グリーンベイ・パッカーズ 最新ニュース
2013年5月22日
Organized Team Activities(OTA)2日目、今年初めての公開練習が行われた。場所はいつものレイ・ニチキ・フィールドではなく、オナイダ通りに面したクラーク・ヒンクル・フィールド。観客席がないためファンはフェンスに張り付いて見学している(写真 )。先週のグリーンベイは最高気温10℃という日もあったが、この日は最高気温24℃、申し分ない気候に恵まれた。
前日のOTA初日は基礎練習を行い、11on11のチームドリルはこの日が今年初めてとのこと。「OTA序盤に典型的なパターンで、選手たちのエネルギーは素晴らしいが内容はまだバラバラ。現時点のチームとしてはよい感触を持っている」とマッカーシーHC。
練習は1時間57分で終了。過去数年とくらべてコンタクトのあるプレーが多く、「労使協定上の規定違反にならないのだろうか」と心配する記者もいた。攻守選手による小競り合いも2回ほどあり、OTAらしからぬ熱のこもった練習だったのはたしかだ。
4巡b指名のOT J.C.トレッター は前日のファンブルリカバリー練習で足首を骨折してしまった。復帰まで半年かかる見込み、と代理人は話している。それが事実ならば復帰は11月後半となり、今年チームに貢献できる可能性はかなり低くなる。
ILBデズモンド・ビショップ (ハムストリング)はまだ休んでいるが、「来週火曜には復帰許可が下りるだろう」と本人。先日のインタビューでも、「ケガは100%治った。今はそのまわりの筋力を取り戻す時期。OTAの序盤は無理しない予定」と話していた。
「復帰に近い順に並べると、ILBビショップ、CBハウス、OTシェロッド」とマッカーシーHC。
その他に休んでいるのは、RBドゥワン・ハリス、7巡a指名WRチャールズ・ジョンソン、7巡b指名WRケヴィン・ドーシー、OTデレク・シェロッド(すね)、NT/DEライアン・ピケット、DEジェレル・ウォージー(ヒザ)、OLBデズマン・モーゼス、CBデヴォン・ハウス(肩)。
今オフに入って以降のケガ人についてマッカーシーHCはコメントせず。上記リストにケガの箇所が書いていない選手はそうした事情による。トレッターのケガの内容も代理人経由で判明した。
LTブライアン・ブラガ は股関節のケガが完治し、元気に1stチームでプレーしている。昨季全休したTEアンドリュー・クウォレス( ヒザ前十字靭帯)も復帰。OLBニック・ペリー (左手首手術)はギブスを着けて参加している。(写真 )
今季全休の可能性について聞かれたDEジェレル・ウォージー (ヒザ前十字靭帯)は、「ノー、ノー、ノー。そんな予定はまったくない。今年プレーするのが僕の目標だ。それがいつになろうとね」
まだRFAテンダーにサインしていないCBサム・シールズ は欠席。アグレッシブな手法で知られるドリュー・ローゼンハウスが代理人なので、契約延長に向けてのプチ・ホールドアウトなのだろう。「彼が出席してくれたらよかったとは思う。彼なりの理由があり、それは彼にしか答えられない」とマッカーシーHC。
出場停止明けのDEジョニー・ジョリー は欠席中。本人は「28日にそちらに戻る」とツイートしている。保釈条件の関係など、いろいろあるのだろう。「法的プロセスが完了してここに来られれば、私からみなさんに話せることもあるだろう。今はまだプロセスの最中だ」とマッカーシーHC。フェンスの向こうでは70代とおぼしき女性ファンがDEジョリーのジャージを着ており、記者を驚かせていた。
QB陣 ではグレアム・ハレルとB.J.コールマンのプレー機会が多い。ただ両者ともややコントロールに苦しみ、とくにオーバースローが多かったようだ。ミスが多かったのはロジャースも似たようなもので、今季初のチーム練習らしい内容。
大規模なポジション変更が行われたOL陣 の1stチームは予定どおり、LTブラガ、LGシットン、Cディートリック=スミス、RGラング、RTニューハウス。ただし右タックルはニューハウスとバークレーがローテーションしていた。
4巡a指名OTデヴィッド・バクティアリ も右タックルをプレー。OLBニック・ペリーに抜かれてサックを許すプレーがあった。J.C.トレッターの負傷は前述のとおり。
右タックル のローテーション起用についてマッカーシーHC。「いま先発5人を固定してしまえればそれは素晴らしいことだ。しかし現実的ではない。さまざまな組み合わせを試し、全員の準備を整えていく」
新LTブライアン・ブラガ についてマッカーシーHC。「彼はオフシーズンを通してグリーンベイでリハビリに努めてきた。状態は素晴らしいと思う。彼はウチの最高のタックルだ。股関節の回復について、心配はゼロだ」
OTデレク・シェロッド (すね骨折)がまだ復帰できないのは残念なところ。ひょっとしたらブラガのLT転向は彼の回復の遅れがあったかもしれない。
RB ではアレックス・グリーンがまず1stチームでプレー(ドゥワン・ハリスは休み)。ただしパス落球(あるいはファンブル)が2回もあった。
エディー・レイシーとジョナサン・フランクリンの新人RBコンビ も1stチームの機会があった。
ボールセキュリティ練習では、ボールを守る側だけでなくファンブルフォース を狙う側も力を入れている。毎年パッカーズディフェンスの最も弱いのがここで、過去3年間のファンブルリカバー数は24位、26位、28位。
ピケットが休みのため、ディフェンシブライン の1stチームは、DEダニエルズ、NTラジ、DEウィルソン。
DEマイク・ニール がOLBに入り、カバレッジに下がる場面もあった。「スキーム的に我々はこれまでと違ったことをやろうとしている。ニールの役割を広げたいと思っている」とマッカーシーHC。ニール本人は、「この試みについては僕も最近聞かされたばかりで、自分も驚いている。詳しいことは僕もさっぱりわからない」と話している。
インサイドLB はビショップがまだ欠席のため、当然A.J.ホークとブラッド・ジョーンズが1stチーム。
注目のセーフティ はモーガン・バーネットとM.D.ジェニングスが最初の1stチーム。その後ジェニングスに代わってマクミリアンが入った。「マクミリアンとジェニングスの昨季のプレーぶりからして、今年は大きな飛躍をしてくれると期待している。非常にコンペティティブなキャンプになるだろう」
コーナーバック はシールズ不在のためケイシー・ヘイワードが1stチームに。5巡a指名マイカ・ハイド は、QBロジャースからWRコブへのパスをブレークアップする好プレーあり。
パントリターナー はWRコブ、WRネルソン、CBトラモン・ウィリアムズ、CBジェームズ・ニクソンの4人で、なぜかWRジェレミー・ロスはリターンをせずカバレッジユニットに入っていた。昨季プラクティス・スクワッドにいたCBニクソンは大学3年目までWRだった選手で、大学時代にキックオフリターンの経験が豊富。
プレー終了後、TEフィンリー とILBブラッド・ジョーンズ が熱くなって胸を突き合う場面があった。LTブラガと1巡指名DEデイトン・ジョーンズがやり合う場面も。まるでトレーニングキャンプのような雰囲気だ。
Sチャールズ・ウッドソン は古巣レイダーズと契約した。契約ボーナス$70万ドルを含む実質$1.8ミリオンの1年契約で、インセンティブ条件を満たせば$4.3ミリオンとなるらしい。
QBアーロン・ロジャース は仲のよいライアン・ブラウン 外野手(ブリュワーズ、2011年MVP)と共同で 8-Twelve MVP Bar and Grill というレストランを昨年秋にオープンしたが、たいへん好評のためはやくも2店目を出店することになった。場所は今度もミルウォーキー郊外。
2013年5月20日
ドラフト2巡でRBエディー・レイシーを見送った理由について、スティーラーズやブロンコスは「以前手術を受けたつま先(Turf Toe)を心配したため」と説明した。そこでJournal Sentinel紙が執刀医から詳しい話を聞いている。
レイシーが右つま先に問題を抱えるようになったのは2011年、大学2年目シーズンのこと(欠場は1試合)。そこで昨年のオフシーズンに手術を受けた。右足親指の小さな骨を癒合(fusion)したが、一般的な意味での「足親指の癒合手術」とは違い、指の関節が動かなくなる性質のものではない、とアラバマ大のチームドクターは強調する。
「爪のすぐ下の関節を癒合する手術を行ったのは、腱がより機能するようにするため。足の蹴る力をより強くするものだ。動きの面で、彼のつま先は普通とまったく変わらない。もし完全に癒合させてしまったら、つま先が硬くなって蹴る際に問題が起きるだろう。エディーのケースはそうではない。つま先の動きに影響を与えるものではまったくない」
手術を終えたレイシーは昨季1322yds(平均6.5)・17TDの力強い走りを見せた。「疑問に対しては、彼のあの活躍こそが何よりもはっきりと答えを示している。私はエディー・レイシーが、長く、実り多いNFLキャリアを全うすると予想している。彼のキャリアにおいてつま先が問題になることはないと思う」
その他にも何度かケガ(足首やハムストリング)のあったレイシーだが、昨年秋は練習を休むことさえ一度もなかった。ケガを抱えてプレーを続けた経験を、本人はむしろアピール材料と捉えている。「RBにケガはつきもので、それを押してプレーを続けなきゃいけない。僕はそれをしてきたし、何も問題はなかった。それは僕の強みだ。精神的にも身体的にも、自分がいかにタフであるかNFLチームに示すことができた。僕は痛みへの耐性がすごく高い。どう説明すればいいかわからないけど。少々ぶつけても(本格的な)ケガにはならない。ケガがあっても試合にフル出場できる」
ドラフト本番では、全体37位でベンガルズがRBジョヴァンニ・バーナード(ノースカロライナ)、48位でスティーラーズがRBレヴィオン・ベル(ミシガン州立)、58位でブロンコスがRBモンティー・ボール(ウィスコンシン)を指名し、レイシーは61位でようやくパッカーズに指名された。
「モティベーションの元はたくさんある。ドラフト当日にあそこまで落ち、RBのトップ指名になれなかったのもその1つだ。でも僕としては、完璧な場所に来られたと感じている。これ以上よい場所、よいチームは望めないよ。フィールドに出て、身体的に何も問題ないと世間に証明するのが待ちきれない気持ちだ」
2013年5月15日
ここ数日のニュースやコメントをまとめて。
