グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2005年10月 3日

退団したLGウォールが古巣を語る

パンサーズに移ったLGマイク・ウォールが、古巣との対戦を前にグリーンベイ時代の思い出を懐かしく語っている。「そこにいる時はさほどに思わなかったことが、去る時になってはじめて、重く胸を打つこともある。ああ、これがランボーフィールド。彼らの仕事のやり方、選手の扱い方、球団の施設。まさに第一級の球団だった」

「フットボールのやり方をブレットやフランク・ウィンタース(元センター)のような選手から学べたことがどれほど幸運だったことか。彼らは真のプロだった。いつふざけるべきか、いつマジになるべきか、いつ緊張すべきかをわかっていた。決して落ち込むことはなかった。『5回インターセプトを喰らったら、俺は6回目を投げてやる。決してひるむことはないのだから』というのが彼のモットーだ。真の戦士だ」

ファーヴとの最高の思い出はどれかと聞かれたLGウォールは、「そっちはどれだけ時間がある?」と記者に笑いかけてから話し出した。「たぶん僕の心に一番残っているのは、あのマンデーナイトのオークランドでの試合(2003年12月22日)、そう彼の父が亡くなった直後の試合だ。たぶん僕が関わった中では、あれが最も驚くべきパフォーマンスだった。今でも口で説明するのは難しいよ」と語るうちに、彼の目は涙ぐんできた。

「あれほどのものを見たことはない。僕だったら、あのような時にプレーできただろうか。彼がどれほど父親と密接な関係にあったか。あの(試合の前の)晩に彼が僕たちに言ったこと・・・」と語るウォールは、ファーヴがチームメイトにどんな話をしたのかと聞かれると、質問には答えず、「あれは僕たちだけのものだから」

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