パッカーズ 最新ニュース

2015年2月 1日

ロン・ウルフ元GMが殿堂入り

90年代パッカーズ再生の原動力となったロン・ウルフ元GMがついに殿堂入りを果たした(全リスト)。1991年末から2001年までパッカーズのGMとして、マイク・ホルムグレンHC、QBブレット・ファーヴ、DEレジー・ホワイトを獲得するなど、こんにちまでつながる黄金期の礎を築いた人物だ。システマティックなスカウティング手法をチームに根付かせただけなく、スタッフの育成でも並外れた功績を残した。彼の下から数多くのGMが育ったことも選出を後押ししたことだろう。殿堂入りセレモニーは8月8日。彼がプレゼンター役に誰を選ぶのかも興味深いところだ。

◆ ◆ ◆

ロン・ウルフ Ron Wolf はペンシルヴェニア州ニューフリーダム出身の76歳。高校を出ると3年間陸軍情報部で働いたあとメリーヴィル・カレッジ(テネシー州)で野球をプレー。アル・デイヴィスの誘いで1963年からレイダーズに入り、人事部長を務めた。彼の獲得した名選手たちが後に3回のスーパーボウル制覇を成し遂げている。そうした手腕が認められ、1975年には37歳の若さで新設バッカニアーズの初代GMに就任。在任3年間でわずか7勝しかできなかったものの、退任翌年にチームはカンファレンス決勝まで進んだ。その後ふたたびレイダーズ、そしてジェッツで人事部長の要職を務めた。

1991年12月、ボブ・ハーラン社長の招きでパッカーズのGMに就任。シーズン終了とともにリンディ・インファンテHCを解任すると、49ersのOCだったマイク・ホルムグレンをHCとして招へいし、さらに1巡指名権とのトレードでQBブレット・ファーヴを獲得した。彼がジェッツいた頃からファーヴに執着していたことはよく知られている。(ホルムグレンは必ずしも熱心でなかった)

長年の負け犬チームに勝者のメンタリティを植え付け、就任1年目で勝ち越しを果たすと、翌1993年には超大物FAのDEレジー・ホワイトを口説き落とすことに成功。「NFLのシベリア」としてFA選手に嫌われていた球団が、このときからポピュラーな移籍先へと変化していった。そして11年ぶりのプレーオフ進出。矢継ぎ早の積極補強とともにチームは階段を上り、1996年には29年ぶりのスーパーボウル制覇を成し遂げた。彼もやがてNFL最高給GMとなり、2001年春に引退。在任10年間に負け越しシーズンは一度もなかった。

2005年にはボブ・ハーラン社長の相談役としてテッド・トンプソンをパッカーズの新GMに推薦。最近はレイダーズ、チャージャーズ、そして先日はジェッツでオーナーの臨時コンサルタントとなり、新GM選考に協力している。彼の部下からGMになったのは、テッド・トンプソン、マイク・ラインフェルト(元TEN)、ジョン・シュナイダー(SEA)、ジョン・ドーシー(KC)、レジー・マッケンジー(OAK)、そして先日就任したスコット・マクルーイン(WAS)のなんと6人。 「ゼネラルマネージャー界のビル・ウォルシュ」という声も聞かれるまでになっている。

1992年1月 マイク・ホルムグレンHCの就任会見

ブレット・ファーヴのロッカールーム前にて

1997年1月26日 スーパーボウル表彰式での3首脳

引退後も毎年キャンプを訪れる 左は息子のエリオット・ウルフ人事部長

2011年2月6日 スーパーボウル勝利後のロッカールームにて ボブ・ハーラン名誉会長と

NFL Honors の中で紹介された2015年殿堂入りメンバー(ウルフは左から5番目)

殿堂入り発表後の会見にて

アーロン・ロジャースが二度目のMVPに

QBアーロン・ロジャースが2014年シーズンNFLの Most Valuable Player に選出された。2011年に次いでキャリア2回目。今季のロジャースはパス4381yds、成功率65.6%、38TD、5INT(NFL最少、球団新)、レーティング112.2を記録し、とくにホーム(全勝)ではインターセプトゼロの大活躍だった。50票のうち彼が31票(前回は48票だったが)を獲得し、次がJ.J.ワットの13票。あとは2票以下だった。

