グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年1月 6日
この日の練習はフルパッドで行われた。新労使協定の規定により、プレーオフ期間中は週に1回だけフルパッド練習ができる。この2日間はほとんどが基本練習に費やされたが、対戦相手(NYG、ATL、DETの3通りがある)の準備も少しだけ行ったとのこと。
2日間の練習を終えた選手たちは金・土・日の3連休に入り、月曜のミーティングから再始動することになっている。 「車がどんどん走り去る音が聞こえなかった? 私もあやうく轢かれそうになったよ。君たちがロッカールームに行っても、選手たちが残っているかどうか・・・」とマッカーシーHCは会見でジョーク。
ミーティングにおいて3連休前の訓示を行ったのはヘッドコーチでなくQBロジャースだった。 「今週末の過ごし方がプレーオフの戦い方に直結してくると思う。精神的に、肉体的に、どのようにリフレッシュするかは人それぞれだ。しかし僕らはプロフェッショナルとして、より強い緊張感を持って月曜に集合しなければならない。それが昨年と違うところだ。昨年の僕らは(負けたら終わりという)切迫感を第16週NYG戦から最後まで持ち続けた。今年もその気持ちを持つことが必要だ」
- 昨日休んだCスコット・ウェルズとILB D.J.スミスが練習に復帰。Cウェルズが前日休んだ理由は不明だが、ILBスミスは(流感など)体調を崩したため、とのこと。
- 休んでいるのはRBジェームズ・スタークス(足首)だけ。
- 最終戦でプレーコーラーを務めた経験についてQBアーロン・ロジャース。
- 「広い視野で見られるようになる。フィールドにいるのとサイドラインにいるのとでは見方が違ってくるからね。いつもノーハドルでは僕がプレーコールを出すわけだけど、フィールドではいろいろと気が散る要素も多いし」
- 「とにかく楽しい経験だったよ。(準備段階で)僕とマットは一緒に過ごし、2人の呼吸が合うよう心がけた。試合で成功させたのは彼であって、僕のコールがすごかったわけじゃない。僕は彼がやりやすいこと、成功させやすいプレーを心がけただけ」
- 「正直、自分がプレーするよりも僕の緊張は大きかった。マットもそう証言するはずだよ。プレーコールする機会があると知って、ロッカールームではちょっとナーバスになった。でもあれほど絶好調なQBがいてくれれば、こちらの仕事はずっとやりやすくなる」
- ヒザの捻挫から復帰のRTブライアン・ブラガはグリーンベイに残ってリハビリを続けるとのこと。 「次の練習(来週水曜)まで5日か6日あるから、いろいろやってベストに近づけたい。(KC戦で)負傷する前はすごく良い状態だったけど、今はそれ以上だ。よく動けるし、強く踏ん張って踏み出すこともできるし、痛みもない」
- 不振のDB陣についてCBトラモン・ウィリアムズ。 「復活して昨年のプレーオフのようなプレーをし始めても僕は驚かないよ。僕らはまだやれるとみんな信じているし、実際にそうしてみせるつもりでいる」
- LG T.J.ラングの父トムが死去。“Lost a great man today. RIP Thomas Lang Sr. I love you dad im going to miss you.” とラング本人がTwitterで報告した。11月半ばに父トムの重病が判明し、ラングはつらい思いを抱えながらプレーを続けてきた。
- ヘッドコーチ候補としてチーフスと面談を終えたジョー・フィルビンOCは、ドルフィンズとも面談の予定。
- ペン州立大の新ヘッドコーチは現ペイトリオッツOCのビル・オブライエンに決定。とりあえずトム・クレメンツQBコーチの流出はなくなった。
- 総工費$143ミリオンのランボーフィールド拡張工事が進行中で、現在は60人の工事関係者が作業している(写真)。ゲーム開催の邪魔にならないように進められているが、オフに入れば1600人に増えるとのこと。2013年夏の竣工まで、約$70ミリオンの賃金が地元の労働者に支払われる、と球団側は見積もっている。
- パッカーズのシーズンチケットのウェイティング・リストはこの1年で87000人から96000人へと膨れ上がった。NFL最大なのは言うまでなく、大人が申し込んでも存命中にシーズンチケットを手に入れることは普通できない。(子供や孫が権利を引き継ぐ)
- 昨年4月から12月までのNFLshop.comのジャージ売り上げランキングでは、1位がQBロジャース、6位がOLBマシューズだった。