今月20日から始まる Organized Team Activities (OTA)では、昨年までとやり方を変え、11on11のチーム練習を減らす、とマッカーシーHC。基本的なポジション練習を増やすということだろうか。
昨年は1人解雇してQB3人でトレーニングキャンプを行ったが、今年はQB4人 でトレーニングキャンプを迎えたい、とマッカーシーHC。「ぜひそうしたい。アーロンが年を取ったというわけじゃないが、キャンプでは基礎的な練習をたくさん行うし、彼の負担を減らしたい気持ちはある。控えQBのポジションについて、できるだけ幅広い競争を行いたい」
マッカーシーHCやクレメンツOCが1か月にわたって行う「クォーターバック・スクール 」も今週が最終週。昨季の全プレーを題材にした詳細なフィルム分析、フットワーク練習、ボールハンドリング練習、動きながらのスローイング練習など、基礎的なトレーニングを徹底して行い、これまで若手QBの育成に大きな成果を上げてきた。マッカーシーHCがいまやQB指導の第一人者と目されるようになったのもこのおかげだ。
そのクォーターバック・スクールに参加中のB.J.コールマン は、今年はハレルと2番手QBの座を争うことが期待されている。「昨年のミニキャンプでは、スクリメージについたときに『あれ?オレなにをコールしたっけ』ってこともあった(笑)。今年とは雲泥の差」と本人は振り返る。大学時代はほとんどポケットから出ずに投げていたが、今年はポケットから動きながらのパスを重点的に指導されているという。「それから、今年はすこし肩の力を抜いてプレーするように心がけてる」
ブラガをLT、シットンをLGにコンバートした決断 についてマッカーシーHC。「我々はブライアン・ブラガ とジョシュ・シットン が最も実績あるラインマンだと考え、OL構成の古い伝統(優秀な選手をブラインドサイドへ)に立ち戻ったというわけだ。こうすることで、右サイドにより大きな競争をもたらすこともできる。みなが多少はRTの経験を持っているしね」
4巡指名OTコンビも先発RT争い に加わるとのこと。
4巡b指名のJ.C.トレッター はルーキーミニキャンプで左右タックルをプレーしたが、インサイドへのコンバートはいつでもありうる。ドラフト前に複数球団から「君はおそらくインサイド」と言われ、代理人をおなじくする元NFLセンターのデイヴ・ウォーラボー (NE、CLEなど)から技術指導を受けてきたという。「(QBやTEを経験した)僕はディフェンスをよく理解してると思う。それにアスレチックだ。プルできる機動力がセンターにあれば、すごくオフェンスの助けになる。ポジションは今後の成り行き次第だけど、あらゆることに備えなきゃいけない」
スキームへの習熟に四苦八苦するルーキーたち。
6巡指名OLBネイト・パーマー 。「パスカバレッジだね。大学時代も多少やっていたけどこれは・・・。大学ではカバー3ならカバー3で単純だったけど、ここでは細かいことがたくさんあって、そうした要素がローテーションやカバレッジ変更のトリガーになる。ワオ!って感じ。なんてこった、オレはフットボールを知ってるつもりだったけど実際はそうじゃなかった」
5巡a指名のCBマイカ・ハイド 。「用語やスラングがたくさんあって、セーフティとコミュニケートするのに決まった言葉を言わなきゃならない。そこが一番難しいところ。ミニキャンプ初日は目が回るようだったけど、2日目からはだんだんスローダウンして見えるようになった」
7巡a指名のWRチャールズ・ジョンソン 。「用語ぜんたいが僕にとって馴染みのないものだ。僕のいた大学は、コーチがNFLと行き来するようなディビジョンIの大学じゃなかったし。オフェンスのコールでの用語がまったく違うんだ」
2巡指名RBエディー・レイシー と4巡c指名RBジョナサン・フランクリン は、球団からホテルの同室をあてがわれている。「夜は2人で笑い転げているよ。コンバインで初めて会ったんだけど、すごくいいヤツだ。素晴らしい選手だし、一緒のチームになれて喜んでいる。彼から学べると思うし、彼も僕から学ぶことが少しはあるはず」とRBフランクリン。「ルームメイトになって、よく話をするよ。大学のときと同じで、RB仲間はみな友達であると同時にライバルでもある。それはここでも変わらない」とRBレイシー。
テキサスA&MのCパトリック・ルイス をドラフト外で勧誘したとき、キャンペンOLコーチのセールス・トークはいたってシンプルだった。「ウチに来れば、決してキャンプ・ボディとかプラクティス・スクワッド候補じゃない、53人ロースターに挑戦ができる、と言われた。他にも4つほどオファーがあったけど、グリーンベイでのチャンスが大きいと思った」
昨季プラクティス・スクワッドのTEブランドン・ボスティック は今季から背番号86に変更した。「タイトエンドらしくていいよね。48番だとフルバックかなんかみたいだ」と本人。ディビジョンIIで4年間WRをプレーした彼は4.5秒前後のスピードが自慢だが、今の課題はブロッキング。今年は10ポンドほどバルクアップして260ポンドとのこと。「僕は毎日の練習が実戦のつもりで取り組んでる。チームに自分の力を見せるチャンスだし、僕にとってゲームと同じだ」「ブロッキングは正しいテクニックとフットワーク、手の置き方と目標の定め方」
昨年7巡指名のOTアンドリュー・ダトコ は大学時代からの肩の問題のため1年目はプラクティス・スクワッドで過ごした。「ようやく自信が持てるほどに肩が回復したのは昨年第4週のころだった。昨年いまぐらいの調子であったらよかったけどね。フィールドに戻るためには(負傷箇所に)自信が持てなくてはいけない。前十字靭帯を負傷した場合によくあるように、復帰への重要なプロセスだ」
今年のルーキーはバスケットボール の腕自慢が多い。
1巡指名DEデイトン・ジョーンズ の高校時代のチームメイト、SGディマール・デロザン はトロント・ラプターズの中心選手。PGラッセル・ウェストブルック (サンダー)やSGクレイ・トンプソン (ウォリアーズ)やSGジェームズ・ハーデン (ロケッツ)と対戦したこともある。
元チームメイトのディマール・デロザンは言う。「デイトンは向う見ずな選手だった。コート狭しと走り回ってね。ピックアップゲームでは、ポイントガードからセンターまで全ポジションをやろうとして混乱してるみたいだったけど、アスレチックなのは間違いない。よく動ける。どんなスポーツでも一流になれるタイプだ。彼がバスケを諦めるのは容易じゃなかった。フットボール専念を決めたときは涙を流したと聞いたよ。しかしバスケの経験はプラスになるはずだ」
4巡b指名OT J.C.トレッター は地区(相当な田舎だが)の最高の選手の1人で、ニューヨーク州西部の「スモールスクール・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたことも。エイクロン高校の史上最多得点と最多リバウンドを記録しながらボールも運べる、いわゆる「ポイント・フォワード」だった。大学でOTに転向したとき、パスラッシャーを相手にするフットワークにバスケの経験が役立ったという。
5巡a指名CBマイカ・ハイド も母校アイオワ大バスケットボール部の得点リーダー、ロイ・デヴィン・マーブル といつもプレーしていたとのこと。「僕はシュートは得意だけどディフェンスがあまり好きじゃなかった。そうでなければ、間違いなくバスケ部でやっていけたはず」
6巡指名OLBネイト・パーマー は高校時代の先輩にPGデリック・ローズ (ブルズ・2011年MVP)がいた。
7巡a指名WRチャールズ・ジョンソン も高校で4年間バスケをプレーした。ガタイがあって突破力もある、レブロン・ジェームズのタイプだったと本人。「アウトサイドのシュートもできたけど、ハード・ドリブルからゴールに向かっていくのが好き」
2010年の記事はこちら 。
昨年2巡指名のCBケイシー・ヘイワード がヴァンダービルト大の卒業式に出席(写真 )。ドラフト準備のため昨年の春学期を休まざるをえなかったが、昨季終了後に大学に戻って授業に出席し、社会学の学位を取得した。「卒業まであと13時間だけだったから、逃すにはあまりに惜しかった。大学へ戻るのは周囲にも約束していたけど、それよりも卒業は自分への約束だった」
ウィスコンシン各地で慰問やイベントを行うパッカーズ・テイルゲート・ツアー が火曜朝にランボーフィールドを出発。5日間にわたるバスの旅が始まった。今年はマーフィ社長、WRコブ、RBグリーン、CBブッシュに加え、OBからDTサンタナ・ドットソン(在籍1996-01)、OGアーロン・テイラー(1994-97)、Cフランク・ウィンタース(1992-02)も参加している。(写真 )
ネヴァダ大ヘッドコーチを昨季限りで引退したクリス・オールト は、コンサルタントとして先日チーフスと契約したが、パッカーズ、ヴァイキングス、レイヴンズもオファーをしていたと報じられている。彼は「ピストル・オフェンスの発明者」と呼ばれ、QBコリン・キャパニックの師匠でもある。リード・オプション対策にパッカーズがいかに本気で取り組んでいるかがわかる。
今年のパッカーズ・ファミリーナイト (公開スクリメージ練習など)は8月3日(土)に決定した。プレシーズン初戦の6日前となる。チケットは$10ドル、6月24日にチケットマスターなどで販売開始。
FA市場に残っているSチャールズ・ウッドソン は水曜にブロンコスを訪問の予定。古巣レイダーズからすでに契約オファーがあったとも報道されている。どこでプレーするにせよ、給料はこれまでとは比べ物にならないほど安いはず。
QBアーロン・ロジャースの弟ジョーダン はヴァンダービルト大からドラフト外でジャガーズに入団したが、スポーツ・ヘルニアの手術のためトレーニングキャンプまではプレーできないことになった。
2013年5月14日
パッカーズはトライアウト扱いでルーキー・ミニキャンプに参加していた5選手と契約した(下表)。入れ替わりにOLBマイカ・ジョンソン(昨季プラクティス・スクワッド)とFBライアン・ロバーソン(先日ドラフト外で契約したばかり)を解雇。これでロースターは90人枠に87人となった。
中ではCBブランドン・スミスが変り種で、2011年ドラフト外入団(パンサーズとシーホークス)でプレシーズンゲームに出場したところまではワイドレシーバーだった。身長6フィート1(185cm)の長身で4.39秒のスピードがある。両OLBはどちらもDE出身。セーフティの2選手と契約しなかったのも興味深いところ。
2013 Packers Rookie Free Agents
Pos.