パッカーズ選手の受賞は、RBポール・ホーナング(1961)、FBジム・テイラー(1962)、QBバート・スター(1966)、QBブレット・ファーヴ(1995・96・97)に次いで球団史上5人目、8回目となった。現役選手でMVPを獲っているのはQBペイトン・マニング(5)、QBトム・ブレイディ(2)、RBエイドリアン・ピーターソン(1)とQBロジャースの4人しかいない。

授賞式のビデオはこちら。MVPシーズンのまとめビデオはこちら。その他にもQBロジャースは、"Air NFL Player of the Year" をファン投票により受賞している(写真)。また彼は "Walter Payton NFL Man of the Year Award" の最終候補3人に入っていたが、そちらはLBトーマス・デイヴィス(CAR)が受賞した。MACC Fundで小児がんの子供たちを支援する彼の活動の紹介ビデオはこちら

レッドカーペットにて 交際中の女優 オリヴィア・マン

表彰式の壇上にて

2015年1月31日

スローカムSTコーチを解任

マッカーシーHCがショーン・スローカムSTコーチを解任した。今季後半のスペシャルチーム不振は甚だしく、そのとどめがNFC決勝。フェイクFGからTDパスを成功され、そしてオンサイドキックを成功されたことが大きな敗因となった。今季はキックをブロックされたのがなんと7回、パント31位(ネット)、キックオフリターン31位など、ダラス・モーニングニュース紙によるSTランキングではNFL最下位となっている。チームにケガが少なかった今季はスペシャルチームもメンバーの入れ替わりが少なく、情状酌量の余地は少なかった。

ショーン・スローカム Shawn Slocum はテキサス州ブライアン出身の49歳。父のR.C.はテキサスA&Mのヘッドコーチとして成功をおさめ、カレッジフットボールの殿堂入りをした名コーチ。彼自身も父の下でコーチ修業を始め、ピッツバーグ大(ここでマッカーシーHCとの縁ができた)やUSCなどを経て2006年にパッカーズのアシスタントSTコーチに。2009年、マイク・ストックSTコーチの引退(事実上の解任)に伴ってSTコーチに昇格。前述のSTランキングでは1年目から順に、31位、29位、13位、12位、19位、32位と、芳しい成績ではなかった。(平均22.7位)

後任はまだ決まっていないが、昨年入団したアシスタントSTコーチのロン・ズック(元フロリダ大とイリノイ大のHC)は有力候補の1人と見られている。1996年から3年間スティーラーズでSTコーチを務めた経験がある。

2015年1月30日

マッカーシーHCの会見から

弟の葬儀を終えてグリーンベイに戻ったマイク・マッカーシーHCが、1週間遅れでシーズン最後の会見を行った。結論から言うと、とくに目新しい情報はない。

2015年1月28日

Notebook: パンターと契約

2015年1月27日

来季の対戦相手

パッカーズの来季の対戦相手は下表のとおり。2015年のNFC北地区チームは、NFC西地区およびAFC西地区と対戦するローテーションとなっている。それに加えて同カンファレンス同順位の2チームと対戦するので、パッカーズは東地区1位のカウボーイズおよび南地区1位のパンサーズが相手となる。

対戦相手の2014年成績を合計した"Strength of Schedule"は.529とかなり厳しくなっている。ただ現実には来季が始まってみなければ相手が強いのか弱いのかはわからないもの。なお、具体的な試合日程は毎年4月後半に発表される。

Packers 2015 Regular Season Opponents
  Opponent Division 2014年成績 前回の対戦
  Seattle Seahawks NFC西 12 4     L   22-28 '14
  St. Louis Rams NFC西 6 10   W 30-20 '12
  Dallas Cowboys NFC東1位 12 4   W 26-21 '14
  Kansas City Chiefs AFC西 9 7   L 14-19 '11
  San Diego Chargers AFC西 9 7   W 45-38 '11
  Chicago Bears 同地区 5 11    2勝0敗
  Detroit Lions 同地区 11 5    1勝1敗
  Minnesota Vikings 同地区 7 9    2勝0敗
             
                 
@ Arizona Cardinals NFC西 11 5   W 31-17 '12
@ San Francisco 49ers NFC西 8 8   L 20-23 '13
@ Carolina Panthers NFC南1位 7 8  1 W 38-17 '14
@ Denver Broncos AFC西 12 4   W 49-23 '11
@ Oakland Raiders AFC西 3 13   W 46-16 '11
@ Chicago Bears 同地区 5 11    2勝0敗
@ Detroit Lions 同地区 11 5    1勝1敗
@ Minnesota Vikings 同地区 7 9    2勝0敗
     計 135 120  1  
  Strength of Schedule .529  

