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2010年10月30日

Notebook: CBウィリアムズと契約延長交渉

Green Bay Packers Injury Report
Player Pos Injury Wed Thur Fri Status Notes
Ryan Pickett DE Ankle × × × Questionable 欠場が濃厚
Cullen Jenkins DE Hand Questionable 欠場の方向
Mark Tauscher OT Shoulder Questionable 微妙
Dolanld Driver WR Quadricep × × Probable 出場
Chad Clifton OT Knee Probable 出場
Marshall Newhouse G/T Back Probable 出場
Charles Woodson CB Toe × Probable 出場
Nick Collins S Knee Probable 出場
New York Jets Report
Player Pos Injury Wed Thur Fri Status
Nick Mangold C Shoulder Probable
Calvin Pace LB Foot Probable
Darrelle Revis CB Hamstring Probable
Probable : Virtual certainty that player will be available for normal duty
Questionable : A 50-50 chance will not play
Doubtful : At least 75 percent chance will not play
Out : Definitely will not play
     
: Full Participation
: Limited Participation
× : Did Not Participate
: Not Listed

2010年10月29日

Notebook: RTブラガがスターター確保?

2010年10月28日

OLBジョーンズがIR入り 2選手を補強

OLBブラッド・ジョーンズはMIN戦で肩のケガを悪化させ、手術を受けてシーズンを終えることになった。インジャリーリザーブにはこれで10人。うちスターターが5人。LBが3人目。17週を終えるころには24人がIR入りする計算になってしまう。ただ Journal Sentinel紙によると、1996年の優勝シーズンには7戦終了時点でIR入りが11人(うちスターター4人)だったとのこと。

パッカーズは空いたロースター枠2つを使い、以下の2選手を獲得した。昨日の2人と合わせ、今週だけで3人目のLB補強となる。NTハワード・グリーンはジェッツから解雇されたところをウェイバーでの獲得。その意図があったかどうかはともかく、対戦相手から放出された選手を獲得して情報を求めるのはよくある手だ。

NTハワード・グリーン Howard Green はルイジアナ州立大出身、NFL6年目の31歳。身長6フィート2(188cm)、体重340ポンド(154kg)。パッカーズでは最重量タイとなる。2002年ドラフト6巡指名でテキサンズに入団、開幕前に解雇されたところをレイヴンズに拾われて1試合に出場。その後セインツとシーホークスに2年ずつ在籍し、昨年からジェッツでプレー。しかし今季は2試合しか出場せず、昨日解雇されたところをウェイバーでパッカーズが獲得した。通算51試合出場、先発12試合。開幕前に解雇されたのを含めると、これが9回目の移籍となる。

今回の補強はDEも含めてDLローテーションを楽にするためのもの。DEジェンキンズとDEピケットを欠いた先日のMIN戦では、NTラジが全68スナップ中65スナップに出場するという苦しい状況に置かれ、プレーの質も明らかに下がっていた。(昨日のILBウィルヘルムに続き)伸びシロ重視のトンプソンGMにしては珍しいベテラン補強だが、さすがに今回は即戦力を重視せざるをえなかったのだろう。背番号は95。

OLBエリック・ウォルデン Erik Walden はミドルテネシー州立大出身、NFL3年目の25歳。身長6フィート2(188cm)、体重250ポンド(113kg)。2008年ドラフト6巡でカウボーイズに入団するが開幕前に解雇され、チーフスに拾われて9試合に出場。11月下旬にカットされると今度はドルフィンズに移って5試合に出場した。ドルフィンズのスペシャルチームの中心の1人としてプレーてきたが、第3戦を終えたところで解雇されている。

背番号は93。上記NTグリーンとは違い、ディフェンスで即戦力というよりスペシャルチーム向上のための補強に見える。今週末にCBハリスやSSビグビーをPUPリストから出すために、LBロバート・フランソワあたりが犠牲になるかもしれない。

2010年10月27日

ILBウィルヘルムとOLBブリッグスを獲得

パッカーズはILBマット・ウィルヘルムおよびOLBダイレル・ブリッグスと契約し、ILBモーリス・シンプキンズを解雇、DEニールとOLBポピンガを正式にインジャリーリザーブに入れた。プラス2・マイナス3でロースター枠が1つ空いたが、さらにディフェンス選手を獲得という噂もあるし、CBハリスかSSビグビーに使うだけかもしれない。

ILBマット・ウィルヘルム Matt Wilhelm はオハイオ州立大出身、NFL8年目の29歳。身長6フィート4(193cm)、体重247ポンド(112kg)。2003年ドラフト4巡でチャージャーズに入団、主にスペシャルチーマーとして4年間過ごしたあと、2007年から2008年にかけて21試合に先発出場。昨年7月下旬に解雇されると、イーグルスを経て49ersに移り、主に控えとして11試合に出場。今年はヒザのケガのため開幕前に解雇され、これまでフリーのままだった。

イーグルス期を除いて、ずっと3-4をプレーしてきている。通算2サック、6インターセプト。伸びシロはないが衰えがあるわけではなく、控えILBとしては実績十分といったところか。ケガ人続出でスペシャルチームが弱体化しているので、そちらのテコ入れ、という意味合いが大きいかもしれない。最近ヒザのリハビリを終え、2週ほど前にプレー可能となっていたようだ。背番号は57。

OLBダイレル・ブリッグス Diyral Briggs はボウリング・グリーン大出身の24歳。身長6フィート2½(189cm)、体重248ポンド(112kg)。昨年ドラフト外で49ersに入り、シーズン半ばにプラクティス・スクワッドから昇格、主にスペシャルチームで(GB戦を含む)4試合に出場した。今年は開幕ロースターに残ったものの開幕戦後に解雇され、ブロンコスのプラクティス・スクワッドから先日昇格してOAK戦に出場したが、またも1試合だけで解雇。ウェイバーで他に入札球団がなかったため、パッカーズがすんなり獲得となった。

大学では通算26サックを記録したスピードラッシャーだが、ブルラッシュで押し込める方ではない。ILBウィルヘルム同様、NFL入り以来3-4をプレーしてきている。2球団から解雇されたことからすると、ポテンシャルはさほど期待できないかもしれない。珍しいファーストネームは"DIE-rell"とのことなので、日本語表記は「ダイレル」としておく。背番号は47。

パッカーズのインジャリーリザーブはこれで9人となり、けっこうなチームが作れそうな勢い。うちスターターが4人(RBグラント、TEフィンリー、ILBバーネット、SSバーネット)、2番手クラスが4人(DEニール、DEハレル、OLBポピンガ、FSマーティン)も含まれている。

Notebook: DEニールとOLBポピンガがIRへ

ケガ人報告はすべてマッカーシーHCの会見でのもの。

2010年10月26日

Packers - Vikings Notebook

試合終了からしばらく経ってもスタジアムの盛り上がりは収まらず、通路からロッカールームに戻る選手たちの興奮ぶりもものすごい。

2010年10月25日

Packers 28 - 24 Vikings

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Vikings (2-4) 7 10 7 0 24
Packers (4-3) 7 7 14 0 28

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気温14℃、天気は曇り。前日から降り続いた雨もなんとか上がっている。パッカーズは前半に拙攻を重ねてリードを許すが、後半に3インターセプトを奪って突き放す。最後はヴァイキングスがGB陣置く深くまで攻め込んだが、最後はパス守備がなんとか粘って逃げ切り勝利。QBブレット・ファーヴ相手に3戦目で初勝利を挙げることができた。

オフェンスは前半5回のシリーズ全て敵陣に進んだが2回しか得点できず、今回ももどかしい流れ。ディフェンスはDEピケットとDEジェンキンズを欠いてラン守備に苦しみ、RBピーターソンのランを止めることができない。しかし後半、QBファーヴから3つのインターセプトを奪って逆転し、一気に11点リード。すぐに7点を返され、最後のシリーズではGB陣レッドゾーンまで攻め込まれたものの、ヴァイキングスが反則2回で20yds罰退すると、パス守備がなんとか守り切ってギャンブルも失敗に。

