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Packers 20 - 19 Chiefs
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2011年9月 2日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Chiefs (0-4) |
2 |
14 |
0 |
3 |
19 |
Packers (3-1) |
7 |
0 |
13 |
0 |
20 |
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気温22℃、快晴のランボーフィールド。ゲーム数時間前にはスタジアム拡張プロジェクトの起工式も行われた。チーフスとのプレシーズンゲームは通算13回目、最終週での対戦は2年連続。パッカーズはベテランの多くが欠場し、さらに攻守とも1stチームは1シリーズだけだった。いっぽう今夏3戦で平均7.7得点と苦しむチーフスは、攻守とも主力が第4Q途中まで出場した。(QBマット・キャッセルは第2Q半ばで負傷退場)
パッカーズは1stチームオフェンスが簡単にTDドライブを成功させるが、2ndチームに代わったとたんオフェンス不振で守勢一方に。Cマクドナルドのスナップミスでセーフティを喫したあと、第2QにTDパスを2回決められて逆転を許す。後半も受け身の展開は変わらないが、ディフェンスの活躍で3シリーズ連続のターンオーバーを奪い、新人OLBヴィック・ソートのINTリターンTDでついに逆転。終了と同時にチーフスの56ydsFGトライが左に逸れ、めでたくプレシーズン終了となった。
◆ ◆ ◆
QBロジャース率いる1stチームは最初のシリーズでTDパスを成功させて退場。しかしQBフリンの2ndチームもQBハレルの3rdチームもさんざんな出来で、1stダウンを更新することすらできない。被サックこそ2回だけだったが、パスプロテクションの不安定さは相変わらず。トップWR5人が出ていないので致し方ないとはいえ、QBやレシーバーのミスも多かった。
トータルヤーデージわずか122yds、1stダウンわずか8回で勝てたのは、控えディフェンスが勝負強くターンオーバー(5回)を奪ってくれたおかげだ。スペシャルチームでは、49ydsのキックオフリターン、パントの部分ブロック、リターナーのファンブルロストといったミスがあった。
ドラフト外ルーキーのOLBヴィック・ソートはもともと開幕ロースター入りが有力になっていたが、この日は1.5サック、1ファンブルフォース、1INTリターンTD(アンド初ランボーリープ)を挙げる大活躍でヒーローとなった。さいわいこの日のケガ人はCBデヴォン・ハウス(足首捻挫)だけのようだ。
第1Q
- KC陣21 : 3rdダウン8からRBジャマール・チャールズへの12ydsパスで1stダウン。ラン2回で3rdダウン5、サック(OLBソート)が出てパント。
- GB陣44 : RBグラントの23ydsラン、4ydsラン、オフサイド、3ydsランで1stダウン。3rdダウン8からWRガーリーへの13ydsパスでゴール前8ydsへ。クイック横パスがノーゲインのあと、TEクラブトリーに8ydsTDパス成功。
- 好リターンでKC陣44 : WRボウへの10ydsパス、QBスクランブル7yds、RBマクラスターへの7ydsパス、TEモエアキへの6ydsパスでFG圏内へ。RBチャールズのランでOLBソートがファンブルフォース、CBリーがリカバー。
- GB陣15 : GBホールディングのあと、WRガーリーへの25ydsパスはチャレンジで不成功に。RBスタークス落球のあと、CマクドナルドのショットガンスナップがQBの頭を超えてセーフティに。
- KC陣25 : 3rdダウンでのパス成功はKCホールディングで取り消し。3rdダウン15からスクリーンパスは6ydsどまり。4thダウン9、パンターがパスを投げてトリックプレー成功。
第2Q
- KC反則のあと、TEモエアキへの14ydsパス、TEポープへの7ydsパスでGB陣へ。3rdダウン5からWRボウへの29ydsパスでレッドゾーンに進み、最後はRBマクラスターに10ydsTDパス成功。
