過去の記事 2008年4月 全文表示  (リスト表示はこちら

2008年4月30日

Draft Notebook 9: WR Brett Swain

Draft Notebook 8: QB Matt Flynn

Draft Notebook 7: OT Breno Giacomini

Draft Notebook 6: OG Josh Sitton

Draft Notebook 5: DE Jeremy Thompson

2008年4月29日

Packers Draft Notebook

Draft Notebook 4: TE Jermichael Finley

Draft Notebook 3: CB Patrick Lee

Draft Notebook 2: QB Brian Brohm

Draft Notebook 1: WR Jordy Nelson

2008年4月28日

2008年 グリーンベイ・パッカーズ全指名選手

ドラフト2日目は3巡から。パッカーズの3巡はトレードダウンなく、これもニーズどおりにテキサス大のTEジャーマイケル・フィンリーを指名した。4巡に入ると、トンプソンGMがキャリア初のトレードアップを敢行。再びジェッツとのトレード(代償は5巡指名権)で11スポット上がり、4巡3位でウェイクフォレスト大のDEジェレミー・トンプソンを指名した。4巡2つめはまたもトレードダウンし、4巡末と5巡で連続してOLを指名。3つある7巡の最初は2人めのQB、さらに2人めのWRを指名。

最後の指名権は来年の6巡指名権と交換し、計9人指名して今年のドラフトを終えた。今年のトレードは計5つで、内訳はトレードダウン3つ、トレードアップ1つ、来季の指名権との交換が1つ。

2008 Green Bay Packers Draft Picks
Pick 全体 Pos. Name College 備考 No.
1巡30位 30位    NYJの2巡5位(全体36位)へトレードダウン 4巡14位をゲット
2巡 5位 36位 WR Jordy Nelson Kansas State 身長6フィート3の大型白人WR 87
2巡25位 56位 QB Brian Brohm Louisville 1巡予想も多かったが2巡下位まで残った 11
2巡29位 60位 CB Patrick Lee Auburn サイズのあるフィジカルなCB 22
3巡28位 91位 TE Jermichael Finley Texas 身体能力高い荒削りなレシービングTE 88
4巡3位 102位 DE Jeremy Thompson Wake Forest 長身でスリムな万能タイプDE 99
4巡14位 113位    1巡トレードでNYJから獲得 その後NYJ相手に再びトレードアップ
4巡29位 128位    5巡2位にトレードダウンして7巡10位をSTLからゲット
4巡36位 135位 OG Josh Sitton Central Florida 大学ではRTだがガードの予定 71
5巡 2位 137位    4巡29位からここへトレードダウン さらにMIN相手にトレードダウン
5巡15位 150位 OT Breno Giacomini Louisville 長身右タックル ブロームの同僚 68
5巡27位 162位    4巡のトレードアップでジェッツに譲渡
7巡 2位 209位 QB Matt Flynn Louisiana State 2人目のQB指名 10
7巡10位 217位 WR Brett Swain San Diego State またWR指名  16
7巡30位 237位    来年の6巡指名と交換でセインツに譲渡

7巡b指名はWRブレット・スウェイン

2つめの7巡指名権はまたもWRのブレット・スウェインで、かなりの無名選手のようだ。トンプソンGMはこれで就任以来4年連続でWR2人指名。最後の7巡c指名権はセインツに譲渡して、来年の6巡指名権を手に入れた。

7巡10位  WR ブレット・スウェイン  Brett Swain
San Diego State Senior 6-1 (185cm) 200lb(91kg) 40yds/4.41秒 1985年6月21日生

各メディアとも全くといっていいほどノーマークの選手で、情報がほとんどない。数チームの興味を引いたのは、QBケヴィン・オコネル(3巡でNEへ)を見に来たスカウトたちの前で40yds走を4.1秒で走ったからかも。先日パッカーズは彼を呼んでワークアウトを見ている。昨年は58キャッチ973yds(平均16.8yds)と優秀な成績を残した。飛びぬけた部分はないもののキャッチが上手く、タフで頭のよいレシーバー。パントリターン経験も多少ある。DEバジャ=ビアミラの大学の後輩にあたる。

7巡a指名はQBマット・フリン

3つある3巡の最初は2人めのQBとしてLSUのマット・フリンを指名。QBアーロン・ロジャースに加えて2巡でQBブライアン・ブローム、そしてこのフリンを獲ったことにより、ベテランQBの獲得がなくなったのかどうか。

7巡2位  QB マット・フリン  Matt Flynn
Louisiana State Senior 6-2 (188cm) 227lb(103kg) 40yds/4.80秒 1985年6月20日生

Strengths : まずまずの肩の強さがある。フットワークがよくメカニックがしっかりしていて、リリースもまずまずクイック。ミドルレンジまでのパスのタッチがよくコントロールが正確。頭がよく、判断がしっかりしている。直線的なスピードは十分ある。リーダーシップや精神面や勝負強さなど、いわゆる Intangibles が高く評価されている。ジャマーカス・ラッセル(現OAK)の控えを務めていたため、先発経験が1年しかなく、伸びシロが大きいと見込んだのかもしれない。

Weaknesses : NFLで先発が務まる器ではない、という見方が一般的。サイズが小さめで強肩ではない。狭いところに合わせるタイミングもイマイチ。プレッシャーをかわすクイックネスやアジリティに欠け、ボールを持ちすぎてサックをくらう癖がある。先発経験が少ないため、相手ディフェンスの読みなど戦術眼にまだ未熟な点が多い。今オフに肩の手術を受けたところなので、そこをまず完全に治す必要がある。

Rivals.comのハイライトビデオはこちら

5巡指名はOTブレノ・ジャコミニ

5巡はルイヴィル大のOTブレノ・ジャコミニを指名。QBブライアン・ブロームのチームメイトであり、RGジェイソン・スピッツの後輩でもある。大学途中まではタイトエンドをプレーしていた長身選手で、荒削りだが伸びシロの大きさを買っての指名かもしれない。

5巡15位  OT ブレノ・ジャコミニ  Breno Giacomini
Louisville Senior 6-7 (201cm) 303lb(137kg) 40yds/5.20秒 1985年9月27日生

Strengths : サイズに恵まれ、腕が長い。しっかりヒザを曲げてパスプロできる。まずまずのクイックネスでアウトサイドのパスラッシャーに対処できる。競争心が強く、ホイッスルが鳴るまで頑張る。体重242ポンドのTEとして入学し、TE(パスキャッチ4回19yds・1TD)と両OTを行ったりきたりしてきたので、伸びシロはかなり残っているはず。40yds走はそこそこだが、10ydsまでならOT中トップタイムで、20ydsシャトルや3コーンドリルも優秀。

大学1年目は控えTE兼OT、2年目はTEとして13試合に出場し、先発も2試合。3年目は左タックルとして2試合先発など両OTおよびセンターをプレーし、4年目の昨季ようやく先発右タックルに定着した。

Weaknesses : NFLの速いパスラッシャーを相手にするにはクイックネスやアジリティに欠ける。ブルラッシャーをスローダウンさせるハンドパンチがなく、懐に入られて押し込まれやすい。タックルをプレーするにはアスレチック能力に欠け、ガードをプレーするには馬力やタフネスに欠ける、という評も少なくない。NFLで一人前になるには、手の使い方やフットワークなどテクニックを磨く必要がある。敵地での試合前にファンに対して挑発的な態度を見せた(おそらく中指を立てた)らしく、批判を受けた。

