グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2012年10月26日

WR陣がピンチに

鼠蹊部(いわゆるスポーツ・ヘルニア)の回復がおもわしくないWRグレッグ・ジェニングスは、ちかく手術を受けることを決断した。今季中の復帰は間違いないといっても、これまで1か月ちかく無駄にしてしまった後だけに残念な状況だ。 「注射で痛みをごまかすことはできるだろうけど、自然治癒を待っていてはトップギヤを使えるようになる保証がない。(DBとの勝負で)僕はより大きなセパレーションを稼げるようになりたいから、不確かなことに賭ける気にはならなかった」

こうした手術後の復帰期間は一般的に3週間から6週間とのこと。2005年にはCマイク・フラナガンが同じ専門医のところで同じ手術を受け、3週間休んだだけで復帰しているものの、個人差があるのは言うまでもない。

いっぽう、代役エースのWRジョーディ・ネルソンも水曜の練習でハムストリングを痛め、今週の出場は難しそうな状況。木曜に続いて金曜の練習も休むことをマッカーシーHCがすでに明言し、出場できるかどうかは土曜か日曜にテストして決めるとしている。こうした場合はけっきょく欠場になるのが一般的なパターンだ。

ネルソンが欠場の場合、チーム最多TDのWRジェームズ・ジョーンズと進境著しいWRランドール・コブが先発することになる。3番手に繰り上がるWRドナルド・ドライバーは、首を違えて水曜の練習を自重したが、木曜にはフル参加できていた。今季まだキャッチのないWRジャレット・ボイキン(ドラフト外)は4番手として出番が来るかどうか。

TE陣では、ヒザ手術明けで第6週までPUPリストにいたアンドリュー・クウォレスが順調に練習をこなしているところ。先週D.J.スミスのIR入りでロースター枠には1つ空きができており、TEクウォレスまたはOLBゾンボをロースターに戻すために空けてあるのだろうと見られている。PUPの選手はキャンプを全休しているため、猶予期間の3週間をいっぱいに使ってフットボールに慣らさせたいところだが、チーム状況から早めの復帰があってもおかしくはない。

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