Name
College
ht.
wt.
40走
備考
FB
Jonathan Amosa
Washington
5-11
247
4.93
先日契約したFBロバーソンと入れ替わり
WR
Tyrone Walker
Illinois State
5-10
191
4.59
同大から今年3人目。昨季1319yds・9TD
LB
Donte Savage
New Mexico State
6-1
252
4.80
大学ではDE。昨季7ロスタックル
LB
Jarvis Wilson
Prairie View A&M
6-1
245
4.64
こちらもDE出身。昨季8ロスタックル
CB
Brandon Smith
Arizona State
6-1
205
4.39
大学ではWRだった長身CB。もう26歳
2013年5月11日
ルーキーミニキャンプ初日、緊張した面持ちの新人たちが屋内練習場ドン・ハトソン・センターで初練習を行った。参加者は57人で、内訳はドラフト指名11人、ドラフト外9人、トライアウト27人、それに「1年目扱い」の10人(昨年プラクティス・スクワッドなど)。この日は記者たちがすべての見学を許された。
正式名称が「ルーキー・オリエンテーション・キャンプ」であるように、練習のやり方などに習熟して今後のチーム練習についていけるようにすることが重要なテーマ。マッカーシーHCは、「40から50%がオリエンテーション、50%から60%がフットボール」と説明している。
初練習を前に、4巡a指名OTバクティアリから7巡c指名ILBバーリントンまで9選手との正式契約 が発表された。おそらく代理人との交渉が前日までにまとまっていて、あとは本人がサインをするだけだったのだろう。新労使協定(2011年)では、新人の契約交渉で左右される余地がほとんどなくなり、5月のうちに締結するケースがほとんど。
4巡トリオの契約 は4年総額$2.5ミリオン前後(契約ボーナスは$40万ドル前後)。5巡・6巡トリオが$2.2ミリオンから$2.1ミリオン(契約ボーナスは$16万ドルから$10万ドル)、7巡トリオが$2.1ミリオン前後(契約ボーナスは$6万ドルから$5万ドル)と言われている。すべて4年契約で、ベースサラリーは最低保証額。
未契約選手 は1巡指名DEデイトン・ジョーンズと2巡指名RBレイシーの2人だけ。彼ら未契約選手は "Injury protection agreements" というある種の契約書にサインして練習に参加する。
4巡c指名RBジョナサン・フランクリン は、「NFLの規定によりOTAやミニキャンプに参加できない」と報じられていたが、すでに昨年UCLAを卒業していたため、ぶじ参加できることが判明した。1巡指名DEデイトン・ジョーンズも同様。UCLAのようなクォーター制の大学は6月まで授業があり、「(大学中退のつもりであろうと)期末試験が終わるまではルーキーミニキャンプを除いてNFL練習に参加できない」という規定にひっかかる。
練習終了後の会見にてマイク・マッカーシーHC 。
「我々は『ドラフト&育成のチーム』として知られているが、正確には『ドラフト&アンドラフテッド&育成』のチームなのだ」「ドラフト指名選手だけを見るためのキャンプではない。機会は全員に与えられる」
「昨年までとスケジュールを変えたので今日はベテラン たちも練習があって、我々にとっては2つのチームを同時にコーチするようなものだ。ベテランが新人たちと交わることができ、私はその様子を見ることに興味がある」
今日目立っていた選手としてマッカーシーHCが言及したのはドラフト外入団のRBアンジェロ・ピース (カンザス州立大)。「素晴らしいカットを切ったプレーがあった。正直、エディー・レイシーかと思ってしまった」
4巡c指名RBジョナサン・フランクリン を有力なリターナー候補と考えている様子。「今日は私は(別のグループを見ていたので)機会がなかったが、明日はパントをキャッチするところをぜひ見たい」
毎年恒例、パッカーズの歴史と伝統 についてのビデオ鑑賞の時間も。「私が新人だったら椅子から乗り出して観るね」
オフェンシブライン は左から、LTバクティアリ(4巡a)、LGダトコ(昨年7巡a)、Cゲアハート(昨年ドラフト外)、RGレーン・テイラー(ドラフト外)、RTトレッター(4巡b)。昨年タックルオンリーだったダトコのLG起用が興味深いが、今回は新人OT2人の適性を見極める方を重視したのかもしれない。「おそらく明日にはまた組み合わせが変わるだろう」とマッカーシーHC。
4巡b指名OT J.C.トレッター のポジションについて、「センター候補と見られてきたが、我々はまだ何の決断も下していない」とマッカーシーHC。
クォーターバック はドラフト外入団のマット・ブラウンと昨年7巡b指名のB.J.コールマン。コールマンは1年の経験を活かし、落ち着いてよいパスを投げていた。「彼は他の選手たちより一段上という感じだった。2年目なのだから当然そうあるべきだ。落ち着いてハドルを指揮し、投げるべきところに投げていた」とマッカーシーHC。
ドラフト外入団のQBマット・ブラウン (イリノイ州立大)がなぜか背番号1を着けることになった。創立者カーリー・ランボーが(2年間だけ)着けて以来、事実上の永久欠番になっていたのだが。
1巡指名DEデイトン・ジョーンズ はUCLAが似たスキームを採用していたため、習熟の手間がかなり省けている。同大のルー・スパノスDC はかつてスティーラーズで15年間にわたってアシスタントコーチを務め、ケイパースDCからすると同門の後輩にあたる。「デイトンは宝くじを引き当てたようなものだ。用語までUCLAとほぼ同じなんだからね」とマッカーシーHC。DEジョーンズはホテルで同室の5巡b指名DEジョシュ・ボイドに教える余裕。
ドラフト外入団のDTギルバート・ペーニャ (ミシシッピ大)は卒業式に出席のため、午後の初練習の前に母校に向かった。
Sベン・エリクソン (イリノイ州立大)はフィジカル不合格のため契約に至らなかったことが確認された。どのようなケガかは不明。
「今日もっとも活躍したのはJUGSマシン 」と記者たち。10人以上いるリターナーたちにものすごいペースでパントを繰り出していた。
練習の一部を撮影したビデオはこちら 。WR(ジャムをかわして縦にロング)、RB(アンダーニースでキャッチして縦へ)、RB(ハンドオフ)、LB(ブロッカーを押し込む)、TE(ブロッキング)など。
パッカーズはドラフト外ルーキー9選手との契約を発表した。今年はドラフト指名が11人と多かったため、そのぶんドラフト外が少なくなっている。パッカーズはCBトラモン・ウィリアムズやCBサム・シールズやDEカレン・ジェンキンズなど、ドラフト外からの成功例が数多い。
また、トライアウト扱いで27選手が招かれ(一番下の表)、金曜から始まったルーキー・ミニキャンプに合計57人が参加している。内訳はドラフト指名11人、ドラフト外9人、トライアウト27人、それに「1年目扱い」の10選手。主に昨季プラクティス・スクワッドにいた選手たちだ。
2013 Packers Rookie Free Agents
Pos.
Name
College
ht.
wt.
