パッカーズ 最新ニュース

2015年3月28日

Notebook: スタジアム西方の開発計画

2015年3月24日

Compensatory Pickは6巡2つ

NFLから配布されるCompensatory Draft Pick(補償ドラフト指名権)として、今年のパッカーズには6巡指名権が2つ与えられた。これは前年のFA市場で流出の方が大きかった球団に配布されるもので、NFLの戦力均衡策の1つ。今年は14球団に32指名権が配布された(全リスト)。計算方法は公開されていないが、おもに契約の大きさと移籍後の出場時間を元に算出される。なお、この指名権はトレードできない決まりとなっている。

これで今年のパッカーズの指名権は以下の9つとなった。

 1巡30位
 2巡30位 (全体62位)
 3巡30位 (全体94位)
 4巡30位 (全体129位)
 5巡30位 (全体166位)
 6巡30位 (全体205位)
 6巡35位 (全体210位) ← Compensatory Pick
 6巡37位 (全体212位) ← Compensatory Pick
 7
巡30位 (全体247位)

昨年パッカーズから出て行った高額FA選手は、Cイヴァン・ディートリック=スミス(4年$14.25MでTBへ)、WRジェームズ・ジョーンズ(3年$10MでOAKへ)の2人。あとはOTマーシャル・ニューハウス(CIN)とDE C.J.ウィルソン(OAK)がともに1年80万ドル前後で、彼らの分はカウントされなかったようだ。逆にパッカーズが獲得したFA選手はゼロ。OLBペッパーズもNTガイオンも解雇選手のため、このFA収支にはカウントされない。(元々それを見越して獲得している)

1994年に同制度ができて以来パッカーズは35指名権を受け取っていて、これはレイヴンズ(44)に次いで多い。近年では、RGジョシュ・シットン(2008年4巡)、DEマイク・ダニエルズ(2012年4巡)といった中核選手がこの指名権で入団している。

2015年3月17日

CBトラモン・ウィリアムズはブラウンズへ

フリーエージェントとなっていたCBトラモン・ウィリアムズがブラウンズとの契約にサインした。3年総額$21ミリオンと報じられている。彼は前日からブラウンズを訪問し、またレイヴンズも興味、という噂が出た矢先のことだった。ブラウンズはこの契約前の時点で約$41ミリオンものキャップスペース(NFL最高)があり、2年総額$8ミリオンあたりをオファーしていたパッカーズはとても対抗できなかった。CBデヴォン・ハウスに続き長年のスターターを失ったチームにとって、ドラフトでのCBの重要度が大きくアップすることになった。

◆ ◆ ◆

トラモン・ウィリアムズ Tramon Williams はルイジアナ州ナポレオンヴィル出身。この日がちょうど32歳の誕生日だ。高校ではフットボールの他にバスケや陸上でも活躍したが奨学金オファーはなく、エンジニアになるつもりでルイジアナ工科大へ。フットボール部の練習を見ているうちにその気になり、トライアウトを受けてウォークオンで入部した。2年間スターターを務めたもののドラフト指名されずに2006年ドラフト外でテキサンズに入団。開幕前に解雇され、シーズン半ばにパッカーズのプラクティス・スクワッドにやってきた。

翌2007年に初めて開幕ロースター入りを果たすと、シーズン末までに3番手/ニッケルバックの座を手に入れた。アル・ハリスとチャールズ・ウッドソンの下で、時おり代役スターターを務めながら着実に成長。2010年にハリス(大ケガで退団)の後任スターターになると、シーズン6INT(さらにプレーオフで3INT)の大活躍でスーパーボウル制覇に大きく貢献した(当時はパントリターナーも兼ねた)。ランサポートに脆さはあるものの柔軟な動きで球際に強く、高いボールスキルがある。通算28インターセプトは球団史上10位タイ。これまで8年間でわずか1試合しか欠場していない。