DEジェンキンズが試合直前にふくらはぎを痛めて欠場したうえ、DEピケットも序盤で足首を悪化させて退場。おかげでDL陣は火の車で、ラン守備はどうしようもなかった。WRドライバーも太ももの状態がよくないためわずかしか出場せず、連続試合パスキャッチ記録が途切れている。

第1Q

  • MIN陣16から。RBピーターソンの2ydsラン、FBゲアハートの5ydsラン、WRハーヴィンへのクイックパスは3ydsロスで3&アウト。
  • GB陣39から。RBジャクソンがファンブルして自分でリカバーしたあと、TEドナルド・リーへのスクリーンパスで16ydsゲイン、QBスクランブル11ydsでMIN陣へ。FBクーンのランは1ydsロス、フォルススタート、RBジャクソンがドローで14ydsラン、WRジョーンズへの13ydsパスでレッドゾーンへ。しかしRBディミトリ・ナンスへのスクリーンパスがDEジャレッド・アレンにインターセプトされる
  • 3rdダウン5から、WRグレッグ・ルイスへのパスをFSコリンズがブレークアップしてまたも3&アウト。
  • GB陣24から。WRジェニングスへの24ydsパス、RBジャクソンの5ydsラン、WRジョーンズへの45ydsパスで一気にゴール前1ydsへ。ロスタックルがMIN12メンで取り消されたあと、RBジャクソンが1ydsTDラン成功
  • WRハーヴィンのビッグリターンでGB陣44から。RBピーターソンのノーゲイン、9ydsラン、3ydsランで1stダウン。2ydsラン、TEシアンコーへの4ydsパス、14ydsパスでレッドゾーンへ。最後はWRハーヴィンが17ydsTDラン
  • WRジョーンズへの32ydsパス、RBジャクソンへのスクリーンパスが50ydsゲインして一気にMIN陣11へ。RBジャクソンの2ydsランで第2Qへ。

第2Q

  • 3rdダウン8からTEクウォレスに11ydsTDパス成功
  • MIN陣24から。パス失敗、RBゲアハートの11ydsラン、WRベリアンへの30ydsパス、RBゲアハートの2ydsラン、WRモスへの13ydsパスでレッドゾーンへ。ラン2回で3rdダウン3、WRハーヴィンへの13ydsTDパスはチャレンジで取り消され、ゴール前1.5yds地点へ。RBピーターソンがTDラン成功
  • CBリーの好リターンでGB陣44から。RBジャクソンの4ydsラン、WRジェニングスへの5ydsパス、WRネルソンへの7ydsパスでMIN陣へ。RBジャクソンの3ydsラン、ロングパス失敗で3rdダウン7、WRジョーンズへのパスは通らず。4thダウン7でFG隊形と見せてQBフリンが入ってショットガンからパスを投げるが、TEクウォレスへのロングパスはオーバースロー
  • ラン2回で3rdダウン3、TEシャンコーへの12ydsパスでGB陣へ。WRハーヴィンのエンドアラウンド12ydsとGBレイトヒットでレッドゾーンへ。TEシャンコーへの17ydsTDパスはチャレンジで覆り、RBピーターソンの7ydsランで3rdダウン3、RBゲアハートへのパスは通らず。28ydsFG成功
  • RBジャクソンへの11ydsパス、MINホールディング、TEクウォレスへの7ydsパスなどで3rdダウン3、WRジェニングスへの11ydsでMIN陣38に進んで2ミニッツ。TEリーへの11ydsスクリーンパスのあと、エンドゾーンへのパスはインターセプトに
  • RBピーターソンの4ydsラン、10ydsランのあと、ロングパス成功はMINパスインターフェアで取り消され、ランプレーで時間を流して前半終了。

第3Q

  • GB陣30から。パス失敗、RBジャクソンの8ydsラン、ロングパス失敗で初パント。
  • WRハーヴィンへの20ydsパスのあと、3rdダウン4でILBホークがインターセプト
  • MIN陣41からのチャンス。ラン2回で3rdダウン5、WRジョーンズへの17ydsパスでレッドゾーンへ。WRネルソンへの5ydsパスのあと、WRジェニングスに14ydsTDパス成功
  • RBピーターソンの4ydsランのあと、WRモスへのパスをILBビショップがインターセプト、そのまま32ydsのタッチダウン
  • MIN陣42から。RBピーターソンのラン2回で3rdダウン1、WRハーヴィンへの37ydsパスが通って一気にGB陣12へ。RBピーターソンの2ydsロス、TEクラインササーへの10ydsパスで3rdダウン2、WRモスに5ydsTDパス成功
  • GB陣24から。WRネルソンへの8ydsパス、FBクーンの3ydsランで1stダウン。WRネルソンへのロングパス失敗、RBジャクソンの11ydsラン、FBクーンの4ydsラン、RBジャクソンの1ydsランで3rdダウン5、QBロジャースのスクランブルは1yds足りず。MIN陣43で4thダウン1となって最終Qへ。

第4Q

  • ギャンブルはFBクーンのランでかろうじて成功。3rdダウン6からWRジェニングスへのパスは数インチ足りず。今度のギャンブルはFBクーンが止められて失敗
  • MIN陣34から。RBピーターソンの17yds、9yds、3ydsランでGB陣38へ。RBゲアハートの3ydsラン、投げ捨てで3rdダウン7、WRハーヴィンへのパスをFSコリンズがインターセプト
  • GB陣23から。ランが止まって3rdダウン11となるが、WRジェニングスに15ydsパスで1stダウン。WRネルソンへの6ydsパス、FBクーンの1ydsランで3rdダウン3、WRネルソンへのパスは通らず。
  • 残り6分07秒、MIN陣17から。RBピーターソンの5yds、8yds、2yds、1ydsランで3rdダウン8、RBゲアハートへのスクリーンパスは数インチ足りず。RBピーターソンのランでギャンブル成功。ラン2ydsロス、WRハーヴィンへの5ydsパスで3rdダウン5となって2ミニッツ。WRハーヴィンへのパス失敗(MINタイムアウト#1)で4thダウン5となるが、WRモスへの13ydsパスで今度も成功。サック6yds(DEウィン)のあとRBピーターソンへの26ydsスクリーンパスでGB陣15へ。フォルススタート、MINフェイスマスクでGB陣35まで罰退。WRハーヴィンへのTDパスはレビューで取り消し、RBピーターソンへの15ydsスクリーンで3rdダウン15となってMIN最後のタイムアウト。QBがなんとか逃げ回ってエンドゾーンのWRモスに投げるが、3rdダウン、4thダウンともオーバースローで万事休す
  • ニーダウンで試合終了。

2010年10月24日

PUP3選手の試合復帰はおあずけに

PUPリストで6試合を欠場したCBアル・ハリス、SSアタリ・ビグビー、RBジェームズ・スタークスの3選手は今週からチーム練習に合流したが、今回のヴァイキングス戦では大事を取ってロースター入りさせず、戦列復帰は来週以降と決まった。彼らと入れ替わりに誰を解雇、またはIRさせるかの決定もMIN戦後に持越しとなる。

2010年10月23日

Notebook: ディフェンス主力組が復帰へ

Green Bay Packers Injury Report
Player Pos Injury Wed Thur Fri Status Notes
Mike Neal DE Shoulder Out Out Out Out 欠場
Brady Poppinga LB Knee Out Out Out Out 欠場
Marshall Newhouse G/T Back × × Doubtful 欠場
Mark Tauscher OT Shoulder Questionable 微妙
Ryan Pickett DE Ankle Questionable 出場の方向
Clay Matthews OLB Hamstring Questionable 出場の方向
Brandon Chillar ILB Shoulder Questionable 出場
Chad Clifton OT Knee × Probable 出場
Dolanld Driver WR Quadricep × × Probable 出場
Cullen Jenkins DE Hand Probable 出場
A.J. Hawk LB Groin × Probable 出場
Charles Woodson CB Toe × × Probable 出場
Nick Collins S Knee × Probable 出場
Minnesota Vikings Injury Report
Player Pos Injury Wed Thur Fri Status
Husain Abdullah S Concussion × × × Out
Chris DeGeare OT Ankle Questionable
Lito Sheppard CB Hand × Questionable
Brett Favre QB Ankle/Elbow Probable
Parcy Harvin WR Hamstring Probable
Jim Kleinsasser TE Groin × Probable
Ryan Cook OT Wrist Probable
John Sullivan C Calf Probable
Brian Robinson DE Ankle Probable
Letroy Guion DT Toe Probable
E.J. Henderson LB Knee Probable
Chris Cook CB Kee Probable
Probable : Virtual certainty that player will be available for normal duty
Questionable : A 50-50 chance will not play
Doubtful : At least 75 percent chance will not play
Out : Definitely will not play
     