2015年1月24日

Notebook: STコーチの解任はあるか

マッカーシーHCは水曜にシーズン総括会見を行う予定だったが、弟のジョーが急逝したため、会見を中止して家族とともに故郷ピッツバーグに帰っている。月曜に葬儀とのことなので、グリーンベイに戻って会見を行うのはそれ以後になるはず。

2015年1月20日

Notebook: シーズンの終わり

日曜夜にグリーンベイに戻った選手たちは月曜にふたたび集まって各自のロッカーを片付けている。あとは今後数日のうちにポジションコーチやヘッドコーチとの個別面談を行い、それで正式に解散となる。

2015年1月19日

Packers - Seahawks Notebook

ロッカールームで静かにインタビューを受ける選手たちの耳に、フィールドで行われている盛大なNFC優勝セレモニーの歓声が時おり聞こえてくる。自分たちに残っているのは長い長いオフシーズンだけだ。

Packers 22 - 28 Seahawks

  1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
Packers (13-5) 13 3 0 6 0 22
Seahawks (14-4) 0 0 7 15 6 28

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第1・第2シード同士のNFC決勝は雨のセンチュリーリンク・フィールド。気温10.5℃、強めの風が吹いている。

試合は序盤から両軍ターンオーバーの連発で、信じられないような大荒れの展開に。4INTをふくむ5ターンオーバーを奪ったパッカーズがリードするが、TDを1つしか奪えずおもったように点差を広げられない。12点差の残り4分弱からシーホークスが怒涛の追い上げ。QBウィルソンのTDラン、2ポイントコンバージョンの成功、オンサイドキック成功、RBリンチのTDランで一気に逆転。パッカーズも終了間際に同点FGドライブを成功させたものの、延長戦最初のドライブでWRカースにロングTDパスが通り、あっけない幕切れとなった。

◆ ◆ ◆

オフェンスは前半毎回のように得点圏に入りながら、レッドゾーン不振とインターセプト2つで得点機を逃した。5つもターンオーバーを奪いながら22得点はもったいない。後半はラン中心の保守的な攻撃が裏目に出て、相手につけ入るすきを許してしまった。QBロジャースのパスはわずか178yds、レーティングは55.8。

ディフェンスはQBウィルソンから4インターセプトを奪い、試合残り5分まで得点(第3QのTDはスペシャルチーム)を許さない素晴らしい内容だったが、そこから大崩れ。ランもパスも止められなくなり、オーバータイムを含め3シリーズ連続でタッチダウンを許してしまった。

スペシャルチームではKクロスビーが悪天候のなか48ydsをふくめFG5本すべて決める活躍。しかし第3Qには相手のFG隊形からトリックプレーでTDパスを許し、これが追い上げのきっかけに。さらに残り2分強での相手オンサイドキックをTEボスティックがキャッチミスし、最大の戦犯となった。

反則は5回45ydsと少なかったが、インターセプトの際に15yds反則を2回犯し、どちらもTDを逃す要因となった。LBマシューズはどこか痛めたらしく、最終盤はサイドラインに退くプレーが多かった。QBロジャースはポケット周辺での動きは悪くなかったものの、今回も機動力は使えずスクランブル1回だけにとどまった。

第1Q

  • GB陣20 : FBクーンへの3ydsパス、RBレイシーのノーゲイン、SEAオフサイドで3rdダウン2、13ydsランで1stダウン。3ydsラン、SEA12メン、WRアダムズへの7ydsクイックパスでSEA陣へ。WRコブへの14ydsパスでFG圏内へ。連続パス失敗で3rdダウン10、エンドゾーンのWRアダムズへのパスをCBシャーマンがインターセプト
  • SEA陣20 : RBリンチの3ydsラン、投げ捨てで3rdダウン7、WRカースが弾いたパスをSクリントン=ディクスがインターセプトしてSEA陣04へ。しかしGBトーンティングで15yds罰退。
  • SEA陣19 : TEロジャースへの12ydsパスでSEA陣07へ。RBレイシーの6ydsランのあと、FBクーンのTDランがレビューで覆って1stダウンインチズ、RBレイシーのランも止まって4thダウン。ギャンブルせず、18ydsFGで3点先制
  • キックオフリターナーがファンブル、Sバーネットがリカバー
  • SEA陣28 : RBレイシーの7ydsラン、6ydsランでゴール前07へ。RBレイシーのノーゲイン、WRネルソンへのパス失敗で3rdダウン7、WRコブへのパスは5yds止まり。19ydsFG成功
  • SEA陣20 : RBリンチの3ydsラン、サック(OLBペッパーズ)で3rdダウン10、パス失敗で3&アウト。
  • GB陣44 : WRネルソンへの11ydsパス、WRネルソン落球、RBレイシーの9ydsランで3rdダウン1、FBクーンの3ydsランで1stダウン。TEロジャースへの11ydsパスでレッドゾーンへ。5ydsランのあと、WRコブに13ydsTDパス成功

