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2011年 ルーキー紹介

2011 Green Bay Packers Draft Picks
Pick 全体 Pos. Name College 備考
1巡32位 32位 OT Derek Sherrod Mississippi St. クリフトンの後継LTになるのが理想
2巡32位 64位 WR Randall Cobb Kentucky リターナーもワイルドキャットQBも
3巡32位 96位 RB Alex Green Hawaii 大型バックでキャッチも上手い
4巡34位 131位 CB Davon House New Mexico St. サイズのあるフィジカルなCB
5巡23位 154位 TE D.J. Williams Arkansas レシービング実績豊富
6巡14位 179位 OG Caleb Schlauderaff Utah タフでハードノーズなラインマン
6巡21位 186位 ILB D.J. Smith Appalachian St. 身長180pの小兵
6巡32位 197位 OLB Ricky Elmore Arizona 白人パスラッシャー。大学ではDE
7巡15位 218位 TE Ryan Taylor North Carolina 2人目のTE指名
7巡30位 233位 DE Lawrence Guy Arizona State 大学では4-3のDT


1巡32位 | デレク・シェロッド Derek Sherrod | Tackle  | Mississippi State | Senior |
6-5⅜ (196cm) | 321lbs (146kg) | 40yds/5.28秒 | 1989年4月23日生 |

Strengths : 理想的なサイズとアスレチック能力に恵まれ、腕が長く(ブラガより5cm以上長い)と大きな手(11インチ)を持っている。アジリティとクイックネスに優れ、サイズの割にフットワークは軽い。強力パスラッシャーのひしめくSECで3年間先発LTとして頑張ってきた。パスプロでもランブロックでも一歩目のクイックネスが強みで、ランプレーではセカンド・レベルへの到達が速い。ブリッツやスタントなど変化球への対応もよく、裏をかかれることは少ない。

Weaknesses : 体がトップヘビー気味で、時おり腰高になる。パワーが物足りないので、プロで鍛えることが必要。ポイントオブアタックでは馬力で圧倒することができず、テクニックで勝負するタイプ。フィールド上での頑張りに問題はないが、もっと嫌らしいプレーもほしい。どの点をとってもエリート級の部分がなく、左サイドでも右サイドでもガードでも中途半端な選手になりかねない恐れはある。

Mental : ケガを押してプレーするタフネスがあり、フットボール頭もいい。学生アスリートのお手本のような真面目なチームキャプテンで学業成績も優秀。すでに経営学の学位を取得して昨年8月に卒業を済ませている。慈善イベントにも積極的に参加。やや大人しめで、もう少し自信満々なところがあってもいい。

指名の瞬間のシェロッド家(おそらく本人は球団からの電話を受けている)
喜びを語るOTデレク・シェロッド

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2巡32位 | ランドール・コブ Randall Cobb | Wide Receiver/Kick Returner | Kentucky | Junior |
5-10¼ (178cm) | 191lbs (87kg) | 40yds/4.46秒 | 1990年8月22日生 |

Strengths : スナップ後の1歩目がきわめて速い。クイックネスとスムーズな変化で捕まえにくく、コンスタントに相手DBからセパレートできる。キャッチングがよく、体から離れたボールもしっかり捕ることができる。シャープかつ正確なルートを走る。しっかりした下半身でタックルを破ってランアフターキャッチを稼ぐ。小柄だが、プレスカバレッジを振り切るだけのフィジカルさは備えている。ボールセキュリティも安定している。

おそろしくヴァーサタイルなタレントで、控えQB/ワイルドキャットQBを兼ねるだけでなく、ラッシング、リターナー、FGの際のホルダーまでこなす。レシービングは昨季84回1017yds・7TD、通算144回1661yds・13TD。ラッシングは通算228回1313yds(平均5.76yds)・22TD。パッシング(多くは大学1年目)は通算62/122・689yds・5TD・5INT。パントリターンは通算63回619yds(平均9.8)・2TD。キックオフリターンは通算44回1081yds(平均24.6)。

Weaknesses : トップスピードはエリート級ではなく、抜けてからぶっちぎれないこともある。サイズが小さく、RBをやるにはガタイが小さい。ブロッキング力には(一生懸命取り組むものの)おのずと限界がある。レシーバーとしての数字が伸びたのは昨年のことで、アーリーエントリーだけにWRとして経験不足ぎみかもしれない。

