1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Packers (1-6) | 0 | 7 | 0 | 7 | 14 |
Bengals (6-2) | 7 | 7 | 0 | 7 | 21 |
7-14とリードされたパッカーズは、ファーヴが5INTを喫する乱調で逸機を続けるが、ディフェンスの頑張りで7点差のまま第4Qへ。ファーヴが5つ目のINTを喫した直後についにTDパスを許して14点差。TEフランクスへのTDパスで追い上げたパッカーズだったが、最後の攻撃は時間が足りずに試合終了。トータルヤーデージ、タイム・オブ・ポゼッションとも互角ながら、ミスが少なく堅実な試合運びをしたベンガルズに追いつくことができなかった。
第1Q、CIN陣40からのベンガルズは、ラン中心に1stダウンを重ね、最後はRBペリーへの4ydsパスが通って先制のタッチダウン。パッカーズはCIN陣41まで進むがけっきょくパント。2つのサックでベンガルズの攻撃がパントに終ると、パッカーズはWRドライバー、WRチャットマン、TEリー、TEフランクスとパスを通しCIN陣レッドゾーンへ。
第2Qに入り、最後はRBフィッシャーが1ydsのTDランを決めて同点に。しかしベンガルズはQBパーマーが3rdダウンでのパス成功を続け、CBトーマスの痛い反則もあって攻撃が止まらずGB陣ゴール前へ。最後も3rdダウンでWRフーシュマンザダにパスが通ってタッチダウン。パッカーズはTEリーへのパスなどでCIN陣に入るが、ティップされたパスがインターセプトに。ベンガルズはGB陣に入りFG圏内まで進むが、WRフーシュマンザダがインバウンズで粘る間に、タイムアウトを残しながら前半が終ってしまう。
第3Q、ベンガルズがパントの後、パッカーズはドライバーへの28ydsパスなどでCIN陣23まで進むが、WRドライバーへのパスがエンドゾーン手前でインターセプトされてしまう。CBハリスが一時退場しているスキにベンガルズはWRチャド・ジョンソンへの38ydsパスを決めるが、あとが続かず。ファーヴはフィールド中央からのWRドライバーへのパスをまたもインターセプトされ、GB陣42までリターンされてしまう。ベンガルズを3&アウトで止めて失点を逃れたパッカーズだが、最初のプレーでRBフィッシャーへのロングパスがやや短く、インターせプトされてしまう。
第4Q、ベンガルズの攻撃をまたも3&アウトで止めるが、ファーヴが5つ目のインターセプト。最初のプレーでFBジェレミー・ジョンソンへの27ydsTDパスが通って、ついに14点差に。パッカーズは途中出場のCウェルズがスナップミスして結局パント。ベンガルズはGB陣に入ったところでロングパスを投げるが、CBキャロルがGB陣12でインターセプト。ファーヴはWRチャットマンに立て続けにパスを通してゴール前に進み、最後はTEフランクスにTDパスが決まって再び7点差。残り3分11秒。ベンガルズは1つ1stダウンを更新して時間を消費、パッカーズは最後のタイムアウトまで使わされ、残り56秒からGB陣10で最後の攻撃。最初のロングパスで48ydsのパスインターフェアをもらい、一気にフィールド中央に。WRチャットマンへの19ydsパスでCIN陣28に進むがサックされ、残り05秒からファーヴがスクランブルするが試合終了。
Packers Injury Report | ||||
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Player | Pos. | Injury | Status | Notes |
Robert Ferguson | WR | Knee | Out | 欠場 |
Na'il Diggs | LB | Knee | Questionable | 欠場の見込み |
Earl Little | S | Hamstring | Questionable | 欠場の見込み |
David Martin | TE | Groin | Questionable | 微妙 |
Robert Thomas | LB | Shoulder | Questionable | たぶん出場 |
Nick Collins | S | Quadriceps | Questionable | 出場予定 |
Mike Flanagan | C | Hernia | Questionable | 出場予定 |
Tony Fisher | RB | Eye | Probable | 出場予定 |