40走
備考
QB
Matt Brown
Illinois State
6-3
223
4.87
通算レーティング93.1。まずまずの肩
RB
Angelo Pease
Kansas State
5-10
215
4.50
短大経由でスターターは1年のみ
FB
Ryan Roberson
Texas
6-0
243
4.94
元LB。アスレチック能力は高くない
WR
Myles White
Louisiana Tech
6-1
182
4.46
アスレチック能力高い
TE
Jake Stoneburner
Ohio State
6-4
250
4.61
スピードのあるレシービングTE
OG
Lane Taylor
Oklahoma State
6-3
324
5.35
テクニックはしっかりしているタイプ
C
Patrick Lewis
Texas A&M
6-1
311
5.30
低身長だがクイックで力強い
OLB
Andy Mulumba
Eastern Michigan
6-3
260
4.82
アスレチックだが粗削り。カナダ出身
NT
Gilbert Peña
Mississippi
6-3
330
5.48
横幅のあるランスタッファー
QBはイリノイ州立大のマット・ブラウン 。レッドシャツを経た1年目第2週から45試合連続先発し(28勝)、数々の同大記録を作った。昨季はカンファレンスのオフェンス最優秀選手。ドラフト前にチーム訪問。同校からは6巡指名OLBネイト・パーマーも入団している。
RBアンジェロ・ピース は短大経由。カンザス州立大では2番手RBとして2年間でラッシング96回477yds(平均5.0)。40yds走など身体能力は十分ある。
FBライアン・ロバーソン はテキサス大2年目にLBからFBへコンバートされ、FBの先発経験は1年のみ。ラン33回平均4.2yds・2TD、レシービング10回46yds・1TD。
WRマイルズ・ホワイト はミシガン州立大の2年目に警察沙汰を起こし、短大経由でルイジアナ工科大へ移った。この2年間でパスキャッチ86回1162yds・9TDを記録。アスレチック能力は高いが体つきはまだ細い。
TEジェイク・ストーンバーナー (オハイオ州立大)は3年目までオーソドックスなTEとして起用されていたが(先発15試合)、昨季はWRとして8試合に先発。ブロッキングは弱い。コンバインではショートシャトル1位をはじめ、ベンチプレスを除くほとんどの種目でトップ5の好成績。ワンダーリックテスト29点と頭もよいが、昨年6月にちょっとした不祥事。
OGレーン・テイラー はオクラホマ州立大の右ガードとして47試合に先発。昨季はカンファレンスの1stチームに選出。身体能力は高くない。
テキサスA&MではOLBクレイ・マシューズの従弟マイク が今春から先発センターに昇格(ジェイク は今春から左タックル)。今回パッカーズが契約したCパトリック・ルイス はそのマイクの前任者。先発4年間のうち、最初の2年がガード、この2年はセンター。ドラフトでは身長の低さで敬遠されたが、技術がしっかりしていて評判がなかなかいい。ドラフト前にチーム訪問。
NTギルバート・ペーニャ は短大経由でもう26歳。パスラッシュ能力の高くないランスタッファーのタイプ。手の骨折で2011年シーズンをほとんど棒に振り、昨季は45タックル・2サック・7.5ロスタックル。
OLBアンディ・ムルンバ はカナダ出身。イースタンミシガン大ではおもに4-3のDEだった(1年目だけストロングサイドLB)。セントラルミシガン戦ではLTエリック・フィッシャー(全体1位でチーフス)とのマッチアップで11タックルを記録し、「シーズンのベストゲーム」と本人は胸を張る。昨季はカンファレンスの2ndチームに選出。ドラフト前にチーム訪問。今週月曜、CFLドラフトでウィニペグ から全体2位指名された。あちらは6月にシーズン開幕だが、NFLの夢を優先するのが当然。
入団が報じられていた中では唯一、Sベン・エリクセン (イリノイ州立大)の名前がなかった。よくあることだが、フィジカルチェックではねられたのだろうか。ミルウォーキー近くの街の出身。
キッカーなどスペシャリスト の入団はなし。下表のトライアウト選手にロングスナッパーがいる。
オフェンス7人/ディフェンス2人と偏っている。トライアウトから契約するのはディフェンス選手が多いかもしれない。
トライアウト扱い で参加しているのは下表の27選手。トライアウトで呼ぶ分には人数制限がないらしい。ドラフト指名11人とドラフト外9人を加え、現在パッカーズのロースターは84人 。彼らトライアウト選手に残された枠は最大で6つということになる(おそらくもっと少ない)。昨年はトライアウトからWRジャレット・ボイキンが開幕ロースター入りを果たした。
2013年5月 5日
ドラフト指名選手11人が加わったことでチームがどう変化したか、おもに既存の選手たちから見たドラフトの影響をまとめてみた。記事最後の「契約最終年の選手リスト」も参考に。
■ 立場が厳しくなった選手たち
ランニングバック : 2巡指名レイシー と4巡指名フランクリン の加入により競争が熾烈に。通常の3人枠だとすると、ドゥワン・ハリス、アレックス・グリーン、ジェームズ・スタークスのうち、昨季末に活躍したハリスだけが生き残りそうに見える。4人枠だとしてもグリーンとスタークスのどちらかは脱落する。FAとなっているセドリック・ベンソンはケガ人が出た場合の保険程度。ショートヤーデージ状況をレイシーが担い、フランクリンが3rdダウンバックの座を確保するなら、ジョン・クーンの役割は純粋なブロッキングFBだけになる。
ディフェンシブライン : 昨季終了時の6人に、1巡指名DEジョーンズ 、5巡指名DEボイド が加わり、DEウォージー(前十字靭帯)の穴は埋められそう。通常ロースター枠は6人、多くて7人。ジョーンズは開幕から先発DEを務めてほしいところだが、当面はインサイド・ラッシャー専門かも。ボイドはすでに310ポンドあり、ノーズタックルとしても試すことをDLコーチが示唆している。NTピケット(33歳)が契約最終年なので、世代交代がうまく行ってほしい。
オフェンシブタックル : 昨日の記事 のとおり、ブラガを左タックルに移して右タックルはオープンな競争に。ニューハウス、バークレー、シェロッドが争うところへ4巡指名でバクティアリ とトレッター が加入してきた。4人または5人の枠を争う上で、インサイドをこなせるヴァーサタイルな能力も重要になる。
■ ホッとした選手たち
Cディートリック=スミス : センターのドラフト指名がなく、今年のスターターがほぼ確定。さらなる成長を見せて契約延長を手に入れたいところだ。2年目のC/Gヴァンローテンや4巡指名OTトレッターが将来的なライバルか。
セーフティ : 意外にもドラフト指名がなく、2年目のマクミリアンと3年目のM.D.ジェニングスが先発を争う。最後の4人目の枠はリチャードソン(昨年ドラフト外)と今年のドラフト外選手の争いか。
控えアウトサイドLB : 先発はマシューズとペリー、まともな控えは2年目のモーゼスと6巡指名パーマー だけ。キャンプでの競争レベルが低いようにも思われる。ILBジョーンズとILBラティモアは元OLBなので、試合になれば控えを兼任できる。
ワイドレシーバー : ドラフト指名はチャールズ・ジョンソン とドーシー の7巡コンビだけだったので、上位トリオは安泰。ここ数年と比べると4番手以降が頼りなく、主力のケガが怖い。例年どおり5人枠であれば、ジャレット・ボイキンとジェレミー・ロスと新人たちで2つの枠を争う。
タイトエンド : ドラフト指名なし。クラブトリーのFA退団をFA加入 のマシュー・マリガンが補い、昨季プラクティス・スクワッドにいたブライアン・ボスティックの成長も楽しみ。自己評価の高すぎるフィンリーは来春のFA退団がほぼ確実と見られ、クウォレスも契約最終年なので、3年目のD.J.ウィリアムズがレシービングTEとして台頭してほしいところだ。そうでないと来年は上位指名が必要になってしまう。
控えクォーターバック : こちらもドラフト指名なし。昨年の7巡指名コールマンがハレルに挑戦する。ドラフト外でマット・ブラウン(イリノイ州立大)と契約したが、こちらはよくてプラクティス・スクワッドだろう。
Kクロスビー : ドラフト指名がなく、3月に契約 したジョルジオ・タヴェッキオとの一騎打ちに。
WRジェレミー・ロス : 強力なリターナー候補の指名がなかった。
■ Unfinished Business
「ホッとした選手たち」と重複する部分も多いが、今後の課題について。契約問題との絡みもある。
セーフティ : 球団はマクミリアンとM.D.ジェニングスの成長に賭けたわけで、見込みが外れた場合は困ったことになる。3月に「Sマイケル・ハフ(OAK→BAL)に興味」と報じられたことからして、球団が補強をまったく考えなかったわけではない。バーネットは先発確定だが契約最終年。
アウトサイドLB : まだデプスが頼りない。FA補強がもしあるとすれば、セーフティとここだろう。
控えセンター : オフェンスではここが最も手薄で、センターでNFL出場経験のある選手がいない。今夏はヴァンローテン(2年目)をセンターに専念させるのでは。
4巡指名OTコンビ : できればトレーニングキャンプ序盤までにバクティアリ とトレッター の最適なポジションを見極めたいところだが、これが意外に難しい。見切りが早すぎて後悔することもあり、遅すぎて即戦力にできないこともある。どちらもまだ線が細く、スターター挑戦は来年以降と覚悟しておくべきだが。
ワイドレシーバー : ジェームズ・ジョーンズが契約最終年。来年3月には30歳、つまり今春のWRジェニングスと同じ立場だ。安価で再契約してくれればよいが、決裂した場合、後継の3番手WRが来年育っているのかどうか。どちらもダメなら来年のドラフト上位で。
リターナー選定 : WRコブをリターナー任務から解放したいのに、リターナー候補の指名がなかった。とくに、技術的に難しいパントリターナーが問題だ。昨季末に担当したWRジェレミー・ロスが一人前のレシーバーになれるのか未知数だが、もし他にPR候補がいないならロースター入りへの大きな武器になる。5巡指名CBハイド は過去2年でパントリターン29回平均7.6yds。7巡WRコンビはリターナー経験が少ない(ジョーンズは昨季パント/キックオフ合わせて12回)。RBアレックス・グリーンや4巡指名RBフランクリン はほとんど経験がないが、キックオフリターンができそうなタイプに見える。