4巡b指名はOGジョシュ・シットン

4巡2つめは5巡にトレードダウンし、4巡最後でセントラル・フロリダ大のOGジョシュ・シットンを指名。情報の非常に少ない選手で、4巡指名は意外と受け止められている。過去3年間右タックルをプレーしていたので、下記は主にタックルとしての評価。

4巡36位  OG ジョシュ・シットン  Josh Sitton
Central Florida Senior 6-3 (192cm) 324lb(147kg) 40yds/5.20秒 1986年6月6日生

Strengths : フットワークのよいアスリート。素早く外にスライドしてスピードラッシャーを封じ込める。ヒザをしっかり曲げて持ちこたえることができる。TEの外への小さなプルブロックが上手く、セカンドレベルへのブロックも速い。直線スピードは速くないが、コンバインでは20ydsシャトルでOT中トップタイムを出した。レッドシャツを経ず1年目の途中で先発右ガードとなり、2年目から3年間フルに先発右タックルを務めた。

無名選手だったが、セントラルフロリダ大のプロ・デイで、RBケヴィン・スミス(3巡でDETへ)を見るために集まったスカウトたちの前でよい動きを見せて注目された。キャンペンOLコーチによると、ガードとタックルの両方で考えているとのこと。セントラルフロリダ大といえば、SSアタリ・ビグビーの後輩にあたり、1年だけ重なっている。

Weaknesses : プロでタックルをやるには上背がなく、腕が短いずんぐり型。パスプロテクションではアグレッシブなハンドパンチがなく、相手を懐に入れてしまって押し込まれる。柔らかそうな体つきからして、トレーニングが足りているのかどうか。

4巡a指名はDEジェレミー・トンプソン

3つある4巡の最初は、5巡27位指名権をジェッツに譲渡して4巡14位から4巡3位にトレードアップし、ウェイクフォレスト大のDEジェレミー・トンプソンを指名した。

4巡3位  DE ジェレミー・トンプソン  Jeremy Thompson
Wake Forest Senior 6-4 (193cm) 264lb(120kg) 40yds/4.75秒 1985年10月9日生

Strengths : 十分なサイズのある優れたアスリート。嗅覚に優れ、常にボールのそばにいる。素早いフットワークとフレキシブルなボディバランスで、相手OLに崩されにくい。見た目は細いが、ポイントオブアタックで持ちこたえる馬力もある。逆サイドへのランプレーでもしっかりコンテインする。3コーンドリルが6.97秒は全DE中2位のタイム。頭がよく、複雑なディフェンスでも問題なく理解できる。

兄のOTオーリン・トンプソンはデューク大からドラフト外でパッカーズに入団し、控えLTとして昨季ロースター入りを果たしている。

Weaknesses : 爆発的な加速でOTの外を回り切るようなスピードラッシャーではない。パスラッシュ技術のバリエーションが少なく、コンスタントにQBにプレッシャーがかけられない。ときどき腰高になることがある。しっかりラップアップせずタックルミスすることがある。大学2年目でヒザの前十字靭帯(ACL)断裂、3年目は肩の打撲に苦しんだ。

3巡指名はTEジャーマイケル・フィンリー

3巡指名はアップもダウンもせず28位のまま、テキサス大のTEジャーマイケル・フィンリーを指名した。

3巡28位  TE ジャーマイケル・フィンリー  Jermichael Finley
Texas Sophomore 6-5 (195cm) 243lb(110kg) 40yds/4.76秒 1987年3月26日生

Strengths : サイズとアスレチック能力に恵まれている。クイックにリリースし、スムーズなライン取り。タフなボールをキャッチするボディコントロールと集中力がある。各種タイムよりもプレーぶりの方が速い。フィールドをストレッチするスピードがある。まだ21歳になったばかり。レッドシャツの後、2年しかプレーしていないのであと2年出場資格が残っていた。

「大学に残るべき」との声も少なくなかったが、本人はプロ入りの理由を「家族の問題で」と説明している。3歳の娘と生後3ヶ月の息子がいる。

Weaknesses : 前述のように経験が浅く、かなり荒削りなタイプ。実質的には大型のワイドレシーバーとしてだけしかチームに貢献していない。線が細く、ブロッキングが一人前になるためにはかなりハードな努力が必要。汚れ仕事をこなすタフネスには疑問符がつく。

Rivals.comのハイライトビデオはこちら

2008年4月27日

2巡c指名はCBパトリック・リー

3つある2巡指名の最後はようやく順当にコーナーバックを指名。

2巡29位  CB パトリック・リー  Patrick Lee
Auburn Senior 6-0 (183cm) 200lb(91kg) 40yds/4.41秒 1984年2月20日生

Strengths : 6フィート強のサイズがありフィジカルなマンツーマンタイプの選手で、パッカーズのスキームにフィットする(逆にカバー2向きとする見方も)。コンパクトでクイックなバックペダルからのターン&ランがいい。ランサポートでも犠牲をいとわずタフにプレーする。10ydsまで1.47秒は今年のCBでトップクラス。昨季は4インターセプト。キックオフリターナーとしても昨季は11回平均25.8ydsとよい数字を残し、ガンナーとしても優秀。

先発昇格まで時間がかかっただけにニッケルバックの経験が豊富で、そちらで即戦力になるかもしれない。すでに2006年12月に犯罪学の学位を取得して卒業している。

Weaknesses : 動きの柔軟さについては見方が分かれ、スムーズな方向転換にやや問題ありとする声もある。NFLのレシーバーの鋭いカットに苦労するかもしれない。フルタイムのスターターとなったのは昨年が初めてなので(先発は通算22試合)経験不足が心配され、一人前になるまで時間がかかるかもしれない。フットワークを磨く必要がある。ゾーンなどレシーバーから離れたカバレッジでの判断力に改善の余地あり。

Rivals.comのハイライトビデオはこちら

2巡b指名はQBブライアン・ブローム

3つある2巡指名の2つめは注目の人、QBブライアン・ブローム。QBとしては今年3人目の指名だった。

2巡25位  QB ブライアン・ブローム  Brian Brohm
Louisville Senior 6-3 (191cm) 228lb(103kg) 40yds/4.79秒 1985年9月23日生

Strengths : 十分なサイズがあり、プロで必要な全てのパスを投げられる肩の強さと正確性がある。ポケットでの落ち着きがある。優れたフィールドビジョンで相手カバレッジを見分け、正しい判断ができる。ポケットで素早くスライドして時間を稼ぐフットワークもある。先発経験がたっぷり3年間あり、同大やカンファレンスのさまざまな記録を作った。ハードワーカーでチームメイトからの尊敬も篤い。フットボール一家に生まれ、よく鍛えられている。

父や兄たちも大学やプロで選手として活躍し、現在はコーチ。特に兄ジェフはNFLで控えQBとして7年間プレーし(先発はゼロ)、母校ルイヴィル大に戻ってオフェンシブコーディネーターとして弟ブライアンを指導した。

Weaknesses : ロケットアームの持ち主ではなく、実際は地肩の強さよりも優れたメカニックで投げている。腕が短め。しっかり踏み込めないときにダウンフィールドに投げ込める力があるかどうか。ボールを腹のあたりまで下げる癖があり、大きくあおるようなモーションになってしまうことがある。そのせいかパスをディフレクトされる回数が多い。スクランブルでビッグプレーを生み出す走力には欠ける。真面目だが、どんどん声を出してリーダーシップを発揮する方ではない。手はそこそこ大きいが、腕が短め。右ヒザの前十字靭帯断裂、右手親指の腱断裂、左肩の手術と、ここ3年連続で大きなケガをしている。

