グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2013年1月16日
シーズン終了から2日半経ち、マイク・マッカーシーHCがシーズン最後の記者会見を行った。ディフェンスの準備不足を率直に認める内容だが、ケイパースDCなどアシスタントコーチの評価はまだこれから。ケガ人についての詳しいコメントはなかった。
- 毎年恒例、選手全員との個別面談を日・月と2日間かけて完了したとのこと。
- 注目のドム・ケイパースDCについて。
- 会見の序盤では、「どのコーチについても決定はしていない。すべてのコーチについてこれから評価を行う」
- しかし会見後半では、「ドム・ケイパースが来季もディフェンシブ・コーディネーターであると強く信じている。ただ、(敗戦のショックによる)条件反射的な決断をしたくないだけだ」と語り、「そのような質問に答えなければならないのは馬鹿げている。私は愕然としている」と憤りを見せている。
- この様子では留任が濃厚だが、シーズン中にKクロスビーを擁護した時のような熱烈なコメントでなかったのはたしか。
- 「土曜夜は、49ersの方が優れたチームだった。我々はあのゲームの中で自分たちのベストのフットボールができなかった。メンタル的には準備が整ったと感じていたが、スキーム的にはそれができなかった」
- 「私もヘッドセットで(ディフェンスコーチ陣の)話し合いを聞き、すべての選択肢を把握していた。プレーコールを変えればなんとかなる、といった簡単なものでなかった」
- 「49ersオフェンスは多彩なスキームで、NTラジだけでも5つか6つのブロッキング・コンセプトを相手にしなければならなかったほどだ。オプション攻撃に対してこちらの準備が十分でなかったのはあきらかだ。それが厳然たる事実だ」
- 「かつてジミー・レイが言っていたのを覚えているが、フットボールは大きな円のようなものだ(流行が一巡してくる)。リード・オプションやピストル隊形といった新しいものは当分は残ると思う。成功したものは他のチームが真似をするものだし。それでもフットボールに変わりはない」
- 「TEジャーマイケル・フィンリーはバイウィークの前後で違う男になったように感じた。シーズン終盤の彼についてはとてもよい感触を持った。あの若者は(内面に)変化があった」
- 「QBアーロン・ロジャースはシーズン最後のフィジカルに合格しなかった。プロボウルには出場しない」
- 49ers戦のオフェンスで後悔していること。 「第4Qの4thダウン4はギャンブルすべきだったと思う。ディフェンスの(まったく止められない)プレーぶりを考えれば」
- 「RBドゥワン・ハリスはヘルメットtoヘルメットのヒットをされた後も体調に問題はなく、試合後半に出番が減ったこととは関係ない。WRコブの(RBで使う)パッケージなど、他のことをやりたかったからだ」
- 昨季からフルパッド練習が大幅に制限されたことについて。 「水曜がウォークスルー練習なのはチームにとって最善とは思えないが、選択の余地はない。フルパッド練習の制限は私は本当に不満だ。個人ドリルで向上させていくにもパッド練習が必要なのに。しかしこれが新しい時代のフットボールだ」