契約延長 : OLBマシューズとQBロジャースの契約延長がようやく完了し、来年3月のFA解禁までにあと1人か2人契約延長できそうな程度のキャップスペースが残った。下記のリスト参考。
■ 契約最終年の選手たち
最後に、大量にいる契約最終年の選手を見てみよう。重要度の順に並べようと努力したが、さまざまな要素が絡んでくるのでとても上手くは序列化できない。ニューハウスは左タックルから外されたことで契約延長の可能性がダウンしたはず。FA予定選手がこれだけ多いと心配になるが、彼らが「コントラクトイヤー効果」を発揮してくれると思えば多少は気が休まるというもの。カッコ内は現在の年齢。
NT B.J.ラジ(26)
CBサム・シールズ(25): 契約延長交渉が始まったとの報道あり
Cイヴァン・ディートリック=スミス(26)
Sモーガン・バーネット(24)
WRジェームズ・ジョーンズ(29)
TEジャーマイケル・フィンリー(26): FA退団濃厚
LTマーシャル・ニューハウス(24)
NT/DEライアン・ピケット(33)
DEマイク・ニール(25)
DE C.J.ウィルソン(26)
TEアンドリュー・クウォレス(24)
FBジョン・クーン(30)
RBジェームズ・スタークス(27)
TEマシュー・マリガン(28)
ILBロバート・フランソワ(27)
DEジョニー・ジョリー(30)
2013年5月 4日
OL陣の各ポジションを大幅に変更する考えをマイク・マッカーシーHCがあきらかにした。1年目から右タックルを務めてきたブラガを左タックルに移し、ガードはジョシュ・シットンとT.J.ラングのサイドを入れ替える。右タックルは、シェロッドが完全復帰を許されるまではニューハウスとバークレーの争い、とのこと。 暫定スターターは下表のようになる。
2013 Packers Starting Offensive Linemen (Tentative)
Left Tackle
Left Guard
Center
Right Guard
Right Tackle
Bryan Bulaga
Josh Sitton
Evan Dietrich-Smith
T.J. Lang
Marshall Newhouse
Don Barclay
Derek Sherrod
最大の眼目が左サイドの強化 であることはあきらかだ。LTマーシャル・ニューハウスは先発2年目に期待されたほどの成長を見せることができなかった。シットンはOL陣唯一のプロボウラーであり、ブラガも(股関節のケガさえ回復すれば)それに次ぐ実力を評価されている。Press-Gazette紙は関係者の話として、「ベストの2人にQBのブラインドサイド を守らせようということだ」とのコメントを紹介している。
このタイミングでポジション変更を行ったのは、今週からオフシーズンプログラムの第2フェーズ が始まるため。体作りオンリーの第1フェーズが終わり、フィールドでポジションコーチの指導を受けることができるようになる。「我々はオフェンシブラインのために最善と思う決断を下した。新人たちの指名のあと、OL選手の詳しい評価を行い、今後の方針を決めた」とマッカーシーHC。
「月曜にブライアン(ブラガ)とジョシュ(シットン)を呼んでじっくり話し、彼らを左サイドに移したい私の考えを伝えた。彼ら2人はOL陣でもっとも実績と経験のある選手たちだ。彼らの担う新たな責任と私からの期待の大きさについて話した。これから我々がスキーム的に取り組んでいくことについて。彼らはとても興奮していた」
「このような変更を行うのは、ブライアン(ブラガ) に全幅の信頼を置いているからこそだ。このオフシーズン、彼は毎日ここに来てトレーニングをしているし、彼がフィジカル的にあらゆる面で進歩してきたのを私は目の当たりにしている。彼は非常に成熟したプレーヤーだ」「ジョシュ(シットン) については、彼のあらゆるプレーを研究し、左ガードによくフィットすると判断した。左ガードをプレーしたプロボウルまで分析した。多くの情報を元に下した決断だ」
「T.J.(ラング) については、もともと右ガードの方が向いているだろう。(昨年はヒジのケガに苦しんだので)とにかくヘルシーになる必要がある。これまでも左右両サイドをプレーしてきたので、このトランジションは容易だろう」
「これまでの我々は、左サイドがアスレチックな選手、右サイドがパワフルな選手、という(伝統的な)やり方の延長線上だった。そのやり方にもちゃんと意義はあるのだが、ウチのオフェンスはもっと多様なものになってきている」
以下はこれまでのポジション経験について。
新LTとなるブライアン・ブラガ はアイオワ大で左サイドの経験しかなかった(左ガードで1年弱、左タックルで2年)。2010年の入団から開幕までは左タックルと左ガード(負傷のため先発奪取ならず)を主にプレーし、タウシャーの戦線離脱にともなって右タックルへ。これまでNFLでの先発は右タックルのみで、左タックル経験はない。もともとクリフトンの後継LTとして1巡指名した選手で、4年目でついにそのチャンスを与えられたことになる。
新LGとなるジョシュ・シットン はセントラルフロリダ大時代のほとんどで右タックルをプレーし、プロ入り後はずっと右ガード。公式戦での左サイドの経験はない。
新RGとなるT.J.ラング はイースタンミシガン大ではすべてタックル(右タックル1年・左タックル2年)。プロ入り後は左右タックルで代役スターターを務め、3年目の2011年に先発左ガードに定着。右ガードでの出場経験はない。
新RT候補のマーシャル・ニューハウス はテキサスクリスチャン大で3年間左タックルをプレー。2011年(2年目)のプレシーズンは右タックルがメイン。レギュラーシーズンではRTブラガの代役として4試合に出場し(フル出場は1試合)、悪くない出来。それでも左タックルの方が自然にプレーできる。今年が契約最終年。
新RT候補のドン・バークレー はウェストヴァージニア大のほとんどで左タックルをプレー。昨年ドラフト外で入団してからは右タックルと右ガードをプレーし、RTブラガの代役として7試合に出場した。パスプロはまだ不安定だが、ランブロッキングはニューハウスより強いはず。
新RT候補のデレク・シェロッド はミシシッピ州立大の1年目に右タックル(フルタイムの先発ではない)をプレーし、2年目以降は左タックル。2011年のプロ入り後も主に左タックルで、右タックルは2試合に途中出場したのみ。可もなし不可もなしといった内容だった。
関係者のコメントによると、4巡a指名のOTデヴィッド・バクティアリ にも先発RT挑戦のチャンスが与えられるようだ。大学ではLTに移る前の1年間先発右タックルの経験がある。4巡b指名のOT J.C.トレッターはLTとTEの経験しかない。
2013年5月 3日
2010年まで先発CBとして大活躍したアル・ハリスが、パッカーズ選手として正式に引退した。2011年の前十字靭帯断裂を最後に現役を退いた彼は、昨年はドルフィンズでインターン、今年からチーフスでアシスタントDBコーチに就任している。1日契約を結んだのかという質問には、「よくわからん」とくすくす笑っている。本人と球団から正式に発表をして、こうして区切りになれば書類上のことはどうでもいいのだろう。
「キャリアを通じて僕は素晴らしい時を過ごしてきたけど、とくによかったのはグリーンベイだった。だからパッカーとして引退することが僕にとって大事だった。イーグルスで5年間素晴らしい経験をし、その他に所属した球団でも同様だったけど、グリーンベイはフットボールをプレーするには特別な場所だ。僕は自分をパッカーだと思っているし、これからもずっとパッカーとして記憶されたい」
「1つやるべきじゃないのは、まだタンクに燃料が残っていると知りながら去ることだ。タンクが空になったなら、安らかな気持ちで去ることができる。僕はタンクを空にしたよ」
◆ ◆ ◆
アル・ハリス Alshinard "Al" Harris はフロリダ州ポンパノビーチ出身の38歳。テキサスA&Mキングズヴィル校から1997年6巡指名でバッカニアーズに入団したものの、1年目はプラクティス・スクワッド暮らし。2年目の開幕前に解雇されてイーグルスに拾われると、プロボウラー3人を擁する豪華DB陣の中で徐々に頭角を現した。2003年に2巡指名権とのトレードでパッカーズに移ると、一流コーナーバックとして2009年までスターターを務めた。長らく過小評価されたが、2007・2008年と2年連続でプロボウルに選ばれている。プロ入り以来10年間欠場なし。
2009年秋にはヒザ前十字靭帯、外側側副靭帯、腸脛靭帯、ハムストリングを一度に断裂する大変な大ケガ。そのため翌2010年シーズン途中で退団となったものの、チャンピオンリングは受け取ることができた。その後ドルフィンズで3試合、翌2011年はラムズで9試合に出場したが、またも前十字靭帯を断裂して引退を余儀なくされた。昨年ドルフィンズでインターンとしてコーチ修業をスタートし、今年はチーフスのアシスタントDBコーチに就任している。
密着したプレスカバレッジを得意とする生粋のカバーコーナー。インターセプトこそ通算21回に留まっているが、それはパスを投げさせないためで、ウッドソンのインターセプトがOAK時代より激増したのもそのおかげだろう。細い体から繰り出すパンチは強烈で、どつき回された相手エースWRが戦意喪失してしまうゲームさえあった。中でもパッカーズファンの記憶にもっとも強烈に残っているのは2003年ワイルドカードプレーオフ、シーホークス戦での劇的なサヨナラINTリターンTDだ。延長戦となって2回目のシリーズの3rdダウン11、ブリッツに対してクイックに投げたパスを読んだ見事なプレーだった。
VIDEO
10年連続フル出場のあと、キャリア終盤に相次いだ大ケガ について。「残り時間は少ないとわかっていた。体が受けられるダメージには限りがあるからね。僕は長いこと自分を限界まで追い込んでいて、一度も欠場しなかったのは幸運だった。(その後のケガ連発は)神が『よし、新たなページに進む時だ』と言ったのだと僕はとらえている。次にどの道に進みたいか、自分でわかっていたし」
