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2012年10月31日

2012年シーズン前半 スタッツ集

前半8試合を終えたところでチームスタッツのまとめ。2011年2010年2009年のスタッツも参照のこと。すでにバイウィークを終えて消化試合数が1つ少ないチームも多いので、TD数など実数の順位については参考程度に。 

オフェンス
Total 得点 ラン ランavg ランTD Fum Lost パス パス% パスavg パスTD INT Rate サック 3rd% Red TOP
344.6 26.0 90.1 3.7 2回 7回 3回 257.4 68.9% 7.3 22回 4回 109.0 28回 41.9% 72.0 29:39
21位 10位 26位 27位 30位T 7位T 6位T 12位 1位 13位T 1位 4位T 1位 31位 12位 2位 19位

トータルヤーデージが3位から21位へと転落。主にパス攻撃の悪化によるものだ。得点力のダウン(1位→10位)がこの程度で済んでいるのは、ディフェンス(昨季が悪すぎた)の向上とスペシャルチームのビッグプレーによるものだろう。この表には載せていないが、ディフェンスやスペシャルチームを含めた総TD数はNFL2位の26回。

パス攻撃は昨季が素晴らしすぎたという面も大きく、WRジェニングスのケガなどで破壊力が大幅にダウンしているところ。ランが出ない上に被サックで下がるために、3rdダウン成功率が低下している。レシーバー陣の落球は昨年も多かったが今年はさらに悪化(ESPNによるとNFL最多の19回)。それでも、ショートからミドルレンジのパスをよく通し(成功率1位)、無理投げせずにレーティング1位を維持しているQBロジャースは立派のひとこと。

中でも問題はビッグプレー不足。昨季全体で70回(2位)あった20yds以上のパス成功が今季はまだ22回(17位)しかなく、40yds以上のパス成功も、昨季の16回(2位タイ)から4回(8位)へと半減。ビッグプレーの減少がヤーデージの悪化(1回平均9.3→7.3)に直結している。敵陣レッドゾーンでのTD率は昨季より向上し、ビッグプレー不足を決定力の高さで補っている。

ラン攻撃の悪さはあいかわらず。せっかく補強したRBセドリック・ベンソンが長期欠場中で、代役RBアレックス・グリーンの能力不足やCジェフ・サタデーの衰えが指摘されているところだ。パス主体のチームとはいえ、3rdダウンショートでランをコールできないのはつらい。TD数がパスに偏っているのは(ラン2回 : パス22回)、敵陣ゴール前でもランをコールしないためだ。RB陣がファンブルロストを1つも犯していないのは立派。

ターンオーバー 反則
Takeaways Giveaways DIFF 回数 ヤード
Total Int FumRec Total Int FumLos      
10回 9回 1回 7回 4回 3回 +3 52回 504yds
19位T 7位T 29位T 3位T 4位T 6位T 9位T 23位T 31位

ターンオーバーレシオはなんとか+3を維持しているものの、昨季の+24(2位)から大幅ダウン。昨季はディフェンスの悪さをインターセプトで補っていたが、今年はヤーデージが回復した代わりにインターセプトが奪えない。

ファンブルロストはTEフィンリー、QBハレル(ハンドオフ失敗)、QBロジャース(サック)のそれぞれ1回だけで、RB/FB陣はゼロ。ファンブルもRB陣ではベンソンが1回あるだけだ。ラン攻撃不調が強調されるなか、ボールセキュリティの高さはチームに貢献している。QBロジャースは昨季ファンブルが4回だけだったのが、今季はさらに向上してわずか1回。NFL最多の28サックを喰らいながら、これだけボールをこぼさないのは驚異的だ(ファンブル4回以上のQBが11人いる)。負け試合でもすべて1ポゼッション差に収まっているのは、被インターセプトを含めたボールセキュリティのおかげだろう。

いっぽうディフェンスのテイクアウェイは大幅にダウン。昨季1位だったインターセプトが大きく減り、ヤーデージの向上を相殺してしまっている。INTチャンスに味方がぶつかり合うなど、運が向かない面も大きかった。いっぽうファンブルフォースの少なさはここ数年続いていて、今年はさらに悪化。8試合目のジャガーズ戦でようやく今季初ファンブルリカバーを決めることができた。ラン守備で積極的にボールを狙う意識や技術の問題ではないか。

反則は1位タイ(回数)だった昨季から大幅に悪化した。オフェンスはパスプロ不振によるホールディングが多く、ディフェンスはつまらないオフサイドが目立っている。反則ヤーデージはさらに悪く、すでに昨季(2位)の13試合分にあたる504ydsも失った。ただし今季は誤審によるパスインターフェア(しかもロングパスが多い)やアンネセサリーラフネスがやたらと多く、選手ばかりを責められない部分はある。

ディフェンス
Total 失点 ラン ラン(1回) ランTD Fum FumRec パス パス% パスavg パスTD INT Rating サック 3rd% Red
342.1 21.2 103.9 4.1 5回 7回 1回 238.2 58.2% 6.9 12回 9回 80.0 26回 36.0 60.0
13位 12位T 12位 18位 13位T 26位T 29位T 19位 8位 13位 20位T 7位T 11位 1位T 10位 24位

昨季NFL最下位だったディフェンスが大幅に回復し、ザルディフェンスから脱却できたのは喜ばしい。とくにサック数の増加が著しく(すでに昨季のトータルに迫る)、若手揃いのDB陣を助けている。いっぽう失点が意外に減っていない(22.4→21.2)のは、テイクアウェイが減ったからだろう。

パス守備が回復したといっても、強力オフェンスとの対戦が少なかったせいもある。その証拠に、第4週セインツ戦では昨季開幕戦とほぼ同じ474ydsを許した。新戦力の加入でパスラッシュが向上したのはたしかだが、それは弱体OL陣との対戦が多かったからでもあり、サック数増加を喜んでばかりもいられない。パスydsは1試合あたり約60ydsも減ったのに、レーティングがほぼ同じなのはインターセプトが減ったため。また、レッドゾーンTD率は昨季の54.1%(18位)から60.0%(24位)とやや勝負弱くなっている。

ラン守備は昨年の1回平均4.7ydsから4.1ydsへと大きく向上。DEウィルソン、DEウォージー、OLBペリー、OLBウォルデン、SSマクミリアンなど若手の新加入と成長、それにギャップ・ディリプリンの向上のおかげだろう。それでも、ランを止めて3rdダウンロングに追い込んでパスラッシュ勝負、という理想の形にはまだ足りない。ファンブルフォースの少なさは前述のとおり。

スペシャルチーム
Kickoff Punt Kickoff Ret. Punt Ret. Field Goals
Avg. TB TB率 Coverage Avg. In20 TB Coverage Net Avg. Long Avg. Long 成功率 回数
66.8 23 54.8 25.1 43.7 21回 3回 6.9 40.4 27.4 46 9.7 75 69.2 9回
5位 10位 9位 19位 23位 1位 15位T 9位 15位T 7位 18位 11位 4位 32位 28位T

昨季大きく伸びたスペシャルチームが今年もよく頑張っている。上記の数字以外に、フェイクFGからのTDパス成功、フェイクパントからのラン成功、サプライズオンサイドキック成功と、3つのビッグプレー成功がどれも勝利に結びついた。いま気がかりなのはKクロスビーのスランプだけだ。

キックオフはタッチバック率がさらに向上。ただ今季はホームで好天、アウェーでドーム球場が多く、これから気候が悪くなれば飛距離が多少ダウンしてくるはず。カバレッジは昨季より1.7yds悪くなっているものの、今はタッチバックが多くリターン回数が少ないので、この程度なら大勢に影響はない。相手リターンの最長を38ydsに抑えているのもいい。

Pティム・マステイのパントはラインのミスでブロックされたのが1回あったほかは文句なし。今後天候が悪くなってからがパンターの腕の見せどころだ。「インサイド20」が1位なのは、オフェンスがドライブ途中で失速してハーフライン付近から蹴る機会が増えたためだろう。じっさい、1試合あたりのパント回数は昨季3.4回(少ない方から数えて3位)だったのが、今季は4.9回(22位)へと急増している。

リターンはどちらもWRランドール・コブが一手に引き受け、キックオフリターンで7位、パントリターンで11位と、昨年よりさらによくなっている。懸念されたボールセキュリティの点では、第1週と第3週にパントのマフがあったが(自らリカバー)、全体としては昨季より向上している。

スペシャルチーム唯一のマイナス材料はKメイソン・クロスビーのフィールドゴール。50yds以上のFGは4本のうち3本失敗し、どれも蹴った瞬間に失敗とわかる外れ方。第7週まで50yds未満のFGをすべて決めていたのが、先日のジャガーズ戦ではなんと32ydsを失敗してしまった。チームも本人も平静を装ってはいるが、久しぶりのスランプに自信が揺らいでいるはず。ミドルレンジのFGまでおかしくなると、敵陣でのオフェンスの組み立てに悪影響を与えかねない。

