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ケガ人情報: TEフィンリーがIR入り
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年10月19日
ヒザの半月板損傷で先週手術を受けたTEジャーマイケル・フィンリーはインジャリーリザーブに入り、シーズンを終えることをマッカーシーHCが明らかにした。空いたロースター枠に、Sアンソニー・スミスをトレードで獲得したことも正式発表。マッカーシーHCは「これは100%ジャーマイケルのための決断だ」と説明し、ケガ人続出のチーム状況とは関係ないことを強調している。これで今季パッカーズのIR入りは7人目。スターターだけでも4人目となる。
以下はマッカーシーHCの会見から。
- OLBブレイディ・ポピンガは左ヒザの半月板損傷と判明し、火曜に関節鏡手術を受ける。今後の見通しは手術後に。(TEフィンリーの場合と同じで、修復可能な場合は回復期間が長く、ばっさり切除の場合は最短3週間ほどで復帰できる可能性がある)
- WRドナルド・ドライバー(太もも)とILB A.J.ホーク(鼠蹊部)は練習を多少休むかもしれない。欠場の心配はなさそうな口ぶり。
- OLBクレイ・マシューズ(ハムストリング)とDEライアン・ピケット(足首)は今週後半に練習復帰できるかもしれない。しかしRTマーク・タウシャー(肩)はもうしばらく先。
- いよいよPUPリストから復帰可能となったCBアル・ハリス、SSアタリ・ビグビー、新人RBジェームズ・スタークスの3選手は、水曜の練習から参加させる予定。リハビリ期間を十分取ってあり、あとは実戦でプレーできるかどうか、フィールドで試すだけとのこと。とくにベテラン2人については、経験豊富なので心配はしていないようだ。
- 「ベテラン2人については、グループ・ドリルやチーム・ドリルに参加させ、彼らの現状を確かめたい。(たっぷり時間をかけたから)これ以上リハビリ的にやれることは残っていないので、あとは解き放つだけ。彼らは興奮しているし、我々も彼らが練習フィールドに戻ってくれてうれしい」
- いっぽう、新人RBジェームズ・スタークスは(大学最終年をケガで棒に振ったので)2008年以来実戦でプレーしておらず、今すぐ貢献できると期待するのは無理がある、とマッカーシーHCも認めている。「大きなクエスチョンマークだ。アタリとアルは実戦経験が豊富で、ウチのシステムもよく知っている。しかしスタークスについては、(入団以来一度もない)フルパッド練習でのプレーを見てみなければ。彼についてはベテラン2人とは全く異なった評価の仕方が必要だ」
Physically Unable to Perform (PUP)リストについては用語集も参照。
- PUPリストの選手は(IRと同様に)ロースター53人枠の例外扱い。ミーティングに参加したり個人ドリルを行うことはできるが、チーム練習に参加することはできない。
- PUPリストにいる選手は第6戦が終わると復帰が可能になる。3週間の猶予期間が与えられ、その間はロースター53人枠の例外扱いのまま、チーム練習に参加することができる。ロースターに入れるか、インジャリーリザーブに入れてシーズン終了とするか、解雇するか、その3週間の間に決めなければならない。
- もちろん試合に出場させたければロースター枠に戻さなければならない。誰かが解雇されたりIR入りしたりして、枠を空けることになる。