ケガによる引退も、後悔は何もない という。「現実を受け入れられずに苦労する選手が多い。自分にもうできないのなら、どうすることもできないものだ。神は僕によくしてくれた。もう一度やり直すとしても、同じ道をたどりたいと思う」
求職中のSチャールズ・ウッドソン について。「僕は大ケガが原因だから状況が違った。もう一度厳しいリハビリを繰り返すつもりはなかったし、自分と家族に同じプロセスを味わわせたくなかっった。チャールズはケガをしていないし、個人的にはまだ彼はやれると思う。セーフティに移ったのだし、まだ続けろと僕なら言うよ」
プレーオフでのサヨナラINTリターンTD について。「こちらはオールアウト・ブリッツだった。フットボールの基礎だよ。ああした場合、QBやレシーバーにできるパスは2つしかない。それはスラント かヒッチ だ」
しかし最も印象に残っているゲーム は2005年第5週、インターセプトを2つ(うち1つはTD )決めたセインツ戦だという(管理人が現地観戦したゲームだ) 。「あのゲームが僕のキャリアのハイライトかもしれない」
現役時代に関わったDCたち について。「僕と付き合わされたコーディネーターたちに幸いあれ(笑)。僕が彼らの仕事を楽にしてやれたDCもいたし、彼らの仕事を大変にしてしまったDCもいた。僕のプレースタイルのせいでね」
コーチの道 に進むことを真剣に考え始めたのは、パッカーズの元CBコーチ、ライオネル・ワシントンとの会話だったとのこと。息子のアルJr.がそろそろ手を離れるということもあった。2011年にラムズで前十字靭帯を断裂したあと、スティーヴ・スパグノーロHC(当時)がディフェンスコーチのミーティングに出席することを許してくれた。
「最後の頃には、僕がコーチ志望 であることを周囲がみな知っていた。息子を教えることが僕にとってどれだけ重要かをね。僕が知っているのはフットボールのことだし、情熱を持てるのもフットボールだ。待たされたくなかった。すぐに飛び込みたかった。昨年インターンのチャンスをくれたドルフィンズのジョー・フィルビンHCに感謝している。僕が本気でこれをやりたいのだと、彼も他のみんなも理解したのだと思う」
チーフス で職を得たのはもちろんアンディ・リードHCとの旧縁による。「アンディにはこちらから連絡したんだ。就任おめでとうとね。そして自分の考えを伝えた。彼も彼の考えを話し、そこから話が進んだ」
息子のアルJr. (高校3年)は同じくコーナーバックとして活躍中。「1日おきに奨学金のオファーが来るよ」
2013年5月 1日
マイク・マッカーシーHC の会見から。
2011年末に右スネを骨折したLTデレク・シェロッド は昨季中練習には参加したが回復が思わしくなく、けっきょくインジャリーリザーブでシーズンを終えた。シーズン後にふたたび手術を受け、その後はきわめて順調。戦力として大いにアテにしているとのこと。「(本格復帰への)タイムラインを明言することはできないが、シーズン中よりずっとよい状態なのはたしかだ。回復させ、出場の準備をさせなければならない選手だ」
OLBニック・ペリー (昨年秋に手首手術)は復帰に近づいているが、いつ100%に戻るかは明言できないとのこと。
出場停止から3年ぶり復帰のDEジョニー・ジョリー はすでにオフシーズンプログラムに参加しているが、フル参加はできないという(おそらく保釈条件の関係で定期的に出頭したり薬物検査を受ける必要があるのだろう )。「彼はヒューストンと行ったり来たりしている。(法的)プロセスが完了していないので、フルタイムでは参加できない。よいスタートを切ってはいる」
ILB D.J.スミス の解雇 について。「TEトム・クラブトリー、OLBエリック・ウォルデン、それに彼。自分の選手だと思っていた選手を失うのはつらいものだ。しかしメディカル的に、ロースター的に難しい判断を下さなくてはならない。とくにドラフト準備をする上ではね。彼は非常に優れた働きをしてくれたし、すぐにチャージャーズが獲得したことがそれを示している」
(指名のなかった)セーフティ陣 についてよい感触を持っているか、という質問に。「もちろんだ。昨年のディフェンスではルーキーが数多く出場したことを忘れてはならない。今年のドラフト組の入団を喜んでいるのは言うまでもないが、率直に言って、より大きな進歩はすでにいる若手選手たちから得られるものだ。彼らが今年のディフェンスを向上させてくれるだろう」
4番手以降のWR について。「1つたしかなのは、どの選手もサイズがありフィジカルなレシーバーだということだ。(7巡指名した)2人は素晴らしいフィジカル能力とスピードを持っているし、ジャレット・ボイキンも(昨季ドラフト外ながら)よいスタートを切った。この競争はとても良いものになると思う」
テッド・トンプソンGMの会見から。
ILBデズモンド・ビショップ をトレード候補としている、との噂については7巡c指名ILBバーリントンの項 で書いたとおり。とくに否定はしなかった。
セーフティ を指名しなかったことについて、今いる若手セーフティたちを信頼している、と述べたのも5巡a指名CBハイドの項 で書いたとおり。
これまで関わった中でRBエディー・レイシー が最もフィジカルなRBか、という質問に。「ノー。彼は非常にフィジカルな若者だが、私はアール・キャンベル とチームメイトだったのでね」
4巡指名のOTデヴィッド・バクティアリ とOT J.C.トレッター のポジションについてマッカーシーHCやキャンペンOLコーチは明言を避け、今後の練習の中で探りながらやっていく、としている。ヴァーサタイルな能力は高く評価している。
OT J.C.トレッター は高い知性とタフネスがあり、優秀なセンターになれるとの見方も多い。Journal Sentinel紙はあるNFC球団のスカウトの話として「私なら最初からセンターとして育てる」というコメントを紹介している。高校でQB、大学に入ってTE、OTとコンバートされたのは1巡4位指名のOTレーン・ジョンソン(PHI)と同じ。
RBエディー・レイシー を敬遠したのは昨年手術したつま先の状態を懸念したからだ、とスティーラーズ関係者があきらかにしている。
ドラフト中に行った3つの指名権トレード について、一般に流布しているバリューチャート ではすべてパッカーズの「損」と判定されるが、ハーバード大の研究によるバリューチャート ではすべて「得」となる。これは各指名順の選手の入団後の活躍ぶりを統計的に調べて期待値として数値化したもので、旧バリューチャートよりもずっとなだらかな曲線となっている。
ドラフト外ルーキー との契約がすでに報じられているが、フィジカル不合格などで正式契約に至らないケースもしばしばあるので、球団からの発表を待つことにしよう。
昨季終盤にプラクティス・スクワッドにいたOGジョー・ギブス (テネシー大マーティン校出身)が解雇された。
ドラフト指名選手の背番号とツイッターのアカウントは指名選手リストの記事 に追記。
2013年4月30日
先週金曜に契約延長にサインしたQBアーロン・ロジャースの詳しい契約内容が以下のとおり判明した。先日の記事 で計算したとおり総額130.75ミリオンの7年契約で、契約ボーナスは$35ミリオン。来年と再来年に$9.5ミリオンずつのロースターボーナスが設定され、そのぶんベースサラリーが安く抑えられている。
今年のベースサラリーが$4.5ミリオンに減額されたためキャップナンバーは$12ミリオンに抑えられ、旧契約での$9.75ミリオンから$2.25ミリオン増えただけ。Journal Sentinel紙によると先週の時点でパッカーズには$15.48ミリオンのキャップスペースがあったので、$13.23ミリオンのキャップスペースが残っているはず。NTラジやCBシールズなど主力選手の契約延長にこれから取り組むことができそうだ。
Aaron Rodgers' new contract
Year
契約ボーナス
ロースターボーナス
ベースサラリー
ワークアウト
出場ボーナス
キャップナンバー
キャッシュバリュー
2013
(7,000,000)
4,500,000
500,000
12,000,000
40,000,000
2014
(7,000,000)
9,500,000
900,000
500,000
17.900,000
10,900,000
2015
(7,000,000)
9,500,000
1,000,000
500,000
600,000
18,600,000
11,600,000
2016
(7,000,000)
11,500,000
500,000
600,000
19,600,000
12.600,000
2017
(7,000,000)
12,550,000
500,000
600,000
20,650,000
13,650,000
2018
19,800,000
500,000
600,000
20,900,000
20,900,000
2019
20,000,000
500,000
600,000
21,100,000
21,100,000
契約ボーナス$35ミリオン は5年に分けて$7ミリオンずつキャップに計上される。7年契約だがキャップ計上は最長5年と決まっているため。
契約ボーナスの他に、来年春と再来年春に$9.5ミリオンずつの巨額ロースターボーナス 。そうしたボーナスを受け取る最初の3年間はベースサラリーをごく低く抑えている。
契約ボーナスの計上が終わった最後の2年間はベースサラリー が跳ね上がる。
そうした操作の結果、キャップナンバーは2年目以降ゆるやかに右肩上がり となる仕組み。この程度の増え方であれば、パフォーマンスが大きく落ちない限り、契約見直しをする気にならないのでは。NFLのサラリーキャップ枠が大きくなるにつれエリートQBの相場も上がっていくのでなおさらだ。
ワークアウトボーナス が年$50万ドルなのはOLBマシューズと同じ。
2015年からは1試合出場するごと に$37,500ドルのロースターボーナスが発生し、全試合出場すると年$60万ドルとなる。
最後の項目「キャッシュバリュー 」はその年に実際に支払われる金額。
最近エリートQBたちが結んだ巨額契約の比較はこちらのESPN記事 で。年平均$18.7ミリオン は5人のうち4番目となる。フラッコは年平均$20.1ミリオンでトップだが、キャップナンバーが4年目にドカンと上がる内容になっていて実質3年契約に見える。ブリーズも4年目からが高い。
