グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2015年3月 7日

2015年パッカーズFA選手リスト

今年パッカーズからフリーエージェントとなる選手たちを下表にまとめた。今年のFA解禁は3月10日(東部時間午後4時)となっている。交渉の行方に気の揉める時期だが、昨年のパッカーズの契約した日付リストを見れば、あまり心配する必要のないことがわかるはず。(FBクーンやQBフリンにいたっては4月になってからだった)

今年のサラリーキャップは$143.28ミリオンと決定。全球団がその枠内に収めて3月10日の新年度を迎えなければならない。パッカーズは昨年のキャップスペース$7.8ミリオンを今年に繰り越し、$32.19ミリオンのキャップスペースがある(NFLで多い方から9番目)。

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無制限フリーエージェントとは、「NFLで4年以上の経験があり、契約が切れる選手」のこと。パッカーズは下表の11選手が無制限FAとなる予定。

制限付きフリーエージェント(RFA)の定義は、「NFL3年目を終えて契約が切れる選手」。現在の労使協定ではドラフト指名選手全員が4年契約(1巡選手は5年目が球団側のオプション)なので、RFAとなるのはドラフト外や、ドラフト入団後いったん解雇された選手に限られる。チームがRFA予定選手に "Qualifying Offer" (3段階)をしない場合、その選手は無制限FAとなる。球団側はFA解禁までにそのオファーをする必要があるが、今年のパッカーズはまだしていない模様。

2015 Packers Unrestricted Free Agents
Name Pos Age 備考
Matt Flynn QB 29 2013年ロジャース長期欠場時の救世主。今度こそお別れか
Scott Tolzien QB 27 昨夏プレシーズンで活躍も3番手どまり。再契約で2番手昇格か
John Kuhn FB 32 3rdダウンバックの出番失うも2回目のプロボウル。スペシャルチームも
Randall Cobb WR 24 今年のFA市場の目玉の1人。ネルソンを超える金額になりそう
Bryan Bulaga OT 25 ACL手術明けシーズンだったが鉄壁のパスプロで評価急上昇
B.J. Raji DT 28 上腕二頭筋断裂でシーズンを棒に振る。安価で再契約か
Letroy Guion DT 27 契約延長交渉していた矢先にマリファナ所持で逮捕。安値で残留も
Jamari Lattimore ILB 26 いったん先発昇格も第9週以降は出番ゼロ。再契約はなさそう
Tramon Williams DT 31 頼りになる先発CBだがもうじき32歳。金額で折り合えるかどうか
Davon House CB 25 アウトサイドのカバーだけなら先発級だが、タックリングなど課題も。ケガも多い
Jarrett Bush CB 30 スペシャルチームの鬼。CBの出番はなくなったがそこそこ使える実力あり
       
2015 Packers Restricted Free Agents
Name Pos Age 備考
Jarrett Boykin WR 25 4番手WR。2013年は681ydsの活躍も昨年は出番激減
Don Barclay T/G 25 OLのほとんどをこなせる貴重な控え。ACL手術明けも残留は必須
Sean Richardson S 25 ラン守備要員としてちょいちょい出番をもらった
カテゴリ : Contract/Personnel