過去の記事 |
2013年 >
10月 >
Notebook: OTシェロッド初練習
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2013年10月17日
練習後のヘッドコーチ会見がケガ人の話題ばかりになってしまっている。
- 練習不参加は、RBスタークス(ヒザ)、WRジョーンズ(ヒザ)、TEテイラー(ヒザ手術)、OLBマシューズ(親指骨折)、OLBペリー(足骨折)、OLBニール(肩)、ILBジョーンズ(ハムストリング)。
- CBケイシー・ヘイワード(ハムストリング)が水曜の練習に参加したのは今季初めて。公式には"Limited"だが、記者が見た範囲ではフル参加だったらしい。マッカーシーHCはまだ慎重で、「出場OKと断言できるまでの情報は得られていない」としている。本人も「すごく調子はいいよ。でも僕らはできるだけ慎重に、1日ずつプレー数を増やして毎日よくなっていくようにしている」
- TEライアン・テイラーは昨日ヒザを手術したらしい。どのような手術かはわからないが、数週間欠場のとのこと。TEストーンバーナーの昇格はそのせいだったのだろうか。(それでも普通TEは3人いれば十分だが)
- RBジェームズ・スタークス(ヒザ)は今週も欠場が決定した。彼が出場できたらRBマイケル・ヒルをカットしてロースター枠を空けられたのだが。第3週CIN戦で負傷して以来今回で3試合目の欠場となる。
- OLBマイク・ニールは肩の打撲で練習を休んでいる。明日も休ませる可能性が高いが金曜は練習させたい、とマッカーシーHC。現在OLBが3人なので彼が出られなければえらいことになる。
- WRジェームズ・ジョーンズ(ヒザ後十字靭帯捻挫)についてマッカーシーHC。「金曜に彼の状態を確認することになる。本人は非常にポジティブな感触を持っている」
- CBジャレット・ブッシュ(ハムストリング)が練習復帰。ILBフランソワ戦線離脱につづきTEテイラーまで欠場する状況で、スペシャルチームには久々の朗報となった。
- PUPリストにいる元1巡指名OTデレク・シェロッド(一昨年にスネ骨折)が今年初めて練習に参加。規定により、これから3週間にわたってロースター枠にカウントされずに練習できる。「明日はパッドを着けての練習となる。負傷した2011年チーフス戦以来のことだ。いきなり実戦投入して55スナップ出場させることなどできない。慎重に進めなければ」とマッカーシーHC。
- 今季初練習を終えたOTシェロッド。「調子はすごくよかった。チームメイトと同じ練習ができるだけで素晴らしい気分だよ。みんなとまったく同じ練習がこなせた。毎日よくなっていけたらいいね」
- おなじくPUPリストのDEジェレル・ウォージーとSショーン・リチャードソンと4巡指名OL J.C.トレッター(春に足首骨折)はまだ復帰できない。PUPリストにいられるのは6週後まで。遅くともその日までには、ロースターに昇格するか、解雇するか、インジャリーリザーブに入れるかを決めなければならない。その間、練習復帰から3週間は(上記シェロッドのように)ロースターにカウントされずに練習ができる。
- DEウォージー(昨年12月にヒザ前十字靭帯断裂)は、復帰を待っているのはテッド・トンプソンGMの判断だとしている。DLは7人全員が元気な状況。もし今練習に復帰させたら、3週間以内に誰かを解雇しなければならなくなる。「テッドの決断だよ。今ウチのDL陣はすごくよくて、素晴らしいプレーをしてる。僕は今後も準備を続け、名前が呼ばれたらすぐ行けるようにしておくつもり。忍耐強く待つしかない。ヒザは痛みもないし、すべて順調にきている」
- Sショーン・リチャードソン(春に首の椎間板手術)によると、すでに執刀医からは練習復帰の許可が下りたが、球団側がまだ許可しないとのこと。昨年のFSニック・コリンズも、外部の専門医はOKを出したが球団側が許可せず引退となった。
- プラクティス・スクワッドにWRタイロン・ウォーカーと契約した。イリノイ州立大出身のドラフト外ルーキーで、ルーキーミニキャンプにトライアウト参加から正式契約に至った選手。キャンプでは新人WRの中でもっとも活躍したが開幕前に解雇され、シーホークスのプラクティス・スクワッドに1週間だけいた。キャッチングは安定しているが身長5-10(178cm)で4.59秒と身体的な魅力に乏しい。
- 今週マッカーシーHCがロッカールームに掲げたのが、"Keep Calm and Carry On"(平静を保ち、頑張り抜こう)という言葉だ。1939年、第二次大戦の開戦直前にイギリス政府がポスターにして配布したものらしい。
- 頼りにしていたWRコブが当分欠場となり、QBアーロン・ロジャースは大きなアジャストメントを強いられることになった。
- 「僕はプログレッションをこなし、オープンな選手に投げる。ある選手が他の選手よりフリーになることが多ければそちらを数多く見るということはあるけど、僕としてはオープンでこちらのジャージを着ている選手に投げたい」
- 「カギは、無理にパスを通したいという欲求と闘うことだろう。忍耐がより重要になる。狭いところへ投げ込みたいという衝動に抗い、生き延びて次の戦いへ向かうことだ」
- 「クォーターバックというポジションは勉強の連続だと思う。ここ数週の経験で僕が学んだことがあるとすれば、ゲームの流れに逆らうなということ。忍耐強く待っていればビッグプレーのチャンスはやってくる。僕らは第3Q終盤から第4Qにかけてビッグプレーを決めることができているし、必要なときにはロングドライブを成功させている」
- プレーアクションからのWRネルソンへの64ydsTDパスは、相手がラン攻撃に注意を払ってくれたから成立したプレー。「これまでもずいぶん使ったプレーだが、最近はあまり成功していなかった。よい流れだよ。昨年こうしたプレーをコールしても、相手セカンダリーは何も反応しなかった。相手はパス第一で守り、ランに反応してくれなかった。これまでも言ってきたように、ランで進める力があってこそ、プレーアクションパスのチャンスが出てくる」とクレメンツOC。
- WRジャレット・ボイキンについてQBロジャース。「チームで最も頭のよい選手の1人で、すごく頭が切れる。役割をよく理解し、毎週出場できる準備をしてる。4週目までほとんど出番(計10スナップ)がなかったのは、トップ3人を使い続けたから。今回は僕が2つほどミスをして彼に通せなったけど、後半にはクイックパスから見事なランアフターキャッチでロングゲインしてくれた。あれで自信をつけてくれたらと思う。練習でも常に全力を出し切るから、一緒のプレーしていて楽しい。真のプロフェッショナルだ。出番が増えれば大きな結果を出してくれるはず」
- TEジェイク・ストーンバーナーは当面スペシャルチームが主戦場となりそう。「僕は入団以来ライアン(TEテイラー)をずっと見てきた。スペシャルチームで彼と同じ仕事ができるようよく見て学んでおけ、とコーチたちから言われてきたからね。本番では、彼と差のない働きができたらと思っている」
- プラクティス・スクワッドから先週土曜にブラウンズに移った7巡指名WRチャールズ・ジョンソンはヒザ前十字靭帯を断裂していたことが判明。即シーズンエンドとなってしまった。