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Notebook: ディフェンスはまだまだ」とCBウッドソン
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年12月29日
- マイク・マッカーシーHC。「たとえプレーオフの可能性がなかったとしても、ベアーズ戦というのはビッグゲームだ。ウチの最大のライバルなのだから。我々はそのような心構えで試合に臨むつもりだ」
- 3連勝に大きく貢献したディフェンス陣だが、喜ぶのは早い、とCBチャールズ・ウッドソンは言う。「進歩はしてきているよ。しかし潜在能力を全て発揮しているとはとても言えない。ペイトリオッツやジェッツにやりたい放題されたのは、ついこの間のことだ。エリート級のチーム相手にウチは成功を収めていない。ここ何試合か勝てたのは、そういったレベルにない相手だ。しかしプレーオフになれば、リーグトップクラスの相手が、全力でぶつかってくる。だからもしプレーオフに出られたら、そこでどれだけやれるかが本当のテストになる」
- 上記のように滑らかに喋っていたCBウッドソンだが、今季の自分は才能を最大限に活かしているか、と聞かれると、しばらく黙って考えてから真顔で話し出した。「できていると思う。おおよそのところはね。過去数年は、本当にケガに悩まされた。それにキャラハンHCの年は、僕の周りはフットボール的にはネガティブなことだらけだった。僕のプレーに誰も注意を払ってないと思えた時もあったほどだ。でも今年は違っている。いくつもケガをしながらちゃんとプレーできているし、楽しんでいる」
- 最新インジャリーリポートではTEマーティンとLBホッジとSビグビーが "Questionable" だが、その3人とも水曜の練習に参加。いっぽう "Probable" のRBグリーンとWRドライバーとCBウッドソンは休んでいる。
- 先日の試合でベアーズはエースQBレックス・グロスマンを第4Qの序盤で下げ、最後はQBブライアン・グリーシーがプレーした。相手QBによって対策は違ってくるのか、と聞かれたマッカーシーHCは、「いやあまりない。我々の見たところ、グリーシーに交代した第4Qも、QBの使い方はあまり変わらなかったようだ。我々が準備するのは彼らのオフェンスのスキームについてだ(個々のQBではない)」
- QBファーヴの引退試合となる可能性について、ベアーズのLBブライアン・アーラカー。「毎年聞かされる話だよね。彼が引退するなら、僕らにとっては有難いことだ。しかしはっきり引退と決まるまでは、彼が辞めると判断する理由は僕には見当たらないね。彼はすごくいいシーズンを過ごしてる。試合に勝ち、いいプレーをし、ディフェンスもよくなってきている。彼が来年戻ってこない理由なんて見当たらないよ。だから、今回の試合を彼のラストゲームなどと決して思わない」
- ベアーズのCBデヴィン・ヘスターは、ルーキーながら今季NFL最高のリターナーといっていい存在だ。パントリターンTDが3回、キックオフリターンTDが2回、そして相手のFG失敗をリターンTDにしたとんでもないプレーもあった。「ディフェンス選手だがオフェンス新人王の候補にすべき」との声まである。彼のパントリターンを封じるには?と聞かれたPジョン・ライアンは、「できるだけサイドライン近くに蹴ることだ。できればアウトオブバウンズにするぐらいにね。シカゴでは風も強いし、スペシャルチームにとって大変な仕事だ。でもみんなでベストを尽くすよ」
- ヴァイキングス戦で3サックを挙げたDEアーロン・キャンプマンがNFC defensive player of the week に選出された。彼にとっては第8週に続き2回目の受賞。パッカーズ選手でディフェンス部門を1シーズンに2回受賞したのは、1998年のDEレジー・ホワイト以来2人目とのこと。
- 26日に死去したジェラルド・フォード元大統領は、ミシガン大時代はフットボール(センター兼ラインバッカー)でも活躍していたのは有名な話。1935年に同大を卒業した彼は、パッカーズのカーリー・ランボーHCから「1試合につき$200ドル」のオファーをされたが(ライオンズからも)、それを断ってイェール大のロースクールに進み、弁護士となった。