しかしサックとGBホールディングで24ydsも下がり、RBスタークスへの10ydsパス、WRドライバーへの10ydsパスでFG圏内に戻すのがやっと。34ydsFG成功で3点追加。
  • CAR陣20 : RBスチュワートへの21ydsパス、6ydsパスで最終Qへ。

第4Q

  • RBウィリアムズの3ydsラン、WRナーネイへの10ydsパスのあと、3rdダウン9からRBスチュワートへの12ydsパスで1stダウン(FSコリンズ負傷退場)。TEショッキーへの15ydsパスでゴール前8ydsに迫るが、QBドロー5ydsのあと連続パス失敗でTDならず。21ydsFG成功で再び7点差に。
  • GB陣26 : GBホールディング、WRコブへの13ydsパス、RBスタークスの6ydsランで3rdダウン1、RBスタークスが止められて3&アウト。
  • CAR陣32 : WRスミス落球、サック(NTラジ)で3rdダウン22、WRラフェルに32ydsパス成功。WRスミスへのクイックスクリーン15yds、RBスチュワートへの15ydsパスで一気にレッドゾーンへ。スクランブル不発(OLBマシューズのサック扱い)、WRラフェルへの9ydsパスで3rdダウン1、QBランを3ydsで止めて4thダウン4、サック(OLBマシューズ)が決まってギャンブル失敗
  • GB陣03 : 残り3分09秒。RBスタークスの12ydsランのあと、WRネルソンに84ydsTDパスが決まって14点差。
  • CAR陣17 : 残り2分08秒。RBウィリアムズへの4ydsパスで2ミニッツ。WRスミスへの68ydsパスで一気にレッドゾーンへ。パス失敗、WRラフェルへの5ydsパス(CARタイムアウト#1)、WRナーネイへの6ydsパスでゴール前へ。パス失敗、QBスクランブル2yds(CARタイムアウト#2)、QBドローでタッチダウン。再び7点差。
  • オンサイドキックはWRドライバーがキャッチして失敗に。ニーダウンで試合終了。

 

Final Team Statistics
  Packers Panthers
Points 30 23
Total Yards 419yds 475yds
First Downs 16回(ラン5・パス9・反則2) 26回(ラン6・パス18・反則2)
Rushing 124yds (21回・平均5.9) 71yds (21回・平均3.4)
Passing  308yds (19/30・2TD・0INT) 432yds (28/46・1TD・3INT)
Sacked 1回13yds 4回28yds
3rd Down Efficiency 5/12 (42%) 6/13 (46%)
     
Turnovers 1回 (INT0/FUM1回) 4回 (INT3/FUM1回)
     
Field Position 自陣34yds 自陣27yds
Punt 3回38.7yds(ネット35.0yds) 2回37.5yds(ネット37.5yds)
Kickoff Return 2回平均24.0yds 5回平均21.4yds
Punt Return 0回 2回平均5.5yds
Field Goals 3/3 3/3
     
Penalty 7回57yds 6回50yds
Time of Possession 27分26秒 32分34秒

2011年9月18日

WRランドール・コブにインタビュー

2巡指名ルーキーのWRランドール・コブ(ケンタッキー大)はデビュー戦でいきなり2タッチダウンを挙げ、しかも108ydsのキックオフリターンTDはNFLタイ記録のおまけつきだった。Press-Gazette紙による一問一答式のインタビューを抜粋で紹介する。

Q. テネシー州で生まれ育った有力選手がなぜケンタッキー大に?

「リクルーティングが決め手だった。才能に恵まれた大型選手たちと違って、僕はそれほどオファーが多くなかったんだ。オファーがあったのはテネシー、ケンタッキー、ミドルテネシー州立の3つだけ。僕にはケンタッキーでの自分の位置が一番合っていると感じた」

Q. テネシー大のニーランド・スタジアムはなじみがあるんだよね?

「そう、テネシー大のゲームでホットドッグを売ってた」

Q. それは何歳のとき?

「覚えていないけど、12か13かな。ホットドッグの入った箱を抱えて、スタンドで売って回ってた。売り切れると階段に座り、ゲームを見てたんだ」

Q. 12歳の少年がテネシー大のすぐそばで育つってどんな感じ?

「いつだってフットボールを愛していた。QBティー・マーティンやLTチャド・クリフトンのような選手を間近で見ることができた。全米チャンピオンチームだったからね(1998年シーズン)。彼らのプレーを記憶し、愛し、彼らから学んだよ」

