グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2012年1月 7日

ジェイソン・ウィード副社長が辞任

ジェイソン・ウィード副社長が辞任を発表した。重度の睡眠障害などで11月から休職し、「復帰も遠くない」という情報が先月半ばに流れたが、健康を優先するため復帰を断念せざるをえなくなった。彼は球団の法律顧問を兼ね、スタジアム周辺の再開発計画の中心でもある。地元グリーンベイ出身でまだ40歳、親しみやすい人柄は非常に評判がよかった。2007年秋の新社長選考の際には最終候補となり、マーフィ社長の有力後継候補と目されていた。

地元グリーンベイ出身の彼にとって、パッカーズの副社長そして将来の社長の座はまさにドリーム・ジョブ。それを断念するつらさは想像するに余りある。本人は声明の中で次のように率直に説明している。

「難しい決断だが、私にとっては正しい決断だ。睡眠障害と睡眠時無呼吸症の問題を抱え、この2年間ほど数多くの治療法を試してきた。推薦された薬草療法において依存症(管理人注: 合法なもの)にもなってしまい、長期的な健康が大きな危険にさらされた。そして家族とパッカーズの手助けにより、私は11月7日に治療センターに入院した。そこで私は、何らかの変化、つらい決断が必要だと自覚した。いま必要な変化とはパッカーズの仕事を離れることだ」

「11年間にわたってここで働けた自分を幸運だと思っている。ここで成し遂げたことを誇りに思っているし、フィールド内外でのパッカーズの成功が続くことを期待している。ファンであり株主である私は、今後も毎週日曜には家族とともにパッカーズの応援を続けることだろう」

マーク・マーフィ社長は、2003年のスタジアム大改築、現在進行中のスタジアム拡張工事、練習場レイ・ニチキ・フィールドの拡張などウィードのさまざまな功績を挙げ、地元自治体リーダーたちとの良好な関係も球団にとって非常に有益だった、と辞任を惜しんでいる。

カテゴリ : Coach/Front Office