2015年3月15日

FA: 動きなし

FA解禁からこれまで、外部からの補強をしていないのはパッカーズだけとなった。

2015年3月12日

RTブライアン・ブラガの契約詳細

RTブライアン・ブラガがサインした契約の詳しい内容が以下のとおり判明した。契約ボーナス$8ミリオンをふくむ総額$33.75ミリオンの5年契約で、来年春に$2.25ミリオンのロースターボーナスがある。1試合出場するごとのロースターボーナスが設定されているのはこれまでのパッカーズ主力と同じだが、それが毎年少しずつ増えていくのは初めてではないか。年平均$6.75ミリオンはLGシットンと並んでパッカーズのOL中最高額タイで、全OT中24位らしい。

WRコブとRTブラガの今年のキャップナンバーを合わると$8.95ミリオン。QBトルジーンやRFA選手たちへのテンダーを合わせ、現在パッカーズのキャップスペースは$21.8ミリオンほどと見られている。

Bryan Bulaga's new contract
Year 契約ボーナス ロースターボーナス ベースサラリー ワークアウト 出場ボーナス キャップナンバー キャッシュバリュー
2015  (1.600,000)    1,250,000  250,000 500,000 3,600,000 10,000,000
2016  (1.600,000) 2,250,000 950,000 250,000 550,000 5,600,000 4,000,000
2017  (1.600,000)   5,400,000 250,000 600,000 7,850,000 6,250,000
2018  (1.600,000)   5,850,000 250,000 650,000 8,350,000 6,750,000
2019  (1.600,000)   5,800,000 250,000 700,000 8,350,000 6,750,000
8,000,000         33,750,000 33,750,000

WRランドール・コブの契約詳細

先日WRランドール・コブがサインした4年契約の内容が以下のとおり判明した。契約ボーナス$13ミリオンをふくむ$40ミリオンちょうどで、来春にロースターボーナス$3.5ミリオンが設定されている。1試合出場するごとのボーナス、オフシーズンのワークアウトボーナスなど、これまでのパッカーズ主力選手の契約と同じ形だ。年平均$10ミリオンはブランドン・マーシャル(CHI→NYJ)とならび全WR中8位タイとのこと。

Randall Cobb's new contract
Year 契約ボーナス ロースターボーナス ベースサラリー ワークアウト 出場ボーナス キャップナンバー キャッシュバリュー
2015  (3,250,000)    1,200,000  400,000 500,000 5,350,000 15,100,000
2016 (3,250,000) 3,500,000 1,500,000 400,000 500,000 9,150,000 5,900,000
2017 (3,250,000)   8,600,000 400,000 500,000 12,750,000 9,500,000
2018 (3,250,000)   8,600,000 400,000 500,000 12,750,000 9,500,000
13,000,000          40,000,000  40,000,000

2015年3月11日

FA: CBハウスはジャガーズへ

火曜午後4時(米東部時間)NFLは新年度に入り、FA/トレードが解禁となった。今は3日間の事前交渉期間が設けられているため、解禁前に契約延長したWRコブやRTブラガも、他球団からのオファーを見た上で選べるメリットがあった。今年のNFLのサプライズはFA契約よりもトレード連発の方だった。

RTブライアン・ブラガが契約延長に合意!

WRコブにつづき、RTブライアン・ブラガがパッカーズとの契約延長に合意した。詳細は不明だが、5年契約で年平均$7ミリオン弱、と報じられている。チーム側の当初の希望額より高くなってしまったが、他球団からのオファーはもっと高かったという。31歳のRTダグ・フリー(DAL)が3年総額$15ミリオンで契約延長するなど、ここ数日は相場が上がって来ていた。パッカーズは最大の懸案だった2人との契約延長に成功し、先発OL5人、先発QB、先発WRトリオ、先発RBを2016年末まで確保できたことになる。

ブライアン・ブラガ Bryan Bulaga はイリノイ州クリスタルレイク出身の25歳。アイオワ大ではレッドシャツを経ずいきなり先発左ガードとなり、その後先発左タックルを2年務めてNFLへ。2010年1巡23位でパッカーズに入団すると、先発RTとしてスーパーボウル制覇に貢献。3年目・4年目と大ケガが続いたものの、復帰した昨年は素晴らしい働き。第9週以降プレーオフをふくめてサックを1回しか許さず、ProFootballFocusの評価も全RT中4位だった。前十字靭帯手術から2年経つ来季はランブロッキングのさらなる回復も期待できそうだ。