: Full Participation
: Limited Participation
× : Did Not Participate
: Not Listed

2010年10月22日

ILBバーネットが手首の手術を語る

右手首の手術を受けてシーズンを終えたILBニック・バーネットが、日常生活の苦労を語っている。「いいかい、利き手がいかに大事なものか、使えなくなるまでわからないものだ。ほんとキツいよ。慣れていない左手でケツを拭くのは大変だ。すごくぎごちない。今はそのテクニックを身につけているところでね。詳しいことは話せないけど。でも完成したら、オレはこのチームでただ1人、両手でケツが拭けるプロの技術を持つ男になれる」

第4週DET戦で右手首を負傷した彼は、いったん退いてX線検査を受けたが骨に異状がなかったため、復帰して試合最後までプレー。しかし、手首を伸ばすたびに音が鳴るのでCTやMRI検査を受けたところ、腱に損傷があることがわかった。手術を受けずにシーズンを続行することも考えたが、長期的な問題を考えて断念したという。

「腱が舟状骨につながっていない状態で手首をぶつけたりしていると、手首脱臼の恐れがあるんだ。すべての骨が離れてしまい、関節炎のリスクが非常に高くなる。(骨と骨をつなぐ役目の)腱が機能していないとね。心配すべきことがあまりにも多く、右手をそのようなリスクにさらすのは正しくない。ひょっとしてこれが左手だったら話は違ったかもしれないけど」

インジャリーリザーブに入った選手はチームを離れて独自でリハビリをすることも多いが、彼はグリーンベイに残って少しでもチームを助けるつもりだと言う。「(回復すれば)長期的な問題はまったくない。来年のトレーニングキャンプには100%間に合うよ。僕は最高の状態で戻ってくる、と信じてくれていい。保証する」

2010年10月21日

Notebook: PUPの3選手が合流

2010年10月20日

Notebook: 人工照明で芝の育成

2010年10月19日

ケガ人情報: TEフィンリーがIR入り

ヒザの半月板損傷で先週手術を受けたTEジャーマイケル・フィンリーはインジャリーリザーブに入り、シーズンを終えることをマッカーシーHCが明らかにした。空いたロースター枠に、Sアンソニー・スミスをトレードで獲得したことも正式発表。マッカーシーHCは「これは100%ジャーマイケルのための決断だ」と説明し、ケガ人続出のチーム状況とは関係ないことを強調している。これで今季パッカーズのIR入りは7人目。スターターだけでも4人目となる。

以下はマッカーシーHCの会見から。

Physically Unable to Perform (PUP)リストについては用語集も参照

Packers - Dolphins Notebook

2010年10月18日

Packers 20 - 23 Dolphins

  1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
Dolphins (3-2) 7 3 3 7 3 23
Packers (3-3) 10 0 0 10 0 20

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ランボーフィールドは快晴、気温13℃と秋らしくなってきた。パッカーズは手術を受けたILBバーネット(IRへ)とTEフィンリーの他にも、RTタウシャー、OLBマシューズ、ILBチラー、DEピケット、DEニールが欠場する苦しい布陣。ディフェンスはそれでもよく頑張ったが、オフェンスは先週と同じくリズムに乗れず、2週連続の延長サヨナラ負けを喫した。

OLBマシューズを欠くディフェンスは案の定プレッシャー不足に苦しみ、ランも止められず、それでもなんとか13失点でしのいで第4Qへ。オフェンスはWRジェニングスへの一発TDパス以外、今週もまたもどかしい内容。頑張っていたディフェンスも第4Q半ば、スペシャルチーム反則で与えた1stダウンからついにTDを許す。オフェンスは第4Q終了間際にようやく同点タッチダウンを挙げて2週連続のオーバータイムに持ち込むが、延長では攻守ともいいところなく、最後は44ydsFGを決められてサヨナラ負け。

OLBブレイディ・ポピンガが前半最後にヒザを負傷して退いた他は、大きなケガ人はなかった模様。両軍に対して疑問の残る判定の目立った審判団だが、第4QのMIAパントでのGBイリーガルフォーメーション(1stダウンでTDドライブに)はとくに疑問視されている。ロングスナッパー正面にいたLBフランソワは明らかに1yds以上離れていて、それなら合法のはずだからだ。

セーフティの層の薄くなっているパッカーズは、ジャガーズからSアンソニー・スミスをトレードで獲得した。昨季前に解雇した選手だ。代償は条件付きの7巡指名権(おそらく何試合出場すれば7巡、それ以下ならゼロといった条件)。Journal Sentinel紙によると、今週PUPリストから復帰が可能となる3人のうち、RBスタークスとCBハリスはすぐプレーできそうだが、SSビグビーはまだ時間がかかる、という判断らしい。今季のトレード期限は今週火曜に迫っている。

第1Q

  • GB陣25から。RBジャクソンのラン2回で3rdダウン4、オフサイドで1stダウン。TEクラブトリーへの33ydsパスでMIA陣31へ。3ydsランと投げ捨てで3rdダウン7からWRジョーンズへのパスは通らず。46ydsFGが決まって3点先制
  • MIA陣26から。RBロニー・ブラウンの12ydsラン、WRマーシャルへの13ydsパスでGB陣へ。3rdダウン10からWRマーシャルへの25ydsパス、19ydsパスでゴール前6ydsへ。ラン2回で3rdダウン、WRベスにTDパス成功
  • FBクーンの5ydsラン、RBジャクソンの1ydsラン、WRジェニングスへのパス失敗で3&アウト。
  • MIA陣41から。WRマーシャルへの5ydsパス、5ydsパス、RBリッキー・ウィリアムズの6yds、9ydsランで2つ1stダウン。さらに3rdダウン6からWRハートラインへの9ydsパスが通ってGB陣21へ。WRマーシャルへのパスをCBトラモン・ウィリアムズがインターセプト
  • GB陣14から。プレーアクションからWRジェニングスへの86ydsTDパス成功
  • RBブラウンのラン3回で3rdダウン2として第2Qへ。

第2Q

  • 3rdダウンのランが止まってパント。FBクイン・ジョンソンがパントを部分ブロックしてGB陣34へ。
  • スクリーパス不発とフォルススタート(LTクリフトン)で3rdダウン13、TEクウォレスに23ydsパスが通ってMIA陣へ。しかしサック5yds、WRネルソン落球で3rdダウン15、WRジョーンズへのパスは通らず。
  • MIA陣09から。WRマーシャルへの18ydsパス、RBブラウンの1ydsラン、RBウィリアムズへのスクリーンパスは2ydsロスで3rdダウン11、WRベスへのパスは7ydsどまり。
  • GB陣16から。WRジェニングスへの9ydsパス、FBクーンの3ydsランで1stダウン。RBジャクソンの9ydsラン、WRドライバーへの8ydsパス、RBジャクソンの14ydsランでMIA陣へ。しかしRBジャクソンへの8ydsパスのあと、サック12yds、フォルススタートで3rdダウン19、QBスクランブルは6ydsどまり。
  • MIA陣12から。WRハートラインへの6ydsパス、RBブラウンの4ydsラン、WRマーシャルへの19ydsパスでMIA陣41へ。RBブラウンの3ydsランで2ミニッツ。投げ捨てで3rdダウン7、WRベスに10ydsパスが通ってGB陣へ。パス失敗後に最後のタイムアウト。3rdダウン10からQBスクランブル10ydsで1stダウン。RBブラウンの11ydsランでGB陣25まで進んでスパイク。エンドゾーンへのTDパスはレビューで取り消され、3rdダウン10でパスは通らず。43ydsFG成功はMIAホールディングで取り消されるが、53ydsFGが決まって同点
  • 残り12秒、ニーダウンで前半終了。

