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Notebook: フランチャイズ指名期間始まる
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年2月13日
- フランチャイズ/トランジション・プレーヤーの指名期間がスタートした。期間の終了は2月25日。パッカーズとしてはできれば誰も指名しない方向で、あるとすれば、交渉がまとまらなかった場合のLTチャド・クリフトンだけだろうと見られている。
- 今季のフランチャイズ/トランジションプレーヤーのサラリーは下表のとおり。フランチャイズ指名は「前年の同ポジション上位5位の平均サラリー」、トランジション指名は「前年の同ポジション上位10人の平均サラリー」と決められている。
- オフェンスで最も安いのがタイトエンド、ディフェンスではセーフティ。オフェンシブラインは細かく分かれていないことにも注意。つまり、左タックルの高額サラリーに基づいているため、センターやガードには高すぎて払いにくい。
2010 Franchise/Transition numbers |
Pos. |
Franchise |
Transition |
QB |
$16,405,000 |
$14,546,000 |
DE |
$12,398,000 |
$10,193,000 |
OL |
$10,731,000 |
$9,142,000 |
LB |
$9,680,000 |
$8,383,000 |
CB |
$9,566,000 |
$8,056,000 |
WR |
$9,521,000 |
$8,651,000 |
RB |
$8,156,000 |
$7,151,000 |
DT |
$7,003,000 |
$6,353,000 |
S |
$6,455,000 |
$6,011,000 |
TE |
$5,908,000 |
$5,248,000 |
P/K |
$2,814,000 |
$2,629,000 |
- パッカーズがフランチャイズ・プレーヤーの制度を使ったのは過去に4回。1998年のRBドーシー・レヴェンズ、1999年のWRアントニオ・フリーマン、2004年のLTチャド・クリフトン、2008年のDTコーリー・ウィリアムズ。フランチャイズ指名後、RBレヴェンズとWRフリーマンはトレーニングキャンプの一部をホールドアウトしたうえで長期契約を勝ち取った。LTクリフトンは10日もしないうちに長期契約がまとまった。DTウィリアムズは、トレードに出すために一時的に引き留めただけだった。
- 来月無制限フリーエージェント(UFA)となるパッカーズ選手は5人で(記事へ)、いま最も契約延長交渉が進んでいるのがNTライアン・ピケット。「娘が3人いて、一番上が5歳で幼稚園なんだ。家族みんながこの地域を気に入ってる。居心地のいいここから引っ越すのは大きな痛みが伴う。残れたらと願っているよ。今は様子見の段階なんだ。つまりさ、労使交渉しだいでは(期限までに新労使協定がまとまったら)、UFAがたくさん生まれてしまうわけだ。チーム側は大量の選手と契約交渉しなきゃいけないハメになるからね。ただ、僕はディフェンシブラインマンとしてはまだ若い。30歳といっても、年寄りには程遠い。まだまだ長く活躍できる。このポジションは他とは少し違うんだ。だから年齢のことは心配していない」
- 今年の制限つきフリーエージェント(RFA)へのQualifying Offerの金額は、前回お伝えしたよりも細かく分かれていることが判明したので、改訂版の記事を参照のこと。
- 前十字靭帯(ACL)再建手術を6週間前に終えたCBアル・ハリスが、精力的なリハビリの様子をみずから報告するビデオ。