第2Q

  • SEA陣20 : SEAフォルススタート、RBリンチの4yds、4ydsランで3rdダウン7、WRボールディンへのパスは通らず、3&アウト。PRハイドが29ydsの好リターン。
  • SEA陣33 : RBレイシー落球、SEAオフサイド、RBレイシーの-3ydsロス、GBフォルススタートで3rdダウン13、SEAイリーガルユースオブハンドで1stダウン。RBレイシーの4ydsラン、WRコブの3ydsランで3rdダウン3、RBレイシーのランは2yds止まり。40ydsFG成功で16点差
  • SEA陣20 : 最初のロングパスをSクリントン=ディクスがインターセプト。リターン中にGB反則で15yds。
  • GB陣44 : WRネルソンへの23ydsパスでSEA陣へ。WRコブへのパスをCBマクスウェルがインターセプト
  • SEA陣31 : RBリンチの4ydsラン、4ydsランで3rdダウン2、14ydsランで初1stダウン。RBタービンの5ydsラン、WRロケットのエンドアラウンド4yds、1ydランで1stダウン。投げ捨て、RBタービンの3ydsランで3rdダウン7、WRロケットへの14ydsパスが通ってレッドゾーンへ。QBスクランブル3yds、RBリンチのノーゲイン(2ミニッツ)で3rdダウン7、エンドゾーンへのパスをCBシールズがインターセプト
  • GB陣20 : 残り1分55秒。WRコブへの7ydsパス、SEAパスインターフェアで1stダウン。GBフォルススタート、RBスタークスへのパスはノーゲイン、TEロジャースへの5ydsパス(SEAタイムアウト#1)で3rdダウン10、ロングパス失敗でパント。
  • SEA陣26 : 残り35秒。サック(Sバーネット)、SEAフォルススタート、スクリーンパス不発で前半終了。

第3Q

  • SEA陣20 : RBリンチの3yds、4ydsランで3rdダウン3、2ydsランで3&アウト。
  • GB陣39 : RBレイシーのランが2回止まって3rdダウン7、WRコブへのパスは6yds止まり。初3&アウト。
  • SEA陣22 : FBトゥクアフへの8ydsパス、RBリンチの11ydsランで1stダウン。WRボールドウィンへの7ydsパス、RBリンチの12ydsランでGB陣へ。SEAフォルススタート、サック(LBマシューズ)、RBリンチの11ydsランで3rdダウン19、WRロケットに29ydsパスが通ってレッドゾーンへ。ランが2回止まって3rdダウン10、RBリンチへのパスはわずかに通らず。FG隊形からスペシャルプレーで19ydsのTDパス成功。9点差に。
  • GB陣20 : WRネルソンへの12ydsパス、WRコブへの2ydsパス、スクリーンパス失敗で3rdダウン8、サックされてパント。
  • SEA陣34 : QBウィルソンがファンブルして拾うも5ydsロス。WRボールドウィンへの3ydsパスで3rdダウン12、TEウィルソン落球で3&アウト。
  • GB陣13 : RBレイシーの5ydsラン、7ydsランで最終Qへ。