2013年4月28日
もともと8個の指名権を持っていたパッカーズは2日目のトレードダウン3回(3巡→4巡)で4つ増やし、最終日にはトレードアップで1つ減らし、最終的に11人を指名した。
リストを見ると同一ポジションの複数指名がやけに目立っている。RB2人は即戦力になってくれなければ困る。OT2人はデプスを確保しつつ将来性に期待。WR2人はどちらかが戦力になってくれれば御の字といったところ。一般にロースター枠が(事実上)保証されているのは4巡あたりまでで、5巡以降の6人はキャンプでの競争しだい。ドラフト外の選手に敗れることもザラにある。
指名のなかったポジションは、セーフティ、センター、タイトエンド、クォーターバック、キッカーといったあたり。セーフティは現状の若手トリオで十分と首脳陣が考えていることがはっきりした。控えセンターは今年のルーキーたちを含め、若手を育てていく考えだろう。
パッカーズは7巡26位(全体232位)でサウスフロリダ大のLBサム・バーリントンを指名し、今年のドラフト指名を終えた。大学ではOLBだったが、3-4ディフェンスではILBとなる。
7巡26位 | サム・バーリントン Sam Barrington | Inside Linebacker | South Florida | Senior |
6-0⅞, (185cm) | 246lbs (95kg) | 40yds/4.73秒 | 年月日生 |
Bio : フロリダ州ジャクソンヴィル出身。高校ではRBとLBの両方で4年間ずっとスターターを務めた。サウスフロリダ大ではレッドシャツを経ずいきなり全試合に出場し(先発1)、2年目にはミドルLBではやくもスターターとなった。3年目はストロングサイドLB、4年目の昨季はLB3ポジションすべてプレー。80タックル・3.5サック・6.5ロスタックルを挙げてビッグイーストのカンファレンス2ndチームに選ばれた。
3年間で36先発、258タックル、6.5サック、21.5ロスタックル、5ファンブルフォース、1インターセプトを記録している。しっかりしたガタイでブロッカーを受け止める馬力があり、インパクトあるタックラー。ただ判断の速さや嗅覚に問題ありとする評価もある。コンバインでは40yds走を4.85秒(4.91秒とも)で走って失望させたが、プロデイでは多少盛り返した。
免停中の運転や免許取り消し後の運転などで3回も逮捕されたことがあり、2試合の出場停止を経験している。ただ頭は悪くなく、すでに昨年12月に学位を取得して卒業している。声に出すタイプのリーダーで、練習熱心さも問題なし。
チーム事情 : ILB陣からはD.J.スミスがドラフト前日に解雇 されているが、デプスは充分にある。バーリントンがロースター枠を争うにはスペシャルチームでの貢献も重要になる。
いっぽうドラフト中に「デズモンド・ビショップをトレードに出す構え」と一部で報道されて話題になった。トンプソンGMは、「私はそうしたことには一切コメントしない。ドラフトの時期には首脳同士でさまざまな会話(交渉)をするもので、たいていは実を結ばずに終わるものだ」と説明している。おそらく現実もそのとおりで、会話の中でビショップの名前を聞いた他球団首脳がすかさずリークしたのだろう。フィジカルなチーム作りを目指すなか、チーム随一のハードヒッターを放出するのが現実的とは思えない。
紹介記事 : NFL.com / CBS Sportsline / サウスフロリダ大
VIDEO
Sam Barrington Official Career Highlight
パッカーズは7巡18位(全体224位)でメリーランド大のWRケヴィン・ドーシーを指名。2人連続のWRとなった。こちらも主要メディアに情報が少なく、どのようなレシーバーなのかわからない。
7巡18位 | ケヴィン・ドーシー Kevin Dorsey | Wide Receiver | Maryland | Senior |
6-2 (188cm) | 210lbs (95kg) | 40yds/4.47秒 | 年月日生 |
Bio : ワシントンDCに近いメリーランド州フォレストヴィル 出身。高校はミリタリー・アカデミーで、WR兼FSとして大活躍した。地元メリーランド大に進むと、レッドシャツ(足のケガのため)を経た1年目から全試合に出場。2年目まではスペシャルチーム中心だったが、3年目の2011年にスターターとなって45回573yds・3TDを記録。4年目はキャプテンの1人にも選ばれた。
昨年わずかパスキャッチ18回311yds・4TDと成績が落ち込んだのは、同大の深刻なQB状況(3人が戦線離脱の大ケガ)のためと言われている。WRドーシーにとってはこれがドラフトにきわめて不利に働いた。頭がよく、高校は飛び級で卒業している。先に指名されたWRチャールズ・ジョンソンほどではないものの、プロデイの数字はよかった。
チーム事情 : 7巡a指名のWRジョンソンの項で述べたとおり。
紹介記事 : CBS Sportsline / メリーランド大
パッカーズは7巡10位(全体216位)でグランドヴァレー州立大(ミシガン州)のWRチャールズ・ジョンソンを指名。イースタン・ケンタッキー大から同大へ転校した選手で、素晴らしい身体能力を持ちながら、ここまでかなり遠回りをしてきた。
7巡10位 | チャールズ・ジョンソン Charles Johnson | Wide Receiver | Grand Valley State | Senior |
6-3 (191cm) | 215lbs (98kg) | 40yds/4.38秒 | 年月日生 |
Bio : ケンタッキー州エルスメア 出身。オハイオ川のむこうにシンシナティがある。ルイヴィル大に進むはずが成績不足で奨学金オファーを取り消され、イースタン・ケンタッキー大に進んだ。1年目からパスキャッチ3回を記録したものの不祥事のため出場停止となり、転校の道を選んだ。コミュニティカレッジを経て2010年にディビジョンIIのグランドヴァレー州立大(ミシガン州)へ。
レッドシャツ後の1年目はパスキャッチ56回1030yds・15TD、昨年はパスキャッチ72回1199yds・16TDと目覚ましい活躍を見せた。生年月日がわからないが、イースタン・ケンタッキー大での1年目が2007年とのことなので、もう24歳にはなっているはず。大学はもう卒業している。
プロデイでの数字をコンバイン組WRたちと比べると、40yds走4.38秒は4位相当 / 垂直跳び39.5インチは1位タイ相当 / 立ち幅跳び11フィート1インチは3位相当 / 3コーンドリル6.96秒とショートシャトル4.31秒はともに16位以下相当。この素晴らしい身体能力で、一部メディアからも下位指名候補と目されるようになった。下の映像を見ると見事な体つきだ。
チーム事情 : WR陣は先発3人がしっかりしているものの、ジェニングスのFA移籍とドライバーの引退で、久しぶりにデプスに不安のある状況となっている。今回7巡で指名された2人でロースター最後の枠を争うか。
紹介記事 :CBS Sportsline / グランドヴァレー州立大
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Charles Johnson Highlight Mix
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プロデイにて(パッカーズのスカウトがいる)
パッカーズは6巡25位(全体193位)でイリノイ州立大のOLBネイト・パーマーを指名。ディビジョンI-AAの選手で情報がたいへん少ない。
6巡25位 | ネイト・パーマー Nate Palmer | Outside Linebacker | Illinois State | Senior |
6-2⅛ (189cm) | 248lbs (112kg) | 40yds/4.70秒 | 1989年9月23日生 |
Bio : シカゴ出身。ベアーズファンとして育った。イリノイ大ではレッドシャツを経た1年目からスペシャルチームで全試合出場し、アカデミック・オール・ビッグテンに。2年目は足の骨折もあってわずか6タックル止まり。出場機会を求めて2011年にイリノイ州立大(ディビジョンI-AA)に転校すると2年間で17サックを挙げる活躍を見せ、2年連続のカンファレンス2ndチームに選ばれた。
ポジションは基本的にディフェンシブエンド。同校のディフェンスは3-4を織り交ぜるマルチプル・フロントで、3-4の際はアウトサイドLBとしてスタンドアップでプレーしていた。
プロデイでの数字をコンバイン参加組のLBたちと比較すると、40yds走4.70秒は9位相当 / ベンチプレス20回は15位相当 / 垂直跳び35.5インチは4位相当 / 立ち幅跳び10フィート5インチは5位相当 / ショートシャトル4.37秒は10位相当 / 3コーンドリル6.98秒は3位相当。
高校3年時は足首の骨折、イリノイ大の2年目にはスクーターとの接触事故で足を骨折している。ドラフト前にパッカーズを訪問したが、NFL球団から招ばれたのはそれだけだというから、注目度の低さがわかる。本人はドラフト外だと思っていて、指名にたいへん驚いていた。
チーム事情 : OLB陣では、昨年の1巡指名ニック・ペリーがマシューズの逆サイドで先発予定。ドラフト外のデズマン・モーゼスは期待以上のルーキーシーズンだったが、その次の控えがいないので指名は必至と見られていた。モーゼスもDE出身でプロ入り後にOLBに転向している。
紹介記事 : イリノイ州立大
パッカーズは5巡34位(全体167位)でミシシッピ州立大のDEジョシュ・ボイドを指名。今年2人目のDL指名となった。4-3のDTだったがパッカーズではDEをプレーするようだ。
5巡34位 | ジョシュ・ボイド Josh Boyd | Defensive End | Mississippi State | Senior |
6-2⅝ (190cm) | 310lbs (141kg) | 40yds/5.14秒 | 1989年8月3日生 |
