グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2013年10月16日

2人をPSから昇格 2人をIRへ

レシーバー不足に対応するため、プラクティス・スクワッド(以下PS)からWRマイルズ・ホワイトとTEジェイク・ストーンバーナーをロースターに昇格させた。

WRマイルズ・ホワイト Myles White はルイジアナ工科大出身のドラフト外ルーキー。大学最初の2年間はミシガン州立大でプレーしたが、不祥事を起こして退部となり、コミュニティカレッジを経てルイジアナ州立大に移った。身長は6-0(183cm)、体重はWR陣最軽量の182ポンド(83kg)。40yds走4.42秒のスピードとクイックネスがある。今夏プレシーズンではスロット専門でプレーし、チーム最多の8キャッチを記録。

パッカーズはブロンコスのPSにいたWRタヴァレス・キング(5巡指名)を獲得しようと強くプッシュしていたが、ブロンコスは彼をロースターに昇格させることで引き留めに成功。上記ホワイトは2ndチョイスだったのだろう。

TEジェイク・ストーンバーナー Jake Stoneburner はオハイオ州立大出身のドラフト外ルーキー。大学では通算パスキャッチ53回714yds、13TD。3年目まではオーソドックスなTEだったが、昨季はスプレッドオフェンスで実質WRとしてプレー。ただしパスが飛んでくることは少なかった。コンバインではショートシャトル1位をはじめ、ベンチプレスを除くほとんどの種目でトップ5の好成績。まだすべてにおいて粗削りで一人前になるには時間がかかりそう、というのがキャンプでの印象だった。

これでタイトエンドは5人に。めぼしいWRがいない中で、マルチプルTE隊形から彼らレシービングTEを活かしていく考えなのだろう。また、LB陣のケガ人続出で弱体化してきたスペシャルチームをテコ入れする意味合いもあるかもしれない。

これでパッカーズの53人ロースターには新人が14人。うち6人がドラフト外。

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WRランドール・コブ(腓骨骨折)は「復帰可能インジャリーリザーブ枠」に入った。規定により、練習復帰は6週後から、試合復帰は8週後(12月15日DAL戦)から可能となる。つまりレギュラーシーズンは終盤3試合しか出場できない。

もう1人、C/Gグレッグ・ヴァンローテン(足)は通常のインジャリーリザーブに入った。当然今季はもう出場できない。OLはこれで7人(昨季と同じ)。センターの控えがいない状況なので、当面のケガ人状況を乗り切ったら補強したいところ。今はそれができない以上、RTバークレーなど今いる若手OL陣がセンターの練習を続けるだろう。

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空いたPS枠にILBヴィクター・アイエワ Victor Aiyewa と契約。ワシントン大から2011年ドラフト外でバッカニアーズに入団したが開幕ロースターに残れず、その後はどことも契約していなかったようだ。身長6-1(185cm)、体重237ポンド(108kg)。今回はLB数人のトライアウトの結果選ばれたようだ。PS枠はもう1つ空いている。

カテゴリ : Contract/Personnel