2012年10月30日

Packers - Jaguars Notebook

2012年10月29日

Packers 24 - 15 Jaguars

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Jaguars (1-6) 3 9 0 3 15
Packers (5-3) 7 7 0 10 24

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4週間ぶりのランボーフィールドは快晴、気温7℃と冷え込んでいる。大黒柱のRBモーリス・ジョーンズ=ドリューを欠くジャガーズに対し、パッカーズも多数のケガ人を抱えて苦しい布陣。圧倒的有利が予想されてはいたものの、油断したために苦戦したわけでは決してなかった。オフェンスは相変わらずのラン不振と落球連発に苦しみ、スペシャルチームのビッグプレーと後半のディフェンスの頑張りで辛くも勝利を収めた。

第1Q、WRコブへのTDパスでリードしたパッカーズは、スペシャルチームのパントブロックTDで点差を広げたものの、前半最後にQBロジャースの被サック&ファンブルロストからタッチダウンを許して接戦に持ち込まれてしまう。後半にはオフェンスがスランプに陥るが、ディフェンスの頑張りで2点リードのまま第4Qへ。WRドライバーへのTDパスでようやく追加点を挙げると、ジャガーズの追い上げを3点で止め、最後にもう3点追加してようやく逃げ切り。

パッカーズはWRジェニングス、WRネルソン、FBクーン、OLBペリー、CB/Sウッドソン、CBシールズの6人が欠場。DEジェレル・ウォージー(脳震盪)、DEマイク・ニール(足首)が負傷退場している。

第1Q

  • JAX陣19 : WRブラックモンへの15ydsパス、RBラシャード・ジェニングスの4ydsラン、WRショーツへの2ydsパスで3rdダウン4、サック(ILBジョーンズ)でパント。
  • GB陣22 : RBグリーンの2ydsラン、TEフィンリー落球、RBグリーンへのパスミスで3&アウト。
  • JAX陣34 : RBジェニングスのラン2回で3rdダウン4、WRブラックモンへの36ydsパスで一気にFG圏内へ。WRエリオット落球、RBジェニングスの2ydsラン、JAXホールディング(ディクラインせず)、3rdダウン18のパスは11yds止まり。38ydsFG成功で先制。
  • GB陣31 : WRジョーンズへの12ydsパス、RBグリーンの5yds、3ydsランで3rdダウン2、QBスクランブル4ydsで1stダウン。RBグリーンの1ydsラン、スクリーンパス12ydsでFG圏内へ。RBグリーンの7ydsラン、TEフィンリーへの20ydsパスでゴール前05ydsへ。WRコブに5ydsTDパス成功
  • JAX陣11 : RBジェニングスの21ydsランのあと、3rdダウン6からWRブラックモンに10ydsパスが通ってさらに1stダウン。ロングパス失敗、RBジェニングスの-2ydsロスで第2Qへ。

第2Q

  • 3rdダウン12、WRショーツに15ydsパスが通って1stダウン。RBジェニングスの2ydsラン、WRショーツへの17ydsパスでFG圏内へ。RBジェニングスがこぼしたボールをFSバーネットがリカバー
  • GB陣20 : TEクラブトリー落球、WRボイキンへの9ydsパス、QBスニークで1stダウン。RBグリーンの-1ydsロス、WRコブへの6ydsパスで3rdダウン5、RBグリーンへのパスは通らずパント。
  • JAX陣20 : WRショーツへの43ydsパス成功はチャレンジで覆って失敗に。TEルイスへのスクリーンパス16ydsで1stダウン。3rdダウン8からTEルイスへのパスは通らず。パントをCBハウスがブロックし、エンドゾーンでOLBモーゼスがリカバーしてタッチダウン
  • JAX陣27 : GBアンネセサリーラフネスで1stダウン。2ydsラン、GBホールディングでさらに1stダウン。3rdダウン8からTEルイスへのパス失敗でけっきょくパント。
  • GB陣20 : RBグリーンへの11ydsパス、JAXホールディング、RBグリーンの3ydsラン、2ydsランで3rdダウン5、JAXホールディングで1stダウン。ロングパス失敗、RBグリーンのノーゲインで3rdダウン10、サックされてけっきょくパント。
  • JAX陣31 : RBジェニングスへのクイックパスが24ydsゲインしてGB陣へ。WRショーツへの35ydsパスでGB陣10ydsに進んで2ミニッツへ。クイックスラント失敗、3ydsラン、GBオフサイドで3rdダウン4、TEルイスへのパスは高すぎ。22ydsFG成功で8点差に。
  • GB陣20 : 残り1分03秒。QBロジャースがサックされてファンブルロスト
  • GB陣13 : TEルイスへの5ydsパス、WRトーマス落球で3rdダウン5、WRスパーロックへの7ydsパスでゴール前01ydsへ(JAXタイムアウト#3)。QBスニーク不発(JAXタイムアウト#3)で3rdダウン、有資格レシーバーのOTウィンパーにTDパス成功。2ポイントコンバージョンはWRブラックモンに通らず、2点差に。
  • GB陣20 : RBグリーンの3ydsランでハーフタイムへ。

第3Q

  • GB陣30 : RBグリーンの2ydsラン、WRドライバーへの6ydsパスで3rdダウン2、QBロジャースのファンブルロストはJAX反則で取り消し、1stダウン。RBグリーンの4ydsラン、投げ捨て、ロングパス失敗でパント。
  • JAX陣25 : ロングパス失敗、サック(FSバーネット)で3rdダウン26、WRショーツへの6ydsパスで3&アウト。
  • GB陣40 : RBグリーンの2ydsラン、スクリーンパス3ydsで3rdダウン5、WRコブへの14ydsパスで1stダウン。TEウィリアムズ落球などで3rdダウン10、WRジョーンズへのクイックパスは4ydsどまり。パントの構えからPマステイがパスを投げるが失敗に終わる。
  • JAX陣37 : RBジェニングスのランが2回止まって3rdダウン7、WRトーマスへのパスは3yds止まりで3&アウト。
  • GB陣20 : RBグリーンの2ydsラン、WRジョーンズへの11ydsパスとJAXレイトヒットで大きくゲイン。RBスタークスへの9ydsパス、RBスタークス落球で3rdダウン1、RBグリーンの6ydsランで1stダウン。WRジョーンズへの6ydsパス、RBスタークスの8ydsランでFG圏内へ。WRジョーンズへの8ydsパス、WRコブへの1ydパスで3rdダウン1、RBグリーンのランが止まる。32ydsFGはアップライトをヒットして失敗に。
  • JAX陣22 : パス失敗と3ydsランで3rdダウン7、投げ捨てで3&アウト。
  • GB陣48 : TEフィンリーへの4ydsパスで最終Qへ。

第4Q

  • WRジョーンズへの5ydsパスで3rdダウン1、RBグリーンの1ydランで1stダウン。WRジョーンズへの31ydsパスでレッドゾーンへ。WRコブへの4ydsパスとJAXトリッピングでゴール前04ydsへ。投げ捨てのあと、WRドライバーに4ydsTDパス成功
  • JAX陣20 : ショートパス2回で3rdダウン6、RBパーマリーへの16ydsパスで1stダウン。3rdダウン1からWRブラックモンへの25ydsパスはチャレンジで取り消しとなるがGBオフサイドで1stダウン。RBジェニングスの5ydsラン、WRショーツへの24ydsパスでレッドゾーンへ。RBジェニングスの5ydsランとパス失敗で3rdダウン5、RBジェニングスへのパスは2ydsロス。32ydsFG成功で6点差に。
  • GB陣40 : RBグリーンの3ydsラン、投げ捨てで3rdダウン7、パス失敗で3&アウト。
  • JAX陣08 : RBジェニングスへのショートパスが15ydsゲイン、WRショーツへの9ydsパス、、RBジェニングスへの18ydsパスでさらに1stダウン。連続パス失敗とWRブラックモンへの6ydsパスで4thダウン4、パス失敗でギャンブル失敗。
  • GB陣44 : 残り2分55秒。RBグリーンの3ydsラン(JAXタイムアウト#2)、ノーゲイン(JAXタイムアウト#3)で3rdダウン7、ロングパスをJAXパスインターフェアでJAX陣15へ進んで1stダウン。RBグリーンの4ydsランで2ミニッツへ。RBグリーンの2ydsラン、2ydsパスで残り31秒まで進めてGBタイムアウト。25ydsFG成功で9点差に。
  • JAX陣20 : 4連続パス失敗で万事休す。
  • ニーダウンで試合終了。
Final Team Statistics
  Packers Jaguars
Points 24 15
Total Yards 238yds 341yds
First Downs 20回(ラン5・パス9・反則6) 18回(ラン1・パス14・反則3)
     
Rushing 66yds (26回・平均2.5) 62yds (20回・平均3.1)
     
Passing  186yds (22/35・2TD・0INT) 303yds (27/49・1TD・0INT)
Sacked 2回14yds 2回24yds
Passer Rating 93.1 80.6
     
3rd Down Efficiency 5/13 (%38) 5/16 (31%)
     
