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Notebook: PUPの3選手が合流
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年10月21日
- ILBブランドン・チラー(肩)はフル参加に近い。3試合欠場したがようやく復帰できそう。
- DEライアン・ピケット(足首)とRTマーク・タウシャー(肩)は部分参加。まだ試運転か。
- 注目のOLBクレイ・マシューズ(ハムストリング)はジョグ・スルーだけ参加し、先週よりは一歩前進。「よいワークアウトができた。明日の朝どうなっているかを注視している」とマッカーシーHC。
- LTクリフトン(ヒザの休養)、ILBホーク(鼠蹊部)、CBウッドソン(つま先)、FSコリンズ(ヒザ)もジョグ・スルーだけ。WRドライバー(太もも)は見学のみ。
- DEマイク・ニール(肩)は回復が十分ではなく、今週はすでに欠場が決定している。
- PUPリストから復帰の3選手がめでたく練習参加した。PUPリストとはすなわちトレーニングキャンプを全休した選手たちなので、みな久しぶりのぶつかり稽古となる。
- CBアル・ハリス(ヒザ)の動きについて、「すでに本番でプレーする準備ができているように見えた」とJournal Sentinel紙のグレッグ・ベダード記者から嬉しい報告。
- SSアタリ・ビグビー(足首)はハリスと違い、まだ動きはフルスピードではなく、慎重な滑り出し。
- RBジェームズ・スタークス(ハムストリング)はドラフト6巡指名入団後初めての本格練習とあって、練習内容もそのとおり。エドガー・ベネットRBコーチの指導のもと、基本ドリルを繰り返している。
- CBアル・ハリスは前十字靭帯(ACL)だけでなく外側側副靭帯(LCL)など3か所の腱を断裂、ハムストリングの部分断裂というきわめて重いケガだったため、復帰は不可能と見る向きも少なくなかった。
- この日の初練習では、個人のアジリティドリル、タックリングドリル、ジョグ・スルーといったドリルをこなしたあと、チーム全体練習ではもちろんレシーバーをカバー。
- 11か月ぶりの練習復帰について。「ちょっとした小さなことにも感謝せずにはいられないね。こうしてフィールドに出て、仲間と一緒になり、ハドルに加わる。以前は当たり前のように思っていたいろいろなことが、こうしてブランクを経験してみると、少し違って感じられるものだ。仲間と一緒にフィールドにいられるだけで気分がいい。ほんと素晴らしいよ」
- ビデオ日記でも紹介したように、彼はリハビリの早い時期からコーナーバックの動きをシミュレートしたトレーニングを重ねてきた。「僕らは何よりも"functional movement"(故障個所だけのリハビリでなく、実際のプレーに近い動き)を重視して組み立ててきた。それがすごく役に立っていると思う。ポジション特化型の練習をしてこなかったら、実戦復帰はまだまだ遠かっただろう。試合と同じような動き、カット、バックペダル、わざとバランスを崩したり、片足でカットしたり。定番のリハビリもこなしたけど、僕らはちょっと独創的なやり方をしてきた」
- MIN戦出場に強い意欲を示しながらも、あくまでコーチとメディカルスタッフが決めること、と慎重なコメント。「我を張ってチームに迷惑をかけて自分の評判を傷つけるようなことはしたくない。プランに従い、やるべきことをやっていくだけだ」
- SSアタリ・ビグビーは8月上旬に足首の手術。その前も契約問題のためOTAやミニキャンプをホールドアウトしているので、コーチの前でプレーするのは1月のプレーオフ以来となる。「ミーティングはすべて参加してきたし、足首の痛みももうない。フットボールのできる体かどうかは、実戦から遠ざかっているからよくわからない。でも今日はいい感じだった。瞬発力や強さがもうひとつ、という感じはしたけど、正しい方向に向かってるよ。今週末がどうなるか楽しみだ」
- オフェンス不調についてQBアーロン・ロジャース。「僕らはレッドゾーンで7点が取れず、3rdダウンでしくじってばかりいる。僕自身が反省して、もっとよいプレーをしなきゃいけない。自分で定めた基準に達したプレーができていない」
- 昨季ヴァイキングスとの2回の対戦で、パッカーズはパスラッシュが大不振だった。パス59回のうち、サック0回、ハリー2回、QBヒットが7回。ポケットでたっぷり時間のあったQBファーヴは41/59、515yds、7TDでレーティング135.9とやりたい放題だった。今年も当然パスラッシュが最大の課題となる。「ブレットにプレッシャーをかけることは不可欠だ。勝つためには、サックゼロなんて許されない。QBにプレッシャーをかけ、サックを奪わなければ」とDEライアン・ピケット。
- ドム・ケイパースDCにもプレッシャーはかかっている。なにしろこれまでヘッドコーチやディフェンシブコーディネーターとしてファーヴと8回対戦して一度も勝っていないからだ。(8試合のQBファーヴの通算レーティングは107.1)
- プラクティス・スクワッドにDTジェイ・ロス Jay Ross を獲得。彼はイースト・カロライナ大から今春ドラフト外でセインツに入団し、開幕ロースターに残れずに解雇されていた。身長6フィート3(191cm)、体重302ポンド(137kg)。大学ではDE C.J.ウィルソン(今年の7巡指名)とチームメイトだった。
- 入れ替わりに、プラクティス・スクワッドからRBジェームズ・ジョンソンが解雇された。ベンガルズからカットされたあと、開幕直前にパッカーズのプラクティス・スクワッドに加わった選手。RBジェームズ・スタークスが戻ってきたので、RBが5人は必要なくなったのだろう。