Jason Horton | CB | Shoulder | Probable | 出場予定 |
Cullen Jenkins | DT/DE | Calf | Probable | 出場予定 |
Vonta Leach | FB | Shoulder | Probable | 出場予定 |
Bengals Injury Report | |||
---|---|---|---|
Player | Pos. | Injury | Status |
Madieu Williams | S | Shoulder | Out |
Eric Ghiacius | C | Ankle | Questionable |
Tab Perry | WR | Back | Questionable |
David Pollack | LB | Knee | Questionable |
Chris Henry | WR | Groin | Probable |
Rudi Johnson | RB | Knee | Probable |
Keiwan Ratliff | CB | Hip | Probable |
John Thornton | DT | Back | Probable |
Probable Questionable Doubtful Out |
: 出場の可能性75% : 出場の可能性50% : 出場の可能性25% : 欠場 |
プロ6年間でパスキャッチ36回414yds、1TD。 元WRキトリック・テイラーがNFLに残した数字はこれだけだ。しかし彼の名前が必ず出てくるトリヴィアがある。「ブレット・ファーヴが初勝利を挙げたあの試合で、逆転TDパスをキャッチした選手は?」 「ええと、スターリング・シャープ?」 「残念、正解はキトリック・テイラー」。 耳慣れないのも無理はない。6年間で5チームを渡り歩き、タッチダウンは1回だけという選手なのだ。しかしその1回が、結果的にグリーンベイの歴史を変えるタッチダウンとなった。
「私のNFLのキャリアで、誰もが思い出してくれるのはあのプレーだ。たとえ1プレーであっても本当に嬉しいし、伝説的な選手、殿堂入りするブレット・ファーヴの一部になれたことは幸せなことだ」とキトリック・テイラーは語る。現在41歳の彼はカリフォルニア州モレノ・ヴァレーに住み、住む家のない子供たちのグループホームの運営をしながら、短大でフットボールと陸上競技を教えている。
1992年9月20日のランボーフィールド。四半世紀も低迷を続けるパッカーズは、マイク・ホルムグレンを新ヘッドコーチに迎えたが開幕2連敗を喫し、この日もベンガルズを相手に10点のリードを許していた。さらにQBドン・マコウスキーが足首の重度の捻挫で退場してしまい、この春にトレードで獲ったばかりのブレット・ファーヴを投入することになった。次代のエースと期待されてのトレードだったが、まだあまりに粗削りで、昇格の準備などできてはいなかった。
途中出場のファーヴはサックされること5回、ファンブル4回、うちロスト2回、間違ったフォーメーションをコールすることさえ何回かあった。第4Qに入ってCBテレル・バックリーのパントリターンTDで追い上げるが、まだ10点差。試合残り4分、大エースのWRスターリング・シャープにキャリア初TDがようやく通ったが、このプレーでシャープは肋骨をひどく痛めてしまう。ベンガルズもFGを決めて23-16と6点差。
残り1分07秒、GB陣8ヤードから最後のドライブ。ファーヴは2つめのプレーでWRシャープへ42ydsのパスを通して敵陣に入る。ケガを悪化させたWRシャープがついに耐え切れなくなり退いたあと、RBワークマンへの11ydsのパスが通ってベンガルズ陣35ヤードへ。ボールをスパイクし、残り19秒。シャープの代役としてWRキトリック・テイラーが入り、4レシーバー隊形に。全員がディープに突っ走る"all-go"をホルムグレンHCはコールした。
ポンプフェイクを1つ入れたファーヴの腕から矢のようなボールが飛び出した。うまく相手CBを振り切ったキトリック・テイラーの腕にすっぽりとボールが吸い込まれるのと同時に、テイラーはエンドゾーンに駆け込んでいた。「僕は右にラインアップした。全員がヴァーティカルに走った。ブレットはまずTEジャッキー・ハリスを見て、そして僕のところにボールが飛んできた。僕が覚えているのは、ただキャッチしたこと、そしてブレットが狂ったようになったことだけさ」
