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Day 19: カレッジ降格 トニー・モールがRGに
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年8月17日
- チャージャーズ戦で非常に出来の悪かったLGダリン・カレッジが2ndチームに下げられ、今週月曜からジェイソン・スピッツが左ガードに、同じくルーキーのトニー・モールが右ガードの1stチームに入っている。OL陣の入れ替えについて首脳陣は「実験的なもの」と語っているが、これまでのLGカレッジのプレー内容に大きな不満がなければガード未経験のモールを急に1stチームに入れるわけがない。
- 先発右ガードに入った5巡ルーキーのトニー・モールだが、2日目の練習では1on1のパスブロッキングドリルでDTジョリーやDTコーリー・ウィリアムズらに負け続き。大学3年までTEをやっていた彼は4年目に左タックルにコンバートされたばかりで、ガード経験は全くない(経歴)。
- 先発組から降格となったダリン・カレッジだったが、(層が薄くなった)左タックルに戻るというわけではないようで、引き続き左ガードとして2ndチームに入っている。また、ジェイソン・スピッツはもともと左右ガード両方の経験がある。
- 先週入団したばかりのOGムーキー・ムーアは2ndチームの右ガードに入っており、1年間プレーしていないにしてはまずまずの動きを見せているようだ。上記のルーキー3人しだいでは、スターターの座も夢ではない。
- しばらく左タックルをプレーしていたジュニアス・コストンだが、今週から右タックルで2ndチームに入っている。今キャンプ2回目のポジション移動だ。
- 先週からチームに合流していたRBアーマン・グリーンが、火曜日に初めてフルパッド練習に参加した。練習量はまだ加減していて他のRBよりプレー回数そのもの少ないが、十分に鋭い動きを見せている。
- キャンプ直前にふくらはぎを痛めてここまで欠場していたSマーカンド・マニュエルが、今週初めから練習に参加している。Sアンダーウッドが今季終了となったためなのかと聞かれたマッカーシーHCは、「関係は全くない。正直言うと先週でも練習できたかもしれないが、慎重にリハビリを進めていたのだ」
- Sマニュエルは欠場中もフィールドにいるつもりでサイドラインからプレーコールを出していたため、ディフェンスの理解はかなり進んでいるとのこと。「確かに、フィールドでプレーするのと全く同じではないし、最初は反応が鈍いかもしれないが、頭脳面はシャープに保つことができたし、流れに乗り遅れずにいられた」と本人。
- Sアンダーウッドの戦線離脱で3番手セーフティに昇格したSタイロン・カルヴァーは、引き続き賢いプレーを見せて好評だ。自陣エンドゾーン内でのパス守備で、彼はLBの後ろに隠れてパスを誘い、QBロジャースがTEドナルド・リーに投げた瞬間に飛び出してパスを叩き落した。その後もQBマーティンのパスをインターセプトするなど、パス守備で好プレーを連発した。
- LB A.J.ホークはRB/FB対LBのブリッツ・ピックアップ練習でFBヴォンテ・リーチを破り、11on11のチーム練習ではQBロジャースのパスをインターセプト。
- LBブレイディ・ポピンガもRBグリーンと同じく、今季初めてフルパッド練習に参加し、順調な回復ぶりを見せている。
- チャージャーズ戦で鼠蹊部を痛めたRBサムコン・ガドーは練習に出たがっているが、ドクターから許可が出ない。幸い断裂でなく筋肉を傷めただけだが、鼠蹊部のケガは無理すれば動けてしまうだけに長引くことも多く、チーム側は慎重になっているようだ。
- WRロバート・ファーガソンは、チャージャーズ戦で痛めたかかとを月曜日の練習で踏まれて悪化させてしまい、火曜日は休んでいる。
- RB/FB対LBのブリッツ・ピックアップ練習では、どちらも大将格のFBヘンダーソンとLBバーネットがつかみ合いになったため、かなり大きな乱闘へと発展した。「本当のところ、もっとひどいのも見たことがある。だってトレーニングキャンプ3週目だよ。それだけのことさ」とマッカーシーHC。
- キッキング練習(最長42yds)ではKカンディフとKレイナーがどちらも5本全て成功。キックオフ練習ではカンディフが平均7ydsほど勝っていたが、ハングタイムではライナーが長かった。
- 元GMのロン・ウルフがサイドラインを訪れた。あと数日はグリーンベイに滞在する予定とのこと。