Q. ちょっと待った。子供の頃に大学時代のチャド・クリフトンを見てたの?

「そのとおり。そのときは8歳だったから、ホットドッグを売ってたわけじゃないけどね。でも彼らのプレーやなんかはよく覚えてる」

Q. その彼といま同じロッカールームにいるのはちょっと面白いね

「ほんと、なんかクレイジーだよね。もっとクレイジーなのは、ケンタッキー大でティー・マーティンが僕のWRコーチだったことだ。子供の頃の自分のアイドルがコーチしてくれるなんてすごいことだよ」

Q. ビデオゲームに熱中することは?

「あまりないね。高校から大学にかけてはけっこうやったけど、大学最後の2年間はゲームからちょっと離れ、現実世界のフットボールの方に集中してた。今でも多少はやるよ。仲間がやるから一緒にね。でも上手くなるほどはやっていない」

Q. いまフットボールをしてなかったら何をしてた?

「たぶんコーチの道に進むか、ティーンエージャーの指導や相談相手をしてたんじゃないかな。彼らを何らかの形で助けられると常に思っているし、できるだけ多くの人を助けようと努力してる」

Q. 自信過剰だったり逆にNFLに圧倒される新人が多いけど、君は物事をよくわきまえてすごく落ち着いているように見える。君の育ちと関係があるんだろうか?

「こういう人間に成長してきたんだと思う。子供の頃からつねにNFLでのプレーを夢見てきた。やれないと思ったことは一瞬たりともなかった。そしてここまできたし、こうなるのが自然だったと感じてる。これぞ天職なんだ。これが自分のやるべき仕事、そう思って取り組んでる」

「ただ、今でも(この環境には)圧倒されてるよ。先日WRトリ・ガーリーと一緒にパッカーズの特番(おそらくNFL Network)を見て、僕らは思ったんだ。僕らはこの連中といま同じロッカールームにいるんだって。この選手たちと毎日会ってるんだなって。そういったことは今でも信じがたい」

Q. 父から学んだことは?

「教え込まれた中でいちばん大きいのは、自分が働いていないときは必ず他のヤツ(ライバル)が向上してる、ってこと。僕が練習をしていないということは、相手は僕より頑張っているということだ。ライバルは僕より一歩先に行ってしまう」

Q. テネシーで育ち、すぐ北のケンタッキーに進学したわけだけど、これまでもっとも北で暮らしたのは?

「ハハハ、これまでで最も北がケンタッキーだった。だからグリーンベイは全く新しい体験だよ。冬は相当厳しいと聞いてる。本番が来るときには準備ができてるといいけど」

Q. 気候の他に違うのは?

「アクセントだね。参るのはアクセント。食料品店に行くと、“bee-ag”は要りますかと聞かれてうろたえてしまう。なんだって? バッグのこと? アクセントにはまだアジャストしている最中なんだ」

Q. 自分の驚異的なスピードを意識するようになったのはいつ?

「僕は自分がそんなにバカッ速いと思ったことはないんだ。他人はみんなそう言うけど。努力して向上してきたことだと思う。年を重ねるうちに力がついて、速くなってきた。強くなるほど馬力が増すからね」

Q. 先週の大活躍で、家族や友人から電話攻勢なのでは?

「それによると、みんなが職場で話題にしてくれてるみたいだ。 『あれがオレの従弟だ』って話せるし、僕の母も喜んでる。母を笑顔にさせ、父や兄弟が誇りに思ってくれるのが一番。家族からの電話はいつも胸が温かくなる」

Q. 優勝後にRBスタークスの故郷では"James Starks Day"があり、RBブランドン・ジャクソンやWRジェニングスもそうだった。"Randall Cobb Day"の用意は?

「じつはパッカーズからドラフトされた後にあったんだよ。故郷に帰って、ちょっとしたサイン会をしたり。7月の独立記念日の週末で、家族や友人で毎年恒例の大きなパーティを楽しんだ」