Rivals.comのハイライトビデオはこちら
4月23日のNFL Networkによるインタビュー映像はこちら

2巡5位指名はWRジョーディ・ネルソン

1巡からトレードダウンして、2巡最初の指名は大方の予想を裏切ってカンザス州立大のWRジョーディ・ネルソン。大型のポゼッションレシーバーのようだ。今年は1巡でWRが1人も指名されず、2巡でこのネルソンが3人目の指名。

2巡5位  WR ジョーディ・ネルソン  Jordy Nelson
Kansas State Senior 6-3 (191cm) 217lb(98kg) 40yds/4.52秒 1985年5月31日生

Strengths : サイズがあり、バランスがよくボディコントロールに優れる。タフで勝負強いキャッチを見せる、本番に強いタイプ。アクロス・ザ・ミドルの密集の中で難しい球をキャッチでき、優れたビジョンを活かして巧みなランアフターキャッチでロングゲインに変える。パントリターナー(大学通算6回だけ)としても、何度もビッグリターンを繰り出して平均44.5yds・2TDととんでもない数字を残している。トリックプレーからのパスも6回投げて2TD。

高校ではQBをプレーしたが卒業時には奨学金オファーがなく、セーフティとしてウォークオン入学。2005年にチーム事情によりWRに転向するといきなり全試合に先発して669ydsを記録し、4年目の昨季は122キャッチ1606yds・11TDを挙げている。毎年着実に進歩してプレミアレシーバーに成長したファン・フェイバリット。人格面は申し分なく、リーダーシップにも優れている。

Weaknesses : トップクラスの身体能力はなく、フィールドをストレッチしたり相手CBが警戒して大きなクッションを置くようなスピードには欠ける。スクリメージでのジャムに負けぬよう、手の使い方などテクニックに向上の余地あり。身長のわりにまだ線が細いので、バルクアップが必要。

Rivals.comのハイライトビデオはこちら

2008年4月26日

2008 NFL Draft Notebook

今週土日はいよいよ第73回NFLドラフト。今年は大きな変更がいくつかある。

ファーヴがまた思わせぶりコメント

全米放送の人気トークショー"The Late Show with David Letterman"にブレット・ファーヴが出演した。引退会見での格好にジャケットを追加しただけといういでたちで、リラックスして会話を楽しんでいた。趣味のハンティングの話題では、過去には試合当日にもグリーンベイ近郊へボウ・ハンティングに行ったことがあり、ちゃんと試合前に戻った、と告白している。

人気司会者デヴィッド・レターマンとファーヴ

「本当に引退した? 引退してない?」 「引退した。TVで見てないの?」と会場を沸かせたあと、今回もまた思わせぶりな流れに。「ミニキャンプが近づいたら何かを感じる?」 「いや、ミニキャンプではね。去年だってミニキャンプでは興奮しなかった。でもトレーニングキャンプが近づいたら、きっと何かが起こるだろう(something is bound to happen)」と聞いてレターマンは大喜び。「いま、何かが起こると言ったね。だから『引退していない』と思うわけ」 「胸騒ぎかなにかわからないけど、何かが起こるよ」 「でもそのときになってからでは(復帰を願っても)遅いのではないかな。もし仮に、夏のキャンプで(負担を減らすような)調整ができたら、復帰に興味を持つ?」 「・・・なにか手を打てるの?」 「打てる!私なら打てるとも!」とレターマンが煽って、場内から大きな拍手。

「あなたは(引退発表で)あの街を大混乱に陥れた。いまグリーンベイはどうなってる? 彼らは(落胆のあまり)街をたたんでいるらしいよ、聞くところによるとね。彼らは街をたたんでミシガンに移るそうだ」と言われ、「それは聞いてないけど」とファーヴが答えると、「TVで見てないの?!」とレターマンがやり返してきれいにオチがついた。

アメリカで今年8月発売のゲーム"MaddenNFL 2009"のカバーに、ファーヴが起用されることも明らかになった。引退選手が使われるのはこれが初めて。マデンNFLシリーズと言えば、毎年カバーに起用された選手がスランプや大ケガに見舞われる"The Madden Curse"でも有名だが、引退したファーヴなら問題ないということなのか。

OL3人を解雇

パッカーズは、OGトニー・パーマー、OGクリフ・ウォッシュバーン、OTクリス・パトリックの3人を解雇した。OGパーマーはガード陣で最もパワフルなブロッカーとして期待され、昨年も開幕ロースター入りを果たしたが、第2週ジャイアンツ戦で首の小さな骨を折るケガでシーズンエンド。オフに入っても回復は思わしくなく、場所が場所だけに現役続行が危ぶまれていた。正式発表はまだないが、一昨年のWRテレンス・マーフィと同じように、チームとしては医学的に現役続行を許可できない、ということかもしれない。

OGウォッシュバーンとOTパトリックは昨年プラクティス・スクワッドにいた選手。解雇理由は不明だが、80人枠のロースターにはこれで68人となり、ドラフト外選手の獲得準備が整ったのはたしかだ。

2008年4月25日

Notebook: QBカルペッパーが訪問

Packers 2008 Camp Schedule
Event Date 備考
ルーキー・オリエンテーション・キャンプ  5月 2日 ? 5月 4日 屋内練習場ドン・ハトソン・センターにて非公開
Organized Team Activities 5月19日 ? 6月12日 ファン公開日は5月21日、29日、6月4日、11日の4日間のみ。レイ・ニチキ・フィールド(人工芝)にて
ミニキャンプ (全員参加) 6月17日 ? 6月19日  レイ・ニチキ・フィールドでファン公開、ただし天候によりドン・ハトソン・センターへ
トレーニングキャンプ 7月28日 ?   クラーク・ヒンクル・フィールド(天然芝)でファン公開

2008年4月24日

ドラフトの焦点6 CB/S/ST

モックドラフト集で何度も取り上げているように、高齢先発コンビの後継コーナーバック補強がディフェンスの最優先事項なのは衆目の一致するところ。早ければ1巡、遅くとも3巡目までには指名があるのではないか。今年のドラフトはまずまずCBの層が厚いらしい。

31歳のチャールズ・ウッドソンは相変わらず勝負強いプレイメーカーぶりを発揮しているが、プロボウル初出場を果たした33歳のアル・ハリスについては地元メディアの意見が割れている。「プレーオフではWRバレスにやられたが、シーズンを通してみれば決して悪くなく、急激な衰えは考えにくい」という見方がある一方で、「最初のバンプをしくじると相手について行けなくなってきた。今年急激な衰えが来てもおかしくない」とする見方も。ドラフト外出身のトラモン・ウィリアムズが3番手/ニッケルバックとして頑張りを見せたものの、期待の若手ウィル・ブラックモンはケガばかりしていて成長が停滞ぎみ。

セーフティでは、NFLヨーロッパ出身のアタリ・ビグビーが新先発ストロングセーフティとなり、波はあるもののビッグプレー能力のあるところを見せ、スターターの座を固めたといってよさそう。いっぽうフリーセーフティのニック・コリンズはプロ3年目も相変わらず伸び悩んでDB陣のウィークポイントとなっているが、昨年3巡指名のアーロン・ラウスが代役出場で光るものを見せた。FA市場で動きを見せなかったのは、今年はこの2人の先発争いを見守れば十分、と首脳陣は見ているのか。ダレン・シャーパーがプロ4年目でブレークした例もある。

というわけで、よほど魅力的な素材が残っていれば上位指名もなくはないが、指名ゼロもありうる。今年のドラフトではセーフティが不作ぎみらしい。指名するとしたら3巡以降で、ボールスキルに優れたフリーセーフティのタイプが望ましい。

