過去の記事 2006年12月 全文表示  (リスト表示はこちら

2006年12月31日

Notebook: ファーヴの最終戦への心構えは

Packers Injury Report
Player Pos. Injury Status Notes
David Martin TE Rib Questionable 出場の方向
Abdul Hodge LB Shoulder Questionable 出場の方向
Atari Bigby S Hamstring Questionable 出場の方向
Ahman Green RB Knee Probable 出場予定
Donald Driver WR Shoulder Probable 出場予定
Scott Wells C Shoulder Probable 出場予定
Ryan Pickett DT Foot Probable 出場予定
Charles Woodson CB Shoulder Probable 出場予定
Bears Injury Report
Player Pos. Injury Status
Jason McKie FB Ankle Doubtful
Charles Tillman CB Back Questionable
Probable
Questionable
Doubtful
Out
: 出場の可能性75%
: 出場の可能性50%
: 出場の可能性25%
: 欠場

2006年12月30日

Notebook: レッドゾーンオフェンス改善のために

2006年12月29日

Notebook: ディフェンスはまだまだ」とCBウッドソン

2006年12月28日

Notebook: 4連休を終えて準備スタート

2006年12月27日

Playoff Scenarios

複雑なワイルドカード争いについて、現在の状況と諸条件を以下にまとめてみる。

上記の諸条件をふまえ、パッカーズのプレーオフ進出シナリオは以下の通り。引き分けは省略するが、1番・2番・3番の条件はジャイアンツが引き分けでも成立する。

  1. パッカーズがベアーズに勝ち、レッドスキンズがジャイアンツに勝ち、ヴァイキングスがラムズに勝つ。 こうなればNYGとSTLが7勝9敗となって脱落。たとえCARやATLが勝ってGBと並んだとしても、NFC内成績で7勝5敗のGBが上となる。
  2. パッカーズがベアーズに勝ち、レッドスキンズがジャイアンツに勝ち、パンサーズがセインツに勝つ。 NYGが脱落し、GBとCARが並ぶのでNFC内成績でGBが上となる。たとえSTLがMINに勝ったとしても、3球団で並べばNFC内成績でGBが上となる。
  3. パッカーズがベアーズに勝ち、レッドスキンズがジャイアンツに勝ち、ファルコンズがイーグルスに勝つ。 2番と同じくNYGが脱落するので、GBとATLが2球団で並んでも、STLを加えて3球団で並んでも、NFC内成績でGBが上となる。
  4. パッカーズがベアーズに勝ち、ジャイアンツがレッドスキンズに勝ち、"Strength of victory"でパッカーズが逆転する。上で説明したように "Strength of victory" ではジャイアンツが大幅リードしているため、パッカーズが逆転するにはいくつものチームの助けが必要となる。

2006年12月25日

Notebook: レシーバー陣の不調

2006年12月24日

Packers - Vikings Notebook

2006年12月23日

Packers 9 - 7 Vikings

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Vikings (6-9) 0 0 7 0
Packers (7-8) 3 3 0 3

気温2℃、弱い霧雨が降るランボーフィールド。QBファーヴ最後のホームゲームになるかもしれず、この日の観客プレゼントは「4」と書かれた黄色いタオルだった。プレーオフへかすかな望みをつなぐ6勝8敗のライバル対決は、昨年とは逆にパッカーズ側がスウィープして地区2位を決めた。

前半に5回も敵陣に入りながらFG失敗もあって6点しか挙げられなかったパッカーズに対し、ヴァイキングスはオフェンス絶不調ながら第3QにCBスムートのINTリターンTDが出て逆転。第4Qにも相手ゴールライン寸前でTEフランクスがファンブルロストを犯して逆転を逃したパッカーズだが、WRルヴェル・マーティンへの36ydsパスをかろうじてフィールドゴールに結びつけてついに再逆転。最後はルーキーQBを攻めたてて難なく逃げ切った。

