1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Lions (0-16) | 0 | 7 | 7 | 7 | 21 |
Packers (6-10) | 14 | 0 | 0 | 17 | 31 |
RBウィンのロングTDランで先制して14点をリードしたパッカーズだったが、追加点が取れずモタつくうちに、第3Qのファンブルロストから同点に追いつかれてしまう。10点リードした第4Q半ばに再び3点差とされるが、直後にWRドライバーへの71ydsTDパスが決まってようやく決着。
さいわい雪の予報ははずれて天気は晴れ。気温も-5.6℃と先週の@シカゴ(-16.7℃)と比べればかなり高い。心配された横風も秒速6mほどで、パス攻撃に影響を与えるほどではなかった。パッカーズは連敗をようやく5で止め、ライオンズはNFL史上初のシーズン16戦全敗となった。
第1Q : 好リターンでDET陣41からのパッカーズは、WRドライバーへの6ydsパスとRBグラントの5ydsランのあとサックからファンブルして24ydsも下がり、4thダウン12のギャンブルも失敗に終わる。ライオンズはRBケヴィン・スミスのランが止まって3&アウト。パッカーズはRBウィンが73ydsのTDランで先制。ライオンズはまたも3&アウト。パッカーズはWRジェニングスとWRマーティンがパス落球で3&アウト。DET陣45からのライオンズは、4thダウン1はRBスミスのランで成功するが、直後にCBウッドソンがインターセプト。DET陣41からのパッカーズは、WRドライバーへの16ydsパス、RBグラントの20ydsランでゴール前5ydsに迫り、最後はTEフィンリーに3ydsTDパス成功。DET陣37からのライオンズは、WRカルヴィン・ジョンソンへの7ydsパスとGBアンネセサリーラフネスでFG圏内に進んで第2Qへ。
第2Q : ライオンズは4thダウン5をWRコルバートへの11ydsパスで成功させ、RBスミスの9ydsラン、4ydsランでゴール前に進み、WRジョンソンに9ydsTDパス成功。リターナーのミスでGB陣8からのパッカーズは、RBグラントへの8ydsパス、12ydsラン、TEフィンリーへの25ydsパスでDET陣に入るがそこまで。DET陣9からのライオンズは、RBスミスの8ydsラン、3ydsラン、WRジョンソンへの6ydsパス、WRジョンソンへの36ydsパスでGB陣に入ってパント。GB陣6からのパッカーズは、WRジェニングスへの24ydsパスのあと、ホールディングとサックが響いて2ミニッツ明けにパント。DET陣10からのライオンズは3&アウト。残り0秒、パッカーズは数十年ぶりのフェアキャッチ後のフリーキックで69ydsFGを狙うが、まっすぐ飛んだボールはわずかに届かず。
第3Q : DET陣40からのライオンズは、FBフィッツシモンズへの2ydsパス、RBスミスの6ydsラン、WRジョンソンへの5ydsパスでGB陣に入るが、RBスミスのロングゲインが反則で取り消されて結局パント。GB陣9からのパッカーズはRBグラントがいきなりファンブルロスト。ライオンズはWRジョンソンに同点の13ydsTDパス成功。パッカーズはサック、RBグラントへの10ydsパスのあと、WRジェニングスに47ydsパスで一気にDET陣に進むが4thダウン10はパス落球で失敗。DET陣18からのライオンズは、6ydsランとGB反則、WRジョンソンへの9ydsパスのあとパント。パッカーズはRBグラントが21ydsラン(TD判定は取り消し)、4ydsラン、WRジョーンズへの9ydsパス、WRネルソンへの9ydsパス、3ydsラン、7ydsラン、WRジョーンズへの5ydsパスでFG圏内に入って最終Qへ。
第4Q : パッカーズはサックが響いて1stダウンならず、36ydsFGで再び勝ち越し。DET陣20からのライオンズは3&アウト。GB陣45からのパッカーズは、RBグラントの8ydsランとレイトヒットでFG圏内に進み、RBウィンの7ydsラン、RBグラントの3ydsラン、WRジェニングスへの10ydsパスでゴール前に迫り、最後はFBクーンに5ydsTDパス成功。ライオンズはWRフィッツシモンズへの35ydsパスと36ydsパスでゴール前に進み、RBスミスの9ydsTDランで再び3点差。パッカーズはいきなりWRドライバーに71ydsTDパス成功。ライオンズはWRジョンソンへの10ydsパス、RBスミスへの4ydsパス、7ydsスクリーンパスのあと4thダウン4はWRフィッツシモンズに10ydsパス成功。次も4thダウン4となるがWRジョンソンへの5ydsパスで成功。しかしDETのアンスポーツマンライクコンダクトで4thダウン28となり、FSコリンズがインターセプト。GB陣27からのパッカーズは、RBウィンへの16ydsパスで1stダウンを取って2ミニッツ。RBウィンのラン2回とニーダウンで試合終了。
Green Bay Packers Injury Report | |||||||
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Player | Pos | Injury | Wed | Thur | Fri | Status | Notes |
Breno Giacomini | OT | Ankle | Out | Out | Out | Out | 欠場 |
Justin Harrell | DT | Hip | ○ | Out | Out | Out | 欠場 |
Brandon Jackson | RB | Wrist | △ | △ | △ | Doubltful | 欠場 |
Korey Hall | FB | Knee | ○ | ○ | ○ | Questionable | 微妙 |
Chad Clifton | OT | Knees | ○ | ○ | △ | Probable | 出場予定 |
Jason Spitz | OG | Knee | △ | △ | ○ | Probable | 出場予定 |
