RBブランドン・セインに続き、ILB D.J.スミスが大ケガを負って今季終了となってしまった。ケガの箇所がヒザ(とすれば前十字靭帯)なのかアキレス腱なのか、情報がまちまちではっきりしない。「OLBニック・ペリー(ヒザ)とCBサム・シールズ(すね)については今後の検査待ち。OLBペリーは心配したほど悪くなかった」とマッカーシーHCは月曜の会見で語っている。
ILB D.J.スミスはアパラチアン州立大から昨年の5巡指名でパッカーズに入団。2年目の今年はILBデズモンド・ビショップの戦線離脱で代役スターターとなり、ダイム隊形(ILB1人)では先輩ILBホークを退けて彼がプレーをしていた。身長180cmの小兵とあってパスカバレッジに波はあったものの、まだ伸びシロが十分残っていただけにこの負傷は残念。
代役の先発ILBが問題となるが、ここは今年のキャンプで若手の成長の大きかったポジションでもあり、意外になんとかなるとの見方もある。今夏アウトサイドLBからインサイドLBにコンバートされたブラッド・ジョーンズとジャマリ・ラティモア、昨季代役スターターをこなしたロバート・フランソワ、今年の5巡指名テレル・マニングの4人がいる。昨日はジョーンズが17スナップ代役出場したが、月曜の会見でマッカーシーHCは代役スターターを明言せず。マニングは時期尚早として、ジョーンズ、ラティモア、フランソワの3人から選ぶとしている。
3人の先発ILB候補やRBブランドン・セインはスペシャルチームでも中核を担っている。こうした選手たちが戦線離脱したり先発昇格したりして、スペシャルチームが徐々に弱体化するのも心配なところ。