Turnovers 1回 (INT0/FUM1) 1回 (INT0/FUM1)
     
Field Position 自陣34yds 自陣28yds
Punt 5回45.0yds(ネット41.0yds) 5回40.6yds(ネット30.5yds)
Kickoff Return 2回平均28.5yds 2回平均24.5yds
Punt Return 1回0yds 1回0yds
Field Goals 1/2 3/3
     
Penalty 5回33yds 7回77yds
Time of Possession 29分12秒 30分48秒

2012年10月27日

Notebook: FBクーンも欠場

管理人の都合により今回はほとんどケガ人情報だけ。ケガ人が増える一方のパッカーズは、B.J.ラジが復帰したとしてもキャンプ時の想定スターターのうち8人が不在という危機的な状況となり、若手のデプスが試されている。

Green Bay Packers Injury Report
Player Pos Injury Wed Thu Fri Status Notes
John Kuhn FB Hamstring × × × Out 欠場
Greg Jennings WR Groin × Out Out Out 欠場(火曜に手術)
Nick Perry LB Knee × × × Out 欠場
Charles Woodson DB Collarbone Out Out Out Out 欠場(6週程度)
Sam Shields CB Shin/Ankle × × × Out 欠場
Jordy Nelson WR Hamstring × × Questionable 欠場の方向
Aaron Rodgers QB Calf Probable 出場
Donald Driver WR Neck × Probable 出場
Jermichael Finley TE Shoulder Probable 出場
T.J. Lang OG Elbow/Wrist Probable 出場
Jeff Saturday C Neck Probable 出場
B.J. Raji DT Ankle × × Probable 出場
James Starks RB Illness × Probable 出場
Jacksonville Jaguars Injury Report
Player Pos Injury Wed Thu Fri Status
Maurice Jones-Drew RB Foot × × × Out
Dwight Lowery S Ankle × × × Out
Montell Owens RB Shoulder × × × Doubtful
Greg Jones FB Hip × Questionable
Laurent Robinson WR Concussion Questionable
Rashean Mathis CB Groin × Questionable
Derek Cox CB Back Questionable
Blaine Gabbert QB Left Shoulder Probable
Probable : Virtual certainty that player will be available for normal duty
Questionable : A 50-50 chance will not play
Doubtful : At least 75 percent chance will not play
Out : Definitely will not play
     
: Full Participation
: Limited Participation
× : Did Not Participate
: Not Listed

2012年10月26日

WR陣がピンチに

鼠蹊部(いわゆるスポーツ・ヘルニア)の回復がおもわしくないWRグレッグ・ジェニングスは、ちかく手術を受けることを決断した。今季中の復帰は間違いないといっても、これまで1か月ちかく無駄にしてしまった後だけに残念な状況だ。 「注射で痛みをごまかすことはできるだろうけど、自然治癒を待っていてはトップギヤを使えるようになる保証がない。(DBとの勝負で)僕はより大きなセパレーションを稼げるようになりたいから、不確かなことに賭ける気にはならなかった」

こうした手術後の復帰期間は一般的に3週間から6週間とのこと。2005年にはCマイク・フラナガンが同じ専門医のところで同じ手術を受け、3週間休んだだけで復帰しているものの、個人差があるのは言うまでもない。

いっぽう、代役エースのWRジョーディ・ネルソンも水曜の練習でハムストリングを痛め、今週の出場は難しそうな状況。木曜に続いて金曜の練習も休むことをマッカーシーHCがすでに明言し、出場できるかどうかは土曜か日曜にテストして決めるとしている。こうした場合はけっきょく欠場になるのが一般的なパターンだ。

ネルソンが欠場の場合、チーム最多TDのWRジェームズ・ジョーンズと進境著しいWRランドール・コブが先発することになる。3番手に繰り上がるWRドナルド・ドライバーは、首を違えて水曜の練習を自重したが、木曜にはフル参加できていた。今季まだキャッチのないWRジャレット・ボイキン(ドラフト外)は4番手として出番が来るかどうか。

TE陣では、ヒザ手術明けで第6週までPUPリストにいたアンドリュー・クウォレスが順調に練習をこなしているところ。先週D.J.スミスのIR入りでロースター枠には1つ空きができており、TEクウォレスまたはOLBゾンボをロースターに戻すために空けてあるのだろうと見られている。PUPの選手はキャンプを全休しているため、猶予期間の3週間をいっぱいに使ってフットボールに慣らさせたいところだが、チーム状況から早めの復帰があってもおかしくはない。

2012年10月25日

Notebook: Kクロスビーの問題点

今週初めの練習は、ケガ人が多いために時間が短縮された。

2012年10月24日

Notebook: WRジェニングス復帰はいつ

2012年10月23日

CB/Sウッドソンが鎖骨骨折

CB/Sチャールズ・ウッドソンがラムズ戦終盤に左鎖骨を骨折していたことが判明、6週間程度欠場することになった。スーパーボウルで負傷したのと同じ箇所だが、あの時ほど重くはないとのこと。さしあたってインジャリーリザーブに入れるつもりはないとマッカーシーHCは語り、ロースターに残したまま今季中の復帰を待つ考えを明らかにしている。またも主力選手の大ケガで、チームは苦しいやり繰りを強いられることになった。

今年はベース隊形のみセーフティを務めるウッドソンだが、最近はあまり存在感がない。ここ5試合連続でビッグプレーがなく、スロットCBとしてもカバレッジ能力の低下ははっきりしている。いっぽうチーム側は若手CBの補強・育成で大きな成果を挙げ、サム・シールズ(3年目)、デヴォン・ハウス(2年目)、ケイシー・ヘイワード(2巡指名ルーキー)の3人が先発レベルで通用するところを証明しつつある。開幕戦で先発したジャレット・ブッシュが6番手CBに追いやられていることからも、CB陣のレベルアップがよくわかる。

そうしたわけでウッドソン欠場の悪影響は、彼の豊富な経験に基づいた戦術眼やリーダーシップ、複数ポジションをこなせる柔軟性、という部分だとみられている。こうしたことはやってみなければわからないもので、逆に若手DB陣の成長をうながす可能性もあり、彼がパッカーズでの役割を終えるきっかけになってもおかしくない。近年では、CBアル・ハリスの負傷でCBトラモン・ウィリアムズ、ILBニック・バーネットの負傷でILBデズモンド・ビショップがスター級に成長し、けっきょくベテランが退団する結果となった。ウッドソンは年俸$11.4ミリオン(来年は$10ミリオン)の高給なのだからなおさらだろう。

◆ ◆ ◆

すねの負傷でラムズ戦を欠場した先発CBサム・シールズだが、マッカーシーHCは次の出場に楽観的な様子で、「木曜の検査が最大の関門となるだろう。もし金曜だけでも練習に出られれば、それで復帰させることに問題はないと思う」と語っている。今季初戦を終えたCBデヴォン・ハウスについても、「(肩負傷の悪影響なく)非常にフィジカルにプレーしたし、TDを許した最後のプレーを除けばかなりよかった」と評価。今季4INTの新人CBケイシー・ヘイワードが各所で絶賛されているのはすでに書いたとおり。

もし次週シールズが出られるなら、先発CBがトラモン・ウィリアムズとシールズ、ニッケルが新人ヘイワード、ダイムがハウス、といった形になるはず。シールズが出られない場合はジャレット・ブッシュを使うか、またはセーフティを増やす手もある。

2012年10月22日

Packers - Rams Notebook

Packers 30 - 20 Rams

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Packers (4-3) 10 0 7 10 30
Rams (3-4) 3 3 0 14 20

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3勝3敗同士の対戦、パッカーズにとって3年ぶりのエドワード・ジョーンズ・ドーム。前半こそ相手のパスラッシュとラン攻撃に苦しんだパッカーズだったが、後半になると攻守とも調子を上げ、好調QBロジャース率いるパス攻撃で最後はラムズを突き放した。

試合は序盤からラムズのラン攻撃が好調。パッカーズはWRネルソンへのTDパスとオンサイドキック成功から3点追加でリードしたものの、クロックはラムズに完全にコントロールされた。前半最後のシリーズも58ydsFG失敗に終わり、4点差のままハーフタイムへ。後半に入るとパッカーズは3rdダウンコンバージョンを次々と成功させてタッチダウンを挙げ、インターセプトを奪ってさらに3点追加。第4QにはWRギヴンズの56ydsゲインをきっかけに7点差に追い上げられたものの、直後に5分44秒のドライブをWRコブへのTDパスでしめくくって勝負あり。

パッカーズは先週ILB D.J.スミスがインジャリーリザーブ入りし、さらにWRジェニングス、NTラジ、OLBペリー、CBシールズの先発4人が欠場。ILBブラッド・ジョーンズと新人CBケイシー・ヘイワードが初先発し、そのヘイワードが3試合連続インターセプトを決めた。さいわい大きなケガ人はなく、第2Qにヒザを負傷したDEマイク・ニールも後半には復帰できたようだ。

