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Notebook: ファーヴはオフにヒザの関節鏡手術へ
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年12月 8日
- 隔週水曜日の定例記者会見でQBブレット・ファーヴは、「オフシーズンにはたぶん左足首の関節鏡手術が必要だろう。今はなんとか我慢できるが、そのときがきたらやらなきゃいけないと覚悟はしている。痛みは日によってまちまちで、今日はどちらかというと痛むほう」と語っている。引退問題についてはいつもの通りで、注目に値する発言は特になし。足首の負傷が引退問題に影響を与えることはないとのこと。
- 新加入のWRカーライル・ホリデイは身体検査等で合流が遅れ、ミーティングなしでいきなり水曜の練習に参加している。同じくQB出身のWRアントワン・ランドル=エル(PIT→WAS)を少し大きくしたようなタイプ、とホリデイ自身は語っている。今後数日で準備が整って49ers戦に出場できればパントリターナーをさせるかもしれないが、現時点では全て未定、とマッカーシーHC。
- このところ不振のパスラッシュにてこ入れするため、DEバジャ=ビアミラの出番を減らすことを首脳陣は検討している。今季まだ5サックしか挙げられず、持ち前のスピードがやや鈍ったと見られているからだ。「DEバジャ=ビアミラにはもっと3rdダウンのパスラッシュで結果を出してほしいと思っている。そのことについて、私は彼と話し合いをした」とマッカーシーHC。すでに練習ではコーリー・ウィリアムズをDEに入れ、DEバジャ=ビアミラとの兼用を始めている。もともとウィリアムズは一昨年のルーキー時はDE/DT兼用だったが、今季はここまでDTオンリーだった。大型の彼を右DEに入れることによってラン守備を強化し、バジャ=ビアミラの負担を減らすことによってパスラッシュのキレを取り戻させようという意図と思われる。
- 今季のオフェンスはパスプロテクションを優先させるためにブロッカーを増やさざるをえず、そのためにプレーの種類を限定せざるをえなくなっている、とマッカーシーHCは認め、「私の考えでは、まずプロテクションが最優先だからね」と説明している。そのために7ステップ・ドロップが減り、ビッグプレーは滅多に出ず、ランアフターキャッチ頼みになってしまっている。
- RTマーク・タウシャー(鼠蹊部)は今週も "Doubtful" のままで、復帰の見込みは薄い。「来週になれば、出場の見込みももう少し現実的になってくるだろう」とマッカーシーHC。
- TEデヴィッド・マーティン(わき腹)は "Questionable" にアップグレード。水曜の練習に久しぶりに参加したが、ほとんどは個人ドリルに限られ、 49ers戦への出否は微妙なところ。マーティン不在の影響についてマッカーシーHCは、「彼は特にインサイド・ルートでいい結果を残してきた。彼が出ている間は貢献が大きかったし、今の我々は(彼の得意な)フィールド中央でもっと稼がなくてはならない」
- 最新の公式デプスチャートでは、ベテランのFBウィリアム・ヘンダーソンがFBブランドン・マイリーを上回ってスターターと表示されている。起用法に何か変更があるのかどうか。
- 残り3試合のホームゲームに備え、消耗の激しいハッシュマーク間の芝の張り替えが行われた(写真)。ランボーフィールドでは過去6年のうち5年で同様の張り替えを行っており、Journal Sentinel紙によると費用は$3万ドルほどとのこと。