第1Q、ヴァイキングスが3&アウトのあと、GB陣34からのパッカーズはWRドライバーとTEフランクスへのパス、RBグリーンの13ydsランでMIN陣8に迫るが、サックが響いて38ydsFGどまり。ヴァイキングスは3rdダウンでサックが出て再び3&アウト。GB陣29からのパッカーズはWRドライバーへの19yds、WRルヴェル・マーティンへの20ydsパスなどでMIN陣20まで進むが、Kレイナーは足を滑らせて38ydsFG失敗。MIN陣29からのヴァイキングスはRBチェスター・テイラーの11ydsランで初めて1stダウンを更新してパント。

第2Q、パッカーズはWRドライバーへの12ydsパスと相手反則、WRドライバーへの22ydsパスでレッドゾーンに入るがまたもTDならず、34ydsFGもポストに当たって失敗。両者3&アウトのあと、MIN陣40からのヴァイキングスはQBスクランブルが1yds足りず3&アウト。GB陣18からのパッカーズはRBグリーンのランとTEドナルド・リーへのパスでフィールド中央に進むが、WRジェニングス落球が響いて結局パント。残り1分46秒、MIN陣20からのヴァイキングスは3rdダウンでまたもサック。残り1分14秒、MIN陣45からのパッカーズはWRルヴェル・マーティンへの13ydsパスなどで得点圏に進み、最後は44ydsFG成功でようやく6点目を挙げてハーフタイムへ。

第3Q。リターナーのミスでGB陣6からのパッカーズは、WRドライバーへの13ydsパスでピンチを逃れるがそこまで。GB陣48からのチャンスにヴァイキングスはRBテイラーの4連続ランでGB陣33に進むが、CBウッドソンのインターセプトで得点ならず。パッカーズが3&アウトのあと、MIN陣20からのヴァイキングスは、WRトラヴィス・テイラーへの42ydsパス成功が反則で取り消されて3&アウト。GB陣40からのパッカーズは、最初のプレーでWRジェニングスへのパスをCBスムートにインターセプトされてそのまま逆転タッチダウン。GB陣27からのパッカーズは今度も最初のプレーでロングパスをインターセプトされてしまうが、ヴァイキングスは3&アウト。GB陣10からのパッカーズはRBモレンシーのランで1stダウンを更新してパント。

第4Q、ヴァイキングスが3&アウトのあと、GB陣42からのパッカーズはRBグリーンへの8ydsスクリーンとTEリーへの24ydsパス、ラフィングザパサーでレッドゾーンに入るが、ゴールライン寸前でTEフランクスがファンブルロスト。ヴァイキングスはRBテイラーへのパスで1stダウンを更新してからラン3回でパント。残り4分47秒、GB陣33からのパッカーズは、WRルヴェル・マーティンへの36ydsパスで一気にMIN陣27に進むが、連続ロスタックルとフォルススタートとホールディング反則で1stダウンを奪えず。しかしKレイナーが44ydsFGを決めて再逆転に成功。残り1分28秒でタイムアウト1つ、MIN31陣からのヴァイキングスは、サックとロスタックルと12ydsスクランブル。4thダウン5もパス失敗に終わる。QBファーヴがニーダウンして試合終了。

2006年12月22日

Notebook: ジャゴジンスキーがボストンカレッジで会見

Packers Injury Report
Player Pos. Injury Status Notes
David Martin TE Rib Questionable 微妙
Atari Bigby S Hamstring Questionable 微妙
Ruvell Martin WR Chest Questionable 出場の方向
Mark Tauscher OT Groin Questionable 出場予定
Abdul Hodge LB Shoulder Questionable 出場予定
Ahman Green RB Knee Probable 出場予定
Donald Driver WR Shoulder Probable 出場予定
Chad Clifton OT Shoulder Probable 出場予定
Aaron Kampman DE Illness Probable 出場予定
Charles Woodson CB Shoulder Probable 出場予定
Vikings Injury Report
Player Pos. Injury Status
Cedric Griffin CB Neck Doubtful
Brooks Bollinger QB Shoulder Questionable
Tarvaris Jackson QB Knee Probable
Chester Taylor RB Ribs Probable
Marcus Robinson WR Hip Probable
Travis Taylor WR Ankle Probable
Jeff Dugan TE Knee Probable
Kevin Williams DT Shoulder Probable
Pat Williams DT Knee Probable
Napoleon Harris LB Wrist Probable
Probable
Questionable
Doubtful
Out
: 出場の可能性75%
: 出場の可能性50%
: 出場の可能性25%
: 欠場