Spencer Havner | LB | Ankle | ○ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Charles Woodson | CB | Toe | △ | △ | ○ | Probable | 出場予定 |
Joe Porter | CB | Concussion | △ | △ | ○ | Probable | 出場予定 |
Detroit Lions Injury Report | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
Player | Pos | Injury | Wed | Thur | Fri | Status |
Daunte Culpepper | QB | Shoulder | × | × | × | Doubtful |
Kevin Smith | RB | Ankle | △ | △ | △ | Questionable |
Corey Smith | DE | Hamstring | × | × | △ | Questionable |
Dewayne White | DE | Calf | × | × | △ | Questionable |
Ernie Sims | LB | Knee | △ | △ | △ | Questionable |
Travis Fisher | CB | Concussion | × | × | △ | Questionable |
Chuck Darby | DT | Calf | × | × | △ | Probable |
Calvin Johnson | WR | Knee | △ | △ | ○ | Probable |
Probable | : | Virtual certainty that player will be available for normal duty |
---|---|---|
Questionable | : | A 50-50 chance will not play |
Doubtful | : | At least 75 percent chance will not play |
Out | : | Definitely will not play |
○ | : | Full Participation |
△ | : | Limited Participation |
× | : | Did Not Participate |
? | : | Not Listed |
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT | Total | |
---|---|---|---|---|---|---|
Packers (5-10) | 0 | 14 | 0 | 3 | 0 | 17 |
Bears (9-6) | 0 | 3 | 7 | 7 | 3 | 20 |
ソルジャーフィールドの気温は-16.7℃、風速4mほどで昨年と比べて風が弱い。プレーオフの可能性の残るベアーズに対し、地区優勝を期待するヴァイキングスファンの応援も背負って戦うパッカーズ。攻守ともパッカーズが完全に圧倒していたが、スペシャルチームがミスを繰り返して同点に追いつかれたうえ、決勝FGをブロックされて延長でサヨナラ負け。パッカーズはこれで5連敗、今季4点差以内のゲームで7戦全敗となった。
第1Q : パッカーズはWRジェニングスへの8ydsパス、WRドライバーへの13ydsパスでCHI陣に入るがそこまで。ベアーズはTEオルセンへの6ydsパスのあとRBフォーテのランが2回止まって3&アウト。好パントと反則でGB陣13からのパッカーズは、3rdダウン12からWRマーティンに16ydsパスで1stダウンをとってパント。ベアーズはフォルススタートもあって3&アウト。パッカーズはWRネルソンへの15ydsパス、FBクーンへの15ydsパスのあと、ブリッツァーにデフレクトされたパスがインターセプトに。GB陣46からのチャンスにベアーズは、WRヘスターへの9ydsパス、RBフォーテの2ydsランで初1stダウン。
第2Q : ベアーズは3rdダウン8でサックが出てFG圏内に入れず。GB陣9からのパッカーズは、WRドライバーへの8ydsパス、16ydsパス、RBグラントへの6ydsパス、WRジェニングスへの10ydsパスでCHI陣へ。4thダウン2からパントフェイクでQBフリンが走って1stダウン。RBグラントの6ydsラン、11ydsランでレッドゾーンに入り、3rdダウン4からWRジェニングスに7ydsTDパス成功。ビッグリターンでGB陣29からのベアーズだが、WRロイドへの16ydsパスのあとサックが出て31ydsFGどまり。GB陣42からのパッカーズは、WRジョーンズへの18ydsパス、RBグラントの11ydsランで2ミニッツ。TEハンフリーへの13ydsパス、5yds罰退のあと、RBグラントへのスクリーンパスが17ydsTDに。残り1分04秒、CHI陣40からのベアーズは、WRヘスターへの13ydsパスがレビューで失敗と変更され3&アウト。
第3Q : ベアーズは3rdダウン3からサックが出てパント。しかしGBブロッカーの触れたボールを押さえられてGB陣27のピンチ。ベアーズはTEオルセンへの21ydsパスでゴール前6ydsに迫り、3rdダウンにTEオルセンに3ydsTDパス成功。パッカーズはRBグラントのラン3回で1stダウンを取るが、4ydsロスタックルとフォルススタートが響いてパント。CHI陣30からのベアーズはロングパスが通らず3&アウト。パッカーズはWRドライバーへの5ydsパス、RBグラントの3ydsラン、TEフィンリーへの34ydsパスで一気にCHI陣へ。しかしその後が続かず、46ydsFGは失敗に終わる。ベアーズはTEオルセンへの12ydsパスのあと、CBウッドソンのインターセプトが出てCHI陣30へ。パッカーズはWRネルソンへの12ydsパスでレッドゾーンに入って最終Qへ。
