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Packers - Giants Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2013年11月19日
- マイク・マッカーシーHC。「我々は向上しなければならない。今は勝利に十分なプレーができていないし、問題がどこにあるかも我々は認識している。スタッツシートを見たり世間の評判を聞いて、気を散らす必要はない。今年のチームはスペシャルなものになる可能性があると私は今でも思っている」
- マッカーシーHC。「このチームには優れた人格の選手がたくさんいる。リーダーシップは非常に大きく育ってきた。こういう時にこそそれがよくわかる。試練によく対処しているチームを私は誇りに思っている。今季はたくさんの難問に見舞われているが、こうしたことで我々はより強くなると信じている」
- QBスコット・トルジーン。「こんな試合の後に最初に行うのは自己評価。3つのターンオーバー、これが敗因だ。みんなすごく頑張ってくれたのに・・・僕の責任だよ。ボールを大事にするのはフットボールの初歩だ。今日はそれができなかったから、そこから学ぶしかない。そうしていけば、僕らは来週もっと向上する。諦めるような選手は1人もいない。これからも闘っていく」
- QBトルジーンについてマッカーシーHC。「3つのインターセプトは彼の責任だし、2試合で5INTは今後改善していく必要がある。しかし、よい仕事の数々も見逃すわけにはいかない。今日彼は多くの部分で大きく進歩したと私は感じている。先週前半は彼に負荷をかけすぎたかもしれない。彼は求められたこと以上をしようとするタイプの人間だから、こちらも気をつけないと」
- QBトルジーンについてWRジェームズ・ジョーンズ。「スコットはこのチームを勝利に導けると僕は思う。連敗はしたけど、すべて彼のせいってわけでは全然ない。これはチームの競技だ。誰だって真っ先にクォーターバックを見てしまうけど、試合にはたくさんの要素がある。スコットが今の仕事ぶりを続けていけば僕らは大丈夫だ」
- つい先日までパッカーズは「21年間で先発QBは3人だけ」だったが、この14日間で3人目。
- Journal Sentinel紙のPlay of the Game図解は第3Q最初のインターセプト。2ndダウン11から、こちらはダブルFBのいわゆるフルハウス隊形。相手はベース隊形で、Sロールがスナップ直前にボックスに上がってくる。こちらは8メンのマックスプロテクションからのプレーアクションパスで、WR2人だけがルート(スラント)を走る。相手両OLBはブリッツに入ったが、MLBビーソンはパスを読んで中央深くへドロップバック。WRジョーンズとマッチアップしたCBマクブライドが5yds以上もクッションをとっていたので、QBからはスラントが簡単に決まりそうに見えたが、MLBビーソンが見えていなかった。
- 上記インターセプトについてQBトルジーン。「彼が見えなかった。でも見えないなら、そもそも投げるべきじゃないんだ。とても単純なことだ。ビジョンがよりよくなれば、よりよい判断ができる」
- 第4Q、TEクウォレスのクイックなドラッグルートを読んでINTリターンTDを決めたジャイアンツのDEジェイソン・ピエール=ポール。「正直言うと、ハドルの時点であのプレーは予想してたんだ。ズバリ当たったね。フォーメーションを見て、タイトエンドのセットを見て確信した。あとはボールをキャッチするだけだった」
- QBトルジーンの20yds以上飛んだパスは4回すべて成功し、計151yds。15yds以上のパスも6回すべて通している。
- WRジャレット・ボイキンは過去5試合でパスキャッチ28回410yds。
- RBエディー・レイシーは14回平均1.9yds、最長ランは5ydsだった。「今日はタフだった。相手はボックスに人数を集めていたし、すごくよく追いかけてきた」
- ラン攻撃不振についてRG T.J.ラング。「2週連続だけど、相手がエクストラ・ガイを前に上げてくる。セーフティかコーナーをね。こちらがブロックできるより1人多いんだから大変だよ。ブロッカーと当たらないヤツがいるのにヤードを稼ぐのはね。相手がボックスの人数を増やして(ランを止め)、単調なパッシングゲームに追い込まれるのは2週連続」
- QBロジャースが先発した8試合はラン成績が1試合平均148.6yds(2位)、1回平均5.0yds(1位)だった。欠場したここ2試合は1試合平均77yds、1回平均3.1yds。
- LTデヴィッド・バクティアリ。「負けるのは最低だ。大学では(コロラド大は昨季1勝11敗だったが)負けに慣れるなんてなかった。今だって同じだよ。ひどい気分だ」
- 代役RTを務めたマーシャル・ニューハウス。「被サックこそなかったけど、プレッシャーを多く許し過ぎた。言い訳はできない、とにかく多すぎた。プレーを向上させなきゃいけないのはわかってる。僕は誰よりも自分に厳しいから、よいプレーができないのは本当にこたえる。でも能力があるのはわかってるんだ」