第3Q

  • MIA陣18から。RBウィリアムズの8yds、4yds、4ydsランのあとWRハートラインへの19ydsパスでGB陣へ。WRマーシャルへの8ydsパスでさらに1stダウン。3rdダウン2からパス失敗もGBホールディング(CBウッドソン)で1stダウン。WRハートラインのエンドアラウンドは3ydsロス、MIAホールディングなどで3rdダウン13、RBブラウンの4ydsランで1stダウンならず。41ydsFG成功
  • GB陣24から。RBジャクソンの4ydsラン、WRネルソンへの10ydsパスで1stダウン。投げ捨て、スクリーンパス落球で3rdダウン10、WRジョーンズへのパスがCBアレンにインターセプトされる。
  • MIA陣41から。WRマーシャルへの13ydsパス、フォルススタート、RBブラウンとRBウィリアムズの5回連続ランでFG圏内へ。しかし4thダウン1はRBブラウンのランが止まって失敗。
  • GB陣26から。WRドライバーへの15ydsパス(負傷退場)のあと、パス失敗とスクランブル不発で3rdダウン11となって最終Qへ。

第4Q

  • WRネルソンへの14ydsパス、RBジャクソンの2ydsラン、WRジェニングスへの11ydsパス、RBジャクソンへのスクリーンパス19ydsでレッドゾーンへ。WRジェニングスへの連続ショートパスで3rdダウン3、WRネルソンへのパスは通らず、26ydsFGが決まって同点
  • 好リターンでMIA陣40から。RBウィリアムズの4ydsラン、パス失敗で3rdダウン6、NTラジがパスを叩き落として3&アウト。
  • GB陣22から。RBジャクソンの7ydsラン、FBクーンの1ydsラン、サックで3&アウト。
  • 失敗パントと好リターンでMIA陣49から。投げ捨て、RBブラウンの7ydsラン、ILBビショップのパスディフレクトで3&アウトとなるが、パントの際のGB反則で1stダウン。WRマーシャルへの5ydsパス、RBブラウンの3ydsラン、WRハートラインへの10ydsパスで1stダウン。TEファサノへのスクリーンパスが22ydsのタッチダウンに
  • 残り5分15秒、GB陣31から。連続パス失敗で3rdダウン10、WRネルソンに24ydsパスでMIA陣へ。WRネルソンへの13ydsパス、RBジャクソンの5ydsラン、GBホールディング(RTブラガ)、パス失敗、WRドライバーへの8ydsパスで4thダウン7となって2ミニッツ。WRジェニングスへの20ydsパスでギャンブル成功。QBロジャースの8ydsスクランブルでMIA陣2に迫って最初のタイムアウト。FBクーンの1ydsラン(タイムアウト#2)、FBクーンのノーゲインで4thダウン(タイムアウト#3)。ノーバック隊形からQBロジャースが中央を押し込んで同点タッチダウン
  • 残り10秒、短いキックオフでMIA陣43。イリーガルコンタクト(CBウッドソン)で5yds進むが、ヘイルメリーは投げずニーダウンで延長戦へ。

Overtime

  • MIA陣25から。パス失敗、スクリーンパス2ydsで3rdダウン8、WRマーシャルへのパスは通らず3&アウト。
  • 好パントとGB反則でGB陣16から。RBジャクソンの4ydsラン、投げ捨て、サック5ydsでパント。
  • MIA陣47からのチャンス。RBウィリアムズの2ydsラン、WRベスへの8ydsパスで1stダウン。RBウィリアムズの4ydsラン、7ydsラン、RBブラウンの4ydsラン、1ydsランで3rdダウン5、44ydsFGが決まってサヨナラ

2010年10月16日

ILBバーネットがIR入り DEを補強

手首の手術を受けたILBニック・バーネットがインジャリーリザーブに入り、シーズンを終えることになった。本人はシーズン終盤の復帰を望んでいたはずで、この決定は残念だろう。一昨年のACL断裂に続いて2回目のIR入り。彼の不在時にチームは2勝5敗だった。本人はTwitterで、「これが現実なので仕方ない・・・。来年は誰かが代償を払うことになる。この怒りとフラストレーションを相手チームにすべてぶつける!」とコメントしている。

いっぽう、同じくIR入り候補のTEジャーマイケル・フィンリー(ヒザ半月板)はまだロースターに残っている。ILBバーネットとは存在価値が違うためかもしれないし、代役のILBビショップがよく頑張ったことも、この格差と関係があるかもしれない。マッカーシーHCはILBバーネットについて、「手術をした際、望ましくない状態であることをが明らかになった。水曜にその報告が届いて、シーズン終了の可能性があることはその時から覚悟していた」としている。

空いた枠を使ってDEマイケル・モンゴメリーと再契約した。彼はテキサスA&Mから2005年6巡指名でパッカーズに入団、5年間プレーしたあと、今春解雇されてヴァイキングスへ。しかし開幕ロースターに残ることができず、大学の後輩DEジョニー・ジョリー(出場停止処分)と一緒にトレーニングしていた。長身(6フィート5)だが282ポンドと線が細く、3-4向きとは言えない。そのため昨季終盤はDEジャリアス・ウィンの後塵を拝し、アクティブ登録されないゲームが多かった。

急きょ補強したのは、DEライアン・ピケット(足首)だけでなくDEマイク・ニール(肩)も出場が難しくなったため、システムに習熟している即戦力が必要になったのだろう。昨年までスペシャルチームのほとんどのユニットでプレーしていたので、そちらでの役割の方が大きいのかもしれない。すでに金曜朝早くにショーン・スローカムSTコーチと話し合いをした、と本人。

ロジャース出場確実 マシューズ欠場確実

この日の練習は約2時間におよび、金曜の練習としては今季もっとも長い。インジャリーリポートは総勢16人で、野戦病院という表現が誇張ではなくなってきた。しかも重いケガは大事な主力選手ばかり。

Green Bay Packers Injury Report
Player Pos Injury Wed Thur Fri Status Notes
Jermichael Finley TE Knee Out Out Out Out 欠場
Nick Barnett ILB Wrist Out Out Out Out IR入り
Brandon Chillar ILB Shoulder × × Out 欠場
Mark Tauscher OT Shoulder × × × Doubtful 欠場の方向
Clay Matthews OLB Hamstring × × × Doubtful 欠場の方向
Ryan Pickett DE Ankle × × × Questionable 欠場の方向
Mike Neal DE Shoulder × × Questionable 欠場の方向
Chad Clifton OT Knee Probable 出場
Nick Collins S Knee Probable 出場
Dolanld Driver WR Quadricep × Probable 出場
Cullen Jenkins DE Hamstring/Hand Probable 出場
Quinn Johnson FB Glute Probable 出場
Donald Lee TE Chest × Probable 出場
Aaron Rodgers QB Concussion × Probable 出場
Sam Shields CB Calf Probable 出場
Charles Woodson CB Toe Probable 出場
Miami Dolphins Injury Report
Player Pos Injury Wed Thur Fri Status
Jared Odrick DE Ankle Questionable
Jake Long OT Knee Probable
Channing Crowder LB Groin Probable
Probable : Virtual certainty that player will be available for normal duty
Questionable : A 50-50 chance will not play
Doubtful : At least 75 percent chance will not play
Out : Definitely will not play
     
: Full Participation
: Limited Participation
× : Did Not Participate
: Not Listed

2010年10月15日

ケガ人情報: QBロジャース練習復帰

2010年10月14日

Notebook: FSマーティンがIR入り

TEフィンリーはIR入りか

TEジャーマイケル・フィンリー(ヒザ)は当初予想されたよりも回復まで時間がかかることが明らかになり、インジャリーリザーブに入ってシーズンを終える可能性が大きくなってきた。Journal Sentinel紙によると事情は以下のとおり。チームドクターたちは半月板を切除(または部分切除)しなければならないと考えていたが、関節鏡で見てみると、切除せず修復できる状態とわかった。将来のヒザの健康のためには切除しない方が良いが、そのかわり術後の回復期間が(3週-6週の予想が)8週-10週へと長くなってしまう。(手術の日本語解説へ

