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Notebook: B.J.ラジが練習復帰
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年10月19日
- 1試合休んだNT B.J.ラジ(足首)が練習(フルパッド)に復帰。すくなくとも記者が見学できた部分はフル参加していたようだ。 「B.J.は大きく一歩前進した。ケガ人はいつもそうだが、復帰初日を終えた翌日の状態がとても大事だ」とマッカーシーHC。
- WRグレッグ・ジェニングス(鼠蹊部)、OLBニック・ペリー(ヒザ)、CBサム・シールズ(すね/足首)の3人は2日続けて休み。欠場の公算が大きい。
- 昨日は制限付きだったQBアーロン・ロジャース(ふくらはぎ)だが、この日はフル参加。前日と違い、一度もQBハレルに譲らなかった。 「今日の練習に出るのが大事だと彼自身が強く感じていた。そして練習を始めると、全スナップを自分がこなしたいと彼が言ったのでそうさせた。良い練習だった」とマッカーシーHC。
- 不振の続くTEジャーマイケル・フィンリー(肩)だが、マッカーシーHCはその熱意とタフネスを称賛。 「先日のゲームに出場したことは彼のタフネスを物語っている。コルツ戦の直後には、出場など無理だとトレーニング・スタッフは思っていた。出場するために彼が月曜から金曜にした努力は称賛して余りある。本番ではスナップ数に制限を設けた。今週も彼は準備を続け、もっと出場したいと願っている。しかしドクターたちは、検査の結果や過去の肩鎖関節の治療実績から、出場させることにあまり乗り気でない。我々は慎重に進めようとしているのだが、本人はうずうずしている」
- Pro Football Focus によると、今季WRジェームズ・ジョーンズはキャッチ可能なパス24回のうち23回キャッチしているとのこと。落球率4.17%は現在NFL8位(50%以上出場のレシーバーのうち)。昨季の彼の落球率は13.64%だった。
- 控えから再出発のRBジェームズ・スタークスは、練習でもスカウトチームが多い。 「練習での貴重な機会を大事にすることだ。対戦相手がウチとおなじアウトサイド・ゾーンをやるのなら、自分はたとえスカウトチームであっても実戦と同じつもりで取り組まなければ。パッカーズと全く同じプレーではなくても、アウトサイド・ゾーンには違いない。頭脳面でプレー回数を重ねてディフェンスの流れをつかむこと。それが大きなプラスになる」とヴァンペルトRBコーチ。
- 公式サイトのデプスチャートでは、ブラッド・ジョーンズが先発ILBとなっている。
- ケガ人続出で控え選手たちが代役スターターとなれば、これまで出番のなかった若手がスペシャルチームでプレーすることになる。今回はおそらくILBテレル・マニング(これまで出場1試合)やSショーン・リチャードソン(初出場)に出番が来るはず。 「彼らはこれまで出番がなかったが、とても優秀なスペシャルチーム・プレーヤーになってくれると予想している。彼ら2人はとても嗅覚に優れたカバー・ガイだと思う。フットボールを理解しているし、ブロックをくぐり抜けてボールに行く方法を心得ている。責任感も強い」とショーン・スローカムSTコーチ。
- 新加入のRBジョニー・ホワイトは、おなじくスペシャルチームでRBセイン(IR入り)の後任として、いきなりアクティブ登録されるかもしれない。 「そうなるかもしれないね。彼は(ビルズで)経験があるから。メンバー構成を決定するのは、今週の準備をすべて終えてからだ。しかし彼ならその力はある」とスローカムSTコーチ。
- テキサンズ戦直後に話題になった件を書き忘れていたのでここで改めて。試合後のTVインタビューの終わり際、先週いろいろと批判をした評論家たちに何と言いたい?と聞かれたQBアーロン・ロジャースは「シーーーーッ」とだけ答えて去っていった(ビデオ)。みごとな6TDで批判を静めただけでなく、ちゃんとピザハットのCMも踏まえている。
- 昨年2月のスーパーボウル前夜、最後のミーティングの後でDE C.J.ウィルソンが得意のピアノを弾いてみなをリラックスさせ、チームの心を一つにした、というエピソードが先月Journal Sentinel紙で紹介されたばかり。今週の公式サイトのビデオでは、2歳の頃からピアノを母に教わり13歳の時には教会で演奏した、と本人が思い出を語りながら見事な腕前を披露している。