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Notebook: 主力3人のケガで綱渡り
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年12月13日
- CBウッドソン(肩)とWRドライバー(肩)とWRジェニングス(足首)が第2Qに負傷し、3人とも後半に使えるかとうかハーフタイム時点では分からなかったらしい。「3人とも出られないつもりで我々は準備をしていた。彼らがあのようなケガにもかかわらずプレーを続けたことが、多くを物語っている」とマッカーシーHCはタフな選手たちを賞賛している。上記3人とも、練習は休むとしてもライオンズ戦には出場の予定。
- 3番手WRのルヴェル・マーティンは胸部打撲のため、サンフランシスコの病院で1泊して検査を受けている。「用心のためだ。胸部のことだけに、安全策をとっただけ」とマッカーシーHC。詳細はまだわからない。
- レシーバー陣にケガが多かったため、入団わずか5日の4番手WRカーライル・ホリデイにも出番が回ってきた。「ドナルドとグレッグが負傷したから、予想よりも多くプレーさせることになったが、よくやってくれたと思う。彼は非常に頭のいい若者だ。スペシャルチームでもいい仕事をしたし、今後はもっとプレー機会があるかもしれない」
- 4試合欠場中のRTマーク・タウシャーは今週復帰できるのか、と聞かれたマッカーシーHCは、「そう期待している。復帰に近づいていると思う。もしデトロイト戦が無理でも、次のミネソタ戦は出られると思っている」
- ルーキーOL3人の出来について、ジャゴジンスキーOC。「また一歩前進したと思う。彼ら若手のプレーは非常に満足のいくものだった。特にLGカレッジとRTモールのバックサイドでの(カット)ブロックは素晴らしい仕事だった」
- ディフェンスは相手のパス成功をわずか12回に抑えたとはいえ、ビッグプレーを防ぐという点ではまだ物足りないものがある。「ポジティブな点はたくさんあったが修正すべき点も多い。相手ビッグプレーの数そのものは多くなかったが、それでも340ydsのうち192ydsがビッグゲインによるものだ。それは減らさなければならない」とマッカーシーHC。
- DEバジャ=ビアミラをパスラッシュ専門に下げてDT/DEカレン・ジェンキンズを右DEにするプランは、以前にも検討されていたが、彼が足首を痛めて欠場したりしたため棚上げになっていた、とマッカーシーHC。
- かなり出番を減らされたDEバジャ=ビアミラだが、なんとかポジティブな態度を保っている。「これまでと違うのは確かだ。チームメイトの出番では彼らを励まし、自分のチャンスを待つ。違ってはいるけれど、勝つために必要な手段なら、これはいいことだ。いい結果が出るならいいことだよ」
- スペシャルチームで大きな活躍を見せたのはLBトレイシー・ホワイト。最初のキックオフでは相手ブロッカーを押しのけてRBモーリス・ヒックスをわずか17ydsしかリターンさせずにタックルで仕留めた。第3Qのパントでは、相手リターナーのWRブランドン・ウィリアムズを追いかけて5ydsのロスに。
- いっぽう3巡ルーキーのLBアブドゥル・ホッジはミドルLBバーネットの控えを務めているが、今季スペシャルチームではわずか3タックルしか挙げておらず、かなり不甲斐ないプレー内容。
- もしWRドライバーとWRジェニングスが49ers戦の後半に出られなかったらどうしていた?と聞かれたジャゴジンスキーOCは、「ウィッシュボーンでもやる」とひとこと。(現代NFLでは珍しくなった2RB・1FBのラン主体の隊形)
- 次のライオンズ戦が終わると中3日でヴァイキングス戦が控えているため、今週のコーチ陣はそちらの準備も平行して進めなければならない。ライオンズとヴァイキングスは、ディフェンスは似たようなスキームなので難しくないが、オフェンスは対照的なシステムとのこと。