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Packers 23 - 14 Vikings
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年12月 3日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Vikings (6-6) |
0 |
14 |
0 |
0 |
14 |
Packers (8-4) |
10 |
0 |
10 |
3 |
23 |
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両者にとってプレーオフへの重要な一戦。ランボーフィールドは晴れ、気温7℃とこの時期にしては天候に恵まれた。順調に10得点を挙げたパッカーズは第2Qにラン守備から崩れて逆転を許したが、後半にはSバーネットが2回インターセプトを奪い、久しぶりのラッシングTDで逆転に成功。第4Qには11分のロングドライブで一気に決着をつけてしまった。ベアーズの敗戦でパッカーズは再び地区首位に並び、2連敗のヴァイキングスはワイルドカード戦線で大きな後退となった。
パッカーズオフェンスは相手オフサイドにも助けられ、WRジョーンズへのTDパスと30ydsFGで10点先取。しかしディフェンスがRBエイドリアン・ピーターソンとTEカイル・ルドルフを止められず、第2Qには2TDで簡単に逆転を許す。オフェンスはケガ人が2人出たせいかリズムがつかめず、Kクロスビーの53ydsFG失敗でブーイングを浴びながらハーフタイムへ。
後半に入るとまたもRBピーターソンのビッグゲインでピンチを迎えるが、Sバーネットのインターセプトでピンチを逃れて追い上げ開始。不調のKクロスビーが47ydsFGを成功させると、第3Q末にRBスタークスの22ydsTDランでついに逆転。第3Q末にまたも自陣レッドゾーンでSバーネットがインターセプトを決めると、オフェンスはなんと11分の超ロングドライブで3点を加えて勝負あり。気が付けば後半は無失点だった。
2ヶ月ぶり出場のWRグレッグ・ジェニングスは4回46ydsとまずまずの復帰戦だった。第1QにWRジョーディ・ネルソン(ハムストリング)、第2QにRT T.J.ラング(足首)が負傷退場してやり繰りが苦しくなったが、代役の新人RTドン・バークレーがよい働きで逆転勝利に貢献した。ヴァイキングスはRBピーターソンに210yds走りまくったものの、2年目のQBクリスチャン・ポンダーが相変わらずの不調で、WR/KRパーシー・ハーヴィンの不在も大きかった。
第1Q
- GB陣25 : TEフィンリーへの5ydsパス、RBグリーンの1ydランで3rdダウン4、MINオフサイドで1stダウン。QBスクランブル8yds、RBグリーンの9ydsランでMIN陣へ。RBグリーンの5ydsラン、WRコブへの6ydsパスでさらに1stダウン。WRコブへの3ydsパスのあと、MINオフサイドのフリープレーでWRジョーンズに32ydsTDパス成功。
- MIN陣20 : RBピーターソンのランが2回止まって3rdダウン5、TEルドルフへのパスは通らず3&アウト。
- GB陣36 : WRコブへの7ydsパス、RBスタークスの6ydsランで1stダウン。FBクーンのノーゲイン、RBスタークスへのスクリーンパス9yds、TEクラブトリーへの15ydsパスでFG圏内へ。ロングパス失敗とショベルパスがロス、MINオフサイドで3rdダウン7、WRネルソンへの10ydsパスでレッドゾーンへ。RBスタークスのノーゲインのあとWRジョーンズへのTDパスはGBホールディングで取り消し。RBグリーンへのスクリーンパス12ydsで3rdダウン8、投げ捨てでTDならず。30ydsFG成功。
- MIN陣28 : RBピーターソンのラン3回で1stダウン。3ydsラン、TEルドルフへの7ydsパスでGB陣へ。TEルドルフへの5ydsパス、FBフェルトンへの13ydsパスでFG圏内へ。RBピーターソンの3ydsランで第2Qへ。
第2Q
- QBスクランブル6yds、RBピーターソンの1ydランでさらに1stダウン。9ydsラン、TEルドルフへの4ydsパスでGB陣03ydsへ。QBファンブル&自らリカバーで4ydsロスのあと、TEルドルフに7ydsTDパス成功。
- GB陣16 : WRジェニングスへのパス失敗、9ydsパスで3rdダウン1、FBクーンのランが止まって3&アウト。
- MIN陣21 : RBピーターソンのラン2回で3rdダウン4、WRアロマシュドゥへのパスは通らず3&アウト。
- GB陣24 : RBスタークスの8ydsラン、GBホールディング、MINパスインターフェア23ydsで1stダウン。WRコブの5ydsラン、RBグリーンの4ydsランで3rdダウン1、TEフィンリーへのパスが通らずパント。
- MIN陣09 : QBスクランブル9yds、RBピーターソンのノーゲインで3rdダウン1、RBピーターソンの82ydsTDランが飛び出して逆転。
- GB陣20 : RBグリーンのラン2回で3rdダウン5、両者反則でインターセプトは取り消し。GBフォルススタートで3rdダウン10、FBクーンへのパスは1インチ足りずパント。