- オンサイドキックはSジェニングスが押さえてKC陣49から。RBスタークスの1ydラン、TEウィリアムズへの6ydsパス、KCアンネセサリーラフネスでFG圏内へ。フォルススタートのあと、CBブランドン・フラワーズがインターセプト。
- KC陣32 : WRボウへの12ydsパス、サック(NTグリーン)でQBキャッセルが退場し、QBタイラー・パルコ登場。RBマクラスターの9ydsラン、TEポープ落球でパント。
- GB陣18 : RBグリーンのランが2回ともロスし、3rdダウンのパスはWRテイラーと呼吸が合わず。
- KC陣42 : サック(OLBソート&ILBスミス)で3rdダウン22、パス失敗で3&アウト。
- GB陣47 : QBスクランブル7yds、RBグリーンの3ydsランで1stダウン。サックされてファンブルロスト。
- KC陣47 : ラン2回で3rdダウン2となって2ミニッツ。RBジョーンズの3ydsランで1stダウン。RBマクラスターの6ydsラン、RBマクラスターへの12ydsパスでレッドゾーンに。3rdダウン8でのパスは数インチ足りないが(タイムアウトもなし)、4thダウンでWRボウに2ydsTDパス成功。
- GB陣20 : 残り13秒、RBグリーンのラン1回でハーフタイムへ。
第3Q
- GB陣18 : TEウィリアムズへの6ydsパス、RBナンスの2ydsラン、パス失敗で3&アウト。
- KC陣31 : 3rdダウン11からWRボウへの18ydsパスで1stダウン。RBマクレインの6ydsラン、RBチャールズの10ydsラン、RBジョーンズの4ydsラン、RBマクラスターの9ydsランでFG圏内へ。RBチャールズがファンブルし、CBリーが拾ってKC陣26まで68ydsリターン。
- KC陣26 : TEウィリアムズ落球、RBナンスの1ydラン、WRウェストへのパス失敗。43ydsFG成功。
- KC陣18 : QBからRBマクラスターへのエクスチェンジミスでファンブル、ILBカーディア・ジャクソンがリカバー。
- GB陣14 : QBハレル率いる3rdチーム登場。3rdダウン3から、投げようとしたQBハレルが手を滑らせ、かろうじて自分でリカバー。32ydsFG成功で3点差。
- KC陣27 : 3rdダウン5から、OLBソートがインターセプトしてそのままタッチダウン。
- KC陣21 : 3rdダウンインチズからQBスニークで1stダウン。WRブレストンなどでさらに1stダウン。フォルススタートのあと、RBマクラスターへの7ydsパスで最終Qへ。
第4Q
- 3rdダウン5からサック(FSジェニングス&ILBジョセフ)が出てパント。リターナーのWRシェイキー・スミソンがファンブルロスト。GB陣16から、4ydsロスタックルとクイックパス2ydsで3rdダウン12、RBマクレインのランは5ydsどまり。31ydsFG成功で1点差に。
- GB陣20 : FBホースへの8ydsパス、RBナンスの12ydsラン。QBハレルがファンブルして大きく下がり、けっきょくパント
- KC陣14 : RBジョーンズの2ydsラン、WRボウへの8ydsパスで1stダウン。WRアーバンへの14ydsパス、RBジョーンズの5ydsラン、TEベクトへの15ydsパスでGB陣へ。3rdダウン3から、SSブラットンの弾いたパスをILBジャクソンがインターセプト。
- GB陣24 : RBブランドン・セインの4yds、6ydsランで1stダウン。4ydsラン、3ydsラン、TEウィリアムズへのパス失敗でパント。
- KC陣14 : KCホールディングで2ミニッツ。WRカッパー連続落球、QBスクランブル8ydsで4thダウン9、WRコルバートへの17ydsパスでギャンブル成功。WRアーバンへの8ydsパス、KCホールディング、WRアーバンへの8ydsパス、QBスクランブル15ydsでGB陣46に進み、残り13秒でスパイク。パス失敗、TEスレイトへの8ydsパスでGB陣38に進み、残り2秒で最後のタイムアウト。56ydsFGは左にそれて試合終了。
ケガ人情報
- 第2Q末にCBデヴォン・ハウスが足首を捻挫。マッカーシーHCから報告があったケガ人はこれだけ。
