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Draft Notebook 6: OG Josh Sitton
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年4月30日
- 4巡b指名のOGジョシュ・シットン(セントラルフロリダ大)は右タックルで33試合、右ガードで7試合の先発経験があり、左ガードで出場したこともある。パッカーズはそうした器用なところを高く評価している。まずガード(ロースター上もガード表示)として使い、タックルやセンター(出場経験はない)としての可能性も考えているようだ。
- OGシットンについて、キャンペンOLコーチ。「ドラフト3週間前にパッカーズを訪問したときの面談の内容が素晴らしかった。黒板での演習も非常によく、彼の頭のよさを示した。フィールドでは、いったん彼が相手DLに触れるとまるでVelcro(日本で言うマジックテープ)のようで、彼を突き放すことはできない。そして最大の強みの1つが、あの激しい情熱と大きなエネルギー、ホイッスルが鳴るまでファイトするタフガイだ」
- 入団すぐから先発ガードを争えるか、との質問にキャンペンOLコーチは、「もちろんだ。彼を含めて(先発両OTとCを除いた)13人が先発スポットを激しく争うことになる」と答えている。OGシットンにゾーンブロッキングの経験は?との質問には、「彼らはゾーンも多少やり、パワーギャップ的なスキームもやっていた。だから我々のスキームにうまくアジャストできると思う」
- 指名直後のインタビューでOGシットンは、「信じられない。この喜びは表現のしようがないよ。不安や緊張が全て吹き飛んでしまった。指名から1時間経ってもまだ神経がたかぶっている」
- ドラフト前に評価を上げたOGシットンに対し、強い興味を示したチームの1つがパッカーズだった。「グリーンベイに呼ばれて行ったジョシュから電話があって、『ママ、ここは絶対見るべきだよ。すごい伝統とロンバルディ・トロフィーが並んでる』 と言うので私は、『あなたを指名するよう言っといて。そうしたら私も行くわ』 と答えたんです」と母ロレット。
- OGジョシュ・シットンの一家は、フロリダ州ペンサコラ(海軍航空基地で有名)の自宅でドラフトを見ていた。4巡で息子が指名されると、父ジョージは急いでスポーツ用品店に走り、パッカーズグッズをいくつか買ってきた。息子にキャップをかぶらせたのはよかったものの、サイズの合うシャツがあるわけはなく、よりによってショッキングピンクのポロシャツで地元メディアのインタビューを受ける結果に。
- オーバーン大など複数から奨学金オファーがあった中でセントラルフロリダ大を選んだのは、すぐに出番があると思ったから。その目論見どおり、彼はレッドシャツなしで1年目からスターター(4試合)を務めたため、現在まだ21歳。
- 2006年に飲酒運転と駐車違反で免停処分を受けたことがある。