グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2010年10月 6日

マッカーシーHC:「非現実的な期待」

ライオンズ戦終了直後は、まるでゲームに負けたかのような選手もいたとマイク・マッカーシーHC。「勝ってロッカールームに戻れば、まず祈りを捧げたあと、興奮で盛り上がるのが普通だ。昨日の様子をご覧になったら、試合に負けたのかと思ったことだろう。そしてそれは(スーパーボウルがどうのといった)非現実的な認識によるものだと私は思う。我々は現実から目をそらさずにいなければならない。重視しているのは勝ちながら進歩していくことだ。今週はゲームに勝ち、向上の余地は山ほど残されている。私に言わせれば、それはポジティブなことだ」

「見た目はよくなかったし、不思議といってもよい展開だったが、我々はフットボールゲームに、地区内ゲームに勝ったのだ。こちらが14点差で勝つと世間が予想しようと、そんなのは現実的じゃない。そんな雰囲気をロッカールームに持ち込むのは、我々のやり方じゃない。だから、現実に目を開かせる意味では、今回のゲームは我々に必要だったのかもしれない。といっても今日のミーティングで、みなとお祝いをするつもりもないが」

「キャンプの初めに、スーパーボウルに勝てると思うかと聞かれ、もちろんそう思うと私は答えた。他の31球団だってそうだったことだろう。しかし我々としては、そういった会話はもう終わりだ。会見でみなさんとこうした(あのときこう言ったではないかと)やり取りをしなければならないのも承知してはいるが、プレシーズンで発言したことをあれこれ蒸し返して再検討するのは我々の仕事じゃない。率直に言って、本当にスーパーボウルを語る資格があるのはニューオーリンズ・セインツだけだ。誰かに奪われるまでは彼らがチャンピオンなのだから」

前日のQBアーロン・ロジャース発言について。

「我々のアイデンティティは何も変わっていない。マルチプル(多角的)なオフェンスだ。たくさんの選手を出し入れして多彩なパーソネル・グループを用いることができる。多彩なパーソネル・グループやフォーメーションを使うことで相手を疲弊させようと努力し、最終的には基本的な技術を何より重視する。私が注力しているのはそういったことだ」

「試合に勝つための選手起用をしたか? もちろんそうだ。そこが一番重要なところだ。こちらがどれだけレシーバーをスプレッドしたか、しなかったか。コーチはコーチし、プレーヤーはプレーするということだ。私はアーロンと毎日話をしている。我々の考えは一致していると強く信じている」

カテゴリ : Coach/Front Office