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Notebook: QBロジャースの手も相当デカい
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年12月11日
- 12月の4試合のうち3試合は厳寒のゲームとなる。寒さの中でのプレーについてQBアーロン・ロジャースは、「僕が今年証明しなきゃいけない事柄はたくさんあって、寒さの中でのプレーは、そのうちの1つにすぎない。ケガを押してプレーできることを証明し、全13試合プレーできることを証明した後も、『彼は第4Qにもつれた試合で勝てない』 とか、いつでも何か言われるわけだから。これもその1つにすぎない」
- 寒さの中でのプレーについて、QBロジャース。「気持ちの問題が大きいよ。ケガの痛みと同じことで、自分がどれだけ耐えられるかだ。大事な仕事は、握力を失わないために常に手を温めておくことだね。グリップを失ったらボールが手から滑り落ちてしまう。温めておくことで、指を機敏に動かすこともできる」
- クォーターバックは手の大きい方が有利で、寒冷地でプレーする場合は片手でもボールを確保できる手の大きさがなおさら重要となる。ブレット・ファーヴの手の大きさは有名で、手を広げた親指と小指の間が10⅜インチ(26.4cm)もある。ロジャースもかなり大きく、10⅛インチ(25.7cm)は2005年ドラフトQBの中で2番目だった。その他に知られている選手を挙げると、ドリュー・ブリーズが10¼インチ(26cm)、ドノヴァン・マクナブが10インチ(25.4cm)、ブライアン・ブロームとカイル・オートンが9¾インチ(24.8cm)、ダンテ・カルペッパーが9½インチ(24.1cm)、ジェイソン・キャンベルが9インチ(22.9cm)、マイケル・ヴィックが8½インチ(21.6cm)となっている。(全てドラフト前のコンバインでの測定値なのでかなり正確)
- ボブ・サンダースDCのトータルディフェンス成績は、就任初年度の2006年が320.9yds(NFL12位)、2007年が313.3yds(11位)だったが、今年は346.2yds(23位)に急落。今季前半8試合終了時点では330.3yds(20位)だったのが、この5試合では371.6yds(29位に相当)も許している。
- サンダースDCへの風当たりは強まるばかりだが、Press-Gazette紙のマイク・ヴァンダーマウスのコラムのように、テッド・トンプソンGMによる補強の失敗を指摘する声もある。過去2年間で20人もドラフト指名したうちディフェンス選手は5人だけで、フルタイムのスターターになった選手はゼロ。DEトンプソンとLBビショップが数試合で代役スターターを務めただけ。過去2年のFA入団で現在ロースターにいるのはLBブランドン・チラーだけ。
- FBコーリー・ホールはヒザの捻挫のため、ジャガーズ戦の欠場がほぼ決まっている。
- FSニック・コリンズはすねの打撲。練習は控えるかもしれないが、ジャガーズ戦出場は問題なさそう。
- RTタウシャーの代役トニー・モールのプレー内容についてマッカーシーHCは、「2回ほど技術的なミスがあったが、それを除けばまずまずだった。右タックル交代のために特別な戦術の変更はしなかった」とのこと。ホールディング判定について聞かれると、「トニーは我々に教えられたとおりのプレーをしただけだ」とだけ語り、直接的な審判批判は避けた。
- プラクティス・スクワッドにいたCBケナード・コックスをジャガーズが獲得。コックスは今春ビルズから7巡指名されたものの開幕前に解雇され、10月27日にパッカーズのプラクティス・スクワッドに加わっていた。多少の内部情報が対戦相手に漏れることになるが、これはよくある話で仕方がない。
- 先週3人もロースターに昇格し、1人しか補充していなかったので、これでプラクティス・スクワッドに3つの空きができたことになる。
- 鎮痛剤の不法所持で7月に逮捕されたDTジョニー・ジョリーの公判は3月27日に決定。初犯であることから、NFLからの処分があるとしても裁判後となる見込みで、今季はこのまま出場できそう。
- いっぽうジャガーズではWRマット・ジョーンズの3試合出場停止処分が確定し、パッカーズ戦には出場できないことになった。7月にコカイン所持で逮捕されたことによるもの。今季チーム1位の65回761ydsを挙げている大型白人レシーバー。