第4Q : パッカーズはRBウィンへの7ydsパスで4thダウン1、RBウィンの4ydsランでギャンブル成功。しかしQBドロー失敗でロスし、結局28ydsFG成功で7点差。ベアーズはRBフォーテの4ydsラン、TEクラークへの7ydsパス、RBフォーテへの15ydsパスでGB陣に入り、TEオルセンへの10ydsパスのあと、FSコリンズがインターセプト。GB陣29からのパッカーズは、WRドライバーへの16ydsパスのあと、6ydsロスタックルが響いてパント。好リターンでCHI陣49からのベアーズは、RBフォーテの26ydsラン、8ydsラン、3ydsランでレッドゾーンに入り、ラン2回とWRヘスターへの4ydsパスで4thダウン1、RBフォーテのランでぎりぎり成功。直後にRBフォーテの3ydsランでついに同点。残り3分05秒、パッカーズは好リターンと相手15yds反則でCHI陣35からのチャンス、3rdダウン8からWRジョーンズに10ydsパスが通って2ミニッツ。RBグラントのラン3回(CHIはタイムアウト使い切り)のあと、38ydsFGはブロックされて失敗。ベアーズはニーダウンで延長戦へ。
オーバータイム : コイントスはベアーズが勝ち、CHI陣33からの攻撃。TEオルセンへの15ydsパスとホースカラータックル反則で一気にGB陣35へ。RBフォーテの4ydsラン、3ydsロスで3rdダウン9となるが、RBフォーテへの14ydsパスで1stダウン。1ydsロス、1ydsゲインのあと、38ydsFGがど真ん中に決まってサヨナラ。
Green Bay Packers Injury Report | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Player | Pos | Injury | Wed | Thur | Fri | Status | Notes |
Breno Giacomini | OT | Ankle | ? | ? | ? | Out | 欠場 |
Justin Harrell | DT | Hip | ○ | ○ | × | Out | 欠場 |
Brandon Jackson | RB | Wrist | △ | △ | △ | Questionable | 欠場の方向 |
Korey Hall | FB | Knee | △ | △ | △ | Questionable | 欠場の方向 |
Al Harris | CB | Shoulder | ? | △ | ○ | Probable | 出場予定 |
Tory Humphrey | TE | Concussion | △ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Chad Clifton | OT | Knees | △ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Charles Woodson | CB | Toe | △ | △ | △ | Probable | 出場予定 |
Chicago Bears Injury Report | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
Player | Pos | Injury | Wed | Thur | Fri | Status |
Jason McKie | FB | Quadricep | × | × | × | Out |
Matt Forte | RB | Toe | × | × | △ | Questionable |
Marty Booker | WR | Ribs | △ | △ | △ | Questionable |
Tommie Harris | DT | Knee | × | ○ | ○ | Probable |
Probable | : | Virtual certainty that player will be available for normal duty |
---|---|---|
Questionable | : | A 50-50 chance will not play |
Doubtful | : | At least 75 percent chance will not play |
Out | : | Definitely will not play |
○ | : | Full Participation |
△ | : | Limited Participation |
× | : | Did Not Participate |
? | : | Not Listed |
90年代の黄金期に活躍した元WRアントニオ・フリーマンおよび元RBドーシー・レヴェンズが、来年パッカーズ・ホール・オブ・フェイム入りすることになった。1996年の優勝メンバーからは、RBエドガー・ベネット(2005)、故DEレジー・ホワイト(2006)、Sリロイ・バトラー(2007)、WRロバート・ブルックス(2007)、Cフランク・ウィンタース(2008)、DTギルバート・ブラウン(2008)の6人がすでに殿堂入りを果たしている。式典は来年の7月18日にランボーフィールドのアトリウムで行われる。
パッカーズ・ホール・オブ・フェイムは1966年に設立され、プロフットボールチーム単独の殿堂としては最古のもの。最初はランボーフィールド東側のブラウン・カウンティ・アリーナに展示されていたのが、1976年には独立の建物が新築され、2002年12月から新ランボーフィールド内に併設されて今に至っている。美しい展示と充実したコレクションは、オハイオ州カントンにあるプロフットボール殿堂よりも上、という声もあるほどだ。
元RBドーシー・レヴェンズは1970年5月21日生まれ。最初ノートルダム大ではリッキー・ワタースやジェローム・ベティスの陰に隠れていたが、ジョージア工科大に移ってから先発RBとして花開いた。1994年のドラフト5巡指名でパッカーズに入団し、2年目まではフルバックとして起用されていたが、1996年からRBとなってエドガー・ベネット(現RBコーチ)と強力タンデムを形成し、スーパーボウル制覇に貢献。翌1997年にベネットがアキレス腱を断裂すると、単独のエースRBとして1435ydsラッシングを記録、プロボウルにも選出された。