「僕は全てを見てた。まるでミサイルだった」と語るのはセンターのジェームズ・キャンペン(現アシスタントOLコーチ)。ファーヴ本人は、「あのキャッチは素晴らしかった。当時は、あれがどれほど重要なキャッチだったかは理解していなかった。あの試合の前は、彼がいい選手なのか悪い選手なのか、僕はまるで知らなかったんだ。(あのキャッチで)僕の心の中では、ものすごく良いレシーバーということになった。僕のキャリアの中でも最高の "Clutch Catch" の1つだ」と振り返っている。
テイラーは、これを含めてこの年のパスキャッチは2回。翌年はデンバーに移ったが、わずか1キャッチでNFLを去ることになった。いっぽうファーヴは、この翌週から現在まで211試合連続で先発出場を続けながら390回ものTDパスを積み上げ、36歳となった今年も14TDを挙げてNFL1位となっている。そしてグリーンベイ・パッカーズにとってこの日の逆転勝利は、長い低迷期を抜けてエリートチームへの道を再び登り始めるきっかけとなった。
あの試合から13年。 いつかNFLのコーチになることを夢見て、キトリック・テイラーは学位取得のための勉強を続けている。彼が面倒を見るグループホームの子供たちは、このおじさんがNFLにいたことさえ初めは知らなかった。しかし、あの試合での英雄的活躍は、いつのまにか全員に知れ渡っていたのだとテイラーは言う。「たとえ1プレーであったとしても、私のキャリアでは最高のビッグプレーだった。試合途中から入って決勝タッチダウンを決めるなんて、これ以上のことはないからね」
RBとWRが人数不足に陥っているパッカーズは、火曜日に何人もの選手を呼んでワークアウトを行い、RBウォルト・ウィリアムズ、WRアンドレ・サーマン、WRタコ・ウォレスの3人と契約を結んだ。最も話題性のあるWRフレディ・ミッチェルだったが、ヒザのケガから回復して間もないためかワークアウトは不満の残る出来で、契約には至らなかった。
先日のヴァイキングス戦に出場したWRジャマール・ジョーンズは解雇され、RBアーマン・グリーンは正式にインジャリーリザーブ入りして今季終了となった。
RBウォルト・ウィリアムズはグランブリング州立大出身の28歳。身長6-1(185cm)、体重215lbs(98kg)。昨年はNFLヨーロッパでもプレーした。昨年11月、ダヴェンポートが欠場したテキサンズ戦にプラクティス・スクワッドから昇格して出場。グリーンも負傷退場すると、フィッシャーは3rdダウンバックのままで彼がエースRBの役割を担い、足首を痛めて退場するまでラン6回42ydsの活躍を見せた。残念ながら重度の捻挫でインジャリーリザーブでシーズンを終えている。
4番手RBとしてプレーした今夏のキャンプでも、パワフルで鋭いランニングを見せ、「むしろフィッシャーよりもよいのでは」という評判も多かった。しかしここでも足首のケガに悩まされ、あまりプレシーズンで活躍できないまま開幕前に解雇。大学時代はWRも経験しているようにパスキャッチが上手く、リターナー経験もある。当面はラシャード・リーとの2番手RB争いとなるが、フィッシャーを含め3人の序列は流動的で、活躍しだいではスターターもありうる。
WRアンドレ・サーマンはサザン・オレゴン大出身の25歳。身長5-11(180cm)、192lbs(87kg)。同大に移る前はアリゾナ大で3年プレーし、OTケヴィン・バリーとチームメイトだった。WR陣にケガ人が出た昨季終盤にプラクティス・スクワッドから昇格して2試合に出場、パスキャッチ2回12yds、キックオフリターン3回59ydsを記録している。今夏のキャンプではWR/KRチャットマンとの5番手WR争いに敗れ、惜しくもロースターに残れなかった。
パッカーズから解雇された彼はタイタンズのプラクティス・スクワッドに入り、開幕直前にロースター昇格。主にパントリターナー(9回平均3.4yds パスキャッチはなし)として5試合に出場したが、CBパックマン・ジョーンズがパントリターンを兼ねるようになったこの2試合はアクティブ登録から外れ、今週月曜日に解雇されている。アリゾナ遠征の際に何らかのチーム規律違反(どうやらミーティング欠席らしい)を犯したようだ。パッカーズWR陣は、ファーガソンが当分は出られず、ジャマール・ジョーンズも解雇されたため、チャットマンが2番手に昇格し、このサーマンが即3番手WRとなる見込み。
WRタコ・ウォレスはカンザス州立大出身の24歳。身長6-0(183cm)、192lbs(87kg)。2003年のドラフト7巡でシーホークスに入団するが、過去2年間はプラクティス・スクワッドが多く、出場はわずか3試合でレシーバーとしてのスタッツはなし。今夏のキャンプでは最後のWR枠を争ったが開幕ロースターに残れず、シーホークスから解雇されている。
