グリーンベイ・パッカーズ 最新ニュース

2012年2月 5日

QBアーロン・ロジャースがMVPに

QBアーロン・ロジャースが2011年シーズンNFLのMost Valuable Playerに選出された。今季の彼はパス4643yds(球団新)、成功率68.3%(球団新)、45TD(球団新)、6INT、レーティング122.5(NFL新)の大活躍。全米のベテラン記者50人のうち48票を集め、2位QBドリュー・ブリーズ(2票)を大きく引き離した。もちろん彼にとっては初めての受賞で、現役で受賞している選手はQBペイトン・マニング、QBブレイディ、RBトムリンソン、QBロジャースの4人しかいない。

1957年に始まった同賞の歴史において、パッカーズではRBポール・ホーナング(1961)、FBジム・テイラー(1962)、QBバート・スター(1966)、QBブレット・ファーヴ(1995・96・97)に次いで球団史上5人目、7回目のMVP受賞となった。球団別ではコルツ(ボルチモア時代含む)の9回に次いで2番目に多い。また、同一球団のQBが2代続けてMVPに輝くのはコルツのジョニー・ユナイタスアール・モラル、49ersのジョー・モンタナスティーヴ・ヤングに続いて3例目。

なお、AP通信による同賞は事実上NFLの公式MVPとなっている。投票はすでに1月3日に行われており、プレーオフは加味されない。今回は初めての試みとして、スーパーボウル前夜に"NFL Honors"と銘打った大イベントを開催し、NBCが2時間番組で録画放送した。昨年までは新人王やコーチ・オブ・ザ・イヤーなど各賞がスーパーボウル・ウィークに順次発表されていたが、今回はアカデミー賞やグラミー賞のような一挙発表となった。

式典にはQBアーロン・ロジャースの他、WRグレッグ・ジェニングスやWRランドール・コブも出席している。授賞式ではQBペイトン・マニング(史上最多の4回受賞)がMVPのプレゼンターを務めた。

レッドカーペットでのQBアーロン・ロジャース
渦中のペイトン・マニングからトロフィーを受け取る
受賞のスピーチ
ランドール・コブは開幕戦の108ydsキックオフリターンTDで(ビデオ
Play of the Year を受賞 (スピーチ映像

2012年2月 4日

Notebook: FSコリンズが楽観的見通し

ここ数日のパッカーズ関連ニュースをまとめて。

2012年2月 3日

クレメンツQBコーチがOCに昇格

ジョー・フィルビンの後任オフェンシブ・コーディネーターとしてトム・クレメンツQBコーチを昇格させることをパッカーズが正式発表した。フィルビンがドルフィンズの新HCに就任した時点で予想されていたことであり、きわめて順当な人事と言える。オフェンスのプレーコーラーをマッカーシーHCが兼任するシステムにも変わりはなさそうだ。

「トムは我々の成功にとって不可欠な存在であり続けてきた。彼を昇格させるのは当然の選択であり、この機会は彼が実力で勝ち取ったものだ。2012年もオフェンスの成功を続けていけることを我々は期待している」とマッカーシーHCは声明の中で述べている。

◆ ◆ ◆

トム・クレメンツはペンシルヴェニア州出身の58歳。名門ノートルダム大のエースQBを3年間務め、通算29勝5敗、1973年には無敗での全米王座に貢献し、ハイズマン賞投票でも4位に入った。その後はCFLで12年間活躍し、新人王、MVP、グレイカップ制覇2回、オールスター選出7回。すでにCFLの殿堂入りも果たしている。

CFLでプレーするかたわら、ロースクールにも通って優秀な成績で卒業した。引退から4年間弁護士としてシカゴで働いたあと、1992年から母校ノートルダム大でQBコーチに。その後セインツ(1997-99)、チーフス(2000)、スティーラーズ(2001-03)でQBコーチを務めた。2004年からビルズのOCを務めたものの、2年目が終わるとマイク・ムラーキーHCとともに解雇され、それ以来パッカーズのQBコーチを務めていた。