ハードなランニングスタイルや酷使がたたってか1998年にはヒザを壊し、2000年以後はRBアーマン・グリーンの控えに甘んじた。ジャイアンツやイーグルスでプレーした後、2006年6月に古巣と1日契約を結び、パッカーズ選手としてNFLを引退。NFL通算4955ydsラッシング・36TDに加え、パスキャッチの巧かった彼はレシービングでも304回2334yds・17TDを記録している。(Press-Gazette紙の写真集)
元WRアントニオ・フリーマンは1972年5月27日生まれ。ヴァージニア工科大から1995年のドラフト3巡指名でパッカーズへ。リターン・スペシャリストを経て2年目から先発WRとなり、骨折で4試合欠場しながらも933yds・9TDを挙げてスーパーボウル制覇に貢献した。以後3年連続1000ydsレセプションを記録し、プロボウルにも選出。二度のスーパーボウルで計231yds・3TDを挙げるなど、集中力と勝負強さが売り物だった。イーグルスでの1年間を含め、現役通算パスキャッチ477回7251yds、61TD。レヴェンズと同様、昨年6月にパッカーズと1日契約を結んで引退している。
フリーマンの最も有名なプレーは、2000年11月6日マンデーナイトのヴァイキングス戦でのこと。20-20の同点で迎えた雨中のオーバータイム、QBファーヴは右サイドライン沿いにパスを浮かせたが、相手CBクリス・ディッシュマンが内側をぴったりカバーしてディフレクト。パス失敗と思った瞬間、前のめりに倒れ込んでいたフリーマンの左肩甲骨あたりにボールが跳ね、巧みに右腕でボールを引き寄せた彼は、喜ぶCBディッシュマンを尻目に悠々とエンドゾーンへ(Youtube動画)。球団史上、またマンデーナイト史上屈指のビッグプレーとして今でも語り草となっている。(Press-Gazette紙の写真集)
今シーズンのプロボウル選出選手が発表され(リスト)、パッカーズからはCBチャールズ・ウッドソンとFSニック・コリンズの2人が選ばれた。どちらもスターターとしての選出だ。WRグレッグ・ジェニングスは残念ながら補欠の1番手となっており、DEアーロン・キャンプマンとCBアル・ハリスも連続選出を逃して今年は補欠どまり。
昨年は4人が選ばれたパッカーズだが、今年の成績では半減も致し方ないところ。ただ、ディフェンス不振でチーム成績が急降下したのに、そのディフェンスから2人が選ばれたのは皮肉だ。パッカーズのDB陣から同時に2人が選出されたのは、1974年にCBウィリー・ブキャノンとCBケン・エリスが選ばれて以来。
CBチャールズ・ウッドソンの選出は通算5回目。レイダーズ時代に4回選ばれ、パッカーズ移籍後は初めて。開幕戦でつま先を骨折したにもかかわらず全試合に先発出場し、NFCトップタイの5インターセプト(TD2回)を挙げている。持ち前のビッグプレー能力に加え円熟味を増したプレー内容で、文句なしの受賞といっていい。これまではどちらかというと一匹狼タイプだったウッドソンだが、最近は若手DBたちのゲーム理解を深め成長を助けた功績も高く評価されている。
FSニック・コリンズはNFL4年目でブレークして初選出となった。5インターセプトのうちタッチダウン3回はNFL最多、INTリターン合計230ydsもダントツの数字だ。昨季までは恵まれた身体能力をフィールドで活かすことができなかったが、綿密なノート作成など地道な学習の積み重ねがようやく実った。ディビジョンI-AA校から2巡指名でパッカーズに入り、3年目までは大いに伸び悩んだものの、4年目で花開いてINTを連発して初プロボウル、という道のりはFSダレン・シャーパー(現MIN)と全く同じだ。
コリンズがショッテンハイマーDBコーチからプロボウル選出の報を聞いたのは、アンドレア夫人の妊娠検診に付き添っているときだった。2人にはすでに4歳の娘と1歳の息子がいて、第3子は今日の超音波検査で男子と判明した。「今日はダブルパンチだったね。プロボウルは夢が叶った気持ちだ。本当にありがたい。チームとしてはプレーオフやスーパーボウルといった目標に届かなかった。個人の素晴らしい賞だけれど、僕はチームプレーヤーだし、そのことに集中していたわけじゃない。チームの勝利を助けようと努力しただけだ」
惜しくも初プロボウルを逃したWRグレッグ・ジェニングスだが、補欠の1番手なので繰り上げ出場の可能性は十分ある。今季はレシービングヤード上位10人のうち7人をNFCのレシーバーが占めていて(リスト)、ジェニングスやカルヴィン・ジョンソン(DET)はチーム成績不振に足を引っ張られた観もある。
その他パッカーズに関連したところでは、QBブレット・ファーヴが10回目の選出となったほか、DEカレン・ジェンキンズの兄DTクリス・ジェンキンズ(CAR→NYJ)も通算4回目のプロボウル選出を果たしている。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Packers (5-9) | 3 | 10 | 0 | 3 | 16 |
Jaguars (5-9) | 7 | 0 | 0 | 13 | 20 |
天気は快晴、気温は16℃。3連敗中のパッカーズと4連敗中のジャガーズの対戦は、目標を失ったチームらしい試合内容となった。パッカーズオフェンスは何度もチャンスがありながら点差を広げることができず、第4Q冒頭のギャンブル失敗からモメンタムを失うと、ディフェンスが2つのTDドライブを許してまたも逆転負け。
パッカーズは今季4点差以内のゲームで6戦全敗。3年ぶりの負け越しが決定するとともに、プレーオフの可能性が正式に消滅した。
第1Q : ジャガーズはWRレジー・ウィリアムズへの12ydsパス、WRノースカットのエンドアラウンドで9yds、RBジョーンズ-ドリューのラン2回、QBギャラードの10ydsスクランブル、RBジョーンズ-ドリューへの7ydsパス、RBワシントンの4ydsランでFG圏内に進み、ホールディングで下がるもWRノースカットに30ydsTDパス成功。パッカーズはRBグラントへの5ydsパス、5ydsロス、WRジョーンズへの46ydsパスでJAX陣に進み、RBグラントの6ydsラン、WRドライバーへの8ydsパス、RBグラントへのスクリーン13ydsでゴール前8ydsへ。しかしTDはならず、22ydsFG成功。ジャガーズはTEアングーロへの9ydsパス、オフサイド、TEエスタンディアへの6ydsパス、19ydsパスでFG圏内に進んで第2Qへ。