2006年12月21日

プロボウルにWRドライバーとDEキャンプマン

今年度のプロボウル選出選手が発表され(NFC/AFC)、パッカーズからはWRドナルド・ドライバーとDEアーロン・キャンプマンの2人が選ばれた。昨年のパッカーズがゼロだったことを考えれば上出来か。

WRドナルド・ドライバーは現在NFC1位の1173yds、WR中1位のキャッチ数(上位2人はRB)を挙げ、当然の選出と思われる。3年ぶり2回目のプロボウル出場となるが、前回は補欠から繰り上げ出場だったので、正式なプロボウル選出は初めて。とはいえ昨年も一昨年も1200yds超を記録し、選ばれてもおかしくない成績を続けていた。かつてのエース、WRフリーマンが27歳から下り坂だったことを考えると、31歳になっても衰える気配がないのは素晴らしい。

DEアーロン・キャンプマンはプロ5年目にして初のプロボウル選出。5巡指名入団から毎年着実に成長を続け、得意のラン守備に加えてパスラッシュでもNFC最多12.5サックを挙げる大爆発で一気にプロボウルへのぼりつめた。サック数の多いパスラッシャーが選ばれやすいが、彼は全DL中最多タックルを挙げ、真のエヴリダウンプレーヤーであるところも立派。総額$21ミリオンの4年契約はかなりのディスカウントだった。

2006年12月20日

ジャゴジンスキーOCがボストン・カレッジのヘッドコーチに

ジェフ・ジャゴジンスキーOCがボストン・カレッジの新ヘッドコーチに選ばれたことが、複数の情報筋から明らかになった。水曜に大学からの正式発表が予定されているため、大学側もパッカーズ側も公式にはまだノーコメント。先週初めに同大の首脳と面談した彼は、ライオンズ戦が終わってすぐボストンに飛び、最終候補として二度目の話し合い。月曜にはグリーンベイに戻ってヴァイキングス戦の準備をしているところ。

今季$55万ドルほどだったジャゴジンスキーOCのサラリーは、$80万ドルから$1.1ミリオンの間ぐらいになるらしい。契約上は今季いっぱいパッカーズ側で仕事をする義務があるが、新天地でスムーズなスタートが切れるよう便宜を図ってやるのも、これまでの忠誠心に対するヘッドコーチからのお返しのようなもの。ヴァイキングス戦と最終戦の間には、ジャゴジンスキーがコーチ陣の組閣などに着手できるよう、マッカーシーHCが時間を与えるものと見られている。

ジャゴジンスキーはコーディネーターの肩書きだが、実際はマッカーシーHCがプレーコールを出してパッシングゲームを担当し、ジャゴジンスキーはランオフェンスの構築を担当する役割分担だった。若手が経験を積んでゾーンブロッキングが軌道に乗り始めたところだけに、1年かぎりの辞任は残念なところ。しかしマッカーシーHCは、彼がいなくなってもゾーンブロッキングのスキームに変更はない、と強調している。

「ウチにはオフェンシブラインを指導できるコーチが5人もいる。ご存知のようにジャゴジンスキーはもともとOLコーチだし、ベン・マカドゥーTEコーチもライン・コーチの経験がある。ジョー・フィルビンOLコーチの下にも、ジェームズ・キャンペンとジェリー・フォンテノーの2人のアシスタントOLコーチがいる。OL指導に関しては、私がこれまで経験したことがないほど強固なシステムができている。5人もいるのは出来すぎで、最低3人はいてほしいと最初は思っていた。自分の経験と強みがどこにあるか(パスオフェンスとQB指導)を分かっていたからね」

新コーディネーター候補はまだ全くわからないが、やはりウェストコーストオフェンスとゾーンブロッキング経験があってマッカーシーHCとフィロソフィーを共有できる人物、というのが理想だろう。ジョー・フィルビンOLコーチの内部昇格も有力な選択肢と見られている。