- 今季のターンオーバーレシオは現在-6。マッカーシーHC時代になってから、シーズンのレシオがマイナスになったことは一度もなかった。第4週以降は4つしかターンオーバーを奪えておらず、オフェンスはQBトルジーンがこの2試合で5INTを犯している。
- QBロジャースは2011年開幕からここまで、複数インターセプトを投げた試合は2回しかない。QBトルジーンはこの2試合で2回。
- 2試合で26得点はマッカーシーHCの就任以来最低。
- 試合前にはQBアーロン・ロジャース(負傷から13日)がボールを投げる姿も見られた。(写真)
- QBロジャースについてOLBマシューズ。「負けん気が強く、まるでLBがQBをやっているようなものだ。そういう人間がサイドラインでじっとしているのは容易じゃない。でも彼については慎重に進めないと。フランチャイズQBだからってだけじゃなく、あれはトリッキーなケガなんだ。1回ヒットされて変な倒れ方をしたら、シーズンが終わってしまう」「ドクターたちは、球団の投資した選手たちを、また選手の利益を守る必要がある。僕は先週復帰した時、同じ箇所をまた痛めることはないと99%確信していた。でも可能性は常にある。アーロンだって同じことを考えているかもしれない。肩にはギブスはできないんだしね。復帰時期はわからない。できるだけ早く戻れることを願うだけ」
- トータルディフェンス334ydsという数字は今回のジャイアンツオフェンスの内容を示していない。11プレー、12プレー、10プレーのロングドライブがあり、完全にゲームをコントロールしていた。
- ILB A.J.ホーク。「責任は僕ら全員にある。スコット(トルジーン)のせいだけじゃない。それが当然だろう。(ディフェンスの)コーチたちは『ディフェンスのチームであれ』といつも言っているが、普段オフェンスがあれだけ強ければそのように見られるのは難しい。なのに、いざこうなってみると僕らはチームを引っ張るようなディフェンスができないでいる。自分たちの能力について話すのは難しいよ。こんなのは、けっきょくのところ言葉でしかない。実行してみせないと」
- 踏ん張りきれないディフェンスについてOLBクレイ・マシューズ。「アーロン(ロジャース)が倒れ、『他の選手たちが頑張らないと』と僕らは言い続けてきたけど、それはディフェンスも含まれているんだ」
- DEピエール=ポールのインターセプトについてILB A.J.ホーク。「僕らもああいったビッグプレーが必要だ。試合の流れを変えるようなね。あの時点でこちらに大きなモメンタムが来ていたのに、それを変えたのがあのプレーだった。彼らを褒める他ないが、こちらもああいった仕事をしなければ」
- ILBブラッド・ジョーンズは復帰3戦目でようやく本来のプレー。チーム最多の11タックル、3ロスタックル、1サック。今季ベストの内容だった。
- DEジョニー・ジョリー(鼠蹊部)が後半は出場できなかったが、代役のDE C.J.ウィルソンはまずまずの働き。3試合ぶりのアクティブ登録だった。試合後半のラン守備は11回27yds。
- Kメイソン・クロスビーの57ydsフィールドゴールは球団史上2位、屋外スタジアムでは球団史上1位。「もっと長くても決まったって? それはわからないけど、とにかく57ydsを決められて嬉しい。ボールが足を離れてすぐ、十分な距離なのがわかった。前半最後のチャンスを活かせてよかった。こういうキックを決めるのは大事なことだ。チームを盛り上げ、選手たちを興奮させるからね」
- 57ydsのFGは、ジャイアンツの対戦相手としては史上最長とのこと。これまでの記録はKブレット・コンウェイ(WAS)の56yds。ちなみに、コンウェイは1997年ドラフト3巡でパッカーズに入団しながら正キッカーの座を逃し、代わりに選ばれたのがドラフト外ルーキーのKライアン・ロングウェルだった。
- 第3Qの4thダウン7、パントフェイクからS M.D.ジェニングスがダイレクトスナップを受けて走ったが、相手がしっかり反応して1stダウンならず。「(ふだんパンターのブロッカー役でない)僕が入った時点で、相手は何かあるとわかったんだと思う。自分では1stダウンに届いたつもりだったけど、リプレーを見たら全然足りなかった」
- おなじくパントフェイクについてマッカーシーHC。「もちろん私のコールだ。おそらく7ydsは長すぎたんだろう。もう少し短ければ、いいコールだったんだが。私が無理をし、結果につながらなかった」
- スペシャルプレーについてPティム・マステイ。「この試合では、スペシャルチームがアグレッシブに行くプランだった。これを成功させれば大きい、という場面だった。相手反則前の4thダウン12じゃ無理だったけど、4thダウン7になったことでチャンスがあると」
- キックオフリターンはCBマイカ・ハイドになっても不振が続いている。CBジェームズ・ニクソンがヒザを負傷したことで、リターナーを交代させる選択肢もなくなってきた。
- 約2年ぶり出場のOTデレク・シェロッドは、オフェンスでは出番がなかったものの、FGやPATの際にタックルを務めた。
- スペシャルチームでSクリス・バンジョーは引き続き好調で、今回も好タックル2回。ディフェンスでも先週より4つ多い15スナップに出場した。