第2Q : ジャガーズはパス成功がレビューで覆り、51ydsFGも失敗に終わる。パッカーズは、RBグラントの4ydsラン、WRジェニングスへの7ydsパス、RBグラントの9ydsラン、ラフィングザパサー、WRジェニングスへの11ydsパスでレッドゾーンに進み、RBグラントの4ydsラン、QBドロー3ydsのあと、WRジェニングスに4ydsTDパス成功。ジャガーズは、RBジョーンズ-ドリューの6ydsラン、TEエスタンディアへの6ydsパス、WRウィリアムズへの6ydsパス、RBジョーンズ-ドリューの3ydsラン、1ydsスニークでGB陣に入るが、ホールディングが響いて結局パント。パッカーズはWRドライバーへの24ydsパス、RBグラントの4ydsラン、3ydsラン(2ミニッツ)、WRジョーンズへの40ydsパスでJAX陣10ydsに迫るがタッチダウンならず、23ydsFGで3点追加。残り1分18秒からのジャガーズは3&アウト。残り33秒、パッカーズはサックを喰らって前半終了。
第3Q : パッカーズはRBグラントの5ydsラン、WRドライバーへの13ydsパス、6ydsQBスクランブル、RBグラントの4ydsロスのあとサックされてパント。ジャガーズはWRノースカットへの35ydsパスのあと、クリッピング反則が響いて結局パント。パッカーズはRBグラントへの11ydsスクリーンパス、RBジャクソンの8ydsラン、QBスニーク、WRネルソンへの9ydsパスのあと、ロスタックルが響いてパント。JAX陣6からのジャガーズは、フォルススタート、RBジョーンズ-ドリューの8ydsラン、TEルイスへの4ydsパスのあと、TEエスタンディアへの3ydsパス成功はレビューで覆って3&アウトに。GB陣36からのパッカーズは、WRマーティンへの9ydsパス、RBグラントの2ydsラン、9ydsランでJAX陣に入って最終Qへ。
第4Q : パッカーズはギャンブル失敗に終わり、JAX陣44からのジャガーズ攻撃は、パスインターフェア15yds、サック8yds、17ydsパスで4thダウン1ギャンブル、QBドローで成功。WRウィリアムズへの6ydsパス、6ydsパスでレッドゾーンに入り、最後はRBジョーンズ-ドリューに14ydsTDパスが通って逆転。パッカーズは、QBスクランブル7yds、WRジョーンズへのydsパス、RBグラントの7ydsラン、QBスクランブル4ydsでさらに1stダウンを取るが、2ydsラン、サック(ファンブルするがRTモールがリカバー)、TEリーに8ydsパスのあと、38ydsFGで再逆転。ジャガーズは、WRノースカットへの40ydsパス、RBジョーンズ-ドリューの16ydsランで一気に得点圏。WRノースカットへの6ydsパス、QBドロー17ydsでゴール前1ydsへ。2ミニッツ明け、RBジョーンズ-ドリューがTDランを決めてまたも逆転。2ポイントはランが失敗で4点差。残り1分50秒、GB陣16からのパッカーズは、WRドライバーへの14ydsパス、WRジョーンズへの12ydsパス、WRドライバーへの8ydsパスで2つ目のタイムアウト。TEリーへの長めのパスをインターセプトされて万事休す。
Green Bay Packers Injury Report | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Player | Pos | Injury | Wed | Thur | Fri | Status | Notes |
Atari Bigby | S | Shoulder | Out | Out | Out | Out | 欠場 |
Korey Hall | FB | Knee | × | × | × | Doubtful | 欠場 |
Jeremy Thompson | DE | Ankle | △ | ○ | ○ | Questionable | 微妙 |
Justin Harrell | DT | Hip | × | × | ○ | Questionable | 微妙 |
Danny Lansanah | LB | Arm/Ankle | △ | △ | ○ | Questionable | 微妙 |
Chad Clifton | OT | Knees | ○ | ○ | △ | Probable | 出場予定 |
Ryan Pickett | DT | Illness | △ | × | ○ | Probable | 出場予定 |
Brandon Chillar | LB | Groin | △ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Charles Woodson | CB | Toe | △ | △ | ○ | Probable | 出場予定 |
Jacksonville Jaguars Injury Report | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
Player | Pos | Injury | Wed | Thur | Fri | Status |
Jerry Porter | WR | Knee | × | × | × | Out |
Tony McDaniel | DT | Toe | × | △ | △ | Questionable |
Reggie Hayward | DE | Head | ? | ? | × | Probable |
Probable | : | Virtual certainty that player will be available for normal duty |
---|---|---|
Questionable | : | A 50-50 chance will not play |
Doubtful | : | At least 75 percent chance will not play |
Out | : | Definitely will not play |
○ | : | Full Participation |
△ | : | Limited Participation |