スペシャルチームの課題はロブ・デイヴィスが引退したロングスナッパー。現在ロースターにいるのはNFL出場経験のないトーマス・ギャフォードだけなので、ドラフト外かFAでもう1人獲得してキャンプで競争させることになりそう。トレードダウンなどで6巡や7巡指名権が豊富にあればドラフト指名の可能性もゼロではない。

Kメイソン・クロスビーとPジョン・ライアンは昨年十分な成績を残したので、彼ら若手が順調に成長すれば問題ない。キャンプを乗り切るためにキッカーとパンターは2人ずつ確保するのが常套手段で、パンターはすでにライアン・ドアティ(昨年のドラフト外)を獲ってあるので、あとはドラフト外かFAでキッカーを1人獲る程度だろう。

2008年4月23日

チャリティ・ソフトボールはWRドライバー主催に

毎年6月のパッカーズ・チャリティ・ソフトボールゲームは、主催者ブレット・ファーヴの慈善活動規模縮小のため存続が危ぶまれていたが、WRドナルド・ドライバーが引き継いで6月15日にぶじ開催されることになった。試合はオフェンス対ディフェンスで行われ、その他ホームラン・ダービーなどさまざまなアトラクションが用意されている。6月15日午前11時、会場はアップルトン西郊のフォックス・シティーズ・スタジアムにて。(シアトル・マリナーズ傘下のシングルA球団 ウィスコンシン・ティンバーラトラーズの本拠地)

チケットは5月1日発売開始の予定で、一般席$10ドル、予約席$20ドル、ボックス席$30ドルなど。昨年は過去最高の8,597人のファンを集めている。例年のとおりであれば、「選手と一緒に出場できる権利」がe-Bayのオークションにかけられるはず。昨年は1位の$14000ドル、2位$9000ドルを入札したファンがそれぞれオフェンス組とディフェンス組で参加した。イベントの収益金はドナルド・ドライバー財団を通して、ウィスコンシン州およびテキサス州ヒューストン(ドライバーの故郷)のホームレスなど恵まれない家庭のために寄付される。

Mock Draft集 ver.4

今年のモックドラフト集もいよいよ最終回。下記のリストから1巡指名ポジション予想を集計すると、CB13、QB3、OT3、LB3、TE2、RB1、DE1、S1となっている。CB13人の内訳は、ブランドン・フラワーズ6、アントワン・ケイソン4、アキーブ・タリーブ3。 2巡や3巡を含めると、OTやTEが含まれている予想が多い。

2008 NFL Mock Draft Links ver.4
メディア / 担当者 rd Player Pos. College
NFL.com / Vic Carucci 1巡 Keith Rivers LB USC
NFL.com / Pat Kirwan 1巡 Brian Brohm QB Louisville
NFL.com / Mike Mayock 1巡 Sam Baker OT USC
ESPN / Mel Kiper 1巡 Brandon Flowers CB Virginia Tech
 ESPN / Mel Kiper 2巡a Martellus Bennett TE Texas A&M
 ESPN / Mel Kiper 2巡b Jeremy Zuttah OT Rutgers
  ESPN / Mel Kiper 3巡 Jeremy Thompson DE Wake Forest
   ESPN / Mel Kiper 4巡a John David Booty QB USC
   ESPN / Mel Kiper 4巡b Arman Shields WR Richmond
ESPN / Todd McShay (Scouts Inc.) 1巡 Brandon Flowers CB Virginia Tech
 ESPN / Todd McShay (Scouts Inc.) 2巡a Martellus Bennett TE Texas A&M
 ESPN / Todd McShay (Scouts Inc.) 2巡b Oniel Cousins OT UTEP
SportingNews / The War Room 1巡 Brandon Flowers CB Virginia Tech
 SportingNews / The War Room 2巡a Dustin Keller TE Purdue
 SportingNews / The War Room 2巡b Trevor Laws DT Notre Dame
  SportingNews / The War Room 3巡 Josh Johnson QB San Diego
   SportingNews / The War Room 4巡a Roy Schuening OG Oregon State
   SportingNews / The War Room 4巡b Thomas Brown RB Georgia
SportingNews / Clifton Brown 1巡 Sam Baker OT USC
CBS Sportsline / The Sports Xchange 1巡 Jerod Mayo LB Tennessee
 CBS Sportsline / The Sports Xchange 2巡a Martellus Bennett TE Texas A&M
 CBS Sportsline / The Sports Xchange 2巡b Jamaal Charles RB Texas
CBS Sportsline / Clark Judge 1巡 Antoine Cason CB Arizona
CBS Sportsline / Pete Prisco 1巡 Kenny Phillips S Miami
Sports Illustrated / Don Banks 1巡 Brandon Flowers CB Virginia Tech
FOX Sports / Chris Steuber (Scout.com) 1巡 Dustin Keller TE Purdue
FOX Sports / Peter Schrager 1巡 Antoine Cason CB Arizona
MSNBC / Steve Silverman 1巡 Fred Davis TE USC
ProFootballTalk.com 1巡 Jonathan Stewart RB Oregon
Pro Football Weekly / Nolan Nawrocki 1巡 Brian Brohm QB Louisville
Rivals.com / Frank Coyle 1巡 Aqib Talib CB Kansas
 Rivals.com / Frank Coyle 2巡a Pat Sims DT Auburn
 Rivals.com / Frank Coyle 2巡b Andre Caldwell WR Florida
KFFL 1巡 Brandon Flowers CB Virginia Tech
 KFFL 2巡a Fred Davis TE USC
 KFFL 2巡b Duane Brown OT Virginia Tech
NFL Draft Countdown 1巡 Antoine Cason CB Arizona
 NFL Draft Countdown 2巡a John Carlson TE Notre Dame
 NFL Draft Countdown 2巡b Oniel Cousins OT UTEP
  NFL Draft Countdown 3巡 Erin Henderson LB Maryland
USA Today / 8人 1巡 いろいろ    

2008年4月22日

ドラフトの焦点5 DL/LB

ディフェンシブラインの先発陣は現有戦力でさほど問題ない。デプスに懸念のあるのはディフェンシブエンド、特にパスラッシュDEだろう。DEカビーア・バジャ=ビアミラが30歳となり、DEマイケル・モンゴメリーら若手の押し上げが物足りない。バジャ=ビアミラから先発の座を奪ったDEカレン・ジェンキンズも、昨年はいくつものケガに苦しんで$16ミリオン契約の期待に応えることができなかった。

昨年予想外のDTを1巡指名した前歴があるうえ、パスラッシャーはなにしろプレミア・ポジションなので、成り行きしだいでは1巡指名もありうる。ディフェンスではCBの次に1巡指名の可能性があるのではないか。

ディフェンシブタックルでは、DTコーリー・ウィリアムズをトレードに出したとはいえ、先発がライアン・ピケットとジョニー・ジョリー、控えがジャスティン・ハレルとコリン・コールとダニエル・ムーアと、デプスはそれなりにある。指名があるとしたら3巡以下だろう。ランスタッファータイプは揃っているので、ペネトレートできるパスラッシャータイプが望ましい。

ラインバッカーはストロングサイド(先発ポピンガ)が課題だったが、FAでブランドン・チラーを獲ったので、上位指名の可能性は消えたといってよさそう。チラーは3ポジション全て経験があるので、LB全体のデプスが増したことになる。ミドルLBの控えにはビショップとホッジがいるので十分。できればウィークサイドの控えをトレイシー・ホワイトからアップグレードしたいところだが、指名があるとしても4巡以降だろう。

