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Notebook: ケイパースDCはどうなる
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2013年1月15日
試合翌日、選手たちはロッカールームの私物をまとめ、ランボーフィールドを後にした。記者たちのインタビューに応じる選手もいるが(写真集)、多くは記者入室の前に去っている。このあと選手たちは数日かけてマッカーシーHCやポジションコーチと面談したあと正式に解散となる。コーチたちは2週間ほどかけて今季の分析をし、総括を行う。
- 49ersの変則オフェンスにまったく対応できなかったドム・ケイパースDCの手腕に批判の声が多く、彼を解任するかどうかも今オフの注目ポイントの1つとされている。
- リハビリ中のILBデズモンド・ビショップはケイパースDCを擁護。 「素晴らしいディフェンスでスーパーボウルを勝って、その2年後に解任なんてダメだよ。そんな風ではうまくいかない。ドム・ケイパースは素晴らしいコーチだと僕は思う」
- Journal Sentinel紙のオンライン投票(7118票)では、「解任すべき」が73%。
- Press-Gazette紙のマイク・ヴァンダーマウス記者は「解任は大きな間違い」というコラム。選手たちのプレーぶりが悪く、またオールプロ6人を擁する49ersに地力で劣っていた、という論旨。
- シーホークス戦の誤審がなく第2シードになったとしても負けていたのでは、とRGジョシュ・シットン。 「開幕戦ではホームで散々な目に遭わされているんだしね。2回とも彼らの方が優秀なチームだった」
- 現役続行かどうか決めたのか、との質問にWRドナルド・ドライバー。 「まだ正式な結論を出してはいない。家に帰って妻や子供たちとじっくり話し合って決めることにする」
- TEジャーマイケル・フィンリーはシーズン後半に立て直してよく貢献したが、来季はサラリーが高いので放出の可能性はある。ロースターボーナス$3ミリオン(3月)、ベースサラリー$4.5ミリオンの価値を球団側が認めるかどうか。 「批判が間違っていることを証明しようという心構えが復調につながった。なんといってもこれでメシを食っているんだし、全力を尽くした。自分の知る限り、僕は来季も問題ない」
- パッカーズのドラフト順位は26位に決定。ディビジョナルプレーオフで敗れた4球団が25位から28位と決まっており、同じ11勝5敗のシーホークスは「スケジュールの強さ」がパッカーズより低いため25位に。2巡以下はパッカーズとシーホークスが交互に上になる。
- 今年もまた、パッカーズのコーチ陣がプロボウルでNFCチームの指揮を執ることになった。マッカーシーHCにとっては2年連続3回目。以前は「カンファレンス決勝で敗れたチーム」だったが、今は「ディビジョナルプレーオフで敗れた両チームのうちシード順の高い方」となっている。AFCはコルツ。
- ESPNによると、パッカーズは来季のサラリーキャップに$7.1ミリオンの余裕があり、多い方から数えて18番目。超過しているのが10球団あり、そうした球団は年度初日までに解雇などで減らす必要がある。こうした数字は、FAとなる選手の分はもちろん含まれていない。FAになる選手が多ければキャップスペースも大きいもので、FA選手が多くてしかもキャップスペースが小さい球団はやり繰りが苦しくなる。
- プラクティス・スクワッドにいた8人全員がパッカーズと正式契約。オフシーズンの間はロースターが90人枠となる。QB B.J.コールマン(7巡指名)、TEブランドン・ボスティック、OTアンドリュー・ダトコ(7巡指名)、Cガース・ゲアハート、OGジョー・ギブス、LBマイカ・ジョンソン、CBジェームズ・ニクソン。Sチャズ・パウエル。
- チーフスの新GMに就任したジョン・ドーシーについて、テッド・トンプソンGMが声明を発表。選手時代(1984年4巡指名)を含めた27年間のパッカーズおよび地元コミュニティへの貢献に感謝し、チーフスの選択を称賛し、彼と家族の成功を祈っている。
- ベアーズは新ヘッドコーチ候補を3人に絞ったと報道されており、パッカーズのトム・クレメンツOCは最終候補に残らなかった。最終候補の1人はシーホークスOCのダレル・ベヴェルで、パッカーズやヴァイキングスでブレット・ファーヴのQBコーチを務めた人物。ウィスコンシン大QBとしてローズボウルを勝利したことも。