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Notebook: マッカーシーHCが再婚
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年4月14日
- 制限つきフリーエージェント(RFA 用語集参照)だったRBヴァーナンド・モレンシーは、パッカーズのオファーしていた最低額$927000ドルの1年契約にサインした。元3巡入団の彼を他球団が獲得するには3巡指名権をパッカーズに譲渡しなければならず、そのような球団は現れそうにないため。
- 今年のパッカーズからはもう1人、DTコリン・コールもRFAとなっている。彼はドラフト外入団だが、モレンシーより一段階上の$1.417ミリオンのオファーをしてあるため、他球団が獲得するには2巡指名権をパッカーズに譲渡しなければならない。当然どの球団も手を出さないうちに、今月18日のRFA交渉期限を迎えるはず。
- ロジャースがもしケガでもして現役復帰を求められたら魅力を感じるだろう、といったファーヴ発言について、マイク・マッカーシーHC。「全く気にならない。ブレットとは頻繁に話をしているし、彼の現状はよくわかっている。彼は引退の決断にとても満足している、というのが私の理解だ。ブレットが述べたような思考過程は、引退した誰もが経験するごく普通の感情だと思う。やはり時間を持て余すことになるだろうし、引退1年目はきっと大変だろう」
- RTマーク・タウシャーがリー・レメル賞の表彰式(後述)で、ファーヴについて次のように語っている。「彼はプレーすることが大好きだが、自分で引退を決断したのだし、僕らはフットボールチームとして前に進む準備ができている。復帰の憶測について、僕らはいちいち心配したりしない。僕らはブレットを心から尊敬している。素晴らしいチームメイトだった。しかし今は、これはアーロン・ロジャースのチームだ」
- Press-Gazette紙のマイク・ヴァンダーマウスが、「復帰について余計な憶測を呼ぶだけなのだから、たとえ仮定の話でもファーヴは復帰の可能性など口にするな」と、もっともな内容のコラムを書いている。
- プレーオフ敗退の痛手と将来への見通しについて、RTタウシャー。「あれほど有利な立場にいながらスーパーボウルに届かなかった、その失望は今も僕につきまとっている。僕らは自分たちへの期待がすごく高かったし、チーム外部から見れば高すぎたのかもしれないけど。この世界には変化がつきもので、だからこそ僕らにあのようなチャンスが来たんだし、それだけにチャンスをモノにできなかったのはこたえる。(ファーヴが抜けたとはいえ)中核になる素晴らしい選手たちがいて、進歩を続ける若いチームだ。だから将来は明るい。それは間違いないよ」
- 10年ほど前に離婚してこれまで独身(今年16歳の娘が1人)だったマイク・マッカーシーHCが、先月アリゾナで挙式を上げていたことが明らかになった。互いにバツイチで、相手のジェシカ・クレスさんはパッカーズの理事ウィリアム・F・クレスの元妻らしい。
- 昨年いっぱいでパッカーズの"Team Historian"を引退した83歳のリー・レメルは、彼の主催する "Lee Remmel Sports Awards" の表彰式を病気のため欠席した。1月のプレーオフ戦にも出席できなかったことからして、おそらく軽いものではないのだろう。今回の式典では例年とは逆に、受賞者のRTタウシャーやマッカーシーHCがレメル翁の62年にわたる功績を讃える会のようになった。