第1Q

  • STL陣20 : RBスティーヴン・ジャクソンの5ydsラン、WRギヴンズのエンドアラウンド14ydsで1stダウン。ラン2回で3rdダウン3、ロングパス失敗でパント。
  • GB陣10 : RBグリーンの2ydsロス、サック3ydsで3rdダウン15、WRネルソンへのパスは8yds止まり。
  • STL陣45 : クイックパス失敗、サック0yd(ウォルデン)で3rdダウン10、WRギブソンへの15ydsパスでGB陣へ。RBリチャードソンの3ydsラン、ロングボム失敗で3rdダウン7、RBリチャードソンへのスクリーンパスは5yds止まり。50ydsFG成功
  • GB陣20 : WRネルソンへの15ydsパス、RBグリーンへのスクリーンパス9yds、RBグリーンの2ydsロスで3rdダウン3、相手オフサイドのフリープレーでWRネルソンに52ydsパスが決まってゴール前06ydsへ。STLイリーガルコンタクトのあと、WRネルソンに3ydsTDパス成功
  • サプライズ・オンサイドキック成功でGB攻撃に。
  • STL陣49 : RBグリーンの2ydsラン、WRコブの19ydsランでFG圏内へ。QBスクランブル-2yds、RBグリーンへの5ydsパスで3rdダウン7、サックに終わる。47ydsFG成功で3点追加。
  • STL陣20 : RBリチャードソンのラン3回で1stダウン。フリーフリッカーで19ydsパスが決まり、GB陣に入って第2Qへ。

第2Q

  • RBリチャードソンの11ydsラン、WRギブソンへの15ydsパスでFG圏内へ。WRギヴンズへのクイックパスは-2ydsロス、STLフォルススタート、WRペティスへの14ydsパスで4thダウン2、パス失敗でギャンブル失敗。
  • GB陣14 : RBグリーンの2ydsラン、WRジョーンズへの10ydsパスで1stダウン。RBグリーンの3ydsラン、4ydsパスで3rdダウン3、WRネルソンへの8ydsパスでさらに1stダウン。RBグリーンの3ydsラン、WRコブへの5ydsパスで3rdダウン1、ロングパス失敗でけっきょくパント。
  • STL陣10 : RBジャクソンの4ydsラン、19ydsランで1stダウン。STLディレイ、WRギブソンへの11ydsパス、WRスティーヴ・スミスへの6ydsパス、RBジャクソンの11ydsランでGB陣へ。RBジャクソンの3ydsランで2ミニッツ。WRギブソンへの14ydsパスでFG圏内へ。スクリーンパス不発、RBジャクソンの2ydsランで3rdダウン8、スナップミスからスクランブルもノーゲイン。43ydsFG成功で4点差に。
  • GB15陣 : 残り36秒。TEフィンリーへの14ydsパス(GBタイムアウト#2)、フォルススタート、WRコブへの13ydsパス(GBタイムアウト#3)、TEフィンリーへの18ydsパスでSTL陣へ。WRジョーンズへの5ydsパスを通し、残り3秒でスパイク。58ydsFGは失敗でハーフタイムへ。

第3Q

  • GB陣20 : RBグリーンのノーゲイン、QBラン2ydsで3rdダウン8、WRネルソンに18ydsパス、WRジョーンズへの14ydsパスでSTL陣へ。FBクーンの9ydsラン、RBグリーンのノーゲインで3rdダウン1、WRジョーンズへの17ydsパスでFG圏内へ。RBグリーンの2ydsラン、WRジョーンズへの2ydsパスで3rdダウン6、WRネルソンへの10ydsパスでゴール前08ydsへ。RBグリーンへの3ydsパスのあと、WRコブに5ydsTDパス成功
  • STL陣20 : FBミラー落球、サック(OLBマシューズ)で3rdダウン19、レシーバーをヒットしたOLBモーゼスのアンネセサリーラフネスで1stダウンに。ランが2回止まって3rdダウン13、TEケンドリックスへのパスは5yds止まり。
  • GB陣32 : WRコブへのクイックパスはノーゲイン、RBグリーンの15ydsランで1stダウン。FBクーンの4ydsラン、RBグリーンの3ydsランで3rdダウン3、WRドライバーへのクイックパスは2yds止まり。。
  • STL陣09 : いきなりロングパスをCBヘイワードがインターセプト
  • STL陣42 : RBグリーン落球、GBホールディング、RBグリーンへの13ydsパス、STLオフサイドで3rdダウン2となって最終Qへ。

第4Q

  • WRジョーンズへの6ydsパスで1stダウン。WRコブへの6ydsパス、ロングパス失敗で3rdダウン4、WRネルソンへの9ydsパスとSTLフェイスマスクでゴール前06ydsへ。RBグリーンの1ydラン、ノーゲインで3rdダウン5、TDパスは通らず、23ydsFG成功で14点差に。
  • STL陣20 : WRギヴンズへのクイックパスが56ydsのロングゲインに。RBジャクソンの6ydsラン、3ydsラン、3ydsランでさらに1stダウン。WRスミスへの6ydsパスのあと、RBジャクソンの6ydsTDランが決まって7点差に。
  • GB陣20 : RBグリーンのノーゲイン、WRコブへのショベルパス11ydsで1stダウン。FBクーンの3ydsラン、パス失敗で3rdダウン7、WRコブへの8ydsパスでさらに1stダウン。RBグリーンの2ydsラン、FBクーンへの16ydsパスでSTL陣へ。RBグリーンの5ydsラン、4ydsロスで3rdダウン9、WRコブに39ydsTDパスが決まって再び14点差。
  • STL陣18 : 連続パス失敗とWRギブソンへの5ydsパスで4thダウン5、WRスミスへのパスは4yds止まりでギャンブル失敗。
  • STL陣28 : RBグリーンの-2ydsロス(STLタイムアウト#1)、ノーゲインで2ミニッツ。3rdダウン12からロングパス失敗。48ydsFG成功で17点差に。
  • STL陣23 : 残り1分41秒。RBリチャードソンへの20ydsパス、スクリーンパス18yds(STLタイムアウト#2)、WRクイックへの22ydsパスでレッドゾーンに進んでスパイク。STLフォルススタート、WRクイックへの9ydsパス、エンドゾーンへのパス失敗で4thダウン6、WRスミスへの10ydsパスでゴール前03ydsに進んで最後のタイムアウト。パス失敗のあと、WRペティスに3ydsTDパス成功
  • ラムズはオンサイドキックを蹴らず。ニーダウンで試合終了。
Final Team Statistics
  Packers Rams
Points 30 20
Total Yards 402yds 354yds
First Downs 22回(ラン2・パス18・反則2) 19回(ラン7・パス11・反則1)
     
Rushing 70yds (26回・平均2.7) 108yds (22回・平均4.9)
     
Passing 342yds (30/37・3TD・0INT) 255yds (21/34・1TD・1INT)
Sacked 3回10yds 3回9yds
Passer Rating 132.2  82.4 
     
3rd Down Efficiency 9/16 (60%) 4/11 (36%)
     
Turnovers 0回 (INT0/FUM0) 1回 (INT1/FUM0)
     
Field Position 自陣30yds 自陣21yds
Punt 38.7回yds(ネット38.7yds) 49.5回yds(ネット42.0yds)
Kickoff Return 1回23yds 3回平均27.3yds
Punt Return 1回15yds 0回
Field Goals 3/4 2/2
     
Penalty 3回30yds 6回30yds
Time of Possession 32分58秒 27分02秒

2012年10月20日

Notebook: 先発4選手が欠場

Green Bay Packers Injury Report
Player Pos Injury Wed Thu Fri Status Notes
Greg Jennings WR Groin × × × Out 欠場
B.J. Raji DT Ankle × Out 欠場
Nick Perry LB Knee × × × Out 欠場
Sam Shields CB Shin/Ankle × × × Out 出場
Aaron Rodgers QB Calf Probable 出場
Alex Green RB Shoulder Probable 出場
Jermichael Finley TE Shoulder Probable 出場
D.J. Williams TE Hamstring Probable 出場
Davon House CB Shoulder Probable 今季初出場へ
Sean Richardson S Hamstring Probable NFL初出場へ
St. Louis Rams Injury Report
Player Pos Injury Wed Thu Fri Status
Danny Amendola WR Shoulder × × × Out
Roger Saffold OT Knee × × × Out
Mario Haggan LB Thigh × × × Out
Wayne Hunter OT Back × × × Questionable
Janoris Jenkins CB Back × Probable
Probable : Virtual certainty that player will be available for normal duty
Questionable : A 50-50 chance will not play
Doubtful : At least 75 percent chance will not play
Out : Definitely will not play
     
: Full Participation
: Limited Participation
× : Did Not Participate
: Not Listed