Mental : 元QBだけに相手ディフェンスの理解と読みがいい。フットボールへの取り組み方は素晴らしく、研究熱心で同じミスを犯すことが少ない。コーチからの信頼も厚いチームリーダー。ワンダーリックテスト25点は今年のWRトップ20候補の中で最も高い。チャリティ関係にも熱心な模範市民。

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3巡32位 | アレックス・グリーン Alex Green | Running Back | Hawaii | Senior |
6-0¼ (183cm) | 225lbs (102kg) | 40yds/4.45秒 | 1989年11月30日生 |

Strengths : サイズ(今年のRBでは最も大きい部類)とスピードを兼ね備え、ハードかつパワフルに走る。クイックな加速でホールを一気に駆け抜ける。キャッチングはかなり上手く、スピードを落とさずにアジャストして捕ることができる。パスブロッキングもまずまず。スプレッドオフェンス一辺倒だったのが心配だが、1月の大学オールスター戦 East-West Shrine Game でフルバック付きのオフェンスにうまく対応し、パッカーズとしては評価を上げたらしい。

QBロジャースと同じButte Community Collegeで2年間プレーし(こちらはオーソドックスなIフォーメーション主体)、無敗の全米王座に貢献。それからハワイ大に移って2年間プレーした。ハワイ大1年目は86回456yds(平均5.26)・2TDだったが、2年目の昨季は146回1199yds(NCAA1位の平均8.2)・18TDと大爆発。レシービングでも27回363yds・1TDを挙げている。

Weaknesses : 過去2年で9ファンブル(4ロスト)とボールセキュリティは大きな課題。やや姿勢が高く、ガタイの割に簡単に倒されることがある。ビジョンや嗅覚に不安が残り、ブロッキングの展開を待たなかったり、カットバック・レーンを見落とすことも。リターナー経験はほとんどない。

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4巡34位 | デヴォン・ハウス Davon House | Cornerback | New Mexico State | Senior |
6-0½ (184cm) | 200lbs (91kg) | 40yds/4.44秒 |  年 月 日生 |

Strengths : 大型でフィジカルなコーナーバック。長い腕と大きな手と発達した上半身を活かし、スクリメージで相手WRのルートを乱す。マンカバレッジ主体だったが、ゾーンカバレッジでもQBの目を読んでルートを予測するのが上手い。ダブル・ムーヴ等で一瞬置いて行かれても素早くリカバーできる。ボールスキルがしっかりしていて、ジャンプのタイミングやキャッチング、INTリターンの能力も高い。ランサポートでもタックリングがしっかりしている。

レッドシャツを経ず大学1年目から先発を務め、まる4年間欠場がなかった。練習熱心で、ウェイトルームでの努力で体を作り上げてきた。

Weaknesses : エリート級のスピードはなく、クイックなWRにマンカバーでついていくのに苦労することがある。自信を持ち過ぎてプレーアクションにひっかかりやすい。ジャンプボールへの対応など、ボールスキルについては低く評価する見方もある。

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5巡10位 | D.J.ウィリアムズ D.J. Williams | Tight End |  Arkansas | Senior |
6-2⅛ (188cm) | 245lbs (111kg) | 40yds/4.67秒 |  1988年9月10日生 |

Strengths : キャッチングはかなり上手く、体から遠いボールでも引き寄せることができる。優れたクイックネスとアジリティで素早くリリースし、縦へのパスで攻めるスピードもある。ブロッキングでも(小さいなりに)粘り強く頑張る。ランアフターキャッチではハードに走り、ハードヒットを喰らってもこぼさないボールセキュリティがある。(FBの位置に入る)Hバックとしての起用も多い。大学4年間でパスキャッチ152回1855yds・10TDを挙げ、欠場ゼロ。

精神的に非常にしっかりしたチームリーダー。つらい幼少時を乗り越えてここまで来た物語は有名になっている(母は子供たちを連れてヤク中の暴力夫から逃げてアーカンソー州へ。その父はいま長期刑で服役中)。そうした貴重な経験を慈善イベント等で恵まれない子供たちに話して聞かせることが多い。

Weaknesses : サイズが小さく、ダウンフィールドに走り込んでも大きなターゲットにはなれない。ブロッキングでは相手DLに容易に押し込まれやすいので、もう少し馬力をつけたい。

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6巡10位 | ケイレブ・シュローダロフ Caleb Schlauderaff | Guard |  Utah | Senior |
6-4 (193cm) | 305lbs (138kg) | 40yds/秒 |  1987年11月07日生 |