Notebook: 珍しくプルブロック

2006年12月19日

Packers - Lions Notebook

2006年12月18日

Packers 17 - 9 Lions

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Lions (2-12) 3 0 3 3
Packers (6-8) 3 7 0 7 17 

気温は5℃、天気は晴れ。穏やかなコンディションに恵まれながら、両QB合わせて5インターセプトを重ねる荒れた貧攻戦となった。ケガ人の多いライオンズに対してパッカーズは何度も得点機を逃し、第4Qにはついにリードは1点に。しかしディフェンスの頑張りでタッチダウンを許さず、粘り強いラン攻撃で時間を使いながらRBモレンシーのTDランに結びつける。最後も連続サックで守り切り、パッカーズはようやく今季ホーム2勝目を挙げた。

第1Q、互いに3&アウトのあと、DET陣46からのライオンズは、RBアーレン・ハリス、WRロイ・ウィリアムズ、WRファーリーへのパスでGB陣に進み、42ydsFGで3点先制。パッカーズはCウェルズのスナップミスによりGB陣36でファンブルロスト。しかしCBハリスがインターセプトしてDET陣28へ。TEマーティンの連続落球も相手反則に救われてゴール前に迫るがTDはならず、24ydsFG成功で同点に。DET陣20からのライオンズは3rdダウン5でサックが出てパント。GB陣34からのパッカーズは、WRドライバーとWRホリデイへのパスでフィールド中央に進んで第2Qへ。

第2Q、RBグリーンとWRドライバーへのパスでレッドゾーンに入ったパッカーズだが、RBグリーンの弾いたパスがインターセプトに。DET陣10からのライオンズは今度も3rdダウンでサック。リターナーのCBウッドソンがファンブルするがかろうじてGBが押さえる。GB陣47からのパッカーズはTEドナルド・リーへの15ydsパスとWRドライバーへの10ydsパスで得点圏に入り、RBモレンシーの14ydsTDランで勝ち越し。DET陣27からのライオンズは、QBキトナの18ydsスクランブルとTEフィッツシモンズへのパスでGB陣に入るが、4thダウン1のギャンブルはQBのファンブルで失敗。前半残り1分57秒、GB陣34からのパッカーズは、WRホリデイへの22ydsパスでDET陣に入るが、反則とサックで得点圏に入れず。

第3Q、パッカーズが3&アウトのあと、DET陣36からのライオンズはRBハリスへの20ydsパスでGB陣に入り、42ydsFG成功で4点差に。パッカーズはRBグリーンの19ydsランでフィールド中央に進むが、WRドライバーへのロングパス成功が反則で取り消されてパント。ライオンズが3&アウトのあとGB陣21からのパッカーズはRBグリーンへのパスとランで1stダウンを更新するが、反則が響いてパント。DET陣24からのライオンズは最初のプレーでCBウッドソンがインターセプトし、相手フェイスマスクでDET陣12へ。しかしTEマーティン落球のあと、エンドゾーンへのパスはインターセプトに終わる。ライオンズはWRマイク・ウィリアムズへのパス2回でGB陣に入って第4Qへ。

第4Q、サックが響いてライオンズは得点圏に入れないが、ナイスパントでGB陣2へ。3rdダウンでRBグリーンがキャッチミスしたボールが3つめのインターセプトに。しかしライオンズはタッチダウンできず、23ydsFG成功で1点差に。GB陣22からのパッカーズは、RBグリーンのラン中心に時間を使いながら得点圏に進み、最後は再びRBモレンシーの21ydsTDランで8点差に。残り2分43秒、DET陣15からのライオンズはWRマイク・ウィリアムズへの10ydsパスのあと連続サックで4thダウン25となり、最後もパス失敗で試合終了。

2006年12月17日

来春もキャップの空きはたっぷり

来年のサラリーキャップ総額は、今年より$7ミリオン増えて$109ミリオンほどになると予想されている。今年のパッカーズは$30.5ミリオンものサラリーキャップの余裕があったが、Journal Sentinel紙の試算によると、来年も$29.5ミリオンの余裕があるとのこと。