× | : | Did Not Participate |
? | : | Not Listed |
テキサンズ戦で左ヒザを負傷したRTマーク・タウシャーは前十字靭帯(ACL)断裂と判明し、シーズンエンドとなった。近くインジャリーリザーブに入り、腫れが引くのを待って手術を受ける、とマッカーシーHCは月曜の会見で説明。彼は2002年9月にも同じ左ヒザのACLを断裂して翌年開幕戦から復帰したものの、「2003年は本来の動きができず、本調子に戻ったのは2004年からだった」と本人が語ったことがある。
7巡指名入団した2000年から不動のスターターとして活躍してきたタウシャーだが、今季いっぱいで契約が切れるため、これがパッカーズでの最後のゲームとなった可能性が十分ある。ハムストリングのケガを押して出場を続けていた本人にとって、FA市場での商品価値を大きく下げる残念な結果となった。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Texans (6-7) | 7 | 3 | 3 | 11 | 24 |
Packers (5-8) | 0 | 7 | 0 | 14 | 21 |
ランボーフィールドの気温は今季最低の-14℃、天気は晴れ。序盤からやすやすとパスを許すパッカーズディフェンスは3つのターンオーバーを奪って接戦に持ち込むが、オフェンスは3rdダウンが大不振でドライブがつながらず、スペシャルチームが4つ目のターンオーバーをもらってようやく第4Qに同点に。残り2分強で敵陣22ydsまで進んだパッカーズだが、反則とサックでFG圏内から出てしまい、残り1分49からHOU陣3ydsからのロングドライブを許し、みじめなサヨナラ負けを喫した。
ビッグプレー成功のたびに反則で取り消しとなり、試合序盤でRTマーク・タウシャーが、終盤にはFSニック・コリンズが負傷退場したのも痛かった。テキサンズは球団記録となるトータル549ydsを稼ぎ、パッカーズは今季4点差以内のゲームで5戦全敗。地区首位ヴァイキングスから絶望的な3ゲーム差となった。
第1Q : テキサンズはFBリーチへの5ydsパス、RBスレイトンの12ydsランのあと、WRウォルターへの58ydsTDパスが通って先制。パッカーズはRBグラントのラン2回と相手DBホールディングで1stダウンを取ってパント。テキサンズは3rdダウン1からRBサップがロスタックル。パッカーズはロングパス成功がパスインターフェアで取り消し、WRネルソンへの12ydsパスもOLのホールディングで取り消しとなって3&アウト。HOU陣10からのテキサンズは、3rdダウン10からRBスレイトンの13ydsランが出るがそれだけ。パッカーズもTEハンフリーへの22ydsパスの後が続かず。テキサンズはRBモーツの3ydsラン、WRアンダーソンへの13ydsパス、RBスレイトンの34ydsランでFG圏内に進んで第2Qへ。
第2Q : テキサンズはWRアンドレ・ジョンソンへの19ydsパスでレッドゾーンに入るが、ゴール前でTEダニエルズがファンブルしてCBトラモン・ウィリアムズがリカバー。GB陣3からのパッカーズはWRドライバーへの11ydsパス、WRジョーンズへの11ydsパス、WRジェニングスへの10ydsパス、WRマーティンへの16ydsパスでHOU陣に入るが、3rdダウンでサックされてパント。HOU陣13からのテキサンズは、サックで3rdダウン13となるがRBモーツへのクイックスクリーンで1stダウン、直後にインターセプト。HOU陣23からのチャンスにパッカーズは、RBグラントの3ydsランのあとTEドナルド・リーに20ydsTDパス成功。テキサンズはWRウォルターへの46ydsパスで一気にFG圏内へ。RBスレイトンのラン4回でレッドゾーンに入るがTDならず、30ydsFG成功。キックオフリターンTDはホールディングで取り消しとなり、残り1分38秒、GB陣17からのパッカーズは、RBジャクソンへの4ydsパス、TEリーへの25ydsパス、RBジャクソンへの2ydsパス、WRドライバーへの5ydsパスでHOU陣に入ったところでインターセプト。残り33秒、HOU陣40からのテキサンズは、WRジョンソンへの5ydsパス、TEダニエルズへの11ydsパス、RBスレイトンへの21ydsパスでGB陣23に進むが、前半終了とともに蹴った41ydsFGは右に外れて追加点ならず。
第3Q : パッカーズはパス失敗3回でパント。テキサンズはFBリーチへの21ydsパスとフェイスマスクで一気にFG圏内に進み、RBスレイトンの4ydsラン、TEダニエルズへの5ydsパスのあと、41ydsFG成功で3点追加。パッカーズは、RBグラントの19ydsランでHOU陣に入るが後が続かず。HOU陣10からのテキサンズは、RBスレイトンの5ydsラン、5ydsラン、6ydsラン、TEダニエルズへの5ydsパスで2つ1stダウンを取ってパントとなるが、プレッシャーを受けたPマット・タークが走って1stダウン。GB陣46から改めて攻撃となったテキサンズは、WRジョンソンへの20ydsパスのあと、WRウォルターへの13ydsパス成功&ファンブルロストは笛を吹いた審判の誤審でチャレンジできず。しかし次のプレーでRBスレイトンがファンブルロスト。GB陣21からのパッカーズは、WRジョーンズへの7ydsパス、RBグラントの3ydsランのあと、WRジェニングスへの63ydsパスでゴール前に迫って最終Qへ。
第4Q : パッカーズはRBグラントが6ydsTDランを決めて逆転。テキサンズはWRウォルターへの15ydsパス、TEドリーセンへの4ydsパス、TEダニエルズへの21ydsパスでFG圏内に進み、RBスレイトンの2ydsラン、5ydsラン、WRウォルターへの3ydsパスで1stダウンを取ったあと、WRジョンソンに11ydsTDパス成功、2ポイントもWRジョンソンに決まって7点差。パッカーズは3&アウトだったが、テキサンズのリターナーがマフしてGBがリカバー。あらためてGB陣49からのパッカーズは、3rdダウン1からRBグラントの22ydsランが出てレッドゾーンへ。RBグラントの9ydsラン、1ydsランのあと、WRネルソンに同点9ydsTDパス成功。HOU陣35からのテキサンズはインテンショナルグラウンディングが響いて3&アウト。GB陣16からのパッカーズはWRドライバーへの59ydsパスでHOU陣25に進むが、OLのホールディングとサックで大きくロスし、2ミニッツ明けにパント。ナイスパントでHOU陣2からのテキサンズは、RBスレイトンの3ydsラン、FBリーチへの22ydsパス、WRアンダーソンへの22ydsパス、5ydsパス、TEダニエルズへの27ydsパスでFG圏内へ。3ydsランでGB陣23に進み、残り4秒でタイムアウト。40ydsFGがど真ん中に決まって試合終了。