2012年10月19日

Notebook: B.J.ラジが練習復帰

2012年10月18日

Notebook: PUP2選手が復帰

今週最初の練習は、おそらくケガ人が多いために早めの終了となった。

2012年10月17日

Notebook: テキサンズ戦レビューから

2012年10月16日

ILB D.J.スミスが今季終了

RBブランドン・セインに続き、ILB D.J.スミスが大ケガを負って今季終了となってしまった。ケガの箇所がヒザ(とすれば前十字靭帯)なのかアキレス腱なのか、情報がまちまちではっきりしない。「OLBニック・ペリー(ヒザ)とCBサム・シールズ(すね)については今後の検査待ち。OLBペリーは心配したほど悪くなかった」とマッカーシーHCは月曜の会見で語っている。

ILB D.J.スミスはアパラチアン州立大から昨年の5巡指名でパッカーズに入団。2年目の今年はILBデズモンド・ビショップの戦線離脱で代役スターターとなり、ダイム隊形(ILB1人)では先輩ILBホークを退けて彼がプレーをしていた。身長180cmの小兵とあってパスカバレッジに波はあったものの、まだ伸びシロが十分残っていただけにこの負傷は残念。

代役の先発ILBが問題となるが、ここは今年のキャンプで若手の成長の大きかったポジションでもあり、意外になんとかなるとの見方もある。今夏アウトサイドLBからインサイドLBにコンバートされたブラッド・ジョーンズとジャマリ・ラティモア、昨季代役スターターをこなしたロバート・フランソワ、今年の5巡指名テレル・マニングの4人がいる。昨日はジョーンズが17スナップ代役出場したが、月曜の会見でマッカーシーHCは代役スターターを明言せず。マニングは時期尚早として、ジョーンズ、ラティモア、フランソワの3人から選ぶとしている。

3人の先発ILB候補やRBブランドン・セインはスペシャルチームでも中核を担っている。こうした選手たちが戦線離脱したり先発昇格したりして、スペシャルチームが徐々に弱体化するのも心配なところ。

RBセインをIRへ、RBホワイトを獲得

パッカーズはヒザ(おそらく前十字靭帯)に大ケガを負ったRBブランドン・セインをインジャリーリザーブに入れ、ビルズから解雇されたばかりのRBジョニー・ホワイトをウェイバーで獲得した。

RBジョニー・ホワイト(24歳)はノースカロライナ大から昨年のドラフト5巡指名でビルズに入団、これまで3番手RB兼スペシャルチーマーとしてプレーしてきた。1年目は12試合に出場してラッシングは12回38yds(平均3.6)。今年も強力RB2人の壁は厚く、タシャード・チョイス(元DAL)との3番手RB争いにも敗れて開幕ロースターに残れなかったが、10日後にはフレッド・ジョンソンの負傷で再契約。3試合に出場して8回34yds(平均4.3)ラッシングを記録したものの、フレッド・ジョンソンとC.J.スピラーがケガから回復すると再び解雇となった。

RBジェームズ・スタークス(つま先)が復帰したパッカーズのRB陣だが、マッカーシーHCは月曜の会見でRBアレックス・グリーンの先発続行を明言。スタークスは勘を取り戻すために実戦経験が必要、と話した。新加入のRBホワイトはこれまでのRBセインと同じく、スペシャルチームで貢献しながらオフェンスの出番を待つ、という形になりそうだ。

Packers - Texans Notebook

2012年10月15日

Packers 42 - 24 Texans

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Texans (5-1) 0 10 7 7 24
Packers (3-3) 14 7 7 14 42

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気温27℃で晴れ、リライアント・スタジアムの開閉式屋根は閉じている。不調のパッカーズはケガ人も多く劣勢が予想されたが、序盤からQBロジャースが球団記録タイの6TDパスを量産し、ここまで全勝のテキサンズに快勝。第4Q初めで試合を決めてしまい、ガラガラとなったスタンドにパッカーズファンの "Go Pack Go!" が響きわたった。

試合は序盤からパッカーズのペース。WRネルソンとWRジョーンズに3TDパスを成功させ、ディフェンスはRBエリアン・フォスターのランを止めて大量点を許さない。後半最初の攻撃では2回の相手パーソナルファウルに助けられてさらに7点。第4QにTEクラブトリーへのTDパスを挙げると、ディフェンスが3シリーズ連続でインターセプトを奪って勝負あり。

WRネルソンとWRジョーンズとWRコブの3本柱が好プレーを連発し、これまでのレシーバー不振を払拭するような働きぶりだった。ナイスキャッチが多かった中でも、WRジェームズ・ジョーンズのワンハンドキャッチTDが白眉。ディフェンスはRBエリアン・フォスターを17回29ydsに抑えたのがなんといっても大きい。スペシャルチームは終盤にパントブロックTDを許したが、大量リードのおかげで大勢に影響なかった。

パッカーズはRBベンソン(足)がIR入り(復帰可能枠)、WRジェニングス(鼠蹊部)とNTラジ(足首)が欠場し、TEフィンリー(肩)は制限付きで強行出場した。OLBニック・ペリー(ヒザ)、ILB D.J.スミス(アキレス腱)、CBサム・シールズ(すね)の3人が負傷退場し、どれもかなり心配だ。

第1Q

  • HOU陣19 : サック(DEウィルソン)、投げ捨てで3rdダウン12、RBテイトのドローは10yds止まりで3&アウト。
  • GB陣33 : RBグリーンのラン2回で3rdダウン5、WRネルソンへの9ydsパスで1stダウン。3rdダウン3からロングボム失敗でパントとなるが、HOUオフサイドで1stダウンに。WRネルソンに41ydsTDパス成功
  • HOU陣14 : FBケイシーへの15ydsパス、投げ捨てとRBフォスターの4ydsランで3rdダウン6、サック(DEウォージー)が出てパント。
  • GB陣27 : WRコブへのクイックパス9yds、RBグリーンの10ydsランで1stダウン。TEフィンリーへの1ydパス、サックで3rdダウン15、WRコブへの16ydsパスでHOU陣へ。ロングパス失敗などで3rdダウン9、WRコブへのパスは通らずパント。
  • HOU陣03 : RBフォスターの2ydsラン、TEダニエルズへの4ydsパス、HOUフォルススタートで3rdダウン9、WRアンドレ・ジョンソンへの12ydsパスで1stダウン。RBフォスターのランが2回止まって3rdダウン10、投げ捨てでパント。
  • GB陣44 : WRコブへの24ydsパス、WRジョーンズへの9ydsパス、RBグリーンの1ydランでFG圏内へ。TEクラブトリーへのショベルパス14ydsでゴール前06ydsに迫り、最後はWRジョーンズに6ydsTDパス成功
  • HOU陣20 : RBフォスターの1ydロスで第2Qへ。

第2Q

  • WRジョンソンへの12ydsパスで1stダウン。GBオフサイドのあとラン2回で3rdダウン3(OLBペリー負傷)、WRウォルターへの16ydsパス、TEダニエルズへの15ydsパスでFG圏内へ。パスインターフェア26ydsでゴール前04ydsに迫り、RBフォスターのラン2回でタッチダウン
  • GB陣22 : RBグリーンの8ydsラン、WRネルソンへの1ydsパス、QBスニークで1stダウン。RBグリーンのノーゲイン、8ydsパスで3rdダウン2、WRネルソンへの10ydsパス、HOUパスインターフェア28ydsでFG圏内へ。WRネルソンに21ydsTDパス成功
  • HOU陣20 : WRジョンソンへの10ydsパス、RBフォスターの5ydsラン、WRジョンソンへの13ydsパス、TEグレアムへの11ydsパスでGB陣へ。RBフォスターの3ydsラン(ILBスミス負傷)、HOUフォルススタート、QBファンブル(自らリカバー)で3rdダウン14、RBフォスターへのパスは12yds止まり。51ydsFG成功
  • GB陣16 : RBグリーンの2ydsランで2ミニッツ。TEフィンリーへの11ydsパス、QBスクランブル15ydsで連続1stダウン。投げ捨てとFBクーンの5ydsランで3rdダウン5、TEフィンリーへのパスはオフェンシブパスインターフェアで取り消し。WRコブへのパスは7yds止まりでパント。
  • HOU陣13 : RBフォスターの-1ydラン、4ydsランでハーフタイムへ。

第3Q

  • GB陣20 : RBグリーンの3ydsラン、WRコブへの12ydsパスで1stダウン。WRコブへの21ydsパス、WRネルソンへの16ydsパスなどでFG圏内へ。RBグリーンの5ydsランとWRネルソンへの13ydsパスでレッドゾーンへ。WRネルソン落球、GBホールディング、TEフィンリー落球で3rdダウン20、TEフィンリーへのパスは通らず。39ydsFG成功と思いきやHOUアンスポーツマンライクコンダクトで1stダウン。サック4yds、WRコブ落球、WRコブへの11ydsパスとHOUアンネセサリーラフネスでまたも1stダウン。RBグリーンの1ydランのあと、WRネルソンへ1ydTDパス成功
  • HOU陣22 : WRジョンソンへの2ydsパス、WRウォルターへの12ydsパスで1stダウン。RBフォスターの2ydsラン、サック(ILBホーク)で3rdダウン20、投げ捨てでパント。
  • GB陣20 : パス失敗とRBグリーンのノーゲインで3rdダウン10、WRネルソンへのパスはわずかに足りず、3&アウト。
  • HOU陣35 : TEダニエルズへの27ydsパス、WRジョンソンへの9ydsパス、RBフォスターの4ydsラン、WRマーティンへの12ydsパスでレッドゾーンへ。WRマーティンへの12ydsパスでゴール前01ydsに迫り、RBフォスターのラン2回でタッチダウン
  • GB陣43 : RBグリーンの9ydsランで最終Qへ。