第4Q

  • RBスタークスの32ydsランで一気にSEA陣へ。RBレイシーの5ydsラン、RBスタークスの3ydsランで3rdダウン7、TEロジャースへの7ydsパスで1stダウン。RBスタークスの3ydsラン、RBスタークスへのロングパス失敗で3rdダウン7、投げ捨て。48ydsFG成功で12点差に
  • SEA陣13 : TEウィルソン落球、TEウィルソンへの3ydsパスで3rdダウン7、WRロケットへの11ydsパスで1stダウン。RBリンチの12ydsラン、QBスクランブル4yds、WRボルドウィン落球で3rdダウン6、11ydsランでGB陣へ。サック(Sバーネット)4yds、INT未遂で3rdダウン14、パス失敗でパント。
  • GB陣13 : RBスタークスの1ydラン、4ydsランで3rdダウン5、TEクウォレスへのパスは通らず3&アウト。
  • SEA陣46 : 残り5分13秒。WRカースの弾いたパスをSバーネットがインターセプト
  • GB陣43 : 残り5分04秒。RBレイシーの3ydsロス(SEAタイムアウト#1)、-2ydsロス(SEAタイムアウト#2)で3rdダウン15、RBレイシーの2ydsランでパント。
  • SEA陣31 : 残り3分52秒。RBリンチの14ydsラン、WRボルドウィンへの20ydsパスでGB陣へ。RBリンチへの35ydsTDパスはレビューで取り消され、09yds地点に戻される。RBリンチの4ydsラン、QBスクランブル3ydsのあと、QBウィルソンが1ydTDランで5点差に
  • 残り2分09秒。オンサイドキックをTEボスティックが押さえられず、シーホークスのボールに。
  • ハーフライン : QBラン15yds、RBリンチの3ydsランで2ミニッツ。TEウィルソンへの7ydsパスで1stダウン。RBリンチの24ydsTDランでついに逆転。2ポイントコンバージョンはTEウィルソンに通って3点差
  • GB陣22 : 残り1分19秒。WRネルソンへの14ydsパス、WRコブへの15ydsパスでSEA陣へ。QBスクランブル12ydsでSEA陣36まで進んでアウトオブバウンズ。連続パス失敗で3rdダウン10、WRネルソンへの5ydsパスで1stダウンならず。49ydsFGが決まって同点に
  • SEA陣22 : 残り11秒、ニーダウンで延長戦へ。

OT

  • SEA陣13 : RBリンチの3ydsラン、WRボルドウィンへの10ydsパスで1stダウン。RBリンチの3ydsラン、QBランは1ydで3rdダウン6、WRボルドウィンへの35ydsパスが通ってFG圏内へ。WRカースへ35ydsTDパスが通ってサヨナラ
Final Team Statistics
  Packers Seahawks
Points 22 28
Total Yards 306yds 397yds
First Downs 19回(ラン6・パス11・反則2) 20回(ラン10・パス10・反則0)
     
Rushing  135yds(30回・平均4.5)  194yds(35回・平均5.5)
     
Passing  178yds(19/34・1TD・2INT)  209yds(14/29・1TD・4INT)
Sacked 1回7yds 5回25yds
Passer Rating    
     
3rd Down Efficiency 3/14 (21%) 8/16 (50%)
     
Turnovers 2回 (INT2/FUM0) 5回 (INT4/FUM1)
     
Field Position 自陣39yds 自陣26yds
Punt 5回39.4yds(ネット35.2yds) 5回42.4yds(ネット34.4yds)
Kickoff Return 1回18yds 4回平均14.5yds
Punt Return 3回平均13.3yds 3回平均7.0yds
Field Goals 5/5 0/0
     
Penalty 5回45yds 8回40yds
Time of Possession 32分15秒 31分04秒

 

オフェンスの犯したターンオーバーは2回。

  • 第1シリーズ、エンドゾーンのWRアダムズを狙った29ydsパスをCBリチャード・シャーマンがインターセプト。WRアダムズが縦に抜けたと思って投げたはずだが、すぐにCBシャーマンが追いついていた。QBの判断ミスとはいえ、わずかにアンダースローになっただけのパスをしっかり捕ってしまう相手もすごい。(ビデオ
  • 第2Q半ば、敵陣に入ったところでインターセプト。スロットのWRコブとワイドのWRネルソンのどちらがミスコミュニケーションだったのかわかりにくいが、解説エイクマンは「WRコブが止まったあと外へブレークするとQBが思ったのだろう」としている。(ビデオ

