グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2014年2月 2日

RBレイシーがオフェンス新人王に

RBエディー・レイシーが今年のNFLオフェンス新人王に選出された。今季15試合に出場してラッシング1178yds(NFL8位)・11TD(3位)、キャッチングでも35回257ydsを記録。とくにQBロジャース欠場中はオフェンスの大黒柱として非力なオフェンスをよく支え、プレーオフ進出の原動力となった。タックラーをひきずるパワフルな走りは破壊力満点。パスプロテクションでも期待を大きく上回る働きで、ProFootballFocusの採点では全RB中3位の高評価だった。先週はプロボウルにも繰り上げ出場を果たしている。

AP通信による同賞は1967年シーズンに始まり、パッカーズからは1971年のRBジョン・ブロキントン以来42年ぶり2人目。ディフェンスを含めると、1972年のCBウィリー・ブキャノン以来41年ぶり3人目の受賞となった。意外にも最近はRBの受賞がなく、今回のRBレイシーが2007年のエイドリアン・ピーターソン以来6年ぶりだった。

NFL Honors での受賞スピーチのビデオはこちら。また Never Say Never Moment of the Year には、最終週のQBロジャースからWRコブへの決勝TDパスが選ばれている(ビデオ)。

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エディー・レイシー Eddie Lacy はルイジアナ州グレトナ出身の23歳。高校1年のときにはハリケーン・カトリーナで家を失い、極貧のなかで度重なる引っ越しを経験している。名門アラバマ大に進むと、RBマーク・イングラム、RBトレント・リチャードソンといった先輩RBの控えを務めた。2012年にはエースとなって全米王座(2年連続)に貢献し、昨年の2巡指名でパッカーズに入団。RB中4番目での指名は意外だったが、その屈辱を吹き飛ばすような活躍だった。第14週ATL戦で足首を捻挫したものの、シーズン終了まで欠場することなくタフに走り続けた。

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