グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2013年8月 6日

Notebook: QBヴィンス・ヤングと契約

パッカーズはQBヴィンス・ヤングのワークアウトを行った上で1年契約を結んだ。リードオプションの練習台にすぎないのではとの憶測もあったが、チーム側は本気で2番手候補と考えているらしい。金額はベテラン最低額で、金銭的なリスクはゼロに近い。

本当に2番手候補と考えたのならば、ヤングの能力を評価しての契約というより、B.J.コールマンとグレアム・ハレルの成長がそれだけ物足りないということなのだろう。すでにキャンプは中盤にさしかかり、ヤングが短い期間でパッカーズオフェンスにどれだけ習熟できるかが開幕2番手へのカギとなる。今週は練習でのスナップ配分も注目されるところだ。

ヴィンス・ヤングはテキサス州ヒューストン出身の30歳。足を活かした大活躍でテキサス大を全米王座に導き、2006年1巡3位指名でタイタンズへ。1年目は7TDランなどでオフェンス新人王に輝いたものの、2年目以降はフィールド内外で精神的な未熟さ、不安定さを露呈。2011年夏には解雇されてイーグルスと1年契約したものの、彼の「ドリームチーム発言」はチームにマイナス影響しか残さなかった。ビルズと契約した昨年は開幕ロースターに残れず解雇され、ここまでフリーのままだった。

カテゴリ : Contract/Personnel, Notebook