この記事によれば、パッカーズよりも空きの大きいチームは10チーム以上あるが、そういったチームはどうしてもFAとなる選手が多い。つまり再契約に金をかけるか、でなければ新たなスターターを獲得する必要がある。パッカーズはすでにCスコット・ウェルズとの契約延長を済ませてあり、来春フリーエージェントとなる有力選手はRBアーマン・グリーンぐらい。ただしFA補強軽視のトンプソンGMのこと、FA市場で次から次へと大物獲得に動くことはないだろう、というのが大方の見方だ。

Notebook: WRフランシスが二度目の昇格

Packers Injury Report
Player Pos. Injury Status Notes
Michael Montgomery DE Knee Out 欠場
Atari Bigby S Hamstring Questionable 欠場
Ruvell Martin WR Chest Questionable 欠場の方向
Mark Tauscher OT Groin Questionable 控えで復帰か
Donald Driver WR Shoulder Questionable 出場予定
David Martin TE Rib Questionable 出場予定
Ben Taylor LB Hamstring Questionable 出場予定
Ahman Green RB Knee Probable 出場予定
Scott Wells C Illness Probable 出場予定
Charles Woodson CB Shoulder Probable 出場予定
Lions Injury Report
Player Pos. Injury Status
Blaine Saipaia G Chest Out
Ross Verba G Groin Out
Marcus Bell DT Hand Out
Fernando Bryant CB Concussion Out
Marcus Pollard TE Hamstring Questionable
Teddy Lehman LB Hamstring Questionable
Eddie Drummond WR Hip Probable
Probable
Questionable
Doubtful
Out
: 出場の可能性75%
: 出場の可能性50%
: 出場の可能性25%
: 欠場

2006年12月16日

Notebook: ラマー・ハントの思い出

2006年12月15日

Notebook: CBハリスをWRロイ・ウィリアムズが称賛

2006年12月14日

ジャゴジンスキーOCがボストン・カレッジのHC候補に

ジェフ・ジャゴジンスキーOCがボストン・カレッジのヘッドコーチ候補の1人となり、同大のアスレチック・ディレクター(プロで言うGMのような人)がウィスコンシンを訪れて火曜朝に面談をおこなった。ジャゴジンスキーは1997年から98年まで同大のOCを務めていた。報道によれば他に5人ほどが候補となっており、これまでのところスティーラーズのマーク・ウィップルQBコーチが最有力と言われている。 

2006年12月13日

Notebook: 主力3人のケガで綱渡り

2006年12月12日

Packers - 49ers Notebook

2006年12月11日

Packers 30 - 19 49ers

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Packers (5-8) 7 10 7 6 30 
49ers (5-8) 3 3 7 6 19 

晴れ時々曇り。気温は14℃。最初のピンチをFGでしのいだパッカーズは徐々にパスオフェンスが調子を上げて前半で11点のリード。後半に入っていったんは49ersの流れになるが、そこからインターセプトを奪った直後のWRドライバーへのロングTDパスが通って再びモメンタムを取り戻す。最後までオフェンスがよく機能したパッカーズが連敗を3で止め、古巣への勝利をマッカーシーHCにプレゼントした。

第1Q、パッカーズはRBグリーンのラン中心にSF陣に進むが、WRジェニングスへの33ydsパス成功がチャレンジで覆り、結局パント。49ersはRBゴアの72ydsランが飛び出してGB陣2に迫るが、反則も響いてFGどまり。GB陣37からのパッカーズは、WRドライバーへの21ydsパスでSF陣に入り、WRルヴェル・マーティンに37ydsTDパスが通って逆転。49ersが3&アウトのあと、GB陣33からのパッカーズはWRジェニングスへのパスでまたもSF陣に入るが、WRドライバーのエンドアラウンド失敗で得点圏に進めず。ナイスパントでSF陣12からの49ersは、2回目のランでRBゴアがファンブルロスト