パッカーズにとって2010年ドラフトは大きな成功で、指名7人中5人が契約延長/再契約を果たした。移籍したOTマーシャル・ニューハウスとDE C.J.ウィルソンもスターターとしてちゃんと貢献している。

2015年3月 9日

QBスコット・トルジーンと1年契約

控えQBのスコット・トルジーンがパッカーズとの契約延長に合意した。$1.35ミリオンの1年契約で、昨年の$64万5千ドル(4年目選手の最低額)からほぼ倍増となる。おなじくQBマット・フリンもフリーエージェントとなるが、Journal Sentinel紙によるとパッカーズはフリンとは再契約せず、トルジーンに2番手を任せると決めたようだ。3番手はドラフト下位またはドラフト外のルーキーでまかなうことになる。

スコット・トルジーン Scott Tolzien はシカゴ近郊ローリング・メドウズ出身の27歳。ベアーズファン一家の中で彼ひとりパッカーズファンとして育った。ウィスコンシン大では2年間スターターを務め、最終年のパス成功率74.3%は同大記録。2011年ドラフト外でチャージャーズに入団、開幕前に解雇されて49ersで3番手QBとなった。2013年夏に解雇されてパッカーズのプラクティス・スクワッドに移り、ロジャース戦線離脱とともにロースター昇格。不振のセネカ・ウォレスに代わって2試合に先発した。ヤーデージは稼ぐがTD/INT比率が悪く(レーティングは66.8)、未勝利のままマット・フリンと交代となった。

昨年プレシーズンではレーティング112.0の活躍を見せたものの、おしくも2番手QBの座は奪えなかった。ポケットでの落ち着きとダウンフィールドに積極的に投げ込める肩があり、研究熱心さも大変なもの。ルーキー年に49ersへ移ったときには選手ラウンジで数週間寝泊まりして勉強に没頭した、という逸話もある。

2015年3月 8日

WRランドール・コブが契約延長に合意!

交渉の続いていたWRランドール・コブが、総額$40ミリオンの4年契約に合意した。詳細はまだあきらかでないが、$40ミリオンのうち$17ミリオンが「保証」されている、と報じられている。今年のWR市場ではデズ・ブライアント(DAL)とデマリアス・トーマス(DEN)がフランチャイズ指名されたため、最有力FAとしてコブの価格高騰が心配されていたところだ。年平均$10ミリオンはけっして安くないが、FA市場に出れば年$11、12ミリオンのオファーも可能性は十分あった。それよりも本人はパッカーズでキャリアを続けることを選んだということだろう。

昨年7月に契約延長したネルソンと合わせ、先発WRコンビが2018年まで確保できたことになる。年平均でいえばネルソン(契約詳細)を上回ってしまうが、これはネルソンが実力よりも安すぎたためで致し方ない。(そういうことは後から気にしない、とネルソンは明言している)。

ランドール・コブ Randall Cobb はテネシー州アルコア出身の24歳。ケンタッキー大では途中までQB(主にワイルドキャット)をプレーしていた。2011年2巡指名でパッカーズに入団、まずリターナーとして頭角を現した。2年目にパスキャッチ954yds・8TDを挙げて一流の仲間入り。2013年は腓骨骨折で10試合欠場したものの、復帰した最終週CHI戦で劇的な逆転ロングTDパスをキャッチ(ビデオ)。昨年は1287yds・12TDの大活躍でFA市場注目の存在となった。得意はスロットだがアウトサイドでも進境著しい。元QBらしく戦術眼にすぐれ、プレーが崩れた時のアジャスト能力は特筆に値する。WRらしいわがままさが全くなく、小柄ながらランブロックも効果的。

◆ ◆ ◆

最大の課題だったコブとの契約がまとまったことで、次の焦点はRTブライアン・ブラガとなる。Journal Sentinel紙が関係者から聞いた話によると、ブラガ側は年平均$7ミリオンから$8ミリオンの間を希望しているとのこと。興味を示しているのは今のところ、ジャガーズ、レッドスキンズ、バッカニアーズらしい。彼も今年のOT市場では最有力選手と見なされていて、(より値段の高い)左タックルとして評価するチームがあれば、パッカーズ側との開きが大きくなりすぎる心配がある。