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Notebook: 新人RBグリーンに初の出番
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2011年9月30日
今週唯一のフルパッド練習。
- OLBクレイ・マシューズ(太もも)とCBパット・リー(背中)が練習に復帰。CBウッドソン(足)を含め、その他のケガ人はまだ休んでいる。
- 8月16日の練習(ノンコンタクト)でヒザを負傷したDEマイク・ニールは2週間前に関節鏡手術を受けてリハビリ中。 「バイウィーク明け(11月初め)には出場できると楽観してる。完治まではいい週もあれば悪い週もある、とドクターから言われた。あと4週から5週の復帰を目指してる」
- DEニールは開幕を目指して練習を再開したが、けっきょく手術を受けることに。 「3回MRI検査を受けても腱に問題が見つからなかったから、開幕に間に合うと思ってた。でも開幕戦を休んでも腫れが引かないので、関節鏡手術を受けることになった。すると関節から軟骨が飛び出しているのがわかり、除去しなきゃいけなかった。腫れや痛みの原因はそれだったんだ。3日後にはかなり腫れがおさまり、日に日によくなってきた。水を抜くこともなく、自然に任せている。ランニングはまだだけど、スクワットなどの運動は再開してる」
- OLBジャマリ・ラティモアは今週の練習で肩を負傷して出場が微妙に。
- QBのハード・カウントは相手ディフェンスの動きを察知したりオフサイドを誘う重要なツールだが、ベアーズ戦ではフォルススタート5回のうち3回がQBロジャースのハード・カウントに引っかかってしまったもの。 「先週の練習を通して1回もなかったのに、実戦に出て右に左に動いたらフォルススタートを繰り返してしまった。僕らは個々でもっとしっかりやらないと」とLG T.J.ラング。
- 入団以来最悪のゲームだったRBジェームズ・スタークス。 「僕はもっといいリードをして、もっとタックルを破らなきゃいけない。でも基本的には、過ぎたこととして乗り越えてる。失敗から学んで向上していかないと」
- ベアーズ戦でのRBスタークスについてジェリー・フォンテノーRBコーチ。 「彼がキャリーするときにはレーンが開かないプレーがあったし、彼自身の判断が悪かったのもいくつかあった。もちろんファンブルは致命的なミスであり、基本を守っていれば避けられたはずだ。それ以外は不運によるところが大きかった。彼がキャリーするときにはチーム全体のパフォーマンスがよくなかった」
- これまではスカウトチームばかりだった3巡指名RBアレックス・グリーンだが、RBグラント欠場となればいよいよ初めての出番だ。 「アレックスは爆発力があり、クイックな足を持つ選手だ。スペースでの視野がすごくよく、プレーが速い」とジェリー・フォンテノーRBコーチ。
- 昨日QBロジャースが「TEジャーマイケル・フィンリーのメンタル・ミステイクがTDになった」と話したのは第2QのTDパスのことだった(ビデオ)。ランプレーと勘違いしたTEフィンリーはOLBブリッグスをゴールライン付近まで押し込んでしまい、ランでないと気が付いて相手を振り払った瞬間にパスが来た。 「(ランに変更する)チェック・コールが聞こえたような気がしたんだ。僕はブリッグスをブロックに行き、そのとき視界の隅にARodがロールアウトしてくるのが見えた。振り向いたらもうボールは空中だったから、ただ飛びつくしかなかった。素早いアジャストメントだよ。体重は左に行き、手は右に行ったから、倒れ込むしかなかった。タッチダウンはタッチダウンだ」
- QBロジャースからミスを指摘されたことについてTEフィンリー。 「問題は1プレーか2プレーだけで、それ以外はみなよかったんだ。ああいったミスを直して僕も向上していける。あれも彼の仕事だ。このチームのクォーターバックなんだから。何かが目に付いたら、それを僕たちに指摘するのが仕事なんだ。彼はそうしただけだし、その点でいい仕事をしてる。僕は満足してるよ」
- OLBラティモアの負傷により、同じくドラフト外のOLBヴィック・ソートはいよいよ初出場か。 「今日の練習では私も見る機会があったが、ソートはとてもよかった。スローカムSTコーチもつきっきりでスペシャルチーム指導をしていた。そう、我々はヴィックを出場させる準備を進めている」とマッカーシーHC。
- QBアーロン・ロジャースが9月のNFC Offensive Player of the Month(月間MVP)に選出された。レーティング(120.9)、パス成功率(71.8%)、TD/INT比率(8:1)はどれもNFL1位。同賞の受賞は2009年10月、2010年12月に続いて自身3回目。
- NFL史上最高のパス成功率(シーズン)はドリュー・ブリーズ(2009)とケン・アンダーソン(1982)の70.9%で、今年のQBロジャースは71.8%でそれを上回っている。QBレーティング120.8はペイトン・マニング(2004)の121.1に次ぐ史上2位のペース。
- OLBエリック・ウォルデンはベアーズ戦でのラフィングザパサーで$15000ドルの罰金。本人は不満を述べているが、あの遅いタイミングでQBの顔付近に行っているので致し方ない。
- MLBのミルウォーキー・ブリュワーズは29年ぶりの地区優勝、3年ぶりのプレーオフ進出。アリゾナとの第2戦の時間がパッカーズ対ブロンコスと重なることに地元ファンからは不満の声が多い。 「朝食でのコーチや選手の間でもブリュワーズのプレーオフや昨夜のワイルドカード争いの話題、とくにタンパベイとセントルイスの勝ち上がり方だ。我々はブリュワーズと気持ちを合わせているし、彼らの成功を願い、観戦し、応援していきたい」とマッカーシーHC。
- ブリュワーズといえば、QBロジャースと仲のいいライアン・ブラウン外野手(写真)も9月の月間MVPを受賞した。27歳ですでにオールスター4回、4年連続100打点を記録し、いまやウィスコンシンを代表する両スター。