- MIN陣29 : RBゲアハートの2ydsラン、QBスクランブル3ydsで3rdダウン5となって2ミニッツ。パス失敗でパント。
- GB陣04 : 残り1分42秒。TEクラブトリーへの5ydsパス、投げ捨てで3rdダウン5、TEフィンリーへの12ydsパスで1stダウン(GBタイムアウト#1)。WRジョーンズへの8ydsパス(GBタイムアウト#2)、WRコブへの15ydsパス(GBタイムアウト#3)、FBクーンへの6ydsパスでようやくハーフライン。TEフィンリーへの11ydsパス、スパイク、MINオフサイドで残り03秒。53ydsFGは大きく外れてハーフタイムへ。
第3Q
- MIN陣40 : RBピーターソンの48ydsランで一気にゴール前へ。エンドゾーンへのパスをSバーネットがインターセプト。
- GB陣20 : QBスクランブル1yd、パス失敗で3rdダウン9、TEフィンリーへの21ydsパスで1stダウン。RBグリーンの6ydsラン、RBスタークスの1ydランで3rdダウン3、FBクーンへの6ydsパスでMIN陣へ。GBホールディング、FBクーンの5ydsラン、WRジェニングスへの18ydsパスでさらに1stダウン。RBスタークスの4ydsラン、1ydロスで3rdダウン7、エンドゾーンのWRボイキンにはオーバースロー。ギャンブルの構えだったがMINタイムアウト後にFGに切り替え、47ydsFG成功。
- MIN陣20 : パス失敗、RBピーターソンのノーゲインで3rdダウン10、ロングパス失敗で3&アウト。
- GB陣40 : RBグリーンの4ydsランのあと、WRコブからのスローバックでQBロジャースがロングパスを投げるがインターセプトに。
- MIN陣06 : RBピーターソンのラン2回で3rdダウン1、ランが止まって3&アウト。
- GB陣49 : RBグリーンの11ydsラン、7ydsラン、WRジェニングスへの11ydsパスのあと、RBスタークスの22ydsランが飛び出してついに逆転。
- MIN陣20 : RBピーターソンの1ydラン、GBオフサイド、RBピーターソンへのロングパス失敗で3rdダウン4、QBスクランブル11ydsで1stダウン。RBピーターソンの23ydsラン、アンネセサリーラフネスでFG圏内へ。TEルドルフへのパスをSバーネットがインターセプト。
第4Q
- GB陣14 : QBスクランブル3yds、RBスタークスの9ydsランで1stダウン。GBホールディング、TEフィンリーへの5ydsパス、RBスタークスへのスクリーンパス7ydsで3rdダウン8、WRジェニングスへの8ydsパスでさらに1stダウン。RBスタークスのラン2回で3rdダウン2、QBスクランブルでぎりぎり1stダウン。RBグリーンのラン2回で3rdダウン5、TEフィンリーへの7ydsパスでMIN陣へ。サック1yd、RBスタークスの-1ydロスで3rdダウン12、WRコブへの33ydsパスが通ってゴール前10ydsへ。RBスタークスの1ydラン、パス失敗、GBフォルススタートで3rdダウン16、FBクーンの3ydsラン。31ydsFG成功で9点差に。
- MIN陣17 : 残り3分56秒。QBスクランブル3yds、ロングパス失敗、TEルドルフに21ydsパスが通って1stダウン。ロングパス失敗、RBピーターソンへの10ydsパス、WRシンプソンへの18ydsパスが通ってFG圏内へ。パス失敗、WRシンプソンへの7ydsパス、パス失敗で4thダウン3、42ydsFG失敗で9点差のまま。
- GB陣34 : 残り1分56秒。RBスタークスの3ydsラン(MINタイムアウト#2)、3ydsラン(MINタイムアウト#3)、2ydsランで1stダウンならず。
- MIN陣23 : 残り43秒。TEルドルフへの7ydsパス、とRBゲアハートへの7ydsパスで1stダウン。WRライトへの13ydsパスで時間切れ。
Final Team Statistics |
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Packers |
Vikings |
Points |
23 |
14 |
Total Yards |
435yds |
359yds |
First Downs |
22回(ラン6・パス14・反則2) |
16回(ラン6・パス9・反則1) |
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Rushing |
152yds (36回・平均4.2) |
240yds (28回・平均8.6) |
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Passing |
286yds (27/35・TD1・INT1) |
119yds (12/25・1TD・2INT) |
Sacked |
2回3yds |
0回 |
Passer Rating |
98.0 |
41.9 |
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3rd Down Efficiency |
9/16 (56%) |
6/12 (50%) |
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