WRとしての実績がなく、さほど潜在能力も評価されていない彼を獲得したことは、意外と受け止められている。トンプソンGMがシアトル時代にドラフト指名した選手で、ホルムグレンHCの下でウェストコーストオフェンス経験があることがプラス評価に働いたのは間違いない。ワークアウトの内容が良かったのかもしれない。
ヴァイキングス戦で再び同じ箇所を負傷したRBアーマン・グリーンは大腿四頭筋腱(膝蓋骨と大腿を結ぶ腱)の断裂と判明、手術が必要で、今季はもう出場できないことがチームから発表された。4年連続プロボウルなど大エースとして活躍を続けてきたグリーンだが、2000年シーズン半ばでレヴェンズから先発の座を奪って以来、最悪の形でシーズンを終えることになった。
パッカーズのRB陣は先日すでにダヴェンポートがインジャリーリザーブ入りし、トニー・フィッシャーとラシャード・リーの2人だけになってしまっており、今週中にどうしても補強が必要だ。「もう1人のRBを探さなければならない。そのためにウチの人事スタッフが精力的に働いているところだ」とシャーマンHC。
グリーン本人は来季開幕を目標にリハビリをすることになるが、来春にはフリーエージェントとなる。パッカーズと再契約するにせよ、他チームに移るにせよ、今季活躍を見せておきたいところが、逆に大きく商品価値を落とすことになってしまった。来年2月には29歳。スターRBとしては下り坂の年齢の上にこの大ケガで、これがパッカーズとしての最後の試合になってしまう可能性も十分ある。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Packers (1-5) | 0 | 17 | 0 | 3 | 20 |
Vikings (2-4) | 0 | 0 | 10 | 13 | 23 |
前半のパッカーズは攻守ともに好調、ビッグプレーにも恵まれて17-0でハーフタイムを迎えるが、後半になると試合の流れが一変。オフェンスが1stダウンを奪えない間にディフェンスがしだいに崩れ、FG、TD、FG、TDと許して第4Q残り3分で逆転。前半にWRファーガソン、後半途中でRBグリーンとSコリンズが負傷退場して明らかに駒不足となったパッカーズは、それでも試合残り24秒でFGを決めて同点に追いつく。しかしヴァイキングスはわずか15秒でGB陣38まで進み、最後はKエディンジャーが56ydsのFGを決めて試合終了。
第1Q、パッカーズ最初の攻撃は2回1stダウンを更新するが、OLの反則2回で敵陣に入れず。ヴァイキングスもRBムーアの15ydsランが出るが、その後サック2回でパント。次のパッカーズは敵陣33まで進むが、3rdダウン4で2ydsのロスタックルを喰らい、53ydsのFGも失敗に終わる。MIN陣43からのヴァイキングスは、ムーアの10ydsランでGB陣に入るが、今度も3rdダウンでサックが出てパントどまり。
第2Q、MINのナイスパントでGB陣4からの攻撃となったパッカーズだが、WRファーガソンへの44ydsパス(ファーガソン負傷)、RBフィッシャーからTEフランクスへのハーフバックパスでMIN陣22に進み、最後はWRドライバーが見事にワンハンドキャッチを決めて先制のタッチダウン。ヴァイキングスはWRマーカス・ロビンソンへの21ydsパスでGB陣に入り、GB陣35で4thダウン1のギャンブルは、QBカルペッパーがファンブルして攻守交代。GB陣40からのチャンスにパッカーズは、WRドライバーへの40ydsパスでMIN陣ゴール前に進み、最後はチャットマンにTDパスが通って14-0。ヴァイキングスは72ydsキックオフリターンでGB陣23からの大チャンスとなるが、いきなりRBムーアのファンブルロスト。パッカーズはWRドライバーへの14ydsパスなどで時間を使いながらMIN陣に進み、反則にも苦しめられたが最後はKロングウェルが53ydsのFGを成功。ヴァイキングスはヘイルメリーパス不発でハーフタイムへ。
第3Q、ヴァイキングスはWRバールソンへの16ydsパス、RBムーアの13ydsラン、TEウィギンズへの13ydsパスでGB陣レッドゾーンに入り、27ydsのFG成功でようやく3点を返す。パッカーズが3&アウトのあと、ヴァイキングスはQBカルペッパーの18ydsスクランブル、TEウィギンズへの16ydsパスでGB陣に入り、最後はWRマーカス・ロビンソンに27ydsTDパスが通って7点差に。パッカーズは相手ホールディング、RBグリーンの13ydsラン、TEフランクスへの24ydsランでMIN陣に進む。