妥協を許さぬ厳しいQB指導はアーロン・ロジャースやマット・フリンの成長に大きく寄与した、と最近とみに評価が高まっている。パッカーズ以前には、エルヴィス・ガーバックコーデル・スチュワートトミー・マドックスといった必ずしも一流と呼べないQBたちも彼の下でキャリア最高のシーズンを過ごした。

今オフはペン州立大とバッカニアーズのヘッドコーチ職を目指したものの、残念ながら選ばれず。「ヘッドコーチになれなかったことは後悔していないし、再びOCになれたことを喜んでいる。ジョー(フィルビン)がヘッドコーチになったことも、彼の後任になれたことも嬉しい。数年前には(ビルズで)やっていたし、ずっと戻りたかった仕事に、グリーンベイで就くことができて感謝している。素晴らしいチャンスだと思う。数年にわたって成功を収めているとはいえ、我々はまだ若いチームであり、成長の余地を大きく残している」

◆ ◆ ◆

問題は後任のQBコーチだが、こちらは依然として候補がはっきりしない。クレメンツが兼任する可能性もなくはないが、そうであれば今回一緒に発表されているはず。ベン・マカドゥーTEコーチの場合も同じだろう。となると、やはり外部からの招聘をマッカーシーHCは考えているのではないか。

2012年2月 2日

ユニット別のサック数

パッカーズディフェンスのサック数は昨季の47回(NFL2位タイ)から今季は29回(27位タイ)へと激減し、パスラッシュ不振がディフェンス悪化の最大の原因となった。ポジション別の内訳(下表)を見てみると、通常のパスラッシュ要員であるDLおよびOLBがサックを奪えず、ブリッツに頼らざるをえない現状がよく表れている。

昨季はDL陣のサックが合計18回(うちDEジェンキンズ7回、NTラジ6.5回)もあり、全体の38.3%を占めたが、今季はわずか6回(ラジとDEウィンが3サックずつ)で全体の20.7%。逆にILB陣およびDB陣によるサックの割合が昨季の16.0%から37.9%へと大幅アップしている。

Journal Sentinel紙によると、ケイパースDCはブリッツの割合を昨季の33%から今季は42.2%へと大きくアップさせた(プレーオフを含む)。6メンラッシュの割合も3.7%から6.7%へと増加。少人数でプレッシャーをかけられずにパス成功を許し、やむなくブリッツを増やしてさらに痛い目に遭う、という悪循環はシーズンを通して変えられなかった。

  2010   2011
Position Sack %   Sack %
Defensive Line 18.0  38.3%  →  6.0  20.7%
Outside Linebacker 21.5 45.7% 12.0 41.4%
Inside Linebacker 4.5 9.6% 6.5 22.4%
Defensive Back 3.0 6.4% 4.5 15.5%
 Total 47.0   29.0  

個人レベルではおおよそ以下のとおり。

2012年1月30日

Packers Pro Bowl Notebook

空席の目立つアロハ・スタジアムで繰り広げられる、フラッグフットボールに毛の生えたような競技、といった趣のプロボウル。大事なのは選ばれることで、試合には報じるような内容は何もないが、いちおうパッカーズ選手たちのプレーぶりをまとめると以下のとおり。

2012年1月29日

2011年オフェンシブラインの変遷

ケガ人の多かった2011年オフェンシブラインの変遷は下表のとおり(黄色い文字は負傷で途中退場の選手)。昨季は5人中4人が全試合出場を果たし、変化があったのは右タックルでタウシャーがケガでブラガに先発の座を譲っただけだった。一昨年はこちらの記事参照。

LTクリフトンが10試合欠場、RTブラガが4試合欠場、RGシットンが3試合欠場、3人合わせて途中退場6回。これだけOLにケガ人を出しながらオフェンスのリズムを崩さず、15勝もできたのは大変なことだ。今年はLTクリフトンを残留させるのか世代交代を進めるのかが1つの焦点となる。