- 欠場は、WRジェームズ・ジョーンズ(ヒザ打撲)、WRランドール・コブ(ヒザ打撲)、TEジャーマイケル・フィンリー(足首捻挫)、TEライアン・テイラー(股関節屈筋)、OTクリス・キャンベル(肩)、DEマイク・ニール(ヒザ)、DEローレンス・ガイ(脳震盪)、OLBフランク・ゾンボ(肩甲骨骨折)、Sアンソニー・レヴィーン(脳震盪)。
- ケガとは関係なく、WRグレッグ・ジェニングス、WRドナルド・ドライバー、OLBクレイ・マシューズ、ILB A.J.ホーク、CBチャールズ・ウッドソン、FSニック・コリンズは出場しなかった。
- 第2週コルツ戦のウォームアップ中に肩甲骨を骨折したOLBフランク・ゾンボは、「X線検査をしたところだけど、すごく速く回復してる。開幕2試合欠場で済めばと願ってる」と語っている。
Final Team Statistics |
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Packers |
Chiefs |
Points |
20 |
19 |
Total Yards |
122yds |
405yds |
Rushing |
80yds (21回・平均3.8) |
124yds (24回・平均3.5) |
Passing |
42yds (8/19・1TD・1INT) |
281yds (34/47・2TD・2INT) |
First Downs |
8回 |
23回 |
3rd Down Efficiency |
1/9 (11%) |
8/19 (42%) |
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Turnovers |
3回 (INT1/FUM2) |
5回 (INT2/FUM3) |
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Field Position |
自陣31.4yds |
自陣28yds |
Punt |
4回46.5yds(Net44.5yds) |
4回32.8yds(Net30.8yds) |
Kickoff Return |
1回24yds |
6回平均26.2yds |
Punt Return |
2回平均4yds |
2回平均4yds |
Field Goals |
2/2 |
1/2 |
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Penalty |
3回27yds |
8回67yds |
Time of Possession |
20分04秒 |
39分56秒 |
- オフェンスの犯したターンオーバーは3つ。
- 第2Q、WRトリ・ガーリーを狙ったパスがCBフラワーズに読まれて回り込まれてインターセプト。QBフリンのコントロールも悪かったかもしれないし、タイミングが遅かったために読まれたかもしれない。WRガーリーのルート取りがシャープでなかったかもしれない。
- 第2Q、右プレーアクションから投げようとQBフリンがセットしたところ、左アウトサイドからのCBブリッツがフリーで入ってきてサック&ファンブルロスト。プレーコールがドンピシャだったのはたしかで、OLよりもQBフリン自身に責任か。
- 第4Q、WRシェイキー・スミソンがパントをフェアキャッチしようとしてマフしてしまい、リカバーされた。もし再逆転されていればこれが敗因だった。前進しながらのパントキャッチはいつでも危ない。
- ディフェンスの奪ったターンオーバーは5つ。これが最大の勝因。
- 第1Q、RBジャマール・チャールズのランで、倒れ際にOLBヴィック・ソートがむしり取るようにファンブルフォース、CBパット・リーがリカバー。自陣レッドゾーンで失点を逃れた。
- 第3Q、RBジャマール・チャールズのランプレーでFS M.D.ジェニングスがファンブルフォース、CBパット・リーが拾って68ydsリターン。あと1人かわせばタッチダウンだった。FGを逃れてFGを成功させたので差し引き6点。
- 第3Q、QBタイラー・パルコがつまずきながらハンドオフしてRBマクラスターがファンブル。ILBカーディア・ジャクソンがリカバー。これは相手側の自滅によるもの。
