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プロボウルにWRドライバーとDEキャンプマン
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年12月21日
今年度のプロボウル選出選手が発表され(NFC/AFC)、パッカーズからはWRドナルド・ドライバーとDEアーロン・キャンプマンの2人が選ばれた。昨年のパッカーズがゼロだったことを考えれば上出来か。
WRドナルド・ドライバーは現在NFC1位の1173yds、WR中1位のキャッチ数(上位2人はRB)を挙げ、当然の選出と思われる。3年ぶり2回目のプロボウル出場となるが、前回は補欠から繰り上げ出場だったので、正式なプロボウル選出は初めて。とはいえ昨年も一昨年も1200yds超を記録し、選ばれてもおかしくない成績を続けていた。かつてのエース、WRフリーマンが27歳から下り坂だったことを考えると、31歳になっても衰える気配がないのは素晴らしい。
DEアーロン・キャンプマンはプロ5年目にして初のプロボウル選出。5巡指名入団から毎年着実に成長を続け、得意のラン守備に加えてパスラッシュでもNFC最多12.5サックを挙げる大爆発で一気にプロボウルへのぼりつめた。サック数の多いパスラッシャーが選ばれやすいが、彼は全DL中最多タックルを挙げ、真のエヴリダウンプレーヤーであるところも立派。総額$21ミリオンの4年契約はかなりのディスカウントだった。
- QBブレット・ファーヴ、LBニック・バーネット、CBアル・ハリスの3人が補欠となっている。
- WRドライバーは7巡指名、DEキャンプマンは5巡指名からたゆまぬ努力でここまできた。Journal Sentinel紙の調べによると、今回NFCからプロボウルに選ばれた40人(キッカー除く)のうち、1巡指名選手が19人、2巡が8人、3巡が6人。最初から知名度が高い点でも上位指名選手は有利で、一般に「彼は過大評価」と言われる選手は上位指名入団が多い。
- WRドナルド・ドライバー。「過去2年も、僕は選ばれるはずだと思っていたんだけどね。ようやく認められて嬉しいよ。毎週対戦する相手選手からのリスペクトを得ていると思う。でも全国的な注目度では、まだまだだと感じるよ。だからこそ、僕はその不満をプレーにぶつけて成績に結び付けているんだ」
- 白人DEということもあって、これまでDEアーロン・キャンプマンは「身体能力は低いがハードワーカー」というレッテルに悩まされてきた。「もう今ではいちいち気にしなくなったよ。以前は腹を立ててた。(そういったコメントを読むたびに)『おい!なんだと!』ってね。でも今は、誰が何と思おうと平気だ、と言えるようになった。フィールドに出てフットボールをプレーして、自分の能力を最大限発揮するだけだ」 「今年は選ばれる可能性があると思っていたけど、期待しすぎないよう努力してもいた。いい結果が出て本当に嬉しい」
- 残念ながら今回もCBアル・ハリスは選ばれなかった。チームのパス守備がNFL26位では仕方がないのかもしれない。また、CBウッドソンがNFC最多タイのインターセプト数を挙げながら、補欠にさえ入らなかったのはおかしいとの声も。
- QBファーヴが補欠に入ったのは、はっきり言ってNFCのQBたちが不振のため。