グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2015年5月 3日

4巡指名はILBジェイク・ライアン

パッカーズは4巡30位(全体129位)でミシガン大のILBジェイク・ライアンを指名。今度こそすんなりとニーズ・ピックだ。退団したA.J.ホークと入れ替わりに、またビッグテン・カンファレンスから白人ILBがやってきた。NFL.comでは、似たタイプとしてデズモンド・ビショップを挙げている。

4巡30位 | ジェイク・ライアン Jake Ryan | Linebacker | Michigan | Senior |
6-2⅜ (189cm) | 240 lbs (109kg) | 40yds/4.65秒 | 1992年2月27日生 |

Bio : クリーヴランド西方にあるオハイオ州ウェストレイク出身。大学ではレッドシャツを経て2011年にいきなりスターターの座をつかんだ。2012年にはOLB/DEとして88タックル、4.5サックを挙げてカンファレンス2ndチームに選出。大学3年目の2013年春にヒザ前十字靭帯を断裂したが、10月には復帰してその後フル先発した。大学最終年の昨季、(4-3ディフェンスの)アウトサイドからミドルにコンバートされ、112タックルを記録。カンファレンスの1stチームにも選ばれた。

Strengths : タフでフィジカルなLB。ボールキャリアーへの詰めが速い。忠実にギャップを守り、タックリングが力強い。ゾーン・カバレッジもいい。LBならどこでもこなせ、どのスキームにも対応できる。よいパスラッシュ能力を持っている。最後の2年間はキャプテンを務めた。フットボール漬けの人間で、フィルム・スタディに非常に熱心なことでも有名。

Weaknesses : アスレチック能力には限界がある。インサイド経験が浅いので嗅覚を磨く必要あり。昨季は相手ブロッカーを振り切るのに手間取ることがあったが、経験を積むうちによくなるはず。ヒザ前十字靭帯断裂の経験あり。

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チーム事情 : CBと並んで最大のニーズとされていたポジション。4巡指名では即戦力とはいえないが、彼またはカール・ブラッドフォードが台頭してくれれば、クレイ・マシューズを本来のアウトサイドに戻すことができる。キャンプでのポジション争いが楽しみだ。

フットボール一家 : 祖父フランシスはゼイヴィア大でDT、父ティムはウェイク・フォレスト大(1980-84)でWR、兄コナーはボール州立大でWRだった。

ミシガン大 : 名門大だけに、パッカーズで公式戦出場した同大出身者はこれまで28人もいる。近年ではなんといってもCB/Sチャールズ・ウッドソン。第31回スーパーボウルMVPのWR/KRデズモンド・ハワードも懐かしい名前。60年代黄金期のTEロン・クレイマー、70年代から80年代にかけてディフェンスを引っ張ったLBジョン・アンダーソンもいる。パッカーズからドラフトされたミシガン大選手となると、そのLBアンダーソン(1978年1巡)以来37年ぶり。

背番号47 : A.J.ホークもクレイ・マシューズも、大学時代の背番号はライアンとおなじ47番だった。ライアンはパッカーズでも47番を着けることに決まった。

エリオット・ウルフ人事部長 : 「タフで、頭がよく、嗅覚があり、アスレチックだ。パスカバレッジも非常にいい。3ダウンILBは絶滅危惧種になってきたが、彼ならそうなれる力がある」。 即先発させる必要があるか、との質問には 「すぐにプレーする必要があるとは思わない」

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紹介記事 : NFL.com / ESPN / CBS Sportsline / ミシガン大 / ゲーム映像集

Jake Ryan (Michigan) vs. Indiana (2014)
カテゴリ : Draft