Bio : ミシシッピ州フィラデルフィア 出身。全米15番目のDTと評価されて、アラバマやLSUなど名門校からの誘いを蹴ってミシシッピ州立大へ。レッドシャツを経ず、大学入学1年目から全試合に出場(先発1)。2年目には先発に昇格し、3年間一度も欠場せず先発出場を続けた。通算8.5サック、18ロスタックル。コンバインでのベンチプレス32回は全DL中4位。
Strengths : ヴァーサタイルなランディフェンダーで、多様なスキームにフィットする。クイックなフットワークでギャップをアタックする。姿勢を低くしてブロックを受け止め、ポイントオブアタックで容易に押し込まれない。決して足を止めず、ボールキャリアを追いかける。(ゾーンブリッツで)カバレッジに下がる仕事も多かった。リーダーというタイプでないがハードワーカー。
Weaknesses : サイズはやや小さ目で、NFLでダブルチームのブロッカーを受け止めるにはまだ馬力不足。スピードやアジリティは今ひとつで、パスラッシュのバリエーションが少ない。試合後半に息切れすることが多い。
チーム事情 : DL陣の状況は1巡指名DEデイトン・ジョーンズの項で書いたとおり。ボイドが今年DLのローテーションで働けるかどうかはわからないが、DLたちが来春大量にFAになるため、今のうちから育てておきたいところだ。
紹介記事 : NFL.com / CBS Sportsline / ミシシッピ州立大
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Josh Boyd Highlights
パッカーズは5巡26位(全体159位)でアイオワ大のCBマイカ・ハイドを指名。大学では主にコーナーバックで、セーフティ経験もすこしある。球団側によると、パッカーズではコーナーバックをプレーさせるとのこと。
5巡26位 | マイカ・ハイド Micah Hyde | Cornerback | Iowa | Senior |
6-0 (183cm) | 197lbs (89kg) | 40yds/4.56秒 | 1990年12月31日生 |
Bio : 人口230人のオハイオ州フォストリア 出身。高校ではクォーターバック(兼セーフティ兼キッカー)としてさまざまな賞を受賞し、バスケや野球でも活躍した。アイオワ大ではレッドシャツを経ず1年目から全試合に出場し、主にスペシャルチームでプレー。2年目から先発CBに昇格すると38試合連続先発し、通算8インターセプトを記録した。昨年はパスブレークアップ14回などの活躍で、ビッグテンのカンファレンス最優秀DBおよび1stチームに選ばれた。
2011年序盤にはセーフティで2試合先発したが、すぐにコーナーバックに戻った。パントリターナーとしてもまずまずの実績がある。兄マーカスはミシガン州立大でセーフティとして2年間スターターを務めた。
Strengths : サイズとバルクがありスピードもまずまず。ゾーンカバレッジがうまく、QBの目を読むのも得意。高いところでパスを叩き落としたりインターセプトするボールスキルに優れている。キャッチ後のレシーバーをしっかりタックルできる。サイズを活かしてアグレッシブなランサポートをする。スペシャルチームで貢献できる。
Weaknesses : 一流クラスを相手にするにはトップスピードやクイックネスが物足りない。ディープへのスピードについていけず苦労することがある。バックペダルやターン&ランのテクニックを磨く必要がある。そうした理由でプロではセーフティ向きとの見方も。「公共の場での酩酊および公務執行妨害の疑い」で昨年10月に逮捕されている。
チーム事情 : 層の厚いパッカーズのCB陣になんとか食い込みたいところ。サム・シールズが契約最終年を迎え(契約延長交渉中)、トラモン・ウィリアムズの給料が高いので、チームとしては選択肢があるに越したことはない。ゾーン向きのCBは昨年2巡のヘイワードに続いて2年連続。
今回の指名直後は「セーフティとしての獲得か」と取沙汰されたが、すぐに球団から否定された。今ドラフトでセーフティを指名しなかったことについてトンプソンGMは「ジェロン・マクミリアンとM.D.ジェニングスは昨年よいプレーをしたし、彼らを信頼している」と説明。ジョー・ウィットCBコーチは、「ハイドをセーフティに移す予定はないが、ヴァーサタイルなところはいい」としている。
紹介記事 : NFL.com / CBS Sportsline / アイオワ大
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Micah Hyde Highlights
パッカーズは5巡13位からトレードアップして4巡28位(全体125位)でUCLAのRBジョナサン・フランクリンを指名。2人めのRB指名はほんとうに驚きだ。サイズは小さめだが4.49秒のスピードとクイックネスがあり、ワンカット&ゴーの得意なゾーンブロッキング向きRBのようだ。
5巡13位(全体146位)から21スポット分トレードアップした代償は6巡5位(全体173位)。これで残る指名権は5巡・5巡・6巡・7巡・7巡・7巡の6つとなった。
4巡28位 | ジョナサン・フランクリン Johnathan Franklin | Running Back | UCLA | Senior |
5-10 (178cm) | 205lbs (93kg) | 40yds/4.49秒 | 1989年10月23日生 |
Bio : ロサンゼルス出身。地元UCLAではレッドシャツを経た1年目からスターターの座をつかみ、4年間先発RBを務めた。昨季は1734yds(平均6.1)・13TDの大活躍でPAC-12南ディビジョン優勝の原動力となり、カンファレンスの2ndチームに選ばれた。パスキャッチも33回323yds・2TD。チームキャプテンを務め、練習熱心さにも定評がある。
貧困と犯罪にまみれたサウスセントラル地区に育ち、すでに多くの友人がドラッグやギャング抗争などで死んでいったという。それだけに、NFLの後はロサンゼルスの市長になって状況を変えたいと強く希望している。現ロサンゼルス市長のそばで1か月半にわたってインターンをした。
Strengths : スピードとクイックネスに優れ、バランスもいい。ワンカットで鋭く突っ込む。パッカーズのゾーンブロッキング・スキームにうってつけの選手。小柄だがコンタクトを恐れず、ハードに走る。ビジョンがよく、レーンをうまく選ぶ。パス攻撃ではルートランニングが非常によく、アンダーニースでは鋭い加速でマッチアップ相手を引き離せる。
キャッチング能力が高く、体から離れたボールでも容易にアジャストして捕ることができる。サイズのわりに効果的なパスプロテクションができる。これまで大きなケガをしたことがない。
Weaknesses : サイズと馬力は物足りず、NFLのディフェンダーをオーバーパワーするのは難しそう。先発RBとして多数のキャリーをこなすのは荷が重いかもしれない。横方向のアジリティはそれほどでもない。時おり忍耐を欠き、簡単に外へカットバックしてしまうことがある。昨季改善されたが2011年(6ファンブル)までボールセキュリティの問題があった。
チーム事情 : 2巡でエディー・レイシーを指名しており、RBがニーズとはとても言えない。それでもトレードアップしたのは、それができるだけの指名権数があったこと、この時点ではかなりのバリューピックと考えこと、それにRBアレックス・グリーンやRBジェームズ・スタークスの伸び悩みに業を煮やしたということだろうか。RBレイシーと組ませるのに理想的なタイプに見える。すでにパッカーズはRBスタークスのトレードを画策中と報道されている。
紹介記事 : NFL.com / CBS Sportsline / UCLA / Journal Sentinel紙
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Ultimate Johnathan Franklin Highlights
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The Supreme Johnathan Franklin Highlights
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NFL Draft Class 2013: Johnathan Franklin
パッカーズは4巡25位(全体122位)でコーネル大のOT J.C.トレッターを指名。こちらもセンターなどへのコンバート含み。パッカーズはアスレチックな左タックルをコンバートすることを好み、現OL陣の多くが大学時代は左タックルだった。昨年ドラフト外のG/Cグレッグ・ヴァンローテンに続いてアイヴィーリーグ出身。
4巡25位 | J.C.トレッター J.C. Tretter | Offensive Tackle | Cornell | Senior |
6-3⅝ (192cm) | 307lbs (136kg) | 40yds/5.09秒 | 年月日生 |
Bio : バッファローに近いニューヨーク州アクロン の出身。高校ではバスケでも大活躍した。大学では最初の2年間は控えタイトエンドだったが、3年目に左タックルに移って成功。一昨年はオール・アイヴィーリーグの2ndチーム、昨年は満票で1stチームに選ばれた。おじ3人と妹もコーネル大で学んでいる。
Strengths : タイトエンドをプレーしていたようにアスレチック能力が高い。フットワークが軽く、パスラッシャーにしっかりついていける。フレキシブルでしっかりヒザを曲げてブロックできる。スタントやブリッツのような変化球をしっかり認識できる。学習能力が高い。
Weaknesses : サイズは理想的ではない。体幹の馬力も上体の強さもまだ物足りない。オフェンシブライン経験が浅い。OTとしてやっていくにはクイックなフットワークをさらに磨く必要がある。
チーム事情 : オフェンシブライン状況は前項OTバクティアリのところで述べたとおり。OL経験の浅さは伸びシロの大きさ、とパッカーズ側は思っていそうだ。インサイドへのコンバートも当然視野に入れているだろう。ESPNやCBSはすでに"OG"と表示している。
紹介記事 : NFL.com / CBS Sportsline / コーネル大