ディフェンスの奪ったターンオーバーは5回。

  • 第1シリーズの3rdダウン7、WRカースがスラントのパスを弾き、Sクリントン=ディクスがインターセプト。敵陣04までリターンしたが、DEダニエルズがトーンティングの反則を取られて敵陣19に。(ビデオ
  • 先制FGの直後、キックオフリターナーのWRボールドウィンからILBジョーンズがファンブルフォース、Sバーネットが押さえた。(ビデオ
  • 第2Q半ば、WRカースを狙ったロングパスをSクリントン=ディクスがインターセプト。振り向いた瞬間にボールが来たがよく確保した。リターン中のLBマシューズの反則で15yds下げられたのが残念。(ビデオ
  • 前半2ミニッツ、WRカースへのパスをエンドゾーンでCBシールズがインターセプト、。完璧な位置取りからのナイスキャッチだった。(ビデオ
  • 第4Q残り5分、WRカースの弾いたパスをSバーネットがインターセプト(ビデオ)。最初のINTと似たようなラッキーなプレーで、これで勝利を決定づけたかと思われたが。

オフェンスのビッグプレー不足も逆転負けの1つの要因。パッカーズは20yds以上のプレーが2回のみ(ラン1/パス1)。いっぽうシーホークスは計6回(ラン1/パス5)あった。

3rdダウン成功率の差も大きな敗因。パッカーズは3/14のわずか21%。シーホークスは8/16の50%と高かった。

先発QBアーロン・ロジャースは19/34、178yds、1TD、2INTでレーティング55.8。

  • ポケット付近でのフットワークは悪くなかったが、悪天候もあって「惜しくも通らないパス」が目立った。紙一重でビッグゲイン(あるいはTD)を逃すプレーが多い。
  • 後半のアグレッシブさに欠けるプレーコールに、QBロジャースは会見で不満げなコメントをしていた模様。
  • QBスクランブルは1回12yds。第4Q末の同点FGシリーズで、脚をひきずりながらサイドラインまでよく走った。
  • RB/FB陣と呼吸の合わないプレーが目立ち、7回投げて1回3ydsのみ。チェックダウンで思うようにゲインできないのも大きかった。
  • 彼のハイライトビデオはこちら

チームラッシングは30回135yds(平均4.5)。

  • 先発RBエディー・レイシーは21回73yds(平均3.5)とやや不本意な内容。レシービングは3回ターゲットになってキャッチできず。ヒザ痛のためか、しばらくサイドラインに退く場面あり。
  • RBジェームズ・スタークスは5回44yds(平均8.8)。第4Q最初の初キャリーがこの日最長の32ydsラン。よいチェンジオブペースとなった。
  • FBジョン・クーンは2回3yds(平均1.5)。
  • 前述のようにRB/FB陣へのパスはターゲット7回でキャッチ1回3ydsのみ。

WR/TE陣は以下のとおり。

  • WRジョーディ・ネルソンはターゲット8回、キャッチ5回71yds。
  • WRランドール・コブはターゲット10回、キャッチ7回62回yds・1TD。エンドゾーンでうまくワイドオープンになり、この日唯一のタッチダウンを挙げた。(ビデオ
  • WRダヴァンテ・アダムズはターゲット3回、キャッチ1回7ydsのみ。
  • WRジャレット・ボイキンはキャッチ機会なし。
  • 先発TEアンドリュー・クウォレスはターゲット1回、キャッチゼロ。
  • TEリチャード・ロジャースはターゲット5回、キャッチ4回35yds。アンダーニースでよく使われ、安定したキャッチングを見せた。

先発OL陣はLTバクティアリ、LGシットン、Cリンズリー、RGラング、RTブラガ。

  • パスプロテクションは非常によかった。。唯一の被サックは第3Q、左DEエイヴリルのがインサイドからツイストしてきたのにRGラングが反応できなかったか。カバレッジサック気味。
  • ランブロッキングは相手にランと読まれるとやはり苦しく、RBレイシーをなかなか走らせることができなかった。
  • 第2シリーズの敵陣ゴール前は、OTトレッターとOGテイラーを入れた超ヘビーパッケージ。しかしFBクーンとRBレイシーのランがどちらも止められてFGどまり。

ディフェンスの陣容は以下のとおり。

  • 今回はLBマシューズをインサイドで多用し、終盤までILBホークの出番はなかった。終盤にマシューズが負傷してILBホークを使わざるをえなかったのと、ディフェンスが大崩れしたのと関係があるのかどうか。
  • ランシチュエーションでは、CBシールズを下げてSリチャードソンを入れる3セーフティ隊形あり。

