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Notebook: キャリー数の配分は
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2011年9月 6日
この日はフルパッド練習。前回記事のとおり今年からフルパッド練習はレギュラーシーズンで14回だけとなっている。この日は気温15℃と肌寒いほどで、コーチやスタッフはジャケットを着込んでいた。
- 今季最初のインジャリーリポートがアップされている。
- TEライアン・テイラー(股関節屈筋)は1週間ぶりに復帰してフル参加。
- 練習を休んだのはCBデヴォン・ハウス(足首)とOLBフランク・ゾンボ(肩甲骨骨折)だけ。彼らの欠場はすでに決定した。
- 昨季開幕週は11人がインジャリーリポートに載っていた(そのうちケガによる欠場は2人)ことを考えると、かなり良好なチーム状態といえそう。
- 昨日から復帰のTEジャーマイケル・フィンリー(足首)は部分的に参加。「1週間休んだので慎重に進めているだけ。昨日はフル参加してかなりの量をこなしたしね。今日は彼が必要な部分だけに絞った」とマッカーシーHC。
- 同じく昨日から復帰のDEマイク・ニール(ヒザ)はインジャリーリポート上は”limited”だが、ほぼフル参加できていたようだ。
- RBライアン・グラントとRBジェームズ・スタークスのキャリー数配分について、ジェリー・フォンテノーRBコーチ。 「2人ともすべてのシチュエーションでプレーさせる。完全に均等にするか? そこまでは保証できない。しかしできるだけキャリー数を同じにし、ボールを持ってクロックをコントロールする機会が同じになるよう努力するつもりだ」
- 同じくキャリー配分についてジョー・フィルビンOC。 「展開によっては、調子のよい方に任せてしまう場合もある。その選手に相手ディフェンスが苦労しているようならそちらに続けさせ、それで心配はない」
- フルバックがクーン1人なら、NT B.J.ラジを起用する手はないのだろうか? 「本人のところへ行って聞けばいい。きっとやりたいと言うはずだ。よさそうな考えだ」とジョー・フィルビンOCは笑う。NTラジは、「あのファルコンズ戦は僕にとって初めての経験だった。期待もそれほど大きくなかったと思うし。僕が楽しんだことはコーチたちも知っているはずだし、もし僕にやらせてみたいなら、ぜひまたやってみたいね。やればやるほど上手くなると思う。ただ正直言うと、コーチ・マッカーシーとは一度もそんな話し合いはしていないんだ」
- 昨季セインツのパス試投数はNFL2位の661回。 「僕らの方へたくさん投げてくるのは間違いないね。これこそコーナーたちの夢に見ることだ。僕らは常にボールへのプレーを求めているから、これは最高のチャンスだ。もちろん、ドリュー(QBブリーズ)やレシーバーたちとの対戦はチャレンジだよ。ハイパワー・オフェンスと対戦するのはチャレンジだ。でも僕らは対戦したいし、それだけの戦力を備えてる」とCBトラモン・ウィリアムズ。
- WRランドール・コブは1992年のCBテレル・バックリー以来19年ぶりの新人エース・パントリターナー。パッカーズは長いことリターナーで苦しみ、CBウィル・ブラックモンの活躍した2007-08年を除けばNFL20位以下ばかりだった。 「インパクト・プレーヤーになりたいし、なるつもりだ。相手にとっての脅威に、僕もなりたい。チームによいフィールドポジションを与えたい。ただ僕1人の仕事じゃない。ブロッキング・スキームがあって、ブロッカーたちが仕事をしてくれて、初めて僕も仕事ができる」
- 昨季NFLのキックオフ平均落下地点は0.5ydsライン。今年はキックオフ位置が5yds前に変更されたので、落下地点はゴールライン奥4.5ydsという計算になる。 「これまで見たところ、20ydsまでリターンするだけでも一苦労だ。とくにゴールラインから5yds以上深くからだとね。ブロッキングが非常によくなくてはならない。スペースが圧縮され、これまでより素早くカバレッジがやってくる。フィールドポジションにかなりの影響を与えるはずだ」とショーン・スローカムSTコーチ。どのようなときにタッチバックにするか明確な指針を設けるが、最終的な判断はリターナーのWRコブだとのこと。
- ディフェンディングチャンプでありながら、パッカーズに30歳以上の選手はわずか6人。上からWRドライバー(36)、LTクリフトン(35)、CBウッドソン(34)、NTハワード・グリーン(32)、DEピケット(31)、Cウェルズ(30)。
- OLBジャマリ・ラティモアは背番号を47番から57番に変更。プラクティス・スクワッドのCサンプソン・ジーナスは56番から65番に変更した。
- 先日解雇されたC/Gニック・マクドナルドとWRケリー・テイラーはどちらもペイトリオッツのプラクティス・スクワッドに。
- 東側駐車場でのステージ建設作業は順調に進行中。建設関連やコンサート関連のトレーラーで駐車場が埋まる勢いだ。