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Notebook: パスプロテクションが改善
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年10月22日
- パンサーズ戦でCフラナガンが途中退場しCスコット・ウェルズが引き継いで以来の7クォーターで、パッカーズOLは一度もサックを許していない。ヘルニアをこらえながらプレーしていたせいでCフラナガンは不調だったのでは、という見方をシャーマンHCは否定。ブロッキングの出来だけでなく、QBのパスのタイミングの早さやレシーバー陣がディフェンスを振り切れるかどうかも関わってくるからで、「パスプロテクションはオフェンス全体の努力を合わせたものだ」とシャーマンHCは語っている。「LGウォールを投入した時(2001年)も、その前年にRTタウシャーやLTクリフトンを入れたときも、OL陣は苦戦した。それは個々の選手が仕事をしてなかったというわけではなく、移行期ということだ。新入りがどのように仕事をするか、他の選手がわかって噛み合ってくるのには、ある程度一緒にプレーする時間が必要なのだ」
- パスプロテクションが良くなってきているのは、CフラナガンとCウェルズの交代だけではなく、OL全体がうまく噛み合ってきているからだとコーチ陣は口を揃える。しかしLGクレムはウェルズについて、「(背が低いために)相手の下に潜り込めるんだ。相手は彼のブロックを振り切ることができない。それが威力を発揮してるんだよ」と証言する。
- 不安視されてきたRGウィリアム・ウィティカーだが徐々にプレーはよくなり、「アサインメントを考えることが減り、プレーに集中できている」とシャーマンHC。ベクトルOLコーチは、「順調に成長してきているよ。私はウィル・ウィティカーの大ファンだ。我々が求めることは全てこなしてくれていると思う。目標地点に到達したか?
ノーだ。ときどき進歩がゆっくりしているか?
イエスだ。しかしこれまでのところ、彼の成長には満足している。今後長きにわたって、よいガードとしてやってくれるだろう。彼はメンタル・タフネスを備えている。ゲームを重大に捉えすぎず、落ち着きがある」
- ジム・ベイツDCによると、ストロングサイドLBでロイ・マニングとパリス・レノンのどちらを先発させるか未定とのこと。欠場中のLBナイル・ディッグスは、11月13日のファルコンズ戦までに復帰したいとしている。
- 足首骨折で今季終了となってしまったRBナジェ・ダヴェンポートが、負傷後初めてロッカールームにやってきた。治療のため毎日ランボーフィールドを訪れてはいたが、チームメイトの顔を見るのがつらかったのか。腓骨の下部が何箇所か骨折し、腱も損傷しており、今はピンやスクリューがいくつも埋め込まれている。金曜日の診察でギプスを外すことになれば、リハビリを始めることができる。「全てがうまく行けば、3月末にはランニングができるだろう」と本人。
- 開幕直前にラムズからやってきたLBロバート・トーマスは、スポーツ一家に生まれた。父は'60年代にMLBパイレーツやエンジェルスでプレーした野球選手、兄スタンはテキサス大でOTとして活躍し、ベアーズに1巡指名されている。その兄が1991年のシニア・ボウル(大学オールスター戦)に出場した時、彼がブラインドサイドを守ったのがサザンミシシッピ大のQBブレット・ファーヴだった。「僕はその日、ボールボーイをさせてもらったんだよ!あの時10歳だった。あれから十何年も経って、彼がまだ現役でやってるなんて誰が思っただろう?」