2008年4月21日

テッド・トンプソンGMのフィロソフィー

ドラフトにかぎらず、テッド・トンプソンGMのチーム作りについて、地元メディアの間で言われているものを列挙してみる。

2008年4月20日

ドラフトの焦点4 OL

オフェンシブラインのうちどこに補強が必要か、見方は分かれているが、毎年1人はOLを指名するのが通例なので、今年も同じだろう。

タックルは両先発とも能力的には申し分ないが、年齢的に30歳をすぎ、後継者を考えるべき時が来ている。プロボウル初出場を果たしたLTチャド・クリフトンは過去5年間で1試合しか欠場していないとはいえ、ヒザに爆弾を抱え、それ以外にも細かなケガが増えてきた。健康状態からしてRTマーク・タウシャーの方が選手寿命が長そうなので、左タックルを獲るべきという声が少なくない。

ただ、現在左ガードをプレーしているダリン・カレッジやアレン・バーバーにクリフトンの後任が任せられると首脳陣が判断しているなら話は別で、即戦力ガード補強の方が重要度は高くなる。1巡指名の可能性もあれば全く指名しない可能性もあるのではないか。

2005年春にマイク・ウォールとマルコ・リヴェラが去って以来、ガードは相変わらずパッカーズの悩みの種で、インサイドのランが安定して出せないのもそのせい。13勝シーズンの終盤戦というのにスターターが確定していないのだから驚かされる。昨季終盤の起用法を見ると、どうやら右ガードのジェイソン・スピッツは先発の座を固めたようで、今年はダリン・カレッジ、アレン・バーバー、ジュニアス・コストンで先発左ガードを争うのではないか。

現時点の戦力としてはタックルよりも要補強ポイントであるのは明らかだが、内側からの成長を重視するチーム方針から、今年もFA補強の動きはなく、前述の若手たちの成長を見守る様子だ。2006年にゾーンブロッキングに転換してからは、大学で左タックルをしていたようなタイプばかり獲ってイマイチの結果が続いているが、今年は生粋のガードを獲るのかどうか。タックルと同じく、上位指名の可能性もあれば全く指名しない可能性もある。

センターでは、不安定な両ガードに悩まされながらもスコット・ウェルズがスターターとしてよく頑張り、RGスピッツが控えセンターを兼ねている。もしスピッツが先発右ガードとして不可欠な存在に成長すれば、控えセンターの必要性は増してくるが、コストンもセンター経験はあり、今年はドラフトで獲る必要はなさそう。指名があるとしてもかなり下位の方だろう。

2008年4月19日

ドラフトの焦点3 WR/TE

ワイドレシーバー陣は2年連続ドラフト成功のおかげで大きく成長し、NFL2位のパスオフェンスに貢献した。特にグレッグ・ジェニングスは12TDを量産、ドナルド・ドライバーをしのいで事実上のエースといっていい。3巡指名のジェームズ・ジョーンズはプロ1年目で676ydsを挙げ、ショートからミドルレンジで頼りになるレシーバーへと成長してくれそう。三度目のプロボウル出場を果たしたドライバーはチーム最年長の33歳となったが、体作りは万全のタイプなので、これから下り坂になるとしても緩やかなはず。

4番手を争うコーレン・ロビンソンとルヴェル・マーティンまでWR陣5人の粒が揃っているので、今年はオフェンスの中で最も優先順位の低いポジションだろう。トンプソンGMが就任以来3年連続でWRを2人ずつ指名したのはリターナー補強を意図してのことだったが(しかしWR/KRは全員失敗だった)、昨年CBブラックモンとCBトラモン・ウィリアムズがリターナーとして活躍したので、そちらでも重要性は下がった。今年は指名があるとしても3巡以下で1人だけだろう。

タイトエンドでは、昨年575yds・6TDを挙げたドナルド・リーが立派なエースTEに成長したが、層があまりに薄いのでドラフト指名が確実視されている。2番手のババ・フランクスを解雇し、3番手のライアン・クラウスはFA(現在フリーのままなので再契約の可能性も)なので、現在ロースターにいるTEはドナルド・リーとトリー・ハンフリー(足首骨折で昨季を棒に振った)の2人しかいないからだ。

もともとマッカーシーHCは昨年のようにWRばかり4人も5人も投入する隊形よりは、タイトエンドを複数入れて柔軟に活用することを好むタイプ。今年からはQBファーヴの素早い判断能力を頼れなくなるのでなおさらだろう。ドラフトでは遅くとも3巡まで、展開しだいでは1巡でも指名があると予想されている。その上で、ドラフト後にベテラン(めぼしいのは残っていないが)をもう1人補強するかもしれない。

2008年4月18日

ファーヴの永久欠番セレモニーは開幕戦で

QBブレット・ファーヴの引退欠番セレモニーは、9月8日のヴァイキングスとの開幕戦(マンデーナイト)の際に行うことがマーク・マーフィ社長から発表された。「テッド・トンプソンGMとマイク・マッカーシーHCと私がスケジュールを詳しく調べ、またブレットとも話し合った結果、第1戦が理想的だろう、というみなの結論となった」とマーフィ社長は述べている。セレモニーの内容はまだ計画中とのこと。

「開幕戦というのは常にエキサイティングなイベントだが、ブレットの背番号4を永久欠番とするセレモニーまで加えることができて、非常にうれしく思っている。ランボーフィールドは熱狂的な雰囲気になることだろうし、全米放送の中で各地のファンが一緒に祝う機会ができるのも素晴らしい」

パッカーズの永久欠番は、WRドン・ハトソン(背番号14)、RBトニー・カナデオ(3)、QBバート・スター(15)、LBレイ・ニチキ(66)、DEレジー・ホワイト(92)に続いてこれが6つ目。ランボーフィールド北側スタンド上部(3年前のレジー・ホワイトの時の設置作業写真)に、ファーヴの名前と番号も加わることになる。

ドラフトの焦点2 RB/FB

ランオフェンスが大苦戦していた半年前の時点ではランニングバックの2年連続上位指名は必至の情勢だったが、ライアン・グラントの台頭によって救われた。コーチ陣はブランドン・ジャクソンら控えRB陣を高く評価するコメントをしているが、グラント(フル出場した経験がない)が負傷した時に代役を任せられるのかどうか。典型的な3rdダウンバックのノア・ヘロンに加えてヴァーナンド・モレンシーもスターターの器でないことがはっきりしてきたので、ドラフト指名があるかどうかは、プロ2年目のジャクソンやデショーン・ウィンの能力をどう評価するかにかかっている。

今年のドラフトはRBがかなりの豊作らしいので、2巡以下でも優秀なRBは手に入りそう。3巡・4巡あたりでよい選手が残っていれば、指名の可能性は十分ある。重量級でも軽量級でも構わないが、ゾーンブロッキング向きの(一瞬で穴を選ぶ)判断やビジョンのよさは必要。レシービングがあまり下手では困る。

LBからコンバートされた6巡ルーキーのコーリー・ホールと2年目のジョン・クーンという陣容にしては、昨年のフルバック陣はまずまずの働きを見せ、RBグラントの躍進を助けた。パスレシービングなど物足りない面はあるものの伸びシロはかなり残っており、スペシャルチームでの働きもいい。インジャリーリザーブにいたライアン・パウドレル、プラクティス・スクワッドにいたコーリー・ホワイトというドラフト外コンビも2人に挑戦するので、彼ら若手の成長を見守れば十分と首脳陣は見ているのではないか。

