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Packers - Vikings Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年10月25日
- RBグリーンと同じくカートで退場したWRロバート・ファーガソンは、外側側副靭帯(LCL)の捻挫と判明。2002年のファーヴと同じだが、やや珍しい箇所のケガだ。シャーマンHCは、2週から4週の欠場、と説明している。WRはただでさえ1人少ない4人体制だったため、今週中に何らかの補強が必要となる。
- エースRBと2番手RBとエースWRが今季終了、3番手WRも当分出られない状況について、マイク・シャーマンHC。「いまアーマン・グリーンの代わりを見つけることなどできない。ジャヴォン・ウォーカーの代わりを見つけることなどできない。手持ちのフダで勝負する他ないが、カードをシャッフルし直さなければならない。ケガのためにチームへの期待が変わることはない」
- シャーマンHC。「もし選手たちが努力を怠ったり試合途中で諦めたりしたら、それを『どん底』と私は呼ぶだろう。選手たちは試合でも練習でもハードに頑張っている。人事面では確かにウチは落ち込んでいる。しかしチームの現状は私にとっては『どん底』ではない」
- QBブレット・ファーヴ。「ヴァイキングスは前半に苦戦したが試合を投げなかった。必死で戦ってウチを倒した。僕たちも全力を出し切って戦ったと思うけれど、ウチの全力では勝利に届かなかった」 「スタッツが示している通り、僕にはまだ力が十分残っている。カロライナ戦と同じような感じだ。もう一つだけ、いいプレーを決めなければならなかった」
- QBブレット・ファーヴ。「受け入れるのに時間がかかるだろう。ショックを受けている。この試合はものにできたと思っていたからね。(後半最初のオフェンスが3&アウトだったことで)相手にモーティベーションとモメンタムを与えてしまった。敗因として挙げられるプレーはたくさんある。勝利に十分なプレーを決められなかった。ハーフタイムにロッカールームで僕は、『まだ試合は終っていない』とみんなに言った。(大勝した)セインツ戦でも同じことを言った。確かにありふれた台詞だが、それが真実であることを僕は知ってる。今がどん底かと聞かれれば、答えはイエスだ。現状ではウチはあまり良いことを言ってもらえないし書いてももらえない。別に構わないさ。それでも僕たちはフットボールをプレーしなきゃならない。全力でプレーしなければ、世間が僕らについて思っていることを認めることになってしまう」
- 後半のヴァイキングスオフェンスについて、DEアーロン・キャンプマン。「ダンテ(カルペッパー)がより早いタイミングでパスを投げるようになった。何度かボールを持って走ったりもした。そういったことで、去年までの自分の感覚を取り戻したんだろう」
- 後半に23失点で逆転を許したことについて、「全くの恥だ。17点ものリードを僕たちが台無しにしてしまった。あんなことは起こってはならなかったのに」とDTグレイディ・ジャクソン。CBアル・ハリスは、「カルペッパーが後半はパスで攻めてくることはわかっていたのだから、ディフェンスは言い訳は出来ない。ああしていたら、こうしていたら・・・。大事なのは、それをしなかったということだ」
- 後半のヴァイキングスは4WRセットをかなり増やし、パッカーズの未熟なDB陣を攻めてきた。後半最初のドライブでSコリンズが負傷退場し、Sアンダーウッドに替わったことで状況はさらにひどくなった。試合後のアンダーウッドはショック状態で、チームメイトからの慰めを受けていた。「僕はできる限りのことをした。でもウチは試合に負けたんだから、満足などとてもできないよ」
- RBムーアへのTDパスを許したプレーでは、WLBロバート・トーマスのパスカバレッジの拙さが狙われてしまった。SローマンはLBバーネットと絡んでしまい、タッチダウンを防げず。
- 巨漢NTパット・ウィリアムズとの対戦にCスコット・ウェルズはやはり苦戦し、何度もロスタックルやQBへのプレッシャーを許した。ウィリアムズは先週もベアーズのプロボウルセンター、オリン・クルーツを圧倒している。ペイトリオッツ時代に何度も対戦したLGクレムは、「彼はビルズ時代より良くなっているみたいだ。スコットは彼相手によくやったと思うよ」
- 第4Qのはじめに大事な42ydsFGを外してしまったKロングウェル。Pサンダーがセットしたボールの傾きが十分でなかったため、スウィートスポットを外し、キックが左に逸れてしまったのだという。「足の上の方にボールが当たるとああなるんだ。タンパベイ戦でPATを左に外した時と同じだ。僕たちがキックを決めるためにはあれが必要で、今年(新ホルダーへの)移行に手間取っているんだ」
- ダイム守備(6DB)で、パッカーズは初めて3ダウンラインメンの隊形を数回使った。通常のダイム隊形はバーネット1人がLBとして残るが、パスラッシュ能力のあるLBブレイディ・ポピンガを入れてラインを3人に。ポピンガとCBハリスをブリッツさせてサックを挙げた(ポピンガのキャリア初サック)プレーもあった。