Q. そういうのって不思議な感じじゃない?

「そうだね。僕が一番すごいなんて一度も思ったことはなかった。素晴らしいタレント、素晴らしいアスリートたちにいつも囲まれてきたから。その中でNFL入りするのが僕だなんて、だれも想像していなかったと思うんだ。仲間はすごい選手ばかりだったけれど、僕は常に先輩から多くを学んできた。彼らの良いところも、失敗したところも」

2011年9月17日

Notebook: CBシールズの成長は

インジャリーリポートは下表のとおり。

Green Bay Packers Injury Report
Player Pos Injury Wed Thur Fri Status Notes
Mike Neal DE Knee Out Out Out Out 欠場
Frank Zombo LB Shoulder Out Out Out Out 欠場
Vic So'oto LB Back × × Out 欠場
Alex Green RB Achilles Questionable 微妙
Tramon Williams CB Shoulder × × × Questionable 欠場の方向
Jermichael Finley TE Ankle Probable 出場
Ryan Taylor TE Hip Probable 出場
Chad Clifton OT Knee × Probable 出場
Davon House CB Ankle Probable 欠場
Carolina Panthers Injury Report
Player Pos Injury Wed Thur Fri Status
Jeff Otah OT Head × × × Doubtful
Kealoha Pilares WR Ankle Probable
David Thomas LB Groin Probable
Josh Thomas CB Thigh Probable
Probable : Virtual certainty that player will be available for normal duty
Questionable : A 50-50 chance will not play
Doubtful : At least 75 percent chance will not play
Out : Definitely will not play
     
: Full Participation
: Limited Participation
× : Did Not Participate
: Not Listed

2011年9月16日

Notebook: バックショルダー・パス

この日の練習時の気温は15℃。試合のあるノースカロライナ州シャーロットの気温は26℃。さいわい週末はもう少し下がる見込みだ。暑い地域のチームは(暑さに強い)白ジャージを選ぶので、今週はアウェーでもパッカーズは緑ジャージを着ることになる。

2011年9月15日

Notebook: WRジョーンズの不満

DEマイク・ニールがヒザを手術

ヒザの回復が思わしくないDEマイク・ニールが、昨日手術を受けたことが明らかになった。先月16日の練習でヒザを負傷して以来リハビリを続けてきたが、今週になって手術を決断。「かなりの期間にわたって」欠場することになるがインジャリーリザーブ入りは考えてない、とマッカーシーHCは説明している。どんな手術をしたのかは明らかでないので、回復期間はまったくわからない。マッカーシーHCの表現から推測すると、1か月程度では済まなさそう。

今季パッカーズはDEニールの能力を見込んでDEカレン・ジェンキンズとの再契約を見送ったが、これでかなり目算が狂ったことになる。ラン守備の方は駒が揃っているのでなんとかなるが、パスラッシュ力のダウンが痛い。さいわい開幕戦では3年目のDEジャリアス・ウィンがかなりの活躍を見せたので、今後もそれを続けてほしいところだ。

2011年9月14日

Notebook: 通常スケジュール

2011年9月13日

2011年トレーニングキャンプ総評

選手たちは実質5連休(金曜と月曜はミーティングおよびフィルム・セッション)を楽しんでいて、とくにニュースがない。そこで、遅ればせながら今年のトレーニングキャンプとプレシーズンでの良かった点、悪かった点をまとめてみる。本当に悪かった選手の多くがチームを去っているわけで、総花的な評価になるのはお許しを。

2011年9月11日

Notebook: RBスタークス優勢

選手たちは試合翌日の金曜にミーティングや体の手入れを行ったあと2連休となっている。

2011年9月10日

Packers - Saints Notebook

2011年9月 9日

Packers 42 - 34 Saints

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Saints (0-1) 7 10 10 7 34
Packers (1-0) 21 7 7 7 42

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晴れわたるグリーンベイの空の下、ようやく開幕の日を迎えた。アーティスト3組による野外ライブ、NFLのOB32人が各球団の旗を持って入場、2010優勝バナーの除幕と花火、星条旗や”GO PACK GO”の人文字など、大盛況の開幕イベントを終えてついにNFL2011年シーズンのキックオフ。