というわけで、よほど魅力的な選手が下位で残っていれば指名もなくもないが、可能性は高くなく、ドラフト外で1人獲るぐらいではないか。ゾーンブロッキング・スキームではRBと同じくFBも一瞬の判断で穴を選ぶので、それに適したセンスのある選手が望ましい。古典的な250ポンド級パワーFBでなく軽量クイックネス型が向いている。

2008年4月16日

2008年NFLスケジュール発表

2008年のNFLレギュラーシーズンスケジュールが正式発表された(NFC全球団AFC全球団)。パッカーズ分は下表のとおり。

Packers 2008 Regular Season Schedule
Date   Opponent   Time 米TV 備考
9/8   Minnesota Vikings 7:00 p.m. ESPN Monday Night
9/14 @ Detroit Lions 1:00 p.m. FOX  
9/21   Dallas Cowboys 8:15 p.m. NBC Sunday Night
9/28 @ Tampa Bay Buccaneers 1:00 p.m. FOX  
10/5   Atlanta Falcons 1:00 p.m. FOX  
10/12 @ Seattle Seahawks 4:15 p.m. FOX  
10/19   Indianapolis Colts 4:15 p.m. CBS  
- - Open Date - -    
11/2 @ Tennessee Titans 1:00 p.m. FOX  
11/9 @ Minnesota Vikings 1:00 p.m. FOX  
11/16   Chicago Bears 1:00 p.m. FOX *
11/24 @ New Orleans Saints 8:30 p.m. ESPN Monday Night
11/30   Carolina Panthers 1:00 p.m. FOX *
12/7   Houston Texans 1:00 p.m. CBS *
12/14 @ Jacksonville Jaguars 1:00 p.m. FOX *
12/22 @ Chicago Bears 8:30 p.m. ESPN Monday Night
12/30   Detroit Lions 1:00 p.m. FOX *

2008年4月15日

NFL審判ってどんなひと

NFLの審判団は主審(Referee)はじめ7人で構成されるチームで、計17チームがそれぞれ平均15試合を担当する。彼らNFL審判はフルタイムではなく、普段は別の職業を持っていて、中には興味深い職業も少なくない。2007年の主審17人について、ウィキペディア等で判明していることを以下に紹介する。

試合数が少ないため、四大プロスポーツの中ではサラリーが格段に安い。昨年10月のUSA Todayの記事によると、NFL審判(主審に限らない)のサラリーは年$44,000ドルから130,000ドル。彼らはこの副業のために、移動時間など全て含めて週に25時間から35時間を費やしているとのこと。

なお、NFL審判団はイースト10チームとウェスト7チームで構成され(2006年の編成)、審判の居住地によって東西どちらかに所属が分かれるようだ。下のリストのうち、ロン・ウィンターまでがイースト、マイク・ケアリーから下がウェスト。

2008年4月14日

Notebook: マッカーシーHCが再婚

2008年4月13日

ドラフトの焦点1 QB指名はあるのか

結論から言うと、上位か下位かは別にしてQBを指名することはほぼ確実と見られている。今年のパッカーズは2巡から4巡で計5つも指名権があるので、そのどこかで指名するのではないか。よほどの選手が1巡30位で残っていれば指名もなくはないが、1巡指名選手が入ってくるとなると先発1年目のアーロン・ロジャースに余計なプレッシャーがかかると心配する声もある。

ロジャースの先発の座は確定しているとはいえ、彼のケガの多さや実力面の不安を考えるとQBを3人枠(昨年は2人)としなければならないはず。控えはベテランをFAで1人、ルーキーを1人といった構成が標準的だが、今年はここまでFA補強をしておらず、現在ロースターにいる控えQBはジェリー・バブ(ルイジアナ大ラファイエット校)とダルトン・ベル(ウェスト・テキサスA&M)だけ。どちらも昨年のドラフト外ルーキーで、急成長して3人枠に食い込む可能性がないわけではないが、経歴からして泡沫候補クラスと見るべきだろう。

QB育成に実績のあるマッカーシーHCは、若手だけでQB陣を構成することに前向きの発言をしている。「その案に反対はしないね。私に言わせれば、経験か才能かだ。私はこれまで常に、才能の方を重視してQBを育ててきた。そのQBが若いからといって起用を恐れたことは一度もない。たしかにブレット・ファーヴが全試合出場していればそう言うのは簡単だが、サンフランシスコ(2005年)でも若手ばかり4人いて、そのメリットはあった」

トンプソンGMも、「ベテランがいるのはたしかによいことだ。経験があることは多少のアドバンテージになる。しかしもっと重要なのは、実戦で必要とされたときにプレーできる能力のある選手、それを見つけることだ」と語り、ベテランにこだわらない意向を明らかにしている。

じっさいパッカーズでも若手QBばかりを揃えた例が過去にはあって、1993年は先発がプロ3年目のファーヴ、2番手が4巡ルーキーのマーク・ブルネル、3番手が前年9巡指名のタイ・デトマーだった。しかし、(前年活躍した)ファーヴが立派なエースになる見通しが立っていた1993年時点と、まだ評価のしようのないロジャースが先発を務める今年とは事情がかなり違う。戦力がそれなりに整っているだけに、QBのケガや不振のせいでシーズンを台無しにはしたくないので、いずれはFAかトレードで控えQBを獲るだろう、と球団内部の情報筋は話しているらしい。

2008年4月12日

Mock Draft集 ver.3

モックドラフト集の第3回。*印をつけたのは前回からバージョンアップされていないサイト。1巡指名はCBブランドン・フラワーズ予想が増えてきているが、2巡まで含めるとオフェンシブラインやタイトエンド指名予想も少なくない。

2008 NFL Mock Draft Links ver.3
メディア / 担当者 rd Player Pos. College
NFL.com / Vic Carucci 1巡 Keith Rivers LB USC
NFL.com / Pat Kirwan 1巡 Brian Brohm QB Louisville
NFL.com / Mike Mayock 1巡 Sam Baker OT USC
ESPN / Mel Kiper 1巡 Brandon Flowers CB Virginia Tech
ESPN / Todd McShay (Scouts Inc.) 1巡 Brandon Flowers CB Virginia Tech
 ESPN / Todd McShay (Scouts Inc.) 2巡a Duane Brown OT Virginia Tech
 ESPN / Todd McShay (Scouts Inc.) 2巡b John Carlson TE Notre Dame
SportingNews / The War Room 1巡 Brandon Flowers CB Virginia Tech
 SportingNews / The War Room 2巡a Dustin Keller TE Purdue
 SportingNews / The War Room 2巡b Trevor Laws DT Notre Dame
  SportingNews / The War Room 3巡 Josh Johnson QB San Diego
   SportingNews / The War Room 4巡a Roy Schuening OG Oregon State
   SportingNews / The War Room 4巡b Thomas Brown RB Georgia
CBS Sportsline / The Sports Xchange 1巡 Antoine Cason CB Arizona
CBS Sportsline / Clark Judge 1巡 Antoine Cason CB Arizona
CBS Sportsline / Pete Prisco 1巡 Kenny Phillips S Miami
Sports Illustrated / Don Banks 1巡 Antoine Cason CB Arizona
FOX Sports / Chris Steuber (Scout.com) 1巡 Dustin Keller TE Purdue
FOX Sports / Peter Schrager 1巡 Kenny Phillips S Miami
ProFootballTalk.com 1巡 Joe Flacco QB Delaware
Pro Football Weekly / Nolan Nawrocki 1巡 Martellus Bennett TE Texas A&M
Rivals.com / Frank Coyle * 1巡 Brandon Flowers CB Virginia Tech
KFFL 1巡 Brandon Flowers CB Virginia Tech
 KFFL 2巡a Duane Brown OT Virginia Tech
 KFFL 2巡b Ray Rice RB Rutgers
NFL Draft Countdown 1巡 Brandon Flowers CB Virginia Tech
 NFL Draft Countdown 2巡a John Carlson TE Notre Dame
 NFL Draft Countdown 2巡b Oniel Cousins OT UTEP
USA Today / 8人 1巡 いろいろ    