Green Bay Packers Injury Report | |||||||
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Player | Pos | Injury | Wed | Thur | Fri | Status | Notes |
Atari Bigby | S | Shoulder | Out | Out | Out | Out | 欠場 |
DeShawn Wynn | RB | Calf | △ | ○ | ○ | Questionable | 微妙 |
Brandon Chillar | LB | Groin | ? | △ | △ | Questionable | 微妙 |
Jeremy Thompson | DE | Ankle | △ | △ | △ | Questionable | 微妙 |
Ryan Grant | RB | Thumb | ○ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Brandon Jackson | RB | Qudricep | △ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Aaron Kampman | DE | Illness | △ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
John Kuhn | FB | Knee | ○ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Chad Clifton | OT | Knees | ○ | ○ | △ | Probable | 出場予定 |
Allen Barbre | OG | Back | ? | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Scott Wells | C | Concussion | △ | △ | ○ | Probable | 出場予定 |
Charles Woodson | CB | Toe | △ | △ | ○ | Probable | 出場予定 |
Aaron Rouse | S | Ankle | ○ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Houston Texans Injury Report | ||||||
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Player | Pos | Injury | Wed | Thur | Fri | Status |
Nick Ferguson | S | Knee | × | × | × | Doubtful |
Will Demps | S | Hamstring | ? | ? | × | Questionable |
Matt Schaub | QB | Knee | ○ | ○ | ○ | Probable |
David Anderson | WR | Achilles | ○ | ○ | ○ | Probable |
Chaun Thompson | LB | Hamstring | ○ | ○ | ○ | Probable |
Anthony Weaver | DE | Knee | × | × | △ | Probable |
Eugene Wilson | S | Ankle | × | △ | △ | Probable |
Probable | : | Virtual certainty that player will be available for normal duty |
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Questionable | : | A 50-50 chance will not play |
Doubtful | : | At least 75 percent chance will not play |
Out | : | Definitely will not play |
○ | : | Full Participation |
△ | : | Limited Participation |
× | : | Did Not Participate |
? | : | Not Listed |
不振の続くPデリック・フロストの解雇をマッカーシーHCが明らかにした。新パンター選びはまだ進行中とのこと。後任が決まらないうちの解雇は珍しく、いかにフロストへの不満が募っていたかを示している。レッドスキンズで先発争いに敗れて開幕直前にパッカーズに移ったフロストだったが、ハングタイムなど不安定さが解消できず、地元メディアから毎週のように批判されていた。あまりに低く短いパントに驚いた相手リターナーがキャッチを見送る場面もしばしばで、そのためにネットは36.1ydsとさほどひどくない。
過去2年で成長してきていたPジョン・ライアンを解雇して獲得した選手だけに、Pフロストへの批判はチーム首脳への批判でもあった。今夏のパンター交代を主唱したのは、どうやらマイク・ストックSTコーチらしい。Pライアンはその後シーホークスに移り、シーズン序盤こそ苦しんだものの、Pフロストを上回る平均46.4yds(NFL9位)、ネット37.9yds(17位)の成績を残している。Journal Sentinel紙は、キッキング専門の外部コーチの指導を嫌うストックSTコーチの頑迷さを指摘する記事を先週掲載したばかり。その記事によると、解雇後に外部コーチの短期指導を受けたのがよかった、パッカーズはそうした指導を嫌がるので受けられなかった、とライアン本人が振り返っている。
