今年パッカーズからフリーエージェントとなる選手たちを下表にまとめた。今年のFA解禁は3月10日(東部時間午後4時)となっている。交渉の行方に気の揉める時期だが、昨年のパッカーズの契約した日付リストを見れば、あまり心配する必要のないことがわかるはず。(FBクーンやQBフリンにいたっては4月になってからだった)
今年のサラリーキャップは$143.28ミリオンと決定。全球団がその枠内に収めて3月10日の新年度を迎えなければならない。パッカーズは昨年のキャップスペース$7.8ミリオンを今年に繰り越し、$32.19ミリオンのキャップスペースがある(NFLで多い方から9番目)。
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無制限フリーエージェントとは、「NFLで4年以上の経験があり、契約が切れる選手」のこと。パッカーズは下表の11選手が無制限FAとなる予定。
制限付きフリーエージェント(RFA)の定義は、「NFL3年目を終えて契約が切れる選手」。現在の労使協定ではドラフト指名選手全員が4年契約(1巡選手は5年目が球団側のオプション)なので、RFAとなるのはドラフト外や、ドラフト入団後いったん解雇された選手に限られる。チームがRFA予定選手に "Qualifying Offer" (3段階)をしない場合、その選手は無制限FAとなる。球団側はFA解禁までにそのオファーをする必要があるが、今年のパッカーズはまだしていない模様。
2015 Packers Unrestricted Free Agents | |||
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Name | Pos | Age | 備考 |
Matt Flynn | QB | 29 | 2013年ロジャース長期欠場時の救世主。今度こそお別れか |
Scott Tolzien | QB | 27 | 昨夏プレシーズンで活躍も3番手どまり。再契約で2番手昇格か |
John Kuhn | FB | 32 | 3rdダウンバックの出番失うも2回目のプロボウル。スペシャルチームも |
Randall Cobb | WR | 24 | 今年のFA市場の目玉の1人。ネルソンを超える金額になりそう |
Bryan Bulaga | OT | 25 | ACL手術明けシーズンだったが鉄壁のパスプロで評価急上昇 |
B.J. Raji | DT | 28 | 上腕二頭筋断裂でシーズンを棒に振る。安価で再契約か |
Letroy Guion | DT | 27 | 契約延長交渉していた矢先にマリファナ所持で逮捕。安値で残留も |
Jamari Lattimore | ILB | 26 | いったん先発昇格も第9週以降は出番ゼロ。再契約はなさそう |
Tramon Williams | DT | 31 | 頼りになる先発CBだがもうじき32歳。金額で折り合えるかどうか |
Davon House | CB | 25 | アウトサイドのカバーだけなら先発級だが、タックリングなど課題も。ケガも多い |
Jarrett Bush | CB | 30 | スペシャルチームの鬼。CBの出番はなくなったがそこそこ使える実力あり |
2015 Packers Restricted Free Agents | |||
Name | Pos | Age | 備考 |
Jarrett Boykin | WR | 25 | 4番手WR。2013年は681ydsの活躍も昨年は出番激減 |
Don Barclay | T/G | 25 | OLのほとんどをこなせる貴重な控え。ACL手術明けも残留は必須 |
Sean Richardson | S | 25 | ラン守備要員としてちょいちょい出番をもらった |