第4Q、パッカーズはMIN陣20での3rdダウンでスナップミス?して4ydsロス、42ydsのFGを失敗して7点差のまま。ヴァイキングスはWRテイラーへの19ydsパスでGB陣に入り、TEウィギンズへの10ydsパス、DTコールの15ydsフェイスマスクでレッドゾーンへ。しかしGB陣4でストップし、22ydsFG成功で4点差に。パッカーズは3&アウトの間にRBグリーンが負傷退場。ヴァイキングスはRBムーアへの29ydsパス、WRテイラーへの10ydsパス、カルペッパーの14ydsランでGB陣25。WRバールソンへのパスで1stダウンを更新し、最後はRBムーアへのTDパスが通ってついに逆転。残り3分10秒、パッカーズはTEマーティンへの21ydsパスでMIN陣に入り、最後はKロングウェルが39ydsのFGを決めて同点に。残り17秒からヴァイキングスは14yds、12ydsのパスを決め、試合残り2秒でGB陣38。Kエディンジャーが56ydsのFGを見事に決めて試合終了。
Packers Injury Report | ||||
---|---|---|---|---|
Player | Pos. | Injury | Status | Notes |
Na'il Diggs | LB | Knee | Out | 欠場 |
Mike Flanagan | C | Hernia | Questionable | 欠場の見込み |
Earl Little | S | Hamstring | Questionable | 欠場の見込み |
Bubba Franks | TE | Knee | Questionable | 出場予定 |
Ahman Green | RB | Knee | Questionable | 出場予定 |
Roy Manning | LB | Ankle | Questionable | 先発はなさそう |
Vikings Injury Report | |||
---|---|---|---|
Player | Pos. | Injury | Status |
Toniu Fonoti | G | Hand | Out |
Spencer Johnson | DT | Knee | Questionable |
Dontarrious Thomas | LB | Shoulder | Questionable |
Nate Burleson | WR | Knee | Probable |
Brian Williams | CB | Knee | Probable |
Moe Williams | RB | Knee | Probable |
Probable Questionable Doubtful Out |
: 出場の可能性75% : 出場の可能性50% : 出場の可能性25% : 欠場 |
今年パッカーズを去った選手たちの現状をまとめて紹介。
パッカーズのボブ・ハーラン社長兼CEOは来年5月に会長兼CEOとなり、ジョン・ジョーンズ上級副社長兼COO(Chief Operating Officer)が社長兼COOに昇格することになった。市民球団のグリーンベイ・パッカーズには特定のオーナーがいないため、社長が実質オーナーの役割を果たしている。就任から16年、素晴らしい実績を積み重ねてきたハーラン社長だが、70歳の定年が2007年に迫っている。早くからジョン・ジョーンズを後継者として育ててきた彼が、政権移譲をスムーズに進めるため、再来年いきなり引退するのではなく、ワンクッションを置くことにしたようだ。
ボブ・ハーラン社長は1989年の就任以来、プレイオフ常連チームへの復活、ランボーフィールド大改装、財政の安定など、非の打ち所のない実績を残してきた。明るく率直な個性で市民球団の顔として親しまれる一方、NFLオーナー会でも最重要の委員会 "Management Council Executive Committee" の一員として重きをなしてきた。つらい決断だった1994年のミルウォーキー撤退も、正しい選択であったと支持されている。
彼ほどの実績に裏付けられた権威があれば、70歳定年制の例外を作ることも難しくはなさそうだが、本人にはその気は全くないようだ。その代わり、2007年に退く彼には名誉会長(Chairman Emeritus)の肩書きが残ることになっている。