パス守備はQBラッセル・ウィルソンを14/29、209yds、1TD、4INTのレーティング44.3に抑えた。

  • 前半のレーティングは0.0だったが、後半は111.8。
  • パスラッシュはよく、終盤まではプレッシャーをかけてパス失敗に追い込むことができていた。毎回おもいきったラッシュができるわけではなく、QBを逃がさないようコンテインに重きを置くプレーも多い。
  • パッカーズ守備のサックは5回25yds。第2シリーズ、OLBペッパーズが相手の代役RTを抜いてサック。前半残り35秒、SバーネットのサックはOLBペッパーズのプレッシャーも効いていた。第3Q半ば、LBマシューズは後ろに逃げるQBを追いかけて15ydsものロスに。第4Q半ばにはSバーネットが2回目のサック。オーバータイムにはOLBペッパーズとNTガイオンの共同サック。
  • パスカバレッジは残り4分までは素晴らしかったのに、そこから崩れた。RBリンチへの26ydsパス、延長戦での2つのロングパス成功など。
  • スクランブルをふくむQBのランは7回25ydsのみ。しっかり走られたのは1回だけで、よくコンテインできていた。
  • 1つのターニングポイントは第3Q半ば。LBマシューズのサックで2ndダウン30、そして3rdダウン19に追い込みながらWRボルドウィンに29ydsパスを許した。4プレー後にフェイクFGからTDパス成功。

ラン守備は35回194yds(平均5.5)。

  • 先発RBマーショーン・リンチは25回157yds(平均6.3)、1TDと走られまくり、とくに終盤はアンストッパブル。
  • 前半は9回37yds(平均4.1)だったのに、後半は16回120yds(平均7.5)と崩れた。パスシチュエーションでも彼のランで十分ゲインされてしまうのだから苦しい。
  • RBリンチのハイライトビデオ

スペシャルチーム

  • キックオフリターンはCBマイカ・ハイドが1回18yds、タッチバック2回。(RBドゥワン・ハリスは今回もインアクティブ)
  • パントリターンはCBマイカ・ハイドが3回平均13.3yds。29ydsの好リターンがあった。WRコブがリターンしなかったのは体調不良のせいだろうか。
  • Pティム・マステイのパントは5回平均39.4yds、ネット平均35.2yds。
  • Kメイソン・クロスビーのフィールドゴールは5回蹴ってすべて成功。悪天候の中で48ydsを含めすべて成功させたのは見事。キックオフもまずまずで、8回のうちタッチバック4回。
  • カバレッジチームは、パントカバレッジが3回平均7.0yds、キックオフカバレッジは4回平均14.5ydsとよかった。しかも第1Qには代役キックオフリターナーのWRボルドウィンからILBジョーンズがファンブルフォース、Sバーネットがリカバーしている。
  • 第3Q半ば、シーホークスは4thダウン10のFG隊形からのトリックプレーで、ホルダーのPジョン・ライアン(元パッカーズ)が控えOLギリアムにTDパスを通した。パッカーズの誰が悪いのかはよくわからない。
  • 痛恨は残り2分強でのオンサイドキック。WRネルソンがキャッチ役でいたにもかかわらず、手前のTEボスティックがジャンプしてキャッチミスし、相手に押さえられてしまった。

反則は5回45yds。シーホークスの反則は8回40yds。後半は互いに1回5ydsずつだった。

  • 第1Q : INTの直後にDEダニエルズがトーンティング。
  • 第2Q : RTブラガのフォルススタート。INTリターン中にLBマシューズがイリーガルコンタクト・ブラインドサイドブロック。WRコブのフォルススタート。
  • 第4Q : RTブラガのフォルススタート。

ケガ人

  • LBクレイ・マシューズはどこか痛めたようで、終盤はサイドラインに退くプレーが多かった。
  • WRランドール・コブは昨夜3時間ほど病院で過ごしたとのこと。盲腸炎のような痛みがあったらしい。
  • アクティブ登録から外れたのは先週とまったく同じ7人で、ケガによる欠場者はなし。RBハリス、WRジャニス、TEペリロ、Cゲアハート、DTガストン、ILBブラッドフォード、CBグッドソン。

その他

  • ゲームキャプテンはプレーオフ用に選ばれた6人。オフェンスがQBロジャースとWRネルソン、ディフェンスがOLBペッパーズとSバーネット、スペシャルチームがWRコブとCBブッシュ。
  • 開幕戦で負けた相手にプレーオフで負けて終わるのはこれで3年連続。
  • NFC決勝でのサヨナラ負けはファーヴ時代の2007年以来。
  • ハーフタイム・ショーはアリス・イン・チェインズの演奏だった。