2008年4月10日

街路にファーヴの名前を

QBブレット・ファーヴの功績を讃えるため、街路などにファーヴの名前をつけようというプランをグリーンベイのジム・シュミット市長が提案し、市民からの意見を募っている。現在すでに Brett Favre Pass という道があるとはいえ、ホルムグレン・ウェイからファーヴのステーキハウスへの取付道路のような短いもので、ファーヴを讃えるとなったらこの程度でよいはずがない。市長によると、現時点で自分が考えているのは以下の5つとのこと。

上の5つの候補を聞いた市民からは、「スタジアムの西側に面している Ridge Road にすべき」という声が少なくない。「軍人や退役軍人を讃えるMilitary Avenueをフットボール選手の名前に変えるのを好まない人はいるかもしれないが、(尾根を意味する一般名詞の)Ridgeなら誰も気を悪くしないだろう」というのも根拠の1つ。

また市民からはそれ以外にも、ファーヴの名前をグリーンベイ第5小学校につける、公園か青少年センターにつける、グリーンベイ空港(現在の正式名称は Austin Straubel International Airport)につける、といったアイディアも寄せられている。

2008年4月 9日

WRジェームズ・ジョーンズと一問一答

新人ながら3番手WRとして活躍を見せたジェームズ・ジョーンズが、パッカーズ公式サイトのインタビューに答えている。全ルーキーWR中3位の47キャッチ676ydsを記録したものの後半はやや失速気味で、それだけに来季への意気込みは大きいようだ。

Q. ここまでのオフシーズンはどのような過ごし方を?

1ヶ月休んで、その後はかなりハードにワークアウトしている。トレッドミルで走り、坂を駆け上り、スレッドを引っ張ったり。いろいろと違う種類のトレーニングに一生懸命取り組んでいるところ。

Q. シーズン終了後の最大の出来事は?

婚約したこと。2月4日に婚約して、7月19日に結婚式があるんだ。そう、トレーニングキャンプが始まる直前なんだよ。

Q. 自分の2007年シーズンをどう採点する?

「並」だね。通知表で言えば「C」だよ。僕は自分自身にとても厳しい。フィールド上でやり残したこと、もっとうまくやれたはずだったことがたくさんあると感じている。だから「並」なんだ。NFL入りして初めてのシーズンなので全く予想がつかなかったし」

Q. 個人的に昨年の最高の瞬間は?

たぶんデンバーでのタッチダウンだね(ビデオ)。夢にまで見たマンデーナイト・フットボールで、79ydsのタッチダウンを決めることができた。ルーキーシーズンの忘れられない思い出になる。スーパーボウルに行けたら素晴らしかっただろうとは思うけれど、1年目でNFC決勝まで行けたんだから、これ以上の贅沢は言えないよ。

Q. 2008年シーズンで最も楽しみにしていることは?

スーパーボウル。いくら若いからって、将来そのようなチャンスが来るとは限らない。「自分は若いんだから、時間はいくらでもある」なんて気持ちでいるヤツもいるだろうけど、僕は今行きたいんだ。次にいつチャンスが来るかわからないんだから。スーパーボウルのために必死で頑張っていれば、それ以外のことは自然にうまくいくものだと思う。

Q. 来季の個人的な目標は?

1000ydsシーズン、10タッチダウン。もちろん一番大事なのは、自分のプレーを向上させてよりよい選手になること。でもスタッツ的には1000ydsだ。

2008年4月 8日

LBバーネットが新通信システムを語る

ルール改正によりディフェンス選手も1人受信装置をつけることになり、シグナルコーラーのLBニック・バーネットがその役目を務めることになりそうだ。「すごくいいことだと思うよ。もともとオフェンスは通信装置でコーチの声を聞き、時間を無駄にせずに済んでいたんだから。コーチのハンドシグナルを読み取るのは、試合の第4Qとかになって疲れてくると大変になってくるし、人込みの中でコーチを見つけにくいこともある。そういったコミュニケーションの混乱をなくすことができるはずだ」

ディフェンスもQBと同じように、40秒計のスタートから、残り15秒(またはプレー開始)になるまで通信を行うことができる。「かなりの長さだよ。残り12秒とか13秒でプレーが始まることが多いから、実際は相手がラインナップしている間もコーチが話すことができる。どんなことになるか楽しみだね」 

「オフェンスはさまざまな選手の組み合わせで変化をつけてくる。しかも時間ぎりぎりになって選手が入ってくるようなときに、ディフェンスのコーチは7つものシグナルを繰り出さなきゃいけないし、こちらも相手がラインナップする前に全てのシグナルを受け取るのは大変だ。そういったときに、ヘッドセットで通信ができれば仕事は容易になるはずだ」

「もし自分が拙いプレーをしたら、コーチの怒鳴り声が耳元で聞こえることになりはしないかと、それは少々心配だけどね(笑)。長いことサイドラインからのハンドシグナルを受け取っていると、時には混乱することもあるんだ。直接通信を聞くことができれば、その点で試合が少し容易になる」 

2008年4月 7日

Notebook: ガードは若手の成長に期待

2008年4月 6日

今年のルール改正について

今週開かれたNFLミーティングで可決された主なルール改正は以下のとおり。可決には多数決でなく32球団中24球団の賛成が必要となる。パッカーズのマーク・マーフィ新社長は初参加だったが、元NFL選手でありカレッジ界での豊富な経験もあるため、積極的に発言して議論をリードする場面もあったようだ。

可決に至らなかったルール改正案は以下のとおり。

2008年4月 5日

ファーヴ復帰の噂 早くも第1弾

涙の引退会見から4週間、LAタイムズ紙が情報筋の話として、「代理人バス・クックがブレット・ファーヴのトレードの可能性を他球団に密かに打診中」と報じてちょっとした騒ぎとなった。しかしすぐにバス・クック本人やトンプソンGMが強く否定し、翌朝にはファーヴ本人も、スポーツ・イラストレイテッドのピーター・キングの電話取材に対し、以下のようにコメントしている。

「復帰は全く考えていない。そんな話がどこから出てきたのか分からないが、少なくとも僕から出た話じゃない。自分の下した決断に満足しているし、『自分は間違った判断をしてしまったのでは』 などと一度も思ったことがない。正しい決断だったと僕には分かっている。自分のあずかり知らぬところで、そこらじゅうの話題になるなんて馬鹿げた話だ。ちょっと可笑しいよね。引退したというのに、他人が引退させておいてくれないのだから」

噂の火元について、「高額サラリー(代理人は3%を受け取るので$36万ドル)に未練のある代理人が勝手にやっているのではないか」との見方も少なくない。今回のLAタイムズ記事を全く相手にしなかったのはむしろ地元メディアで、Press-Gazette紙のマイク・ヴァンダーマウス記者は同紙ブログの中で次のように述べている。「3月6日の引退会見を見た者なら誰でも、彼はこれで終わったのだとわかっている。炎は消えたのだ。彼の内なる炎はもう存在しない」