2011 Packers Offensive Linmen
Week Opponent 勝敗 Sack LT LG C RG RT
1 New Orleans W 2 Clifton Lang  Wells   Sitton  Bulaga
2 Carolina W 1 Clifton Lang Wells  Sitton  Bulaga
3 Chicago W 2 Clifton Lang Wells Sitton Bulaga/
Newhouse
4 Denver W 2 Clifton Lang Wells Sitton Newhouse 
5 Atlanta   4 Clifton/
Newhouse
Lang Wells Sitton Newhouse/
Sherrod
6 St. Louis W 1 Newhouse Lang Wells Sitton Bulaga
7 Minnesota W 4 Newhouse Lang Wells Sitton Bulaga
8 bye              
9 San Diego W 4 Newhouse Lang Wells Sitton Bulaga
10 Minnesota W 3 Newhouse Lang Wells Sitton Bulaga
11 Tampa Bay W 2 Newhouse Lang Wells Sitton Bulaga
12 Detroit W 2 Newhouse Lang Wells Sitton/
Dietrich-Smith
Bulaga
13 NY Giants W 2 Newhouse Lang Wells Dietrich-Smith Bulaga
14 Oakland W 1 Newhouse Lang Wells Dietrich-Smith Bulaga
15 Kansas City L 4 Newhouse Lang/
Dietrich-Smith
Wells Sitton Bulaga/
Sherrod/
Lang
16 Chicago W 1 Newhouse Dietrich-Smith Wells Sitton Lang
17 Detroit W 3 Clifton/
Newhouse
Lang Wells Sitton Newhouse
18 bye              
19 NY Giants L 4 Clifton/
Newhouse
Lang Wells Sitton Bulaga

2012年1月28日

来季の対戦相手

パッカーズの来季16戦の対戦相手は下表のとおりとなっている。来季のNFC北地区チームは、NFC西地区およびAFC南地区と対戦するローテーション。それに加えて同カンファレンス同順位の2チームと対戦する仕組みなので、パッカーズは東地区1位のジャイアンツおよび南地区1位のセインツと対戦する。

対戦相手の2011年成績は合計120勝136敗、つまりパッカーズにとっての"Strength of Schedule"は.468となっている。しかし来季どの相手が強くなるかは、シーズンが始まってみなければわからないもの。2011年開幕時点でパッカーズの"Strength of Schedule"は.508だったが、シーズン終了時点で計算してみると.457と、かなり楽なスケジュールだった。

なお具体的な日程は毎年4月に発表される。

Packers 2012 Regular Season Opponents
  Opponent Division 2011年 前回の対戦
  Arizona Cardinals NFC西 8 8   L   45-51 '09
  San Francisco 49ers NFC西 13 3 W 34-16 '10
  New Orleans Saints NFC南1位 13 3 W 42-34 '11
  Jacksonville Jaguars AFC南 5 11 L 16-20 '08
  Tennessee Titans AFC南 9 7 L 16-19 '08
  Chicago Bears 同地区 8 8  2勝
  Detroit Lions 同地区 10 6  2勝
  Minnesota Vikings 同地区 3 13  2勝
               
@ St. Louis Rams NFC西 2 14 W 24-3 '11
@ Seattle Seahawks NFC西 7 9 W 48-10 '09
@ New York Giants NFC東1位 9 7 L 20-37 '11
@ Houston Texans AFC南 10 6 L 21-24 '08
@ Indianapolis Colts AFC南 2 14 W 34-14 '08
@ Chicago Bears 同地区 8 8  2勝
@ Detroit Lions 同地区 10 6  2勝
@ Minnesota Vikings 同地区 3 13  2勝
     計 120 136  
  Strength of Schedule .468  

2012年1月27日

Notebook: コーチ流出ストップか