第2Q、SF陣8からの攻撃だがパッカーズはタッチダウンならず、23ydsFGで3点追加。49ersはTEウォーカーへの29ydsパスでGB陣に入るが、WRジェイコブズのパスキャッチがぎりぎりアウトオブバウンズで結局パント。GB陣20からのパッカーズはWRドライバーへの19ydsパス、22ydsパス、TEドナルド・リーへの11ydsパスでレッドゾーンに入り、最後はRBグリーンがエンドゾーンに飛び込んでタッチダウン。WRバトルへの11ydsパスなどでGB陣に進んだ49ersは、4thダウン3のギャンブルはRBゴアへのパス成功でレッドゾーンへ入るがタッチダウンはならず、36ydsFG成功で11点差に。残り57秒、GB陣23からのパッカーズはWRドライバーへのパスでフィールド中央まで進むがサックされて前半終了。

第3Q、49ersはRBゴアのランとWRアントニオ・ブライアントへの39ydsパスでレッドゾーンに入り、QBスミスのスクランブルでGB陣1での1stダウン。RBゴアがエンドゾーンに飛び込んで4点差に。両軍とも3&アウトのあと、ナイスパントでGB陣3からのパッカーズ攻撃は、スナップミスもあって3&アウト。GB陣49からの49ersは、3rdダウン2でのパスをSコリンズがGB陣32でインターセプト。2つめのプレーでWRドライバーへのロングパスがタッチダウンに。49ers攻撃は3rdダウンでサックが出てパント。GB陣42からのパッカーズはRBグリーンへの13ydsパスとRBモレンシーの10ydsランでSF陣35に進んで第4Qへ。

第4Q、WRルヴェル・マーティンへの6ydsパスは1stダウンに届かず、44ydsFG成功で14点差に。49ersはホールディング反則も響いて3&アウトに終わると、CBウッドソンの40ydsリターンが飛び出してSF陣18へ。WRドライバーへの6ydsパスで1stダウンゴールに迫るがTDパスは通らず、21ydsFG成功で17点差に。ナイスリターンでSF陣46からの49ersは、RBゴアへの16ydsパス、TEデイヴィスへの14ydsパスで簡単にレッドゾーンに入るが、エンドゾーンへのパスをLBホークがインターセプトし、GB陣21までリターン。パッカーズはラン3回で時間を使ってパントし、25ydsリターンでSF陣48からの49ers攻撃。TEデイヴィスへのショートパスが、ミスタックルで52ydsのタッチダウンに。PAT失敗で11点差。残り5分09秒、GB陣14からのパッカーズは、TEフランクスへの11ydsパス、WRジェニングスへの17ydsパスで1stダウンを重ね、タイムアウトを使わせた後でRBモレンシーの39ydsランが飛び出してトドメとなった。

2006年12月10日

ランボーフィールドに DD GrassMaster 導入へ

天然芝を人工繊維で補強するハイブリッドなシステム "DD GrassMaster" を来季からランボーフィールドに導入することになった。寒冷地では冬に芝の根付きが悪くなって芝が禿げやすくなったり掘れやすくなったりするが、このシステムは天然芝の根が人工繊維に巻きついて安定する仕組み。見た目も使用感も従来と変わらず、人工芝ではなく天然芝の方に分類される。

すでにスティーラーズ、ブロンコス、イーグルスの各スタジアムで正式採用され、パッカーズでも昨年夏から、練習用のクラーク・ヒンクル・フィールドに採用されている。選手たちには非常に評判がよく、今年春にもランボーフィールドへの導入が検討されたことがあった。

伝統主義者からの批判を想定してボブ・ハーラン会長は、「これはランボーフィールドの歴史的価値をいささかも損ずるものではない。導入しても、天候が悪くなれば泥のようになるし、気温が低くなれば凍りつく。雪が降れば滑りやすい。十分なリアリティは保たれる。クラーク・ヒンクル・フィールドには数え切れないほど足を踏み入れたが、人工のものという感じは全くしない」と説明している。

"DD GrassMaster"を提供するDesso DLW社の担当者マイク・マグローは言う。「ランボーフィールドが神聖な存在ということはよく理解している。懸念を和らげるために私が言えることは、ベースに埋め込まれた人工繊維は天然芝システムの働きに何の影響も与えない、ということだ。天然芝と全く同じように働く。それでいて、悪天候時にディボットやひどい損傷はなくなるだろう。我々はこれを、天然芝システムの強化ととらえている」

