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Draft Notebook 4: TE Jermichael Finley
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年4月29日
- 3巡指名のTEジャーマイケル・フィンリーについて、マカドゥーTEコーチ。「選手のフィルムを見るときは、コーチできない天性の才能を持っているかどうかをまず探すものだが、彼にはそういったものがいくつもあると思う。映像を見始めてすぐに興味をそそられた選手だった。まだ身体能力のごく一部をあらわしたにすぎない。あの身長にしてはスリムな243ポンドで、若く未熟な選手だ。向上の余地は大きく、トレーニングを続ければもっと体重を増やせるだけの骨格がある」
- 出場資格があと2年残っていながらアーリーエントリーしたことについてTEフィンリー本人は、最近結婚したことや2人の子供がいることとは関係ないとしている。「フィールドの中でも外でも、人生のより大きなチャンレンジへの準備ができていたからだ。だからNFLに入る決断をした。迷いはなかった。暮れのボウルゲーム(アリゾナ州立大に快勝)の前に決心はできていたし、やっていける自信はあった」
- ランブロッキングを自分で評価するならBマイナスだとTEフィンリーは言う。「ランゲームについては努力が必要だね。グリーンベイに行ったら、必死で頑張るつもりだ」
- 21歳というTEフィンリーの若さについて、トンプソンGM。「彼は非常に若いが、我々はさほど心配はしなかった。アーリーエントリーの選手で用心が必要なのは、4年生と比べてスカウティングの対象となる試合が少ないことだ。しかし彼はとても才能ある選手だと我々は思った。素晴らしいキャッチ力があり、非常にアスレチックだ。ドナルド(TEリー)とトリー(TEハンフリー)に彼を加えることができて、コーチたちはとても喜んでいる」
- TEフィンリーは高校時代バスケットボールでも大活躍し、平均24得点・20リバウンドを挙げて地区のMVPにも選出された。アリゾナ大からはバスケとフットボールの両方で奨学金をオファーされたという。「でもテキサス大を選んだときに、どちらかに絞るようにマック・ブラウンHCから言われ、フットボールに夢を賭けた」とのこと。
- テキサスA&MのエースRBジョヴォスキー・レーンは腹違いの兄で、生まれが2ヶ月弱しか違わない。TEフィンリーは珍しいことに両親の名前をプロフィールに載せておらず、RBレーンも両親でなく祖父母の名前をプロフィールに載せている。同じテキサス東部の5マイルほど離れた街で、それぞれの母方の祖母に育てられたらしい。子供の頃から毎日のように一緒に遊び、大学ではライバル校同士で、「1年間いばる権利」を賭けて毎年対戦した。