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Packers - Jets Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年12月 5日
- マイク・マッカーシーHC。「この記者会見場に来るまでに、何と言おうかいろいろ考えたが、いまだに何も浮かばない。本当に失望している。私のチームなのだから、私が全ての責任を負っている。しかしあのようなパフォーマンスは許されない。あのようなプレーをホームで。関係する誰にとっても非常に頭に来る内容だった」
- マッカーシーHC。「選手たちが試合を投げてしまったとは思わない。ただお粗末なパフォーマンスだった。拙いポジションにいるのを私は見たし、拙いテクニックや、ブロックを保てなかったり、ブロックを振り払えなかったりするのも見た。最初の2シリーズではパスプロで大きなポカがあった。私が見たのはそういったものだ。ハーフタイムでは選手それぞれの人間性も問われた。しかし試合を投げたのは私は見ていない」
- ここ2試合のホームゲームを合わせて10-73。シーズン後半に来ての3連敗について、QBブレット・ファーヴ。「よくない数字だ。そんな言い方では控え目すぎるかもしれないけど。正直、いまコーチ・マッカーシーの代わりにヘッドコーチになりたくはないね。こんな内容は、(コーチングではなく)結局は個人のプレーに尽きるんだから」 「僕たちがスキームをきちんとこなせていないのか、能力を全て発揮できていないのか、単によくないチームなのか。そのどれか1つなのか、複数の組み合わせなのか、わからない」
- QBブレット・ファーヴ。「現役続行を選んでよかったと思ってはいる。しかしこのような試合を目にするのはつらいね。こんなのを見ることになろうとは思わなかった。しかしこれが僕らの現実だ。このような試合、そして2シーズンを経験することになろうとは思っていなかった。こんな試合が続けば、フィールドに戻ってくるのは正しい決断だったのか?とやはり思ってしまう。これまで15年間、特にホームでは、勝つことに慣れていたからね。それが急に粉々になってしまった」
- ディフェンス不振について、マッカーシーHC。「全くパスラッシュがないかの如くだった。こちらは泥の上でプレーしているようで、QBペニントンはレシーバーたちとまるでキャッチボールをしているようだった」
- シーズンを通してのディフェンス崩壊にボブ・サンダースDCの責任を問う声が強まるばかりだが、シーズン中のコーチングスタッフ変更についてはマッカーシーHCが否定。しかしシーズン後についてはコメントを避けた。選手たちも表立ったコーチ批判は控えている。サンダースDCの力を信じているかと聞かれたLBバーネットは、「こういった質問に誤ったコメントをすると、チームを分裂させかねない。自分に分かるのは、僕たちはもっといいプレーをしなければならないということだけだ。それ以外はみなさんに任せるよ」
- DEアーロン・キャンプマン。「出血が止まらない。前半はまさにそういう感じだった。必要なときに僕らは相手を止めることができなかった。何とかしてファンブルさせたり、サックしたり、相手のモメンタムを止めることができなかった」
- ホームで1勝5敗、惨敗続きの成績についてCスコット・ウェルズ。「わからない。こんなの受け入れられない。今シーズンを迎えるにあたって、去年悪かったホームゲームの成績を良くするのが1つの目標だったのに」
- 久しぶりに100ydsを超えたランブロックについて、LGダリン・カレッジ。「望んでいたほどにはラッシングの機会そのものがなかった。大きなリードを奪われてしまうと、こちらもゲームプランを変えざるをえない。いくらでもランが出せそうな気がしたのに、残念ながらその機会がなかった」
- RBアーマン・グリーンの102ydsラッシングについてマッカーシーHCは、「アーマンの出来には非常に満足している。彼が(問題ではなく)解決策の一部なのは確かだ。もっと機会を与えられてしかるべきだ」と賞賛している。TEフランクスは、「ランニングゲームのプランは完璧だった。もっとランをすべきだった。(ケガから復帰した)彼のことを、僕らは今季ずっと応援している。彼が活躍するのを見るのは嬉しいよ」
- 金曜日に父を亡くしたPジョン・ライアン。「試合を休むなんて、これっぽっちも考えなかった。これは僕が決めたことじゃない。父が決めたことなんだ。父は出場させたかった、僕にはよくわかっている。ただ同時に、とても難しい状況だったのは確かだ。父を喪ったショックが試合直前に一度来て、最初のパントの後でもう一度来た。蹴り終わってフィールドから出るときに、涙が出てきた」 「昨日ブレットが僕のところに来て、彼がお父さんを亡くしたときの話をしてくれた。そして、僕らの父たちはきっと今ごろ、天国で冗談を言い合っているだろうって。そう思うだけで、気分が少し楽になった」
- 10点を挙げて21点差とした第3Qの終わりに、パッカーズはオンサイドキックを敢行。「規定の10yds飛ばずにパッカーズ側の選手(CBデンディ)に当たった」との判定でいったんはジェッツのボールとなったが、チャレンジの結果、ジェッツ側がCBデンディの前に手を差し出して触れていることが確認され、判定が覆った。しかしオフェンスはこのチャンスを活かすことができず3&アウトに終わり、追い上げムードもこれで打ち止めとなった。
- 先週ひどい出来だったキックオフカバレッジは今回も45ydsリターンを許し、Kデイヴ・レイナーの必死のタックルでなんとかタッチダウンを逃れた。「キッカーがジャージを汚す仕事をするのは、いいことじゃない。さいわい失点はせずに済んだけど(最初のプレーでCBウッドソンがINT)、何がどうなっているのかわからない。僕たちキックオフチームが以前のようにカバーできていないのは確かだ」とKレイナー。
- 心配された冬のランボーフィールドで、やはり成功率が下がってきたKデイヴ・レイナー。「ウチのサイドラインに向けて(東から西へ)風が吹きつけていた。左のアップライトを狙ったのに、完全に流されて右に外れてしまった。これがランボーフィールドだ。ここでの蹴り方を僕は学んでいかなければならない」
- QBファーヴからWRドライバーへのTDパスはこれで32個となり、球団史上5位タイ。QBリン・ディッキー&WRジェームズ・ロフトン、QBファーヴ&WRロバート・ブルックスの両タンデムに並んだ。