Notebook: DEモンゴメリーがヒザを大ケガか

Packers Injury Report
Player Pos. Injury Status Notes
Michael Montgomery DE Knee Out 欠場
Mark Tauscher OT Groin Doubtful 欠場
David Martin TE Rib Questionable 出場の方向
P.J. Pope RB Hamstring Questionable 出場予定
Ben Taylor LB Hamstring Questionable 出場予定
Ahman Green RB Knee Probable 出場予定
Noah Herron RB Ankle Probable 出場予定
Nick Barnett LB Hand Probable 出場予定
Charles Woodson CB Shoulder Probable 出場予定
Patrick Dendy CB Concussion Probable 出場予定
49ers Injury Report
Player Pos. Injury Status
Eric Johnson TE Knee Out
Adam Snyder OT Ankle/Knee Out
Derek Smith LB Hamstring Out
Jonas Jennings OT Ankle Questionable
Anthony Adams DT Knee Questionable
Shawntae Spencer CB Ankle Questionable
Probable
Questionable
Doubtful
Out
: 出場の可能性75%
: 出場の可能性50%
: 出場の可能性25%
: 欠場

2006年12月 8日

Notebook: ファーヴはオフにヒザの関節鏡手術へ

2006年12月 7日

WRホリデイを獲得 WRフランシスを解雇

昨日カーディナルスから解雇されたWRカーライル・ホリデイを獲得し、代わりにWRクリス・フランシスを解雇した。ホリデイはノートルダム大でQBとして26試合の先発経験を持ち、大学4年目でWRに転向したためWR経験がまだ浅い。今年がどうこうと言うよりも、将来性に期待しての補強かもしれない。 

現在25歳のWRホリデイは、身長6-2(188cm)の大型WR。ノートルダム大から昨年のドラフト外でカーディナルスに入団し、プラクティス・スクワッドからシーズン終盤に昇格して1試合だけ出場した(スタッツなし)。2年目の今年も序盤はプラクティス・スクワッドにいたが、10月半ばにロースターに昇格。WRフィッツジェラルド欠場時に2試合先発(試合の最初が3WRや4WRセットだったため)したがチャンスを活かすことができず、今週初めに解雇されていた。QB経験に加えて、野球でもシンシナティ・レッズからドラフト指名されたことのあるマルチアスリート。

解雇されたWRクリス・フランシスはテキサス大エルパソ校出身のドラフト外ルーキー。ファーガソンとコーレン・ロビンソンが相次いで戦線離脱した穴を埋めるため、10月20日にプラクティス・スクワッドから昇格した。4番手WRを務めたものの、思うような活躍はできず、4試合でわずか2キャッチ16ydsに終わった。それに加えてスペシャルチームでのプレー内容が解雇の要因になった可能性もある。

2006年12月 6日

Notebook: チーム立て直しの方策は

2006年12月 5日

Packers - Jets Notebook

2006年12月 4日

Packers 10 - 38 Jets

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Jets (7-5) 10 21 0 7 38 
Packers (4-8) 0 0 10 0 10 

気温は-7℃。雪が降っているが積もるほどではなく、薄日が差している。風が吹いて体感気温-18℃。序盤からラン守備・パス守備どちらもガタガタののパッカーズは、前半5回のディフェンスを一度も止めることができずに340ydsで31失点。事実上ここで試合が決まってしまい、オフェンスもいいところなく3連敗となった。

第1Q、NYJ陣31からのジェッツはTEベイカー、RBヒューストン、WRマカレインへのパスでレッドゾーンに入るが、エンドゾーンへのパスが通らず、24ydsFGで先制。GB陣33からのパッカーズは、RBグリーンとTEフランクスへのパスでNYJ陣に入るが、サックされてファンブルロスト。ジェッツはWRコチェリーへの25ydsパスで得点圏に入り、最後もWRコチェリーへの12ydsTDパスが成功。GB陣34からのパッカーズは3&アウトに終わり、NYJ陣17からのジェッツはTEベイカーへの22ydsパス、WRコチェリーへの21ydsパスなどでまたも得点圏に入り、第2Qへ。