この日の会見でマッカーシーHCは具体的な回復期間は口にしなかったものの、上記報道を認める内容のコメント。「当初予想されたよりも長くかかることがわかった。ILBバーネットもそうだが、最優先なのは彼らの長期的な健康だ。インジャリーリザーブという選択肢もたしかにある。その決断を今週下す必要はないと私は考えている」

8週かかるとすると復帰は12月上旬、10週とすると12月下旬。限られたロースター枠に残しておくのはつらいところだが、今のチームにとって(たとえばILBバーネットと比べて)かけがえのない存在であるだけに、たとえシーズン最終盤であってもプレーオフ争いに間に合うのなら、回復を待つ価値はあるかもしれない。昨季はCBパット・リーをシーズン序盤のケガ(シーズン後半には出場可能だった)でインジャリーリザーブに入れたため、CBの層の薄くなった終盤に後悔させられた、ということもある。

2010年10月13日

元代理人の告白

ジョシュ・ラックスの「元代理人の告白」という手記がSports Illustrated誌に掲載されて話題となっている。かつて若き代理人として大学選手の勧誘において積極的に金をばらまき、数々のNCAA規定違反を犯してきた経験を、大量の実名入りで暴露しているのだ。大学選手側が代理人候補に金を要求し、しかも金を受け取っても他の代理人と契約する恥知らずな行状を明らかにし、「汚い代理人に金をつかまされた無垢な若者の方が被害者である」といったイメージは全くの誤りであることを指摘している。長文でとても訳しきれないが、英語がイケる方はぜひ。

今のように人気の職業でなかった1980年代に高卒の自分がエージェント業を始めるのがいかに容易だったか、駆け出しの若き代理人が初期の顧客をつかむまでの苦労、金を受け取らない選手がいかに少なかったか、大物QBライアン・リーフにさんざん投資したあげく裏切られた経験、両親の死をきっかけに「ばらまき系」から脱却した心境の変化、大学コーチが代理人から金を受け取って選手勧誘を手伝う手口、師匠格のゲイリー・ウィチャードから離れるに至った経緯、ハリウッドを売り物にする2000年代の新手法、ウィチャードとの訴訟に敗れてNFL選手会からも1年の資格停止にされたこと、ついにエージェント業を辞める決断をした理由、いずれ事実を知る子供たちのためにこの告白を決意したことなど、どのエピソードもきわめて興味深い。

またラックスはこの告白の中でESPNドラフトアナリストのメル・カイパーにも触れ、ゲイリー・ウィチャードのために有力選手の獲得を手伝ってきた手口も紹介。カイパーはウィチャードの顧客を高くランク(今春はQBジミー・クローセンについてその疑惑がささやかれた)することで株価上昇も手伝ってきたのでは、とも示唆している。これを受けてESPNは、カイパーとウィチャードの馴れ合い関係を調査し始めたとコメント

この告白記事の最後に、実名を挙げられた関係者がSI誌の取材にどのように反応しているか、最新情報がリストアップされている。金品を受け取ったと認めた元選手もいるが、ほとんどは否定またはノーコメント。メル・カイパーはクビがかかっているだけに必死で否定している。

Notebook: NTラジの躍進

2010年10月12日

ケガ人情報: TEフィンリーがヒザの手術

月曜昼のマッカーシーHCの会見は、メディカル・スタッフとのミーティングのために30分ほど遅れて始まった。これだけ人数がいては無理もない。取り急ぎケガ人関係だけ下記にまとめた。

Packers - Redskins Notebook

2010年10月11日

Packers 13 - 16 Redskins

  1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
Packers (3-2) 7 3 3 0 0 13
Redskins (3-2) 0 3 0 10 3 16

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フェデックス・フィールドの天気は快晴、気温は22℃。心配されたパッカーズディフェンスは第3Qまで3失点とよく頑張ったが、オフェンスは度重なる落球などで3rdダウン成功率わずか15%、チャンスを得点に結びつけることができずレッドスキンズに付け入る隙を与えてしまう。OLBマシューズ退場後の第4Q、ついにディフェンスが崩れて追いつかれると、オーバータイムでは自陣でインターセプトを奪われて万事休す。トータル427ydsでわずか13点という拙攻が最後まで響いた。競り負けも残念だが、主力にケガ人が続出したのが非常に痛い。

序盤からパッカーズが有利に試合を進めたものの、敵陣ゴール前でギャンブルを失敗するなど、ヤードを稼ぐわりに攻めきれない。第3Qには48ydsFGを失敗して追加点を奪えず、10点リードで第4Qへ。レッドスキンズは48ydsのTDパスを決めて息を吹き返し、残り1分で同点FG成功。パッカーズは残り07秒で53ydsの決勝FGを狙うが、惜しくも左アップライトを直撃。オーバータイム2回目の攻撃でQBロジャースが手痛いインターセプトを喫し、サヨナラFGを決められて試合終了。

最初のシリーズでTEフィンリー(ハムストリング)とDEピケット(足首)が退場し、次のシリーズでTEドナルド・リー(Stinger)が退場。第4QにはOLBマシューズ(ハムストリング)が退場。オーバータイムにはQBロジャースが脳震盪を起こしている。

第1Q

  • リターナーのCBパット・リーのミスでGB陣8から。WRジェニングスへの8ydsパスのあと、17ydsパスをキャッチしたTEドナルド・リーがファンブルロスト。(TEフィンリー退場)
  • GB陣21のピンチ。RBトゥレインのランが2回止まって(DEピケット退場)3rdダウン11、ショットガンスナップをQBが大きく後逸したところをOLBマシューズがタックルし、FGレンジからも出てしまう。
  • GB陣10から。RBジャクソンの71ydsランで一気にWAS陣19へ。WRジョーンズへの9ydsパス、FBクーンの5ydsラン、FBクーンへのショベルパス4ydsでゴール前1ydsに迫り、RBジャクソンのランが4ydsロスしたあと、TEリーに5ydsTDパス成功。(TEリー退場)
  • RBトゥレインへの11ydsスクリーンパスのあと、3rdダウン2でTEクーリーへのパスが高すぎ、けっきょくパント。
  • GB陣13から。TEクウォレスへの13yds、WRジョーンズへの10ydsパスで2つ1stダウンを重ねたが、WRドライバー落球、その後は3連続パス失敗でパント。
  • イリーガルコンタクト(CBウィリアムズ)で1stダウンのあと、TEクーリー落球が響いて結局パント。
  • RBジャクソンの7ydsラン、WRネルソンへの9yds、WRドライバーへの14ydsパス、フォルススタート(RTブラガ)、WRジョーンズへの35ydsパスでFG圏内へ。RBジャクソンへの6ydsパスで第2Qへ。

第2Q

  • WRジョーンズへの11ydsパス、WRネルソンへの8ydsパスでゴール前1ydsに迫る。しかしFBクーンのランはノーゲイン、QBスニークも届かず4thダウン1、TEクウォレスへのプレーアクションパスは通らずギャンブル失敗
  • RBトゥレインへのスクリーンパス2ydsのあと、FBセラーズへの22ydsで窮地を脱する。サック(NTラジとOLBマシューズ)、TEクーリーへの6ydsパスで3rdダウン11、RBウィリアムズへのパスは2yds足りず。
  • CBウィリアムズの52ydsリターンで一気にWAS陣33へ。しかし3rdダウン7でサックされて1stダウンならず、52ydsFG成功で3点追加。
  • 反則でWAS陣08から。RBトゥレインの4ydsラン、8ydsランで1stダウンを取るが、サック(OLBマシューズ)が響き、RBトゥレインへのスクリーンパスは3yds足りず、またもパント。
  • WRドライバー、WRジョーンズ、WRジョーンズと3連続落球で3&アウト。
  • イリーガルユースオブハンド(CBウッドソン)、サックなどで3rdダウン18、WRサンタナ・モスに52ydsパスが通って一気にGB陣29へ。RBトゥレインの7yds、4ydsランで1stダウンを取って2ミニッツ。WRモスへの9ydsパス、RBトゥレインの3ydsでレッドゾーンへ。しかしエンドゾーンへのパスは通らず、26ydsFG成功
  • 残り13秒でGB陣37から。3連続パス失敗でハーフタイムへ。