第4Q

  • ロングパス失敗のあと、TEクラブトリーへのパスが48ydsのタッチダウンに
  • HOU陣20 : パス失敗のあと、CBシールズがインターセプト
  • HOU陣27 : RBグリーンの5ydsラン、5ydsランで1stダウン。ノーゲインのあと、WRジョーンズに18ydsTDパス成功
  • HOU陣20 : RBフォーセットの2ydsラン、WRジョンソンへの15ydsパスで1stダウン。RBフォーセットへのスクリーンパス18ydsでGB陣へ。TEグレアムへの3ydsパス、8ydsランでさらに1stダウン。8ydsラン、3ydsランでレッドゾーンへ。連続パス失敗で3rdダウン10、エンドゾーンへのパスをCBヘイワードがインターセプト
  • GB陣13 : RBグリーンのラン2回で3rdダウン9、パス失敗。パントをブロック、そのままエンドゾーンで押さえてタッチダウン
  • オンサイドキックはパッカーズが押さえる。
  • GB陣46 : QBグレアム・ハレル登場。RBスタークスの2ydsラン、FBクーンの1ydsラン、RBグリーンの4ydsラン(HOUタイムアウト#3)でパント。
  • HOU陣11 : QB T.J.イェイツ登場。WRケイシーへの12ydsパス、TEグレアムへの11ydsパスのあと、SSマクミリアンが弾いたパスをCBヘイワードがまたもインターセプト
  • HOU陣32 : RBスタークスのラン3回で2ミニッツ。4thダウン3はランが止まってギャンブル失敗。
  • HOU陣27 : RBフォーセットの4yds、3yds、17ydsランで試合終了。
Final Team Statistics
  Packers Texans
Points 42 24
Total Yards 427yds 321yds
First Downs 25回(ラン5・パス16・反則4) 23回(ラン6・パス16・反則1)
Rushing 99yds (31回・平均3.2) 90yds (28回・平均3.2)
Passing 338yds (24/37・6TD・0INT) 255yds (22/38・0TD・3INT)
Sacked 2回10yds 3回24yds
Passer Rating 133.8 45.4
     
3rd Down Efficiency 5/14 (36%) 5/12 (42%)
     
Turnovers 0回 (INT0/FUM0) 3回 (INT3/FUM0)
     
Field Position 自陣35yds 自陣19yds
Punt 5回34.2yds(ネット30.4yds) 4回51.5yds(ネット45.8yds)
Kickoff Return 3回平均28.7yds 3回平均21.7yds
Punt Return 3回平均7.7yds 1回19yds
Field Goals 0/0 1/1
     
Penalty 4回51yds 7回69yds
Time of Possession 27分59秒 32分01秒

2012年10月14日

Notebook: 両TEは微妙、NTラジは欠場へ

RBベンソンのIR入りで空いたロースター枠に、プラクティス・スクワッドからOGグレッグ・ヴァンローテンが昇格した。ペンシルヴェニア大ではオール・アイビーリーグの1stチームに2回選ばれたドラフト外ルーキー。今夏のキャンプではパスラッシュドリルでの成績が非常に優秀で、主に2ndチームの左ガードをプレーしていた。

Green Bay Packers Injury Report
Player Pos Injury Wed Thu Fri Status Notes
Greg Jennings WR Groin × × × Out 欠場
Sean Richardson S Hamstring × × × Out 欠場
Jermichael Finley TE Shoulder × × Questionable 微妙
D.J. Williams TE Hamstring × Questionable 微妙
B.J. Raji DT Ankle × × × Questionable 欠場の方向
Davon House CB Shoulder Questionable 今週も復帰見送りか
Houston Texans Injury Report
Player Pos Injury Wed Thu Fri Status
Quintin Demps S Thumb/Arm × × × Out
Arian Foster RB Knee Probable
Justin Forsett RB Thigh Probable
Ben Tate RB Toe Probable
Andre Johnson WR Groin Probable
Lestar Jean WR Knee Probable
Antoine Caldwell OG Ankle/Foot Probable
Wade Smith OG Foot Probable
Antonio Smith DE Ankle Probable
Shaun Cody NT Back Probable
Mister Alexander LB Achilles Probable
Jesse Nading OLB Foot Probable
Johnathan Joseph CB Knee Probable
Alan Ball CB Ankle Probable
Shiloh Keo S Neck Probable
Shayne Graham K Calf Probable
Probable : Virtual certainty that player will be available for normal duty
Questionable : A 50-50 chance will not play
Doubtful : At least 75 percent chance will not play
Out : Definitely will not play
     
: Full Participation
: Limited Participation
× : Did Not Participate
: Not Listed

2012年10月11日

Notebook: ベンソンは復帰可能IR枠へ

2012年10月10日

Notebook: RBベンソンは長期欠場へ

2012年10月 9日

Packers - Colts Notebook

2012年10月 8日

Packers 27 - 30 Colts

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Packers (2-3) 7 14 0 6 27
Colts (2-2) 0 3 16 11 30

ゲーム詳細へ | スタッツ等まとめへ | ケガ人情報へ

ルーカル・オイル・スタジアムでのレギュラーシーズンゲームはパッカーズにとって初めて(プレシーズンでは昨年訪問)。気温13℃と冷え込んで開閉式屋根が閉じている。

前半に3TDを決めて18点リードしたパッカーズだったが、第2Q途中でRBベンソンが負傷退場するとすべてが変わってしまった。第3Q最初のシリーズでQBロジャースがインターセプトを投げると、コルツの大逆襲がスタート。NTラジの負傷退場もあって新人QBアンドリュー・ラックに好きなようにパスを通され、19連続得点を許す。パッカーズは残り4分半でようやく再逆転のタッチダウンに成功したが、コルツは残り35秒で再々逆転のタッチダウン。パッカーズは終了間際に敵陣33ydsまで進んだものの、Kクロスビーが同点FGを失敗して万事休す。

コルツはCサテレ、LGライツ、ILBアンジェラー、CBデイヴィスの先発4人とニッケルバックのCBキングが欠場。パッカーズはWRジェニングスを欠くだけだったが、RBベンソン、NTラジ、TEフィンリーと重要な選手が次々に負傷退場し、攻守とも手詰まりに陥った。

こちらはRBベンソン退場でランが出なくなってコルツのパスラッシュが勢いを増し、前半ゼロだった被サックが後半は5回。逆にディフェンスは前半4回あったサックが後半はゼロ。QBラックに時間を与えてWRレジー・ウェイン(212yds)にミドルレンジのパスを次々と通された。ぎりぎりで捕まえきれずにパスを通されるプレーばかり。

ケガ人はRBセドリック・ベンソン(足)、NT B.J.ラジ(足首)、TEジャーマイケル・フィンリー(肩)の3人。いずれも試合に復帰できなかった。今季初出場のDEマイク・ニールは初サック、2巡指名CBケイシー・ヘイワードはNFL初インターセプトを決めている。

いっぽうコルツは闘病中のチャック・パガーノHCへ感動的な逆転勝利をプレゼントしたことになる。

第1Q

  • IND陣20 : WRウェインへの6ydsパスなどで3rdダウン4、WRウェインへの19ydsパスで1stダウン。RBブラウンのラン2回で3rdダウン6、パス失敗でパント。
  • GB陣09 : TEフィンリーへのショートパス2回で3rdダウン5、QBスクランブル15ydsで1stダウン。RBベンソンの4ydsラン、ノーゲインで3rdダウン6、ロングボム失敗でパント。
  • IND陣16 : RBブラウンの14ydsラン、WRヒルトンへの9ydsパス、RBブラウンの8ydsランで連続1stダウン。GBオフサイド、INDフォルススタート、2ydsロス、WRウェインへの9ydsパスで3rdダウン3、TEフリーナーへの2ydsパスで4thダウンインチズ。QBスニークが止まってギャンブル失敗。
  • GB陣44 : RBベンソンの2ydsラン、WRネルソンへの19ydsパスで1stダウン。RBベンソンの9ydsラン、1ydsランでFG圏内へ。INDオフサイド、RBベンソンへのスクリーンパス18ydsでゴール前02ydsへ。FBクーンの2ydsTDラン成功
  • IND陣20 : クイックパス2ydsと3ydsランで3rdダウン5、WRエイヴリーへのパスは3yds止まり。
  • GB陣35 : WRネルソンへの10ydsパスで第2Qへ。