第2Q、ゴール前に迫ったジェッツはRBヒューストンのラッシングTDで早くも0-17。GB陣28からのパッカーズはRBグリーンの35ydsランで得点圏に入るが、40ydsFGは右に外れて得点ならず。ジェッツはWRブラッド・スミスのリバースなどでゴール前に迫り、3rdダウンのパス失敗もパスインターフェアで1stダウン。再びRBヒューストンのTDランで24点差。GB陣28からのパッカーズは自陣39でのギャンブルはなんとか成功するが、WRドライバーへのロングパスがインターセプトに。2ミニッツ明け、TEベイカーへの15ydsパスでGB陣に入ったジェッツは最後もTEベイカーへのTDパスで31点目。ブーイングの嵐の中、ハーフタイムへ。

第3Q、GB陣33からのパッカーズはRBグリーンのラン中心にレッドゾーンに入り、34ydsFG成功でようやく完封負けを逃れる。好リターンでNYJ陣47からのジェッツだが、いきなりCBウッドソンがロングパスをインターセプトし、この日初めて失点を逃れる。RBグリーンやWRドライバーへのパスでNYJ陣に入るがこの日三度目のギャンブルは失敗。ジェッツ攻撃はQBペニントンがDEバジャ=ビアミラにヒットされながら投げたパスが浮いてCBデンディがインターセプト。NYJ37からのパッカーズはWRドライバーへの14ydsパスへのパスのあと、最後もWRドライバーへの20ydsTDパス成功で21点差に。オンサイドキック成功でパッカーズ攻撃となるがパスが通らず3&アウト。

第4Q、ジェッツはRBヒューストンの31ydsランでGB陣に入り、RBワシントンの20ydsランでダメ押しのタッチダウン。GB陣34からのパッカーズはQBファーヴの11ydsスクランブルやRBモレンシーへの18ydsスクリーンパスで得点圏に入るが、ゴール前11ydsでの4thダウン10失敗で得点ならず。ジェッツが3&アウトのあと、GB陣41からのパッカーズは4thダウン13でのギャンブルはインターセプトに終わる。ジェッツはGB陣19でのギャンブル失敗。パッカーズはアンダーニースのRBヘロンへのパス中心にNYJ陣に入って試合終了。

2006年12月 3日

Notebook: Pジョン・ライアンの父が死去

Packers Injury Report
Player Pos. Injury Status Notes
Mark Tauscher OT Groin Doubtful 欠場
P.J. Pope RB Hamstring Questionable 欠場
David Martin TE Rib Questionable 欠場の見込み
Ben Taylor LB Hamstring Questionable 微妙
Nick Collins S Hamstring Questionable 微妙
Nick Barnett LB Hand Questionable 出場予定
Brett Favre QB Elbow Probable 出場予定
Ahman Green RB Knee Probable 出場予定
Chad Clifton OT Hamstring Probable 出場予定
Charles Woodson CB Shoulder Probable 出場予定
Jets Injury Report
Player Pos. Injury Status
BJ Askew FB Foot Questionable
David Barnett CB Hip Questionable
Tim Dwight WR Thigh Questionable
Cedric Houston RB Knee Questionable
Rashad Moore DL Hand Questionable
Eric Smith DB Foot Questionable
Kevan Barlow RB Calf Probable
Matt Chatham LB Foot Probable
Jerricho Cotchery WR Chest Probable
Andre Dyson CB Neck Probable
Pete Kendall OL Knee Probable
Justin McCareins WR Foot Probable
Chad Pennington QB Calf Probable
Dewayne Robertson DL Foot Probable
Probable
Questionable
Doubtful
Out
: 出場の可能性75%
: 出場の可能性50%
: 出場の可能性25%
: 欠場

2006年12月 2日

Notebook: 基本練習の繰り返し

2006年12月 1日

Notebook: LBバーネットが復帰に向け順調