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Notebook: "It's about 12, not 4"
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年10月 3日
- 今週最初の練習を休んだのは、LTクリフトン(足首)、RBジャクソン(足首)、DEジェンキンズ(鼠蹊部)、OLBトンプソン(ヒザ)、CBウッドソン(足)、SSビグビー(ヒザ)。
- LTチャド・クリフトンについてマッカーシーHC。「出場できる可能性はある。今日のリハビリを終えてどうなっているかを見るのが、もともとのプランでもあった。練習に参加するためにはある種のテストをしなければならない。毎日回復してはいるが、先日も言ったように、練習できなければ試合には出さない」
- DEカレン・ジェンキンズ(鼠蹊部)とCBチャールズ・ウッドソン(足)は大したことはなさそう。念のため1日余分に休養しただけで、金曜の練習には復帰の予定。RBジャクソンとSSビグビーの欠場は早くも決定している。
- 注目のブレット・ファーヴが、ウィスコンシンの記者団を相手に電話会見を行った。(毎週ヘッドコーチと中心選手は対戦相手側の地元記者団を相手にこうした会見を行う)
- テッド・トンプソンへの復讐の意図について、「そのような動機を持ったことは一度もない」と否定。「スポーツイラストレイテッド誌のピーター・キング相手にそう語っていますが?」と突っ込まれると、「自分は 『復讐』 という言葉は使っていない」などと返答が怪しくなった。
- ファーヴがウィスコンシンの記者たち相手に会見したのは、じつに2008年3月の涙の引退会見以来のこと。辛辣な質問を覚悟してかファーヴはこれまでにないほど緊張気味で、最初からディフェンシブな様子、ときにケンカ腰な態度だった、と記者たちは口を揃えている。(「我々の知っていたファーヴではない」というPress-Gazette紙のコラムはこちら)
- 今週はファーヴが足の負傷のためにインジャリーリポートに掲載されている。ジェッツ時代にケガしていたことを先日ファーヴが(一連の言い訳の一部として)明らかにしたため、NFLはケガを公表しなかったジェッツとエリック・マンジーニHCに計$10万ドルもの罰金を科したばかり。ヴァイキングスはそのリスクを避けたのだろう。
- QBアーロン・ロジャースにも当然ファーヴ関連の質問が多いが、非常に慎重に「ファーヴ」という単語を避けてコメントしている。「今回も他のゲームと変わらないと考えている。タフな相手の重要なゲームだけれど、まだ第4週だし、シーズンは16試合ある。(こうして注目のゲームが行われるのは)リーグにとってもファンにとってもよいことなんだろうけど、僕が考えるのはそうした問題じゃない。ロッカールームの仲間たちも、タフな相手であるヴァイキングスに集中していると思う。このロングウィークを利用して準備に時間をかけ、長いことフィルムを見て相手を研究し、自らのゲームプランを検討する、それが僕のしていることだ」
- そんなQBロジャースの配慮をよそに、はっきりとWRグレッグ・ジェニングス。「そりゃあ彼の競争心の強さから言って(ふだんより強く勝利を望むのは)当然のことだと思うよ。じっさいその方がいいし、そうでなかったらかえっておかしいよ。それはブレットにも言えることだ。でも大事なのは、アーロンじゃない。ブレットでもない。パッカーズとヴァイキングスだ」
- アーロンのために勝ちたい、とWRグレッグ・ジェニングス。「ウチは(QBを世代交代させて)正しい方向に向かっていると思うし、それ以上の成果だと僕は思っている。たしかに多くのファンにとっては、あの成り行きは複雑な心境だっただろう。ただ僕に言わせれば、アーロンはふさわしい扱いをされなかった。あれは彼の責任じゃない。彼がブレットを追い出したわけじゃなく、後任を任されたにすぎない。残念だけど、アーロンを歓迎しないファンもいた。それだけに、アーロンのために勝ってやろうという動機は強いよ。今回だけじゃなく、彼が先発QBになった初日から、『A-Rodのためにプレーしよう』 という気持ちだ。あんなQBの後任を務めるだけでも大変なのに、こんなライバリー・ゲームでその本人とマンデーナイトで対戦するなんて、その重圧は計り知れないよ」
- G/Tダリン・カレッジ。「僕とブレットの関係は必ずしも緊密ってわけじゃなかった。彼は大ベテランだったし、僕は若手だったし、自分の気の合った仲間たちと一緒にいることが多かった。僕に関していえば、もう終わったことだ。僕には新しいクォーターバックがいて、僕が守りたいのは、一緒に戦うのはその男だ。ブレットはミネソタの人だ」
- CBウィル・ブラックモン。「A-Rodはもう乗り越えているはずだし、チームとしてもそうだ。僕らにとってはもう終わったことだ。自分がA-Rodの立場になったらどうなるか想像もつかないよ。ただ、ドラフトの日にグリーンルームで長く待たされた経験も、いま役に立っているのだと思う(今年4月の記事参照)。そしてここに来て3年間待った。ついにスターターとなっても、また(復帰騒動で)邪魔がはいった。そして昨年フルにプレーして活躍した。そうした経験で、人間として成長したんだと思う」
- ディフェンス選手たちは、(ファーヴよりも)RBエイドリアン・ピーターソンを止めることがカギだ、と口を揃えている。「ピーターソンを止めること。ピーターソンが彼らのオフェンスだからね。ブレットはすごい選手だよ。でも彼らを引っ張っているのはピーターソンだ」とNTライアン・ピケット。OLBアーロン・キャンプマンも、「どんなチームでも、ミネソタ・ヴァイキングスを相手にするならまずエイドリアン・ピーターソンの能力を考えるだろう。ブレット・ファーヴをバカにしてるわけじゃない。どんなオフェンス相手でもまずランを止めること。それが僕の心構えだ」
- 月曜・火曜とファーヴのプレーを研究したというCBアル・ハリス。「多くの点で、よいプレーをしている。あまりリスクを冒さないし、ボールセキュリティを心がけている。唯一のインターセプトはティップされたもので、相手DBを褒めるべきプレーだった」