第2Q

  • RBベンソンの1ydラン、WRコブへの18ydsパスでさらに1stダウン。RBベンソンの4ydsラン、INDレイトヒットでレッドゾーンへ。TEフィンリーへのTDパスは通らず、RBグリーンの9ydsランで3rdダウン1、WRジョーンズに6ydsTDパス成功
  • IND陣20 : INDフォルススタート、WRエイヴリーへの10ydsパス、RBブラウンのノーゲインで3rdダウン5、サック(OLBペリー)&ファンブルロストはアンネセサリーラフネスで1stダウン。次は3rdダウン12からINT失敗でけっきょくパント。
  • GB陣32 : RBグリーンの1ydラン、WRドライバー落球で3rdダウン9、WRネルソンへのパスも通らず。
  • IND陣31 : WRウェインへの29ydsパス、ノーゲイン、WRバラードへの4ydsパスで3rdダウン6、WRウェインへの30ydsパスが通ってゴール前06ydsへ。3rdダウン6からパスは通らず、24ydsFG成功
  • GB陣34 : WRネルソンへのロングパスがINDパスインターフェア。TEクラブトリーへの6ydsパス、RBグリーンの3ydsラン、GBイリーガルモーションで3rdダウン5、WRコブに31ydsTDパス成功
  • IND陣 : RBブラウンのラン2回で1stダウン。サック0yd(ILBスミス)、8ydsパスで3rdダウン2、TEフリーナーへの18ydsパスでGB陣へ(2ミニッツ)。RBブラウンへの5ydsパス、WRウェインへの11ydsパスでFG圏内へ。投げ捨て、サック(DEニール)で3rdダウン19(GBタイムアウト#1)、WRエイヴリーへのパスは通らず、53ydsFGは失敗に終わる。
  • GB陣43 : 残り1分17秒。FBクーンへの6ydsパス、WRネルソン落球、TEフィンリー落球で1stダウンならず。
  • IND陣15 : 残り56秒。TEフリーナーへの8ydsパス、パス失敗で3rdダウン2、GBホールディングで1stダウン。ロングパス失敗、QBスクランブル9yds、INT落球でけっきょくパント。
  • GB陣17 : FBクーンの7ydsランで前半終了。

第3Q

  • GB陣20 : GBホールディング、QBスクランブル12yds、TEフィンリーへの6ydsパスで3rdダウン2、WRジョーンズへのパスがサイドライン際でインターセプトに
  • GB陣39 : WRウェインへの18ydsパス、エンドゾーンへのパス失敗、RBバラードの7ydsランで3rdダウン3、QBスクランブル6ydsで1stダウン。TEアレンに8ydsTDパス成功
  • GB陣20 : パス失敗とサックで3rdダウン15、TEフィンリーへのパスは通らず。
  • IND陣30 : RBブラウンの9yds、11ydsランで1stダウン。Eアレンへの8ydsパス、RBブラウンの10ydsランでGB陣へ。CBウィリアムズのインターセプトはレビューで覆り、3rdダウン10は投げ捨て。50ydsFGは成功
  • GB陣17 : RBグリーンの1ydラン、TEウィリアムズへの8ydsパスで3rdダウン1、RBグリーンの8ydsランとINDホースカラータックルで1stダウン。RBグリーンの2ydsラン、TEウィリアムズへの10ydsパスでIND陣へ。投げ捨て、RBグリーンの4ydsロスで3rdダウン14、WRジョーンズへのパスは8yds止まり。52ydsFGは失敗で8点差のまま。
  • IND陣42 : GBオフサイド、ノーゲイン、TEアレンへの11ydsパスでGB陣へ。ロングパスをGBパスインターフェア、TEアレンへの11ydsパスでゴール前06ydsへ。RBバラードの3ydsラン、パス失敗で3rdダウン3、QBドローでタッチダウン。2ポイントコンバージョンはパス失敗で同点ならず。
  • GB陣20 : INDホールディング、RBグリーンの2ydsロスで最終Qへ。

第4Q

  • TEウィリアムズへのパス失敗で3rdダウン12、サックされてパント。
  • IND陣45 : RBブラウンの6ydsラン、ロングボム失敗で3rdダウン4、両者反則でオフセットのあと、長めのパスをCBヘイワードがインターセプト
  • GB陣29 : QBスクランブル19yds、サック、TEウィリアムズ落球で3rdダウン16、QBスクランブルは9yds止まり。
  • IND陣15 : WRウェインへの26ydsパス、RBブラウンの8ydsランとGBフェイスマスクでGB陣へ。ランが2ydsロス、WRヒルトンへの26ydsパスでレッドゾーンへ。2ydsランとINT失敗で3rdダウン8、パスは通らず。28ydsFG成功でついに逆転
  • GB陣26 : WRジョーンズへの24ydsパスでハーフライン。RBグリーンの5ydsランのあと連続サックでけっきょくパント。
  • IND陣06 : パス失敗、2ydランで3rdダウン8、パス失敗で3&アウト。
  • IND陣49 : RBグリーンの41ydsランで一気にゴール前08ydsへ。WRジョーンズへの8ydsTDパスで再逆転。2ポイントコンバージョンはWRドライバーへのパス失敗。
  • IND陣20 : TEフリーナーへの6ydsパス、INDフォルススタート、パス失敗で3rdダウン9、WRウェインへの15ydsパスで1stダウン。TEフリーナーへの7ydsパス、WRウェインへの12ydsパスでGB陣へ。パス失敗とラン2ydsロスで2ミニッツ。3rdダウン12、またもWRウェインに15ydsパス成功(INDタイムアウト#2)。WRウェインへの18ydsパスでレッドゾーンへ。パス失敗、RBブラウンへの3ydsパス、QBスクランブル8ydsでゴール前03に進んで1stダウン。残り39秒で最後のタイムアウト。WRウェインに3ydsTDパス成功。2ポイントコンバージョンはRBブラウンのランで成功して3点差に
  • GB陣20 : 残り35秒。WRコブへの7ydsパス(GBタイムアウト#2)、WRコブへの26ydsパスでIND陣へ。WRドライバーへの14ydsパスでIND陣33まで進んで残り08秒でスパイク。あと1つプレーするはずが時間がなくなって最後のタイムアウト。51ydsFGは左に逸れて万事休す。
  • ニーダウンで試合終了。
Final Team Statistics
  Packers Colts
Points 27 30
Total Yards 356yds 464yds
First Downs 21回(ラン5・パス12・反則4) 28回(ラン8・パス16・反則4)
Rushing 141yds (23回・平均6.1) 119yds (30回・平均4.0)
Passing  243yds (21/33・3TD・1INT) 362yds (31/55・2TD・1INT)
Sacked 5回28yds 4回17yds
Passer Rating 103.5  81.0
     
3rd Down Efficiency 4/13 (31%) 8/20 (40%)
     
Turnovers 1回 (INT1/FUM0) 1回 (INT1/FUM0)
     
Field Position 自陣28yds 自陣27yds
Punt 7回45.1yds(ネット43.3yds) 5回44.6yds(ネット40.8yds)
Kickoff Return 3回平均31.7yds 0回
Punt Return 4回平均4.8yds 2回平均6.5yds
Field Goals 0/2 3/4
     
Penalty 9回89yds 9回100yds
Time of Possession 24分44秒 35分16秒

2012年10月 6日

Notebook: WRジェニングスは欠場

屋内練習場にて、耳をつんざくほどの人工クラウドノイズ下で練習が行われた。

Green Bay Packers Injury Report
Player Pos Injury Wed Thu Fri Status Notes
Sean Richardson S Hamstring × × × Out 欠場
Greg Jennings WR Groin × Out Out Out 欠場
Davon House CB Shoulder Questionable 今週も復帰見送りか
Ryan Pickett DT Shoulder/Knee Probable 出場
M.D. Jennings S Neck Probable 出場
Indianapolis Colts Injury Report
Player Pos Injury Wed Thu Fri Status
Joe Reitz OG Knee × × × Out
Seth Olsen OG Knee × × × Out
Pat Angerer LB Foot × × Out
Vontae Davis CB Ankle × × × Out
Justin King CB Groin × × × Out
Mewelde Moore RB Ankle × Questionable
Coby Fleener TE Head Questionable
Samson Satele C Knee Questionable
Dwight Freeney LB Ankle Questionable
Robert Mathis LB Ankle × Probable
Probable : Virtual certainty that player will be available for normal duty
Questionable : A 50-50 chance will not play
Doubtful : At least 75 percent chance will not play
Out : Definitely will not play
     
: Full Participation
: Limited Participation
× : Did Not Participate
: Not Listed

2012年10月 4日

Notebook: Cサタデーの習熟は

2012年10月 2日

Notebook: ロード3連戦へ

ケガ人情報はすべてマッカーシーHCの会見から。

Packers - Saints Notebook

2012年10月 1日

Packers 28 - 27 Saints

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Saints (0-4) 7 7 10 3 27
Packers (2-2) 7 14 0 7 28

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天気は晴れ、気温18℃のランボーフィールド。大誤審でゲームを落としたパッカーズの立ち直りなるかという点で注目が集まった。両軍とも次々とロングドライブを成功させて得点を重ね、後半はパッカーズ側にファンブルロストや誤審などドラマが多かった。

