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Notebook: 新加入の選手たち
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年10月28日
- 再契約したばかりのRBウォルト・ウィリアムズ。「パッカーズとはずっと連絡を取り合っていたけど、他のいくつかのチームとも話はしていた。家族を養わなきゃいけないからね。でも今回、馴染みのパッカーズが声をかけてくれたから、僕にとっては完璧なシチュエーションだった」
- 同じく再契約のWRアンドレ・サーマンは、今夏のキャンプでは親指を骨折してギブスを着けていたが、そのケガも治っている。「キャンプではとてもベストの状態じゃなかったけど、今はそう言えるよ。今回もらったセカンドチャンスに、自分の力を見せる準備はできている」と本人。
- 先発に昇格するRBトニー・フィッシャーだが、ヴァイキングス戦で目を突かれて網膜を損傷、火曜日にレーザー手術を受けたため水曜日の練習は休んでいる。網膜剥離など大ごとになる前に治療した方がいい、と専門医に勧められたためだ。インジャリー・リポートでは"Probable"とリストされている。「金曜日にもう一度ドクターの診察を受けて、日曜日には準備OKになっているよ」と本人。
- 定例記者会見にてQBブレット・ファーヴ。「(1勝5敗という成績は)僕にとっては初めてのこと。僕が投げるレシーバーの中には会ったばかりの選手もいる。こんなことも初めてだ。こういう時によりどころにする基準などは持ち合わせていない。自分にできること、つまりプレーをするだけだ。若い連中を励ます必要などはないが、時々自分自身を励まさなければならない。もともと水曜日の練習はあまり楽しいものじゃないけど、1勝5敗などになるとなおさら厳しいものがある。何か明るい点を見出そうとしたとき、自分がまだ先発クォーターバックであるという事実だけで、僕にとっては十分だ」
- 今回もまた僅差での負けを喫したことについて、QBブレット・ファーヴ。「こんなに失望したことはない。自分の力を疑い始めてしまうよ。『(逆転勝ちが得意だった)自分にまだ魔法の力が残ってるのか』とね」
- 今季ランブロッキングは絶不調のパッカーズOLだが、少なくともパスプロテクションでは最近は頑張りを見せている。パスプレー111回連続(3試合弱)で、QBファーヴへのサックを許していない。昨季16試合で被サック14回(NFL1位タイ)の数字と比べれば見劣りはするものの、ここまでの被サック8回はNFL3位。
- スポーツヘルニアの手術を受けて欠場を続けていたCマイク・フラナガンが、久しぶりにチーム練習に復帰した。「彼は手術のあと目覚しい回復を見せている。先週の試合でも出場できると本人は感じていたほどだ。さらに1週休んだことは間違いなく彼のプラスに働くと思う」とシャーマンHC。練習の結果、負傷箇所に問題が出なければベンガルズ戦から先発復帰の予定だ。
- 先日ダイム守備でパスラッシャーとして起用され初サックを挙げたLBブレイディ・ポピンガは、この日の練習では1stチームのストロングサイドLBでかなりの量をプレーしていた。「練習で彼にプレー機会を与え、LBとしての現状を確認するためだ」とジム・ベイツDC。ディッグスが欠場しているストロングサイドでは、パリス・レノンとロイ・マニングが先発を争ってきたが、首脳陣はポピンガの先発起用も検討し始めているのかもしれない。
- RBダヴェンポートの戦線離脱とWRファーガソンの欠場で、開幕時にはチームにいなかった選手たちがキックオフリターンの仕事を担っている。おそらく次の試合では、WRサーマンとRBウォルト・ウィリアムズとRBラシャード・リーの3人のうち2人が務めるものと見られている。
- パントリターンは引き続きWRアントニオ・チャットマンに任せる、とシャーマンHC。先発WRに昇格するためWRサーマンに変更する手もあるが、「チャットマンは非常にシュア・ハンドだ。パントリターナーはフットボールで最も困難な仕事だと私は思っている。だから、しっかりキャッチして、ファンブルで試合の流れを変えてしまわないことを重視している」