- 第3Q、左OLBヴィック・ソートがRBマクラスターへのパスをインターセプト、そのまま簡単に33yds走って逆転タッチダウン。FSジェニングスのブリッツを見たQBパルコが早めのパスをRBに投げ、カバレッジに下がっていたOLBソートが見事なタイミングでパスコースに飛び出し、あとはごく簡単だった。
- 第4Q、QBパルコからTEスレイトへのパスをSSアンソニー・ブラットンが弾き、そばにいたILBカーディア・ジャクソンがインターセプト。SSブラットンの鋭い飛び込みがよかった。
- 第2Qはじめ、WRドゥウェイン・ボウに29ydsパスを許したCBパット・リーは後ろからボールを叩き出したが、ボールは惜しくもアウトオブバウンズへ。
- チーム全体のパス成績は8/19、53yds、1TD、1INTのレーティング45.3。被サック2回11yds。QBフリンもQBハレルも3rdダウン成功が一度もなく、控え組は惨憺たる内容だった。1stチーム相手とはいえ、これはひどすぎる。
- 先発QBアーロン・ロジャースは1シリーズだけ出場し、3/4、20yds、1TDのレーティング134。被サックなし。プレシーズン4試合の合計レーティング130.1。
- 2番手QBマット・フリンは6シリーズ出場し、2/10、12yds、0TD、1INTのレーティング0.01と惨憺たる成績。パスラッシュに追いかけられ通しだったうえ、WRとタイミングが合わない場面も目立った。
- 3番手QBグレアム・ハレルはシリーズ出場し、3/5、21yds、0TD、0INTのレーティング69.6。TDパスを狙う場面で手を滑らせてファンブルしたのが情けない。
- チームラッシングは21回80yds(平均3.8)。
- 先発RBライアン・グラントは4回31yds(平均7.8)。
- RBジェームズ・スタークスは1回1ydsのみ。
- RBアレックス・グリーンは5回7yds(平均1.4)。
- RBディミトリ・ナンスは4回17yds(平均4.3)。
- RBブランドン・セインは4回17yds(平均4.3)。
- WR/TE陣は以下のとおり。パス成功がわずか8回なので全体に貧弱。
- WR陣はトップ5人が欠場のため、WRチャスティン・ウェストとWRトリ・ガーリーが1stチームで出場した。WR陣のレベルの低さが控えQB陣の足を引っ張った感もある。
- WRトリ・ガーリーは2回12yds。
- TEトム・クラブトリーは2回13yds、1TD。TEアンドリュー・クウォレスは1回8yds。5巡指名TE D.J.ウィリアムズは2回12yds。
- OL陣は以下のとおり。
- 先発OL陣は1シリーズだけ。先週と同じくLTクリフトン、LGラング、Cウェルズ、RGシットン、RTブラガ。被サックはなく、RBグラントのランもまずまずだった。
- 2ndチームOL陣はLTシェロッド、LGディートリック=スミス、Cマクドナルド、RGドミンゲス、RTニューハウス。途中でCマクドナルドとLGディートリック=スミスが入れ替わるシリーズがあった。
- 3rdチームOL陣は、LTシェロッド、LGシュローダロフ、Cディートリック=スミス、RGジーナス、RTドミンゲス。
- 被サックは2回11yds。1stチームの被サックはなし。1つ目は第2Q、左アウトサイドからのCBブリッツがフリーで入ってきてしまい、サック&ファンブルロスト。2つ目は第3Q、QBハレルが手を滑らせてファンブルしたもので、これでもサック扱いになるらしい。
- ディフェンスの陣容は以下のとおり。
- 1stチームは1シリーズだけ。DEウィン、NTピケット、DEラジ、左OLBジョーンズ、右OLBウォルデン、ILBフランソワ、ILBビショップ、CBシールズ、CBトラモン・ウィリアムズ、SSバーネット、FSペプラー。(ニッケルはCBブッシュ)
- 2ndチームは、DEウィン、NTハワード・グリーン、DEウィルソン、右OLBラティモア、左OLBソート、ILBフランソワ、ILB D.J.スミス、CBハウス、CBリー、CBブランディアン・ロス、Sアンダーウッド、S M.D.ジェニングス。
- 3rdチームは、DEイーライ・ジョセフ、NTジェイ・ロス、DEウィルソン、右OLBラティモア、左OLBエルモア、ILBイライジャ・ジョセフ、ILBジャクソン、CBリー、CBゴーディ、CBブランディアン・ロス、FS M.D.ジェニングス、SSアンソニー・ブラットン。
