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Packers - Panthers Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年10月 5日
- 最後まで全米の視聴者にチャンネルを変えさせない頑張りを見せたQBブレット・ファーヴ。「(追い上げは)全てが無駄だったわけじゃない。だけど、そんな気がしてしまうのも確かだ。フィールドを去るときには0勝4敗になっている。失望しているし、他の見方などないよ。来週にはフィールドに帰ってきて、勝敗表に白星を書かなきゃならない」
- シャーマンHC。「たしかにウチは得点を挙げたし最後に見せ場は作った。しかし前半でのミスをなくさなければ勝てない」
- 頭と首を痛めて10分間もフィールドに横たわったWRテレンス・マーフィは、スタジアム内でX線検査を受けたあと、救急車で地元の病院へ。シャーマンHCによると、マーフィはまだグリーンベイには帰らず、少なくとも一晩か二晩はこの病院に留まるとのこと。「彼は今晩だけでなく明日も病院に留まるかもしれない。倒れた最初は本当に恐ろしかったが、なんとか大丈夫のようだ。病院では四肢を動かすことができ、とても勇気付けられた」
- WRマーフィとキャンプ中は同室だった同期のQBアーロン・ロジャース。彼はマーフィのそばに跪き、祈るようにして手当てを見守っていた。「倒れるのが見えて、振り向くと全トレーナーが駆け寄っていくのが見えた。気を失っているのがわかったから、本当に怖かった。そばに行くと意識を取り戻していたから、みんなで祈ったよ。アイツに話しかけて、僕がそばにいることを知らせたんだ。『おい、グリーンベイで会おうぜ。これからはきっといい時が来る』ってね。全てがうまく行くよう、みんなで彼のために祈っている」
- マーフィのケガに関して、Sアール・リトル。「こういう時に、ふと現実に立ち戻って、自分に言うんだ。『これはオレの仕事だ。でも、ただのゲームでもある』とね。彼はもっとひどいケガを負う可能性だってあったが、神のおかげできっと大丈夫だろう。タフなスポーツをしているんだと、こんな時は思い知らされるよ。ビビっていてはプレーなどできない。でも同時に、これはただのゲームなんだ。あのケガを見たせいでウチがファイトを失ったわけじゃない。事実もう一歩で逆転勝利というところまで、チームとして頑張ったんだから。(負けたことには)とても落ち込んでいるよ。でもしなきゃならないことがある。彼のためにみんなで祈り続けるんだ」
- 途中退場のCフラナガンは、水曜日の練習で痛めていた腹筋を悪化させてしまったとのこと。今季の彼の出来からすると、Cウェルズに代わってもさほど大きな差はないのかもしれない。
- LTクリフトンは左足首の捻挫。最初のシリーズ、自陣16での3rdダウン10、彼はDEマイク・ラッカーズに抜かれてサック&ファンブルフォースを許している。
- ヒザを痛めて途中退場したRBグリーンは試合最後までサイドラインに留まっていたが、同じくヒザを痛めたLBディッグスはロッカールームに下がったきり出てこなかった。「グリーンのケガの程度はまだわからない。しかし試合に戻れない程度には大きなケガだった」とシャーマンHC。LBディッグスについては、内側側副靭帯(MCL)の捻挫とのことだが、開幕前から痛めていた方のヒザなのかは明言せず。
- LGクレムが左タックルに移り、ルーガマーが左ガード、ウェルズがセンターに入る応急処置。「最初は大変だったけど、試合が進むにつれてみんな調子が出てきた。それでも(勝利には)十分じゃなかった」とCウェルズ。LTクレムとCウェルズはまずまずの出来だったが、ルーガマーはホールディングの反則を取られるなど不満が残る。
- WRウォーカーの不在でスターターとしての飛躍が期待されるWRロバート・ファーガソンだが、3回24ydsと貢献できず、物足りない試合が続いている。投げそこないではないのに相手CBに競り負けてインターセプト、というパターンがこの日も繰り返された。ディープスレットとして相手DBを引き付けるウォーカーがいない現状では、コンスタントに頼りになるレシーバーはWRドライバーだけ、という状況はWRマーフィの負傷でむしろ悪化している。
- 公式デプスチャート上ではFBヘンダーソンがスターターのままだが、これで3試合連続でヴォンテ・リーチが先発出場した。ヘンダーソンの32ydsパスキャッチは彼にとってキャリア2番目の長さ。最長は昨季最終戦での38yds。
- CBホーキンズが欠場のため、Sアール・リトルがダイムバックに入った。しかし第2Q、RBフォスターへのショートパスをミスタックルし、47ydsのロングゲインを許してしまった。
- ヒザの打撲で2試合連続の欠場となったTEババ・フランクス。試合直前ぎりぎりでシャーマンHCが欠場させると決めたようだ。
- QBブレット・ファーヴの1試合4TDは通算19回目で、NFL史上2位。1位はもちろんダン・マリーノの21回。