とはいえ、昨年あれだけ活躍できたファーヴだけに、噂がこれっきりということは考えにくい。たとえば他チームの有力QBがキャンプで大ケガでもすれば、「ファーヴのトレードをパッカーズに打診」とか「ファーヴが復帰に乗り気」などと噂が流れるはず。こういった騒ぎは数年後まで時おり起こるだろう、という見方が一般的だ。

プレシーズンゲームの対戦相手決まる

パッカーズの2008年プレシーズンゲームの対戦相手が発表された。第1週のベンガルズ戦を除いて詳しい日時は未定。

Packers 2008 Preseason Game Schedule
Date   Opponent   Time 米TV
8/11   Cincinnati Bengals 8:00 p.m. ESPN
8/14 - 18 @ San Francisco 49ers 未定 state
8/21 - 25 @ Denver Broncos 未定 state
8/28 - 29   Tennessee Titans 未定 state

2008年4月 3日

Notebook: ディフェンス選手にも受信装置

2008年4月 2日

補償ドラフト指名権として4巡を獲得

Compensatory Draft Pickつまり補償ドラフト指名権(用語集へ)として、今年のパッカーズはドラフト4巡指名権(全体135位)を手に入れることができた。この仕組みはNFLの戦力均衡策の1つで、前年のFA流出がFA獲得と比べて多かったチームに対し、3巡から7巡のドラフト指名権をNFLが配布するもの。人間が決めるのではなく、複雑な計算式で割り出されるらしい。各巡の最後に付け加える形になっていて、この指名権はトレードできない決まりになっている。

昨年のパッカーズはRBアーマン・グリーン(HOU)とTEデヴィッド・マーティン(MIAで15試合先発)をFAで失い、獲得したFAはCBフランク・ウォーカー(先発ゼロ)だけだった。今年は3巡指名権を受け取るのが4チーム、4巡指名権を受け取るのは5チームで、パッカーズはその中で最下位の36位。

発表直前にトンプソンGMは「期待するとがっかりするので私は予想はしないでおく」と語ったばかりだが、4巡ならば喜ばしいことだろう。4巡を受け取るのは2002年以来6年ぶりのことで、2003年は6巡1つと7巡3つ、2004年は7巡1つ、2005年はゼロ、2006年は5巡と7巡、2007年は7巡1つだった。1994年にこのシステムが始まってからの15年間で、パッカーズはNFL5位タイの計24個を受け取っている。1位はレイヴンズの29個で、今年も3巡を含む4つの指名権を手に入れている。

これまでパッカーズはこのCompensatory Draft Pickで、CBタイロン・ウィリアムズ(1996年3巡)、OGマルコ・リヴェラ(1996年6巡)、QBマット・ハッセルベック(1998年6巡)、QBアーロン・ブルックス(1999年4巡)、Pジョシュ・ビドウェル(1999年4巡)、RBダヴェンポート(2002年4巡)、Cスコット・ウェルズ(2004年7巡)といった選手たちの指名に成功している。

昨秋RBグラントを獲得するために6巡指名権を使い、DTコーリー・ウィリアムズのトレードで2巡25位指名権をブラウンズから受け取っているので、今年のパッカーズのドラフト指名権は以下の8つとなった。

 1巡30位
 2巡25位 (全体56位)
 2巡29位 (全体60位)
 3巡28位 (全体91位)
 4巡29位 (全体128位)
 4巡36位 (全体135位)
 5巡27位 (全体162位)
 7巡30位 (全体237位)

開幕戦はヴァイキングスとマンデーナイト

2008年開幕週のパッカーズは、マンデーナイトゲームでホームにヴァイキングスを迎えることが明らかになった。米東部標準時で9月8日午後7時、グリーンベイ時間では午後6時から、ポスト・ファーヴ時代の幕開けが全米中継されることになる。全米放送の開幕戦なのでファーヴの永久欠番セレモニーにちょうどよいのでは? という質問に対してトンプソンGMは、「それはファーヴ家と球団が話し合って決めることだから」と答えているが、リーグ側はそのつもりで試合を組んだのかもしれない。

今回発表されたのは開幕週のプライムタイム・ゲームだけで、全スケジュールが発表されるのは来週または再来週の見込み。木曜夜に行われる開幕戦はワシントン@NYジャイアンツ(NBC)だが、共和党大会と重なるため、通常より1時間半早い東部時間7時キックオフに変更されている。サンデーナイトのシカゴ@インディアナポリス(NBC)は、第41回スーパーボウルの再戦でありルーカス・オイル・スタジアムのこけら落とし。ESPNが放送するマンデーナイトはダブルヘッダーで、パッカーズ戦の次はデンバー@オークランドが行われる。

パッカーズがマンデーナイトで開幕週を迎えるのは球団史上4回目で、過去3回は全て勝利している。ヴァイキングスとマンデーナイトで当たるのはこれで6回目。これまでの成績はパッカーズが2勝3敗で負け越しているが、2000年11月6日のマンデーナイトでは、球団史上に残るWRアントニオ・フリーマンのミラクルキャッチで延長戦を制している。パッカーズはこれで16年連続でマンデーナイトゲームに顔を見せており、通算成績は25勝25敗1分けのちょうど5割。

2008年4月 1日

Mock Draft集 ver.2

モックドラフト集の第2回。*印をつけたのは前回からバージョンアップされていないサイト。今回はQB指名を予想したものが2つある。なお、NFL Draft Countdownがパッカーズの2巡指名bに挙げているニューベリー大のOTヒース・ベネディクトは3月26日に急死してしまった。心臓発作によるものらしい。

2008 NFL Mock Draft Links ver.2
メディア / 担当者 rd Player Pos. College
NFL.com / Vic Carucci 1巡 Keith Rivers LB USC
NFL.com / Pat Kirwan 1巡 Brian Brohm QB Louisville
ESPN / Mel Kiper 1巡 Mike Jenkins CB South Florida
ESPN / Todd McShay (Scouts Inc.) 1巡 Kenny Phillips S Miami
SportingNews / The War Room 1巡 Branden Albert OG Virginia
 SportingNews / The War Room 2巡a Martellus Bennett TE Texas A&M
 SportingNews / The War Room 2巡b Dan Connor LB Penn State
  SportingNews / The War Room 3巡 Tracy Porter S/CB Indiana
CBS Sportsline / The Sports Xchange 1巡 Antoine Cason CB Arizona
CBS Sportsline / Clark Judge 1巡 Antoine Cason CB Arizona
CBS Sportsline / Pete Prisco 1巡 Antoine Cason CB Arizona
Sports Illustrated / Don Banks 1巡 Kenny Phillips S Miami
FOX Sports / Chris Steuber (Scout.com) 1巡 Antoine Cason CB Arizona
ProFootballTalk.com 1巡 Joe Flacco QB Delaware
MSNBC / Steve Silverman 1巡 Fred Davis TE USC
Pro Football Weekly / Nolan Nawrocki 1巡 Mike Jenkins CB South Florida
Rivals.com / Frank Coyle (draftinsiders) 1巡 Brandon Flowers CB Virginia Tech
KFFL 1巡 Brandon Flowers CB Virginia Tech
 KFFL 2巡a Duane Brown OT Virginia Tech
 KFFL 2巡b Ray Rice RB Rutgers
NFL Draft Countdown 1巡 Brandon Flowers CB Virginia Tech
 NFL Draft Countdown 2巡a Matt Forte RB Tulane
 NFL Draft Countdown 2巡b Heath Benedict OT Newberry

 

エイプリルフール版へ