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Notebook: SSビグビーをIRへ DTトリビオ昇格
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年12月20日
- SSアタリ・ビグビー(肩・その他)をインジャリーリザーブに入れ、プラクティス・スクワッドからDTアンソニー・トリビオを昇格させた。昨季初スターターとして大きな成長を見せたビグビーだったが、今季はケガに悩まされ通しで残念なシーズンとなった。今季がNFL3年目なので来春は制限つきフリーエージェントとなるが、早めの大型契約延長は今季の不調で難しくなったか。
- DTアンソニー・トリビオ Anthony Toribio はディビジョンIIのカーソン-ニューマン大出身のドラフト外ルーキーで、先月半ばにドルフィンズのプラクティス・スクワッドから解雇。トライアウトもなしで翌日すぐにパッカーズがプラクティス・スクワッドに入れたのは、以前から目をつけていた選手だったのだろう。身長6-1(185cm)、310ポンド(141kg)のずんぐり型。
- プラクティス・スクワッド枠が1つ空いたので、FBラス・ウェイル Russ Weil と契約。イリノイ大出身のドラフト外ルーキーで、先月初めまでラムズのプラクティス・スクワッドにいた。身長6フィート(183cm)、258ポンド(118kg)の白人フルバック。大学ではラインバッカーとして10試合の先発経験があり、大学3年になるときにFBに転向し、RBラシャード・メンデンホール(現PIT)のリードブロッカーを務めた。
- チャールズ・ウッドソンは過去3週間はセーフティとしてだけ練習していたが、今週はCBとSの両方で練習。チーム練習の様子からして、今回はSアーロン・ラウスが先発出場する可能性が高くなったようだ。わざわざプロボウルCBをセーフティにコンバートしたのは、ケガ人状況もさることながら、ラウスの不安定なプレーぶりにコーチ陣が不満なのだろう、というのが大方の見方。出場機会を減らされたことについて、ラウスは不満な様子も見せている。
- プロボウルから漏れたWRグレッグ・ジェニングス。「そう、もちろん残念だよ。でも同時に、選ばれたのはみなそれに値する選手ばかりだ。他人の考えをコントロールすることはできないし、これが現実だ。僕はプレーを続けるしかない。他人の考えを気にしてなどいられない」
- 今年はヒザのケガに悩まされて不振のWRジェームズ・ジョーンズ。PCL(後十字靭帯)を負傷したため、復帰後もヒザ関節が不安定で、ヒザを地面で打ったときなど非常に大きな痛みがあった。今年最も成長した1人、とコーチから評価されながら、先週の132ydsが今季初の100ydsレセプションだった。「僕にとって初めてのケガだったんだ。8月22日のデンバー戦でPCLを痛めたとき、僕はすぐにゲームに戻ろうとした。経験がないものだからどの程度のものかわからず、『PCL断裂か。1週間で戻れるさ』 と思った。その結果、早く復帰しようとしすぎて悪化させてしまった。本当にいい勉強になったよ。二度とこんなことはないようにしたい」
- 来週月曜のシカゴの天気予報は晴れで、最高気温-13℃、最低気温-18℃。昨年(秒速10m・最大で18mにも達した)ほどではないが、今回も強めの秒速7mが予想されている。今週ベアーズは屋外練習を行うが、パッカーズの方は行えない。あちらは練習フィールドの凍結を防ぐヒーティング装置があるが、こちらにはないためだ。