オフェンスが復調したパッカーズは前半に3シリーズ連続でTDパスを決めるが、ディフェンスがQBブリーズのミドルレンジのパスを止められず、セインツを引き離すことができない。後半にはQBロジャースが目を痛めて一時退場した間にQBハレルがハンドオフ失敗のファンブルロストを犯し、直後に80ydsTDパスを許して逆転を許す。しかし第4QにQBロジャースが4つ目のTDパスを通して再逆転すると、残り3分弱で相手キッカーが逆転FGを失敗。最後はオフェンスが値千金の1stダウンを獲得して1点差の逃げ切りとなった。

オフェンスはパスプロテクションの安定が復調の最大の要因。ディフェンスはラン守備こそ頑張ったが、パスラッシュもパスカバレッジも散々な出来で、3rdダウンロングを次々と成功させてしまった。スペシャルチームはフェイクパントからFBクーンのランで1stダウンを奪い、TDシリーズに結びつけた。

先週ほどではないにせよ、今回もまた誤審に苦しめられた。第3Qには、地面に当たってボールが動いたにもかかわらずTEグレアムのパスキャッチが認められた。第4Qには相手キックオフリターナーがはっきりとファンブルしていたが先にダウンの判定(チャレンジ権が残っていなかった)。スタジアムは異様な雰囲気に包まれ、もしこれで負けていたらどうなっていたことか。

WRグレッグ・ジェニングスが鼠蹊部のケガを悪化させて途中退場。そのほかQBロジャース(目)、NT/DEピケット(肩)、CBウッドソン(肩)が一時退場したが、いずれもすこし休んだだけで復帰している。

第1Q

  • GB陣23 : RBベンソンのラン2回で3rdダウン3、WRジョーンズへのパスは2yds止まり。
  • NO陣25 : 3rdダウン1からランが止まって3&アウト。
  • GB陣38 : WRネルソンへの15ydsパス、RBベンソンの5ydsラン、TEフィンリーへの12ydsパスでFG圏内へ。WRネルソンへの19ydsパスでレッドゾーンに入り、TEフィンリー落球のあと、WRジョーンズに12ydsTDパス成功
  • NO陣20 : RBイングラムの3ydsラン、RBスプロールズへのスクリーンパス5ydsで3rdダウン2、TEグレアムへの6ydsパスで初1stダウン。RBトーマスへの6ydsパス、WRムーアへの10ydsパスでGB陣へ。NOホールディングのあとTEグレアムへの24ydsパスで1stダウン。RBスプロールズの4ydsラン、TEグレアムへの12ydsパスでレッドゾーンへ。最後はWRコルストンに20ydsTDパス成功
  • GB陣20 : パス失敗と4ydsランで3rdダウン6、QBスクランブル7ydsで1stダウン。WRコブへの5ydsパス、RBベンソンの7ydsランでさらに1stダウン。RBベンソンへのスクリーンパス2yds、WRコブへの10ydsパス、TEフィンリーへの20ydsパスでFG圏内へ。WRドライバーへの3ydsパスで第2Qへ。

第2Q

  • NOオフサイド、TEフィンリーへの8ydsパスでゴール前08ydsに迫り、WRジェニングスに8ydsTDパス成功
  • NO陣28 : 3rdダウン7からTEグレアムへの9ydsパス、WRコルストンへの17ydsパスでGB陣へ。3rdダウン9からパスが通らず、けっきょくパント。
  • GB陣08 : RBベンソンの4ydsラン、GB反則などで3rdダウン12、WRコブへのパス成功もわずかに足りず。4thダウンダウンインチズ、フェイク隊形からダイレクトスナップを受けたFBクーンが5ydsランで1stダウン。RBベンソンの3ydsラン、NOホールディングでさらに1stダウン。RBベンソンの5yds、7yds、4ydsラン、WRコブへの8ydsパスとNOフェイスマスクでFG圏内へ。RBベンソンへのショベルパス11yds、5ydsパス、パス失敗で3rdダウン5、WRジョーンズに14ydsTDパス成功
  • NO陣20 : WRコルストンへの14ydsパスのあと、3rdダウン1からWRムーアへの2ydsパスでさらに1stダウン。次の3rdダウン1(2ミニッツ)はTEグレアムへの2ydsパスでGB陣へ。RBスプロールズへのスクリーンパス20yds、WRムーアへの9ydsパス、WRコルストンへの5ydsパスでゴール前06ydsへ。最後はRBスプロールズに6ydsTDパス成功
  • GB陣25 : RBベンソンのドロー4ydsでハーフタイムへ。

第3Q

  • NO陣26 : 連続パス失敗とGBオフサイドで3rdダウン5、TEグレアムへの8ydsパスで1stダウン(GBチャレンジ失敗)。WRコルストンへの26ydsパスでFG圏内へ。ラン2回で3rdダウン6、WRムーアへの26ydsパスでレッドゾーンへ。連続パス失敗で3rdダウン10、RBスプロールズへのパスは8yds止まり。4thダウンでFGトライのはずがGBアンネセサリーラフネスで、GB陣02での1stダウン。しかし3連続パス失敗でTDならず、20ydsFG成功で4点差。
  • GB陣20 : WRネルソンへの11ydsパス、RBベンソンへの4ydsパス、WRジョーンズへの20ydsパスでNO陣へ。NO反則5yds、RBベンソンの3ydsラン、WRネルソンへの12ydsパス、TEフィンリーへの14ydsパスでレッドゾーンへ。RBベンソンの3ydsラン、WRネルソンへの4ydsパスで3rdダウン3、NOフェイスマスクで1stダウン(QBロジャースが目を負傷)。代役QBハレルがハンドオフをミスしてファンブルロスト
  • NO陣08 : 5ydsランとWRムーア落球で3rdダウン5、WRムーアへの7ydsパスで1stダウン。WRモーガンに80ydsTDパスが通ってついに逆転。
  • GB陣20 : GBホールディング、WRネルソンへの16ydsパス、TEクラブトリーへの16ydsパスで1stダウン。WRネルソンへのロングパスがインターセプトに
  • NO陣34 : FBコリンズへの12ydsパス、RBイングラムの2ydsラン、サック(OLBマシューズ)で3rdダウン17、WRコルストンに23ydsパスが通って1stダウン。

第4Q

  • スクリーンパスが4ydsロスで3rdダウン14、WRコルストンに27ydsパスが通ってレッドゾーンへ。3rdダウン4からWRヘンダーソンへのパスは通らず、27ydsFG成功で6点差に
  • GB陣34 : RBベンソンの9ydsラン、QBラン10ydsでNO陣へ。ロングパス失敗とRBベンソンの3ydsランで3rdダウン7、WRコブへのパスは通らずパント。
  • NO陣09 : 投げ捨て、INT失敗で3rdダウン10、TEグレアムへのパスは通らず3&アウト。
  • GB陣43 : RBベンソンの8ydsラン、WRコブへの8ydsパスでNO陣へ。WRコブへの7ydsパス、WRネルソンへの6ydsパスでFG圏内へ。WRコブへのショベルパスで17ydsゲイン。WRネルソンに11ydsTDパスが通って再び逆転
  • NO陣31 : KRスプロールズのファンブルは誤審で認められず。ラン2回で1stダウン。サック(DEウィルソン)、WRコルストンへの15ydsパス、パス失敗で4thダウン2、WRムーアへの6ydsパスが通って1stダウン。WRムーアへの14ydsパスでFG圏内へ。NOフォルススタート、TEグレアムへの11ydsパス、ランはノーゲインで3rdダウン4、RBスプロールズ落球で1stダウンならず。43ydsFG成功はNOホールディングで取り消され、今度はGBオフサイドで48ydsトライに。キックは左に逸れて逆転ならず。
  • GB陣38 : RBベンソンの3ydsラン(NOタイムアウト#3)、4ydsランで2ミニッツ。WRジョーンズへの8ydsパスで1stダウン。ニーダウン3回で試合終了。
Final Team Statistics
  Packers Saints
Points 28 27
Total Yards 421yds 474yds
First Downs 30回(ラン5・パス21・反則4) 25回(ラン1・パス23・反則1)
Rushing 102yds (25回・平均4.1) 45yds (19回・平均2.4)
Passing 319yds (31/41・4TD・1INT)  446yds (35/54・3TD・0INT)
Sacked 0回 2回17yds
Passer Rating 119.9 109.0
     
3rd Down Efficiency 4/8 (50%) 9/17 (53%)
     
Turnovers 2回 (INT1/FUM1) 0回 (INT0/FUM0)
     
Field Position 自陣27yds 自陣22yds
Punt 2回41.0yds(ネット39.0yds) 3回36.0yds(ネット36.0yds)
Kickoff Return 3回平均29.3yds 3回平均30.3yds
Punt Return 0回 1回4.0yds
Field Goals 0/0 2/3
     
Penalty 7回43yds 10回72yds
Time of Possession 29分32秒 30分28秒