両軍ともオフェンス優位のうえどちらもリターンタッチダウンを成功させる強烈な点取り合戦。序盤のファンブルリカバーを活かしたパッカーズが常にリードを保ち、第3Q末の自陣4thダウンもしのいで点差を広げる。8点差に追い上げられて最後のディフェンス、タイムアップと思いきや自陣エンドゾーンでパスインターフェアを取られ、最後の1プレー追加。1巡指名RBマーク・イングラムの中央ランをしっかり止めてついに勝負あり。

オフェンス的にはラン・パスとも文句なしの内容で、プレシーズンから練習してきたノーハドルがうまく機能。2巡指名WRランドール・コブは初レシービングTDに加えて108ydsのキックオフリターンTDを決める大活躍でデビュー戦を飾った。いっぽうQBドリュー・ブリーズにパス419ydsを許したパス守備、何度もビッグリターンを許したスペシャルチームは大きな課題を残した。

パッカーズはこれで5年連続の開幕戦勝利。前年覇者の開幕戦勝利は8年連続とのこと。第4Q途中で負傷退場したCBトラモン・ウィリアムズ(肩)が少し心配なところだ。

第1Q

  • GB陣24 : ノーハドル。WRジェニングスへの9ydsパス、RBグラントの4ydsランで1stダウン。WRネルソンへの6ydsパス、サック8ydsで3rdダウン12、WRドライバーへの16ydsパスでNO陣へ。WRネルソンへの36ydsパスで一気にレッドゾーン。スクランブル1yd、RBグラントの4ydsランで3rdダウン5、WRジェニングスに7ydsTDパス成功
  • NO陣20 : 新人RBイングラムの3ydsランのあと、キャッチしたWRコルストンからFSコリンズがファンブルフォース、CBトラモン・ウィリアムズがリカバー
  • NO陣36 : RBグラントへのスクリーンパス5yds、RBグラントの10ydsラン、TEフィンリーへの16ydsパスでゴール前6ydsに迫る。投げ捨て、フォルススタート(LGラング)、WRドライバーへの8ydsパスで3rdダウン、WRネルソンに3ydsTDパス成功
  • NO陣20 : 3rdダウン4からRBスプロールズへの36ydsパスでGB陣へ。RBトーマスへのスクリーンパス8ydsなどで3rdダウン1、WRミーチェムに31ydsTDパス成功
  • GB陣20 : ノーハドル。QBスクランブル2yds、TEフィンリーへの19ydsパス、フォルススタート(LGラング)、TEフィンリーへの3ydsパス、WRジェニングスへの10ydsパス、TEフィンリーへの18ydsパスでFG圏内へ。WRコブへのパスが32ydsのTDパスに
  • NO陣17 : RBトーマスの21ydsランで第2Qへ。

第2Q

  • TEグレアムへの19ydsパスでGB陣へ。NO反則などで3rdダウン14、WRヘンダーソンへの16ydsパスで1stダウン。5ydsパスとRBイングラムの2ydsランでレッドゾーンへ。RBイングラムへの6ydsパス、投げ捨て、パス失敗で1stダウンならず。30ydsFG成功
  • GB陣20: パスとランが止まって3rdダウン9、WRネルソンへのパスは惜しくも通らず。パントリターナーのRBスプロールズが72ydsのタッチダウン
  • GB陣20 : 3rdダウン7からWRジェニングスへの13ydsパスで1stダウン。WRドライバーへの8ydsパス、RBスタークスの5ydsラン、10ydsランでNO陣へ。WRジェニングスへのクイックパスが14ydsゲイン。NOオフサイド、RBグラントの4ydsラン、RBスタークスの2ydsロスで3rdダウン3、TEクラブトリーへの4ydsパスでさらに1stダウン。2ミニッツと同時にRBスタークスの17ydsTDランが飛び出す。
  • NO陣20 : 残り1分59秒。ロングパス失敗、WRヘンダーソンへの15ydsパス、WRコルストンへの8ydsパス、サック(DEウィン)でNO最後のタイムアウト。RBスプロールズへの16ydsパスでGB陣に進むが、連続パス失敗とスクリーンパスが4ydsロスしてFG圏内に入れず。
  • GB陣20 : ニーダウンでハーフタイムへ。