- OLBマシューズ不在もあって、1stチームのときからOLB陣はかなりローテーションしている。たとえばOLBソートは1stチームでも3rdチームでも出場機会があった。
- パス守備はQB2人に対して33/46、292yds、2TD、2INTのレーティング98.5。
- 先発QBマット・キャッセルは4シリーズ出場し、15/17、129yds、1TD、0INTのレーティング117.9。本人によれば「一時的に息ができなくなっただけ」とのことだが、なにしろ370ポンド近いNTハワード・グリーンの全体重で叩きつけられた(写真)のだから、右肩を痛めていても不思議ではない。
- 2番手QBタイラー・パルコは18/29、163yds、1TD、2INTのレーティング60.0。
- パッカーズ守備のサックは4回23yds。1つ目は左OLBソートがブルラッシュで押し込んでサック。2つ目はNTハワード・グリーンの重量サック(QBキャッセル退場)。3つ目はILBスミスとOLBソートの合同サック。4つ目はFSジェニングスとILBジョセフの合同サック。
- ラン守備は35回124yds(平均3.5)、最長15yds。エースRBジャマール・チャールズ(平均2.1)と2番手RBトーマス・ジョーンズ(平均2.3)はよく止めたものの、RBデクスター・マクラスター(平均5.4yds・パスキャッチ6回39yds)がなかなか捕まえられない。
- MVPはなんといってもOLBヴィック・ソート。1.5サック、1ファンブルフォース、1インターセプト(TD)の荒稼ぎで、初ランボーリープも経験できた(写真)。試合最初のキックオフカバレッジチームに加わっていたのもコーチ陣の評価の証で、ドラフト外からの開幕ロースター入りをこれで確実にした印象。
- MVP次点はCBパット・リー。チーム最多の9タックルに加え、ファンブルフォース1回、ファンブルリカバー2回(67ydsリターン)、パスディフェンド1回、QBプレッシャー1回。
- 反則は3回27ydsと少なく、後半はゼロ。チーフスは反則8回67ydsと多かった。
- RGドミンゲスのホールディング。
- LGマクドナルドのフォルススタート。
- WRトリ・ガーリーがインターセプトされた相手にホースカラー・タックル。微妙な判定だった。
- キックオフリターンはWRシェイキー・スミソンが1回24yds。あと2回はタッチバック。
- パントリターンは1番手WRケリー・テイラーが1回8yds。2番手WRシェイキー・スミソンは前述のとおりマフしてロスト。
- Kメイソン・クロスビーは、43ydsFGと32ydsFGをどちらも成功。プレシーズン4戦で6/7、成功率85.7%。今回はタッチバックになるほど深いキックオフがなかったのは、カバレッジの練習目的だろうか。リターナーの前でバウンドさせる低いキックオフも試していた。
- Pティム・マステイのパントは4回平均46.5yds、ネット平均44.5ydsと申し分なし。サイドライン際ぎりぎりに落とすパントが上手かった。最後のパントはラッシュにティップされたが、よく転がってくれてラッキーバウンドに。今夏4戦で平均48.8yds、ネット42.6ydsと絶好調でプレシーズンを終えた。
- キックオフカバレッジは6回平均26.2yds。第1Qの49ydsリターンがいただけない。パントカバレッジは2回平均4ydsと文句なしだが、これはもちろんパンターのおかげもある。
- 第1Q末、4thダウン9でチーフスのパンターのダスティン・コルクイットがパスを投げてトリックプレー成功。SSチャーリー・ペプラーもよく反応したが、惜しくも間に合わなかった。
- この日のゲームキャプテンは、Cウェルズ、B.J.ラジ、LSグード。
- いつもはプレス席から観戦するテッド・トンプソンGMだが、今回はサイドラインから観戦。この日は彼とマッカーシーHCが若手のロースター争いを見極めるためのもの、と言っていい。
- RBグラントのTVインタビュー中、またしてもOLBクレイ・マシューズが背後に忍び寄る。(写真)
- プレシーズンゲームに先立って、ランボーフィールド拡張プロジェクト(先週の記事へ)の起工式が行われた。マーク・マーフィ社長とジェイソン・ウィード副社長、それに地元政治家たちがスコップを持って記念撮影をしている。(写真)