ジョン・ジョーンズ上級副社長は1952年生まれの53歳。ニューオーリンズ出身で、ロヨラ大卒業の後、ウィスコンシン大大学院でジャーナリズムを学んだ。1974年にはいったん学業を中断し、"Ray Nitschke's Packer Report" 編集に携わったのがパッカーズとの最初の縁だった。1976年に母校ロヨラ大に戻って2年間講師を務めた後、New Orleans Times-Picayune紙でスポーツライターとなり、9年間のキャリアの間にさまざまな賞を受賞している。
1987にはNFLのManagement Council に移り、広報部長としてNFLのスポークスマンに。1989年にはDirector of Operationsに就任し、1993年のサラリーキャップ制導入にも力を尽くした。1994年には新球団ジャクソンヴィル・ジャガーズの取締役に転出したが、1996年には再びNFLに戻って Director of Administration and Information を務めている。
ハーラン社長の招きで、ジョーンズがパッカーズの上級副社長に就任したのは1999年のこと。当初から彼を後継者に据える意図だった。ジョーンズはランボーフィールド大改装の計画段階から責任者となり、自治体との折衝や住民投票など、球団側の先頭に立ってプロジェクトを成功に導いた。多くの地元企業と提携し、ランボーフィールドを活用することによって多様な収益の道を確保、ファンや地元共同体とのさまざまな交流イベントの企画・運営にも力を発揮している。
なお、シンディ夫人はウィスコンシン州シダーバーグの出身で、息子も娘もウィスコンシン大を卒業している。
ニュース休止の間のさまざま人事の流れをまとめてリポート。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Packers (0-4) | 7 | 0 | 6 | 16 | 29 |
Panthers (2-2) | 7 | 16 | 3 | 6 | 32 |
Cフラナガン、LTクリフトン、WRマーフィ、LBディッグス、RBグリーンをケガで失いながらも、第4Qに怒涛の追い上げを見せたパッカーズだったが、最後のドライブは実らず、19点差の逆転勝利はならなかった。試合中盤にパス守備の乱れでやすやすとタッチダウンを許しリードを広げられたのがあまりにも痛かった。
第1Q、最初のドライブでQBファーヴがサックされ、GB陣7ヤードでファンブルロスト。TEマンガムへのTDパスが決まってパンサーズが7点先制。パッカーズはRBグリーンのランと相手反則にも助けられてCAR陣に進み、TEマーティンへの21ydsTDパスが通って同点に。パンサーズが3&アウトのあと、GB陣33からのパッカーズ攻撃は、OL陣に立て続けにケガ人が出たせいか、50yds地点Uでストップ。
第2Q、パンサーズはWRコルバートへの14ydsパス、CBキャロルの26ydsパスインターフェアなどでGB陣レッドゾーンに進むがTDはならず、32ydsFG成功。パッカーズが3&アウトのあと、パンサーズはRBフォスターへの47ydsパスで一気にGB陣レッドゾーンに入り、TEゲインズへの19ydsTDパスが成功。PATはブロックで9点差に。パッカーズはFBヘンダーソンへの32ydsパスなどでCAR陣に入るが、WRファーガソンがいったん捕ったパスをCBルーカスに奪い取られ、しかもフェイスマスク15ydsの反則で一気にGB陣33ydsのピンチ。RBデイヴィスへの21ydsパス、RBデイヴィスの11ydsランで簡単にタッチダウン。16点差。
第3Q、両者パントの後、パンサーズはTEゲインズへの23ydsパス、WRコルバートへの24ydsパスでレッドゾーンに進むがタッチダウンはならず、37ydsFGで3点追加。パッカーズはWRドライバーへの24ydsパスとRBダヴェンポートのランでCAR陣に進み、WRドライバーへの26ydsTDパス成功、2ポイントは失敗。
第4Q、パンサーズは60ydsキックオフリターンからパスインターフェアでゴール前に迫り、RBデイヴィスのTDラン成功。2ポイント失敗で19点差。次のパンサーズ攻撃でDEバジャ=ビアミラがサックし、ファンブルしたボールをDTジェンキンズがリカバー。QBファーヴが一発でTEリーにTDパスを決め、2ポイントもTEマーティンに通って11点差。パンサーズがパントの後、残り7分18秒からのパッカーズはWRチャットマンへの25ydsパスなどでCAR陣レッドゾーンに進み、最後はチャットマンにTDパスを成功。WRファーガソンにパスが決まって2ポイントも成功して3点差。残り3分07秒、パンサーズは3&アウト。残り1分58秒、タイムアウトなしでGB陣37からのパッカーズ最後の攻撃。WRドライバーへの15ydsパスでCAR陣に入るが、FGレンジまで進めずに4thダウン失敗で万事休す。