Strengths : タフで嫌らしい頭脳的なラインマン。重心が低く、バランスがいい。相手の癖を読んで巧みにアジャストできる。笛が鳴るまでファイトし続ける。パスプロテクションではフットワークと手の使い方がまずまず。ブリッツやスタントへの対応もいい。頭がよく、オフェンスをよく理解している。4年間スターターを務め、実戦経験は非常に豊富。

Weaknesses : アスレチック能力は高くない。横方向のクイックネスは平均的で、NFLのパスラッシュに対応できるかどうか。エリート級のサイズではなく、もっとバルクアップが必要。

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6巡21位 | D.J.スミス D.J. Smith | Inside Linebacker |  Appalachian State | Senior |
5-10⅝ (180cm) | 239lbs (108kg) | 40yds/4.75秒 |  1989年2月24日生 |

Strengths : ボックスでのプレーを得意とするフィジカルな選手。直線スピードの遅さを、優れた嗅覚とハッスルで補う。しっかり抱え込むタックリングが安定している。ディレイ・ブリッツが上手い。人格がしっかりしていてリーダーシップも高く評価されている。アパラチアン州立大はディビジョンI-AAで毎年すばらしい成績を残しているノースカロライナ州の大学。1997年にはLBデクスター・コークリー(DAL)も輩出し、このOLBスミスは彼に似ているとの声も。

Weaknesses : 背が低く、腕も長くない。NFLで大型ラインマンの波をかきわけていけるかどうか。純粋なアスレチック能力は今ひとつで、俊敏なタイトエンド相手のカバレッジでは苦労することがある。先発3年間で計7サックと、パスラッシャーとしては使われていなかったようだ。

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6巡32位 | リッキー・エルモア  Ricky Elmore | Outside Linebacker |  Arizona | Senior |
6-4½ (194cm) | 255lbs (116kg) | 40yds/4.88秒 |  1988年2月1日生 |

Strengths : 止まらないモーターで容赦なくQBを追い続けるパスラッシャー。ラン・パスの認識が速い。タックリングがしっかりしている。人柄の非常によいチームリーダーで、フィールドの中でも外でも大変なハードワーカー。過去3年間欠場がなく、この2年連続で2桁サックを挙げている。左右両DEの経験があるようだ。

Weaknesses : NFLでも4-3のDE向きと見られていて、OLBとしてはややアスレチック能力が足りない恐れがある。スナップ後の動き出しにやや鋭さを欠き、爆発的な加速はない。(DEとしては)ランに対して脆さがある。ブルラッシュが今ひとつで、捕まると簡単にコントロールされやすい。一流OL相手ではあまり良い結果を残せていない。

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7巡15位 | ライアン・テイラー  Ryan Taylor | Tight End | North Carolina | Senior |
6-3 (191cm) | 254lbs (115kg) | 40yds/4.78秒 |  1987年11月16日生 |

大学最初の3年間は控えLB兼スペシャルチーマーとしてプレー。Hバックにコンバートされた2009年はヒザのケガで棒に振ったが、復帰した昨季はパスキャッチ36回(同大TEとして史上最多)330yds・2TDの活躍を見せた。サイズに恵まれ、アグレッシブなプレーが身上。キャッチングも安定している。アスレチック能力には欠け、ランアフターキャッチでプロのLBを振り切るスピードはない。

TE/Hバックとしての実戦経験は1年しかなく(高校ではある)、スペシャルチームでの活躍で評価が高い。2008年と2010年はスペシャルチームのキャプテンを務めている。メディアではほとんどノーマークの選手で、YouTube映像もない。

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7巡30位 | ローレンス・ガイ  Lawrence Guy | Defensive End | Arizona State | Junior |
6-4⅛ (193cm) | 305lbs (138kg) | 40yds/4.96秒 |  1990年3月17日生 |

Strengths : 3-4のDEに理想的なサイズと馬力とクイックネスを兼ね備えている。タフにボールキャリアーを追い続けるモーターがある。鋭い立ち合いからのペネトレートで相手のプレーを破壊できる。派手なスタッツは残していないが、周囲のレベルが低く、ダブルチームされることが多かった。失読症や注意欠陥障害を乗り越えて学業でも頑張ってきた。

Weaknesses : 技術的にやや粗削りで、新しいポジションだけに未知数な面はある。パスラッシュの技に乏しく、パワーで勝てないときは手詰まりになる。トップスピードは平凡。自分の方向へのランプレーでは、スクリメージで持ちこたえられないことがある。アーリーエントリーには首をかしげる向きも多かった。

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updated : 2011/06/05