第3Q

  • NO陣20 : RBイングラムのラン2回で1stダウン。パス失敗とRBイングラムの9ydsランと1ydsランでさらに1stダウン。WRヘンダーソンへの9ydsパスと2ydsランでGB陣へ。RBトーマスへの5ydsパスとWRミーチェムへの10ydsパス、RBトーマスへの15ydsパスでレッドゾーンへ。3rdダウン7からオフサイド(OLBマシューズ)で3rdダウン2になるが、サック(OLBウォルデン)で38ydsFG止まり
  • WRランドール・コブが108ydsのキックオフリターンTD
  • RBスプロールズのビッグリターンでGB陣46 : WRコルストンへの19ydsパスのあと、WRヘンダーソンに29ydsTDが通って再び8点差
  • GB陣20 : FBクーンへの7ydsパスのあとが続かず3&アウト。
  • 好リターンでGB陣49 : WRヘンダーソンへの13ydsパス、ランプレーとアンネセサリーラフネス(CBウッドソン)でレッドゾーンへ。ラン2回で3rdダウンインチズ、またも止まって4thダウンインチズ。パスラッシュに追い込まれてパス失敗
  • GB陣07 : RBスタークスの4ydsラン、WRジェニングスへの22ydsパスで1stダウン。WRジェニングスへの14ydsパス、WRネルソンへの9ydsパス、RBスタークスの2ydsラン、RBグラントの2ydsランで最終Qへ。

第4Q

  • WRネルソンへの17ydsパスでFG圏内へ。WRドライバーへの9ydsパス、FBクーンの4ydsランでNO陣10へ。RBスタークスの3ydsラン、WRネルソンへの6ydsパスで3rdダウン1、FBクーンの1ydTDランで再び15点差
  • NO陣26 : 3rdダウン4からサック(CBブッシュ)が出てパント。
  • GB陣20 : RBスタークスの9ydsラン、3ydsランで1stダウン。RBグラントの8ydsラン、3ydsランでさらに1stダウン。RBグラントの1ydラン、サック8yds、WRジョーンズへの1ydパスでパント。
  • NO陣24 : WRヘンダーソンへの18パス、TEグレアムへの21ydsパスでFG圏内へ。QBスクランブル3yds、パス失敗、RBトーマスへの9ydsパスで1stダウン。3rdダウン10からWRコルストンに20ydsパスが通ってGB陣5へ。ランがノーゲインのあと、TEグレアムに5ydsTDパス成功。8点差。
  • オンサイドキックはWRドライバーがキャッチして失敗。残り2分14秒、NO陣43 : RBグラントの2ydsランでNO最後のタイムアウト。RBスタークスの4ydsランで2ミニッツ。FBクーンへの0ydパスでパント。
  • NO陣20 : 残り1分08秒。RBスプロールズへの10yds、TEグレアムへの10yds、WRミーチェムへの18ydsパスでGB陣へ。WRコルストンへの23yds、RBスプロールズへの9ydsパスでGB陣09に進んで03秒。タイムアップと同時にパス失敗となるが、パスインターフェアでGB陣01でやり直し。最後はRBイングラムの中央ランがしっかり止まって試合終了。
Final Team Statistics
  Packers Saints
Points 42 34
Total Yards 64回399yds 73回477yds
First Downs 24回(ラン10・パス14) 27回(ラン5・パス20・反則2)
Rushing 81yds (21回・平均3.9) 103yds (27回・平均3.8)
Passing  312yds (27/35・3TD・0INT) 419yds (32/49・3TD・0INT)
Sacked 2回16yds 3回23yds
3rd Down Efficiency 8/12 (66%) 9/14 (64%)
Turnovers 0回 (INT0/FUM0回) 1回 (INT0/FUM1回)
     
Field Position 自陣27.2yds 自陣27.2yds
Punt 4回42.5yds(ネット14.5yds 2回49.0yds(ネット36.5yds)
Kickoff Return 2回平均67.5yds 3回平均27.6yds
Punt Return 1回5yds 2回平均48yds
Field Goals 0/0 2/2
     
