グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年1月18日
シーズンを終えた選手たちはロッカールームで私物をまとめ、(タイミングの悪い者は)記者たちのインタビューに応え(写真集)、仲間に挨拶をしてランボーフィールドを後にした。毎年相当数の選手が入れ替わるNFLでは、これっきりになってしまうチームメイトも少なくない。
- 選手たちの雰囲気についてWRドナルド・ドライバー。 「誰もこんなことは覚悟してなかったからね。今日荷物を詰めてここを出ていくなんて覚悟はできていなかった。でもあんなプレーしかできなければ、こういう結果になる。荷物を詰めて去っていくだけだ。今は何をしたらいいかわからない選手が多いと思う。今日ここを去るなんて思いもしなかったからだ」
- WRドライバー(36歳)は現役続行の考えを明らかに。 「もしチームが僕を呼び戻さないと決めたなら、僕はその決断を受け入れる。きっとつらいだろうけど、覚悟はできている。他のチームのユニフォーム? とても想像できないね。でもそうなったらそうなっで仕方がない。欲しがってくれるチームがあるかどうか見てみて、ただプレーするだけ。すべてがうまく運べば僕はここに残るし、そうなったら素晴らしい。そうならなかったら、前に進むしかない」
- WRドライバーは2012年が契約最終年となっていて、ロースターボーナス$2.2ミリオン、ワークアウトボーナス$20万ドル、ベースサラリー$2.6ミリオン。WRランドール・コブの成長を阻害してまで、計$5ミリオンの36歳を残す価値をチームが認めるかどうかは大いに疑問だ。「穏便に引退」という選択肢が消えたことで、球団側としては、減俸を受け入れなければ解雇、と通告せざるをえないのでは。
- WRディオンドレ・ボレルはバッカニアーズからの契約オファーを断り、昇給付きでパッカーズのプラクティス・スクワッドに留まったらしい。おなじ12月12日、WRトリ・ガーリーもまったく同じようにしてヴァイキングスからのオファーを断っている。
- FBジョン・クーンが負傷したのはさいわい内側側副靭帯(MCL)で、さらなる検査が必要だが、いまのところ手術は不要と見られている。ただやはりプロボウル出場は難しいはず。
- パスラッシュ不足の理由について、もっとも多く選手の口から出てきた2語は"Cullen Jenkins"だった。 「それはシーズンを通して明らかだった。正式なスタッツに残らない中ではプレッシャーがたぶん最も重要だよ。ターンオーバーと同じぐらいね。7人を下げて4人ラッシュでQBに届くなら、それでたいていの試合に勝てる」とILBデズモンド・ビショップ。
- ヒザ手術から第11週に復帰したDEマイク・ニールは昨季とは別人のような動きしかできず、プレーオフでも出場わずか数スナップに終わった。DEジェンキンズ移籍が痛かったのも彼のケガで目算が狂ったためだ。復帰後も多少無理をしていて、ヒザの状態は完調には程遠いらしい。 「まるで練習や試合をするたびに骨にできたかさぶたが裂けるような、そんな感じなんだ。ドクターからは、これから1か月は完全にヒザを休ませ、それからスキャンして今後のことを決めよう、と言われてる」
- 契約が切れるCBジャレット・ブッシュ。 「来季はどこにいるかわからない。ここ(フロント)で何が起こるかしだいだ。よそにいるかもしれないし、ここにいるかもしれない。僕はここが大好きだ。パッカーズがどうするか、話はそれからだね。チームが再契約を望んでないとは思わない。あとは電話をくれればそれでいいのに、という感じ。あちらが何を考えているかはわからない。自分の考えはわかるから、あとはあちらしだい」
- ESPNによると、バッカニアーズはヘッドコーチ候補としてトム・クレメンツQBコーチとの面談許可を要請、パッカーズがすでに許可を与えたとのこと。
- ESPNによると、ジョー・フィルビンOCとの面談許可もバッカニアーズが求めてきたとのこと。すでにチーフスとドルフィンズで面接を受けたフィルビンだが、つい先日の悲劇もあって、本人が受けるかどうかはわからない。
- ウィンストン・モスILBコーチ(兼アシスタントHC)にはまだレイダーズからのコンタクトはないらしい。 「もしレイダーズからの求めがあれば、話をする用意はできている。しかし状況は先週と何も変わっていない。私の方は今の自分に満足しているし、もし将来機会が訪れれば、その時は思い切った決断をすることになるだろう。しかし現時点では、お話するようなことはあまりないよ」
- 1月29日のプロボウルではマッカーシーHCをはじめパッカーズのスタッフがNFCのコーチングを担当することになった。2007年シーズン以来4年ぶり。AFCはテキサンズが担当する。
- 今年のオフシーズン・プログラムは4月16日からに決定。これまでは3月半ばのスタートが普通だったが、新労使協定での規定により、1か月遅れることになった。これまでは14週間可能だったオフシーズン練習(ミニキャンプやOTAを含む)が大幅に短縮され、10週間しか行えないルールになったためだ。(記事へ)
- パッカーズのドラフト指名順は28位に決定。