さて後任のパンターだが、パッカーズが接触したらしい5選手のうち、オーストラリア人のPベン・グレアムは月曜にカーディナルスと契約したので、以下の4人を呼んでトライアウトを行う模様だ。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
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Panthers (9-3) | 7 | 14 | 0 | 14 | 35 |
Packers (5-7) | 0 | 10 | 11 | 10 | 31 |
前半だけで105ydsラッシングを挙げて順調にリードしたパンサーズに対し、パッカーズは後半になってパスオフェンスが息を吹き返し、第4Qには二度もリードを奪った。しかしそのたびにスペシャルチームがフィールドポジションを悪くし、ディフェンスがビッグプレーを許してあっさりと再逆転されてしまう。最後はオフェンスも力尽き、地区首位から2ゲーム差となってプレーオフが極めて難しくなった。
ランボーフィールドの気温は3℃、雪は第4Q半ばから降り出した。パッカーズはセーフティ陣がケガ人続出のため、SSアタリ・ビグビーに代わってチャールズ・ウッドソンがストロングセーフティで先発する苦肉の策。大事なところで何度もビッグプレーを許したディフェンスの勝負弱さ、スペシャルチームではビッグリターンを繰り返し許したカバレッジチーム、そしてパンターの差が勝敗を分けた。ケガ人も続出している。
第1Q : パンサーズはいきなりフリーフリッカーで44ydsパスを成功させるが、WRムハマドがGB陣16でファンブルし、Sウッドソンがリカバー。パッカーズは3&アウトに終わり、パンサーズも3&アウト。GB陣3からのパッカーズはランが止められて3&アウト。GB陣42からのチャンスにパンサーズは、RBデアンジェロ・ウィリアムズの7ydsラン、5ydsパスのあと、RBウィリアムズの27ydsランでゴール前3ydsに迫り、RBウィリアムズのラン2回で先制タッチダウン。パッカーズはTEリーへの7ydsパス、WRジェニングスへの4ydsパスでようやく初1stダウンを取るが、反則が響いて結局パント。CAR陣30からのパンサーズは、3rdダウン2でサックが出てパント。パッカーズはWRジェニングスへの17ydsパス、WRジョーンズへの9ydsパス、WRジェニングスへの5ydsパスでFG圏内に進んで第2Qへ。
第2Q : パッカーズはFBホールへの7ydsパス、TEリーへの9ydsパスのあと、32ydsFG成功。好リターンでCAR陣45からのパンサーズは、RBスチュワートへの3ydsパス、6ydsラン、43ydsランでゴール前2ydsに迫り、パスインターフェアのあと、QBデロームのランでタッチダウン。パッカーズは、RBグラントの4ydsラン、WRマーティンへの5ydsパス、RBグラントの7ydsラン、WRネルソンへの5ydsパス、WRドライバーへの11ydsパス、RBジャクソンの23ydsランでゴール前5ydsに迫り、最後はWRドライバーに6ydsTDパス成功。パンサーズは3&アウトに終わり、残り2分38秒、GB陣36からのパッカーズだが、ショットガンスナップのミスでファンブルロストしてGB陣17のピンチに。パンサーズはTEキングへの9ydsパスのあと、RBウィリアムズが1ydsTDラン。残り28秒、GB陣29からのパッカーズは3&アウトに終わり、パンサーズもニーダウン。
第3Q : GB陣42からのパッカーズは、RBジャクソンの32ydsランで一気にFG圏内に入るが後が続かず、44ydsFG成功で3点を返す。パンサーズはRBウィリアムズのラン3回、WRスティーヴ・スミスへの7ydsパス、RBスチュワートの5ydsランで1stダウンを2つ取ってパント。GB陣5ydsからのパッカーズだが、WRドライバーに46ydsパス成功でCAR陣に。QBロジャースの16ydsスクランブル、WRジェニングスへの15ydsパス、5ydsパス、WRドライバーへの6ydsパスでレッドゾーンに入り、WRジェニングスへの7ydsパスのあと、TEリーに5ydsTDパス成功。2ポイントもWRジェニングスに通って同点に。パンサーズはサックが響いて3&アウト。パッカーズは、3rdダウン15からWRネルソンに23ydsパス、TEリーに16ydsパスでCAR陣に入り、RBジャクソンへの6ydsパスでFG圏内に進んで最終Qへ。
第4Q : パッカーズはWRマーティンへの7ydsパス、RBジャクソンの5ydsランのあと、WRジェニングスに21ydsTDパス成功。好リターンでハーフラインからのパンサーズは、パスインターフェア14yds、さらに3rdダウン11からWRスティーヴ・スミスに36ydsパスが決まってゴール前1ydsに進み、RBウィリアムズが同点の1ydsTD成功。パッカーズはWRマーティンへの18ydsパス、WRジョーンズへの3ydsパス、WRマーティンへの3ydsパス、QBロジャースの6ydsスクランブルでCAR陣へ。RBジャクソンの4ydsラン、4ydsラン、TEフィンリーへの1ydsパスで1インチ足りず、ギャンブルはQBスニークで成功。WRジェニングスへの17ydsパス、WRドライバーへの12ydsパスでレッドゾーンに入り、レイトヒットでさらに1stダウン。RBジャクソンの6ydsランでゴール前1ydsに迫るが、RBジャクソンとFBクーンのランが止まって、2ミニッツ後に19ydsFGどまり。またも好リターンでCAR陣45からのパンサーズは、WRスティーヴ・スミスに54ydsパスが通って一気にゴール前1ydsへ。RBウィリアムズが逆転の1ydsTD成功で再び4点リード。残り1分24秒、GB陣17からのパッカーズはロングパスをインターセプトされてCAR陣39へ。パンサーズは8ydsラン、ノーゲインでGB最後のタイムアウト。さらにノーゲインで残り14秒まで時計を進めてパント。残り02秒、GB陣6からのパッカーズはパス失敗で万事休す。