パンサーズに移ったLGマイク・ウォールが、古巣との対戦を前にグリーンベイ時代の思い出を懐かしく語っている。「そこにいる時はさほどに思わなかったことが、去る時になってはじめて、重く胸を打つこともある。ああ、これがランボーフィールド。彼らの仕事のやり方、選手の扱い方、球団の施設。まさに第一級の球団だった」
「フットボールのやり方をブレットやフランク・ウィンタース(元センター)のような選手から学べたことがどれほど幸運だったことか。彼らは真のプロだった。いつふざけるべきか、いつマジになるべきか、いつ緊張すべきかをわかっていた。決して落ち込むことはなかった。『5回インターセプトを喰らったら、俺は6回目を投げてやる。決してひるむことはないのだから』というのが彼のモットーだ。真の戦士だ」
ファーヴとの最高の思い出はどれかと聞かれたLGウォールは、「そっちはどれだけ時間がある?」と記者に笑いかけてから話し出した。「たぶん僕の心に一番残っているのは、あのマンデーナイトのオークランドでの試合(2003年12月22日)、そう彼の父が亡くなった直後の試合だ。たぶん僕が関わった中では、あれが最も驚くべきパフォーマンスだった。今でも口で説明するのは難しいよ」と語るうちに、彼の目は涙ぐんできた。
「あれほどのものを見たことはない。僕だったら、あのような時にプレーできただろうか。彼がどれほど父親と密接な関係にあったか。あの(試合の前の)晩に彼が僕たちに言ったこと・・・」と語るウォールは、ファーヴがチームメイトにどんな話をしたのかと聞かれると、質問には答えず、「あれは僕たちだけのものだから」
Packers Injury Report | ||||
---|---|---|---|---|
Player | Pos. | Injury | Status | Notes |
Mike Hawkins | CB | Groin | Out | 欠場 |
Chris White | C | Back | Out | 欠場 |
Bubba Franks | TE | Knee | Questionable | 微妙 |
Ahmad Carroll | CB | Knee | Questionable | 出場の見込み |
Najeh Davenport | RB | Hamstring | Probable | 出場予定 |
Donald Driver | WR | Ankle | Probable | 出場予定 |
Mike Flanagan | C | Abdomen | Probable | 出場予定 |
William Whitticker | G | Knee | Probable | 出場予定 |
Aaron Kampman | DE | Quadricep | Probable | 出場予定 |
Roy Manning | LB | Back | Probable | 出場予定 |
Joey Thomas | CB | Head | Probable | 出場予定 |
Mark Roman | S | Hamstring | Probable | 出場予定 |
Panthers Injury Report | |||
---|---|---|---|
Player | Pos. | Injury | Status |
Kemp Rasmussen | DE | Knee | Doubtful |
Mike Seidman | TE | Shoulder | Questionable |
Al Wallace | DE | Toe | Questionable |
Will Witherspoon | LB | Knee | Questionable |
Ken Lucas | CB | Shoulder | Questionable |
Brandon Short | LB | Ankle | Probable |
Probable Questionable Doubtful Out |
: 出場の可能性75% : 出場の可能性50% : 出場の可能性25% : 欠場 |