Penalty 6回48yds 3回15yds
Time of Possession 32分54秒 27分06秒

ライブまっただなかの空撮映像 すごい人だ

ゲーム2時間前あたり Kid Rockのライブ

各球団OBがフラッグを持つ中を選手入場

国歌とともに人文字で浮き上がる星条旗

反対側には GO PACK GO の人文字

第1QにはWRランドール・コブがNFL初 32ydsのTDパスキャッチ

第2QにはRBジェームズ・スタークスの17ydsTDラン

新人RBマーク・イングラムのランを止め 長い1日がようやく終わった

さわやかに健闘を称え合う QBアーロン・ロジャースとQBドリュー・ブリーズ

2011年9月 8日

Notebook: 開幕前日

スタジアム周辺では明日の開幕イベントに向けて準備が進んでいる。プチ・スーパーボウルといった雰囲気だ。

スタジアム東側では巨大ステージの準備が進む

NFL Play 60 のイベントにて 元WRアントニオ・フリーマン(左)と元RBアーマン・グリーン

スタジアム内では人文字の準備

準備の様子を伝える地元ニュース映像

準備の様子を伝える地元ニュース映像

Green Bay Packers Injury Report
Player Pos Injury Mon Tue Fri Status Notes
Frank Zombo LB Shoulder Out Out Out Out 欠場
Vic So'oto LB Back Out Out Out 欠場
Davon House CB Ankle Out Out Out Out 欠場
Mike Neal DE Knee Questionable 微妙
Chad Clifton OT Knee Probable 出場
Jermichael Finley TE Ankle Probable 出場
Ryan Taylor TE Hip Probable 出場
New Orleans Saints Injury Report
Player Pos Injury Mon Tue Fri Status
Lance Moore WR Groin × × × Out
Garrett Hatley K Hip × × × Out
Adrian Arrington WR Knee × Questionable
Tom Johnson DT Calf Questionable
Probable : Virtual certainty that player will be available for normal duty
Questionable : A 50-50 chance will not play
Doubtful : At least 75 percent chance will not play
Out : Definitely will not play
     
: Full Participation
: Limited Participation
× : Did Not Participate
: Not Listed

2011年9月 7日

Notebook: OLBソート欠場へ

RGジョシュ・シットンの契約詳細

先日契約延長にサインしたRGジョシュ・シットンの契約内容が判明した。総額$34.95ミリオンの6年契約で、うち保証されているのは$8.9ミリオンのみ。年平均$5.825ミリオンはNFLのガードとしては7番目以下で、彼の実力と若さ(25歳3か月)を考えればかなりのディスカウントに見える。リーグ最高額ガードのローガン・マンキンズ(NE)は年平均$8.5ミリオン、うち$28.5ミリオンが保証されている。

契約ボーナスは$6ミリオン、ロースターボーナスは計$7.15ミリオン。ベースサラリーは下表のとおりで、まったくギャランティーされていない。さらに、毎年$30万ドルずつのワークアウトボーナスが設定されている。(オフシーズン練習の何%に参加すると条件クリア、といったもの)

Josh Sitton 6 year contract
Year base salary roster bonus workout bonus Cap Number
2011  $700,000 $2,900,000    $4,896,000
2012 $950,000 $2,400,000 $300,000 $4,850,000
2013 $3,400,000 $650,000 $300,000 $5,550,000
2014 $4,500,000 $400,000 $300,000 $6,400,000
2015 $4,850,000 $400,000 $300,000 $6,750,000
2016 $5,900,000 $400,000 $300,000 $6,600,000
契約ボーナス: $6,000,000 (年$1.2Mずつ5年に分けて計上)

年平均サラリーをチーム内で比べると、QBロジャース($12.7ミリオン)、CBウッドソン($10ミリオン)、WRジェニングス($9.2ミリオン)、CBトラモン・ウィリアムズ($8.25ミリオン)、FSコリンズ($7.6ミリオン)、ILBホーク($6.75ミリオン)、DEピケット($6.23ミリオン)の7人がすくなくともRGシットンよりも上にいる。

NFL Kick Off 2011

NFL全体の開幕ゲームとして今週はさまざまなイベントが行われる。NFL Kick Off Game と銘打った大型イベントとなったのは2002年から。最初は9/11テロ事件の傷跡残るニューヨーク復興を助けるという意図があったらしい(初回はNYGがホスト)。スーパーボウル制覇チームが必ずホストを務めるようになったのは2004年のペイトリオッツから。ここ6年連続でNBCが放映を担当している。

今週の主なイベントは以下のとおり。(すべてグリーンベイ時間)

◆ 火曜

◆ 水曜

◆ 木曜 ゲームデイ