第3Q

  • 3rdダウン3からWRモスに13ydsパスが通ってWAS陣46へ。しかし3rdダウンでのCBウッドソンのパスインターフェアを見逃してくれてパント。
  • GB陣12から、RBジャクソンへの12ydsパス、15ydsラン、WRドライバーへの34ydsパスでWAS陣26へ。しかしFBクーンの7ydsランのあとパスが通らず、36ydsFGで再び10点差に。
  • ランがノーゲイン、パス連続失敗で3&アウト。
  • GB陣32から。RBジャクソンの7ydsラン、TEクウォレスへの8ydsパス、WRジェニングスへの14ydsパスでFG圏内へ。RBジャクソンの9ydsランのあと、ロスタックルとWRドライバー落球で1stダウンならず、48ydsFGトライはわずかに右に逸れて失敗
  • WAS陣38から、パス失敗(OLBマシューズ退場)、QBドロー3yds、WRモスへの9ydsパスで1stダウン。サック(DEニール)、TEクーリーへの6ydsパスで第4Qへ。

第4Q

  • 3rdダウン13でTEクーリーへのパスは11ydsどまり。4thダウン2ギャンブルはプレッシャーがかかってロングパス失敗
  • GB陣42からのチャンス。サック2yds、RBジャクソンへのパスは1ydsロス、WRドライバーへのパスは5ydsどまりで3&アウト。
  • 30ydsの好パントリターンでWAS陣40から。WRギャロウェイへの12ysパスのあと、WRアームストロングに48ydsTDパスが決まって3点差
  • プレッシャーでパス投げ捨て、WRネルソンへの25ydsパス、WRドライバーへの5ydsパス、TEクラブトリーへの3ydsパスで3rdダウン2、TEクウォレスへのパスはティップされて失敗。
  • またも好リターンでWAS陣25から。WRアームストロングへの23ydsパス、イリーガルコンタクト(CBウッドソン)でGB陣へ。連続パス失敗で3rdダウン10となるが、RBウィリアムズのティップしたパスをWRアームストロングがキャッチして幸運な1stダウン。しかしランが止まって連続パス失敗。51ydsFGトライは右に逸れて失敗
  • GB陣41のチャンス。RBジャクソンの6ydsラン、GBホールディング(TEクウォレス)、サック、QBスクランブル15ydsは8yds足りずにパント。
  • 残り3分58秒、タッチバックでWAS陣20から。WRギャロウェイへの11ydsパス、RBトゥレインの4ydsランのあと、TEクーリーへのショートパスがミスタックル(OLBポピンガ)で30ydsのロングゲインに。TEクーリーへの6ydsパスで2ミニッツ。RBトゥレインの2ydsラン、パス失敗で1stダウンならず、45ydsFG成功でついに同点
  • 残り1分03秒、GB陣21から。TEクウォレスへの9ydsパス、QBスクランブル14ydsでGB陣44まで進んで最後のタイムアウト。TEクウォレスへの21ydsが決まって残り07秒でスパイク。53ydsFGトライは左ポストを直撃して失敗。
  • 残り01秒でWAS陣43、ヘイルメリーパスはCBウィリアムズがインターセプト。WAS陣33までリターンしたところでタックル。

Overtime

  • RBジャクソンの3ydsランとフォルススタート(RTブラガ)で3rdダウン12、サックされてパント。
  • WAS陣26から。WRモスへの18ydsパスなどでGB陣に入るが、パス3連続失敗でけっきょくパント。
  • 自陣19から。RBジャクソンへのスクリーンパス5ydsのあと、Sランドリーがインターセプト。GB陣16までリターンしたかに見えたが、レビューの結果、キャッチしたGB陣39でダウンと変更。
  • ショートパス2回で3rdダウン1、GBホールディング(OLBポピンガ)で1stダウン。RBトゥレインのランは5ydsロス、パスインターフェア8yds(CBウッドソン)でGB陣22へ。QBラン2回で7ydsゲインしたあと、33ydsFGが決まって試合終了。

2010年10月10日

チャーリー・ペプラー: 家族の旅路

SSチャーリー・ペプラーの母方の祖父、イグナティウス・アチャンポン将軍がガーナ共和国で非業の死を遂げたのは1979年のこと。1972年に無血クーデターで軍事政権を樹立して国家元首の座についたアチャンポンだったが、7年後の軍事クーデターで失脚し、処刑されたのだ。一家は祖国ガーナを離れてドイツに渡り、イングランドを経てテキサス州フォートワースにたどりついた。チャーリー・ペプラーが生まれたのは、合衆国に移住してからのことだ。

「母の生き方を見るたびに、なんて強い女性なんだろうと思う。父親が処刑され、僕の兄を連れて祖国を逃れ、何度も移住し、離婚してからは2つの仕事をかけもちして3人の子供を育てた。その強さが、僕ら子供たちにも伝えられたのだと思う。日々の困難を、広い視野で見ることができる。携帯をなくした、コンピューターがクラッシュした、車が盗まれた。そんなのはみな小さなことだと」

自分が生まれる前のこととはいえ、一家の歴史は自分にとって生々しいものだとペプラーは言う。「祖父とは会ったことがないのだから、気持ちの上でのつながりはあまりないと言える。それでも、母の経験してきたこと、これまで家族を養ってきた旅路を知っているから、僕にとってはとてもリアルなことだ。僕がなぜここに来たか、なぜこのように育てられたか、一家の歴史が影響を与えてきたのはたしかだ。僕ら家族はそうしたことをいつも話し合っている」

三兄弟はどれもフットボールが得意だった。兄リチャードはワイオミング大でプレー。チャーリーは名門アラバマ大に進み、2006年ドラフト5巡指名でジャイアンツへ。開幕前にカットされたところをパッカーズにウェイバーで拾われ、控えセーフティ兼スペシャルチーマーとしてチームに貢献してきた。弟のジョシュもテキサスの高校でディフェンシブバックとして活躍し、兄の近くで暮らすため、南部の名門ではなくウィスコンシン大を選んでいる。

◆ ◆ ◆

ガーナは1970年代と比べて安定したが、アフリカの悲しいニュースを聞くたびに、心が揺さぶられるとペプラーは言う。「ブルース・ウィリス主演の 『ティアーズ・オブ・ザ・サン』 を見て、やはり胸にこたえた。ナイジェリアが舞台で、ガーナとはとても近いしね。そして 『ホテル・ルワンダ』 。大虐殺、軍事クーデター、内戦、社会不安といったニュースを聞くと、どれも胸にこたえる。とても他人事とは思えないんだ。そして今の人生に感謝したくなる」

2009年2月、彼は一族の故郷ガーナを初めて訪れた。父や、多くの親族と会うことができた。「とても楽しかった。変だよね、僕はそこで生まれたわけじゃない。移民二世なのに、飛行機を降りた瞬間、故郷に戻った感覚があったんだ。とても素晴らしかった」

そして今年の夏は、サッカーのワールドカップでガーナが大活躍。決勝トーナメントではアメリカを破ってベスト8入りを果たした。「アメリカ戦も含めて、僕はずっとガーナの応援だったね。ガーナのジャージを着てさ、最初から最後までブラック・スターズ一筋だ」

昨年はヒザのケガのため解雇されてファルコンズに移ったペプラーだが、今春FAとなってグリーンベイと再契約。弟ジョシュの近くに戻ることができた。そして今週は、先発SSモーガン・バーネットの負傷のため、キャリア2回目の先発出場が待っている。「僕の能力を示すことができる素晴らしい機会だ。とても興奮している。良い意味でみんなを驚かすことができると思うよ」

2010年10月 9日

Notebook: ILBチラーはシーズン続行へ

今週のインジャリーリポートは先週より1人増えて12人。重いケガ人が続出し、とくにディフェンスは大変なことになってきている。

Green Bay Packers Injury Report
Player Pos Injury Wed Thur Fri Status Notes
Quinn Johnson FB Glute × × × Out 欠場
Nick Barnett ILB Wrist × × × Out 欠場
Brandon Chillar ILB Shoulder × × × Out 欠場
Sam Shields CB Calf × × × Out 欠場
Morgan Burnett SS Knee Out Out Out Out IR入り
Mark Tauscher OT Hamstring × × × Doubtful 欠場の方向
Chad Clifton OT Knee × Probable 出場
Cullen Jenkins DE Hand Probable 出場
Charles Woodson CB Toe × Probable 出場
Nick Collins S Knee × Probable 出場
Charlie Peprah S Quadricep Probable 出場
Derrick Martin S Ankle × Probable 出場
Washington Redskins Injury Report
Player Pos Injury Wed Thur Fri Status
Clinton Portis RB Groin × × × Out
Trent Williams OT Toe Questionable
Donovan McNabb QB Thigh Questionable
Kory Lichtensteiger OG Knee Questionable
Chris Horton S Ankle Questionable
LaRon Landry S Wrist Questionable
Probable : Virtual certainty that player will be available for normal duty
Questionable : A 50-50 chance will not play
Doubtful : At least 75 percent chance will not play
Out : Definitely will not play
     
: Full Participation
: Limited Participation
× : Did Not Participate
: Not Listed

2010年10月 8日

ILBモーリス・シンプキンズ昇格

パッカーズはヒザの前十字靭帯を断裂したSSモーガン・バーネットをインジャリーリザーブに入れ、ILBモーリス・シンプキンズをプラクティス・スクワッドから昇格させた。シンプキンズはディビジョンI-AAのコースタル・カロライナ大を2006年に出て以来、ソフトウェア・コンサルタントとして働きながらインドア・フットボールのグリーンベイ・ブリザードなどで活躍し、今夏キャンプ中にパッカーズと契約した。身長6フィート0の体重236ポンドと小兵ながら、タフで頭のよい選手らしい。先発昇格のILBビショップに代わってスペシャルチームでプレーさせることになりそうだ。

喜びを語るILBシンプキンズ。「これまでとてもタフな道のりだったけれど、このチャンスをもらえたことに本当に感謝してる。8月10日に契約したときは、いわゆるキャンプ・ボディ(キャンプを乗り切るための人数)にすぎないと正直自分でも思っていたし、今でもそれがモティベーションの源だ。チームの底辺から上を見上げれば、なんとしても自分の価値を証明しなければならないし、今季これからもその考え方は変わらない」

いっぽう手首に重傷を負ったILBニック・バーネットはまだ一縷の望みを捨てず、セカンド・オピニオンを待っているところ。「まだシーズン終了との決定が下されたわけではない。2人のドクターの意見の問題だ。ニックはいま(専門医のいる街まで)移動の途中で、検査は明日(金曜)だ。それまでは、まだ決断に十分な情報は得られない」とマッカーシーHC。

1つ空いたプラクティス・スクワッド枠にはILBジョニー・ウィリアムズと契約。ケンタッキー大から昨年のドラフト外でジャガーズに入団、昨季終盤はスティーラーズのプラクティス・スクワッドにいた。今夏のプレシーズンはブロンコスでプレーし、開幕ロースターに残れず解雇されていた。DEN、PITと3-4ディフェンスのチームにいたことも評価されたのだろう。

Notebook: RTタウシャーも欠場へ

2010年10月 7日

Notebook: ILBバーネットもシーズンエンド濃厚

今週の練習初日、心配なケガ人情報が次々と明らかになった。とくにディフェンスの状態は深刻だ。

2010年10月 6日

マッカーシーHC:「非現実的な期待」

ライオンズ戦終了直後は、まるでゲームに負けたかのような選手もいたとマイク・マッカーシーHC。「勝ってロッカールームに戻れば、まず祈りを捧げたあと、興奮で盛り上がるのが普通だ。昨日の様子をご覧になったら、試合に負けたのかと思ったことだろう。そしてそれは(スーパーボウルがどうのといった)非現実的な認識によるものだと私は思う。我々は現実から目をそらさずにいなければならない。重視しているのは勝ちながら進歩していくことだ。今週はゲームに勝ち、向上の余地は山ほど残されている。私に言わせれば、それはポジティブなことだ」

「見た目はよくなかったし、不思議といってもよい展開だったが、我々はフットボールゲームに、地区内ゲームに勝ったのだ。こちらが14点差で勝つと世間が予想しようと、そんなのは現実的じゃない。そんな雰囲気をロッカールームに持ち込むのは、我々のやり方じゃない。だから、現実に目を開かせる意味では、今回のゲームは我々に必要だったのかもしれない。といっても今日のミーティングで、みなとお祝いをするつもりもないが」

「キャンプの初めに、スーパーボウルに勝てると思うかと聞かれ、もちろんそう思うと私は答えた。他の31球団だってそうだったことだろう。しかし我々としては、そういった会話はもう終わりだ。会見でみなさんとこうした(あのときこう言ったではないかと)やり取りをしなければならないのも承知してはいるが、プレシーズンで発言したことをあれこれ蒸し返して再検討するのは我々の仕事じゃない。率直に言って、本当にスーパーボウルを語る資格があるのはニューオーリンズ・セインツだけだ。誰かに奪われるまでは彼らがチャンピオンなのだから」

前日のQBアーロン・ロジャース発言について。

「我々のアイデンティティは何も変わっていない。マルチプル(多角的)なオフェンスだ。たくさんの選手を出し入れして多彩なパーソネル・グループを用いることができる。多彩なパーソネル・グループやフォーメーションを使うことで相手を疲弊させようと努力し、最終的には基本的な技術を何より重視する。私が注力しているのはそういったことだ」

「試合に勝つための選手起用をしたか? もちろんそうだ。そこが一番重要なところだ。こちらがどれだけレシーバーをスプレッドしたか、しなかったか。コーチはコーチし、プレーヤーはプレーするということだ。私はアーロンと毎日話をしている。我々の考えは一致していると強く信じている」

Notebook: CBブッシュのプレーを評価

2010年10月 5日

SSモーガン・バーネットがACL断裂 今季終了

先発SSモーガン・バーネットのヒザのケガは前十字靭帯(ACL)の断裂と判明し、インジャリーリザーブに入ってシーズンを終えることになった。マッカーシーHCによると、その負傷がいつ起きたのかはっきりせず、本人は負傷後も数プレーは出場していたらしい。SSバーネットはジョージア工科大から今春ドラフト3巡指名で入団以来、とくにパス守備でポテンシャルの高さを見せていただけに、成長途上での戦線離脱は大きな痛手だ。

代役の最有力候補はSSチャーリー・ペプラー。今回は彼が欠場(ふくらはぎ)したためFSデリック・マーティンが代役を務めたが、今週はSSペプラーが復帰できそう。彼は今夏のプレシーズンゲームのプレー内容がよく、スターター昇格と見るのが順当だろう。また、控えとしてはプラクティス・スクワッドからSアンソニー・レヴィーンを昇格させる可能性もある、とマッカーシーHCは語っている。PUPリストにいるSSアタリ・ビグビー(足首)の復帰が可能になるのは第6戦終了後。すぐに先発でバリバリやれるかどうかはわからないが、これまで以上に復帰が待ち遠しくなったのはたしかだ。

Packers - Lions Notebook

2010年10月 4日

Packers 28 - 26 Lions

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Lions (0-4) 0 14 6 6 26
Packers (3-1) 7 14 7 0 28

天気は快晴、気温11℃のランボーフィールド。乳がん月間のため、多くの選手(審判も)が体のどこかにピンクを着けている。前半の3TDパスと後半冒頭のINTリターンTDで14点をリードしたパッカーズだが、そこから立て続けにターンオーバーを犯して追い上げを許す。後半はディフェンスが出ずっぱりとなったが、最後はラン攻撃ががんばって辛くも逃げ切り。ホームでのライオンズ戦の連勝を20に伸ばした。

前半は好調なパス攻撃で3TDを重ねたパッカーズだが、幸運なターンオーバーを奪うほかにライオンズのパス攻撃を止められず、前半最後にTDを許して7点差でハーフタイム。後半冒頭にCBウッドソンのINTリターンTDで14点リードしたものの、そこからオフェンスとスペシャルチームが3つのターンオーバーを犯し、苦しいディフェンスの足をさらに引っ張ってしまう。しかしなんとかTDを許さずFG4回で止めると、残り6分半からオフェンスがランで時間を使い切ってなんとか逃げ切り。

唯一のケガ人は、SSモーガン・バーネットのヒザの捻挫。ILBニック・バーネットは手首を痛めていったん退いたが、すぐに復帰している。CBチャールズ・ウッドソンはパッカーズ移籍後8回目のINTリターンTDを挙げ、球団新記録となった。

第1Q

  • DET15yds反則でGB陣45から。オフサイド、FBクーンの4ydsラン、RBジャクソンの11ydsラン、6ydsランのあと、WRドライバーに29ydsTDパス成功
  • DET陣29から。サック9yds(NTラジ)、TEペティグルーへの10ydsパス、TEペティグルーへの13ydsスクリーンパス、WRブライアント・ジョンソンへの16ydsパスでGB陣へ。DETフェイスマスク、QBスクランブル6yds、TEペティグルーへの5ydsパスで3rdダウン12、TEシェフラーへの25ydsパスでFG圏内へ。RBケヴィン・スミスのラン2回で3rdダウン9、ILBホークがインターセプト
  • GB陣22から、TEフィンリーへの11ydsパスのあと、3rdダウン2でランが止められてパント。わずか21ydsのシャンクとなった。
  • DET陣37から。WRカルヴィン・ジョンソンへの10ydsパス、WRカルヴィン・ジョンソンへの10ydsパスでGB陣へ。フォルススタート、RBベストの10ydsラン、RBフェルトンへの5ydsスクリーンパスで1stダウンを取って第2Qへ。

第2Q

  • TEシェフラーへの9ydsパスのあと、WRカルヴィン・ジョンソンに23ydsTDパス成功。
  • GB陣28から。5ydsのQBスクランブル、RBジャクソンの4ydsラン、パス失敗で3&アウト。
  • DET陣11から、RBベストの9ydsラン、パス失敗、1ydsランで1stダウン。RBベストがファンブルしてDEピケットがリカバー。DETパーソナルファウルでDET陣12へ。
  • DETホールディング、サック7yds、RBジャクソンへの1ydsパスで3rdダウン13、TEフィンリーに13ydsTDパス成功
  • DET陣27から。3rdダウン1からのパスが通らず3&アウト。
  • GB陣32から。TEフィンリーへの4ydsパス、RBジャクソンの1ydsロスで3rdダウン7、WRドライバーへのydsパスで一気にDET陣17へ。一発でWRジェニングスに17ydsTDパス成功。
  • TEペティグルーへの8yds、RBスミスへの9ydsパスで1stダウン。サック4yds(OLBマシューズ)、TEペティグルーへの10ydsパスで3rdダウン4、TEペティグルーへの9ydsパスでGB陣へ。RBスミスへの6ydsパス、RBベストへの15ydsパスでFG圏内へ。RBスミスへの6ydsパスで2ミニッツ。フォルススタート、投げ捨てで3rdダウン9、TEペティグルーへの17ydsスクリーンパスでGB陣9へ。DET反則、サック(DEジェンキンズ)、RBベストの9ydsランで3rdダウン21、WRカルヴィン・ジョンソンに21ydsTDパス成功。
  • 残り08秒、キックオフリターナーのWRネルソンがファンブルロスト
  • 残り02秒、55ydsFGは届かずハーフタイムへ。

第3Q

  • DET陣27から。パスインターフェア11yds(CBウッドソン)で1stダウンのあと、CBウッドソンがインターセプトして48ydsのリターンタッチダウン
  • DET陣31から。RBベストの6ydsラン、RBベストへの3ydsパス、RBフェルトンの6ydsランで1stダウン。パス失敗とRBベストの8ydsランで3rdダウン2、WRブライアント・ジョンソンへの10ydsパス、カルヴィン・ジョンソンへの14ydsパスでFG圏内へ。3rdダウン8からのパスは通らず、39ydsFG成功で11点差に。
  • 実時間で約1時間ぶりのオフェンスはGB陣28から。RBジャクソンの14ydsラン、オフサイド、WRジェニングスへの8ydsパス、WRジョーンズへの15ydsパスでFG圏内へ。インターセプトはオフサイドで取り消しに。エンドゾーンへのパス失敗、RBジャクソンの2ydsランのあと、WRジェニングスへのパスがインターセプトに。
  • DET陣7から。RBベストの5ydsラン、TEシェフラーへの13ydsパスで1stダウンを取ったあと、3rdダウン6でQBヒルの40ydsスクランブルが出て一気にGB陣30へ。RBスミスの1ydsラン、投げ捨て、DETディレイオブゲーム、投げ捨てで1stダウンならず。52ydsFG成功で8点差に。
  • GB陣27から。RBジャクソンのノーゲイン、TEフィンリーへのパス失敗、サック(DTスー)で3&アウト。
  • 好リターンでDET陣43から。RBベストの5ydsランで最終Qへ。

第4Q

  • RBベストへの6ydsパスとフェイスマスクでGB陣31へ。RBスミスへの1ydsパスのあとTEへのパスが連続失敗。49ydsFG成功で5点差に。
  • リターナーのWRネルソンがまたもファンブルロスト
  • GB陣18から。RBベストの3ydsラン、RBベストへの9ydsパスでゴール前6ydsへ。しかし3連続パス失敗でTDならず、24ydsFG成功で2点差に。
  • GB陣22から。いきなりのロングパスがインターセプトに
  • DET陣29から。RBフェルトンへの7ydsパス、DETホールディング、TEシェフラーへの7ydsパスで3rdダウン6、またもQBスクランブルで1stダウン。WRブライアント・ジョンソンへのパスは3ydsロス、TEシャフラーへの6ydsパス、TEペティグルーへの19ydsパスでまたもGB陣38へ。RBベストの1ydsランのあと連続パス失敗でFGレンジに入れず、パント。
  • 残り6分32秒、GB陣13から。FBクーンの7ydsラン、5ydsラン、WRドライバーへの12ydsパス、RBジャクソンの3ydsロス、QBロジャースの16ydsスクランブル、FBクーンの6ydsラン、5ydsランでDET陣39まで進んで2ミニッツ。TEリーに15ydsパスが通ってDET陣24へ(DETタイムアウト#2)。FBクーンの2ydsラン、1ydsランで3rdダウン7となって残り55秒(DETタイムアウト#3)。FBクーンが8yds走って1stダウン。ニーダウンで試合終了。

2010年10月 2日

Notebook: ブッシュが代役ニッケルバック

Green Bay Packers Injury Report
Player Pos Injury Wed Thur Fri Status Notes
Brandon Chillar ILB Shoulder × × × Out 欠場
Sam Shields CB Calf × Doubtful 欠場
Mike Neal DE Side/Rib Questionable 微妙
Brady Poppinga OLB Hamstring Questionable 微妙
Charlie Peprah S Quadricep Questionable 微妙
Chad Clifton OT Knee Probable 出場
Cullen Jenkins DE Hand Probable 出場
Brad Jones OLB Knee Probable 出場
Charles Woodson CB Toe Probable 出場
Nick Collins S Knee × Probable 出場
Derrick Martin S Ankle × Probable 出場
Detroit Lions Injury Report
Player Pos Injury Wed Thur Fri Status
Matthew Stafford QB Shoulder × × × Out
Aaron Brown RB Finger × × × Out
Nate Burleson WR Ankle × × × Doubtful
DeAndre Levy LB Groin × × × Doubtful
Jahvid Best RB Toe × × Questionable
Sammie Hill DT Ankle × × Questionable
Stephen Peterman OG Foot Probable
Kyle Vanden Bosch DE Back × Probable
Cliff Avril DE Knee/Finger Probable
Zack Follett LB Concussion Probable
Landon Johnson LB Neck Probable
Chris Houston CB Knee Probable
Amari Spievey CB Illness × Probable
Louis Delmas S Groin/Biceps/Calf × Probable
C.C. Brown S Forearm Probable
Probable : Virtual certainty that player will be available for normal duty
Questionable : A 50-50 chance will not play
Doubtful : At least 75 percent chance will not play
Out : Definitely will not play
     
: Full Participation
: Limited Participation
× : Did Not Participate
: Not Listed

2010年10月 1日

Notebook: スペシャルチームのミスは両新人

気温18℃、強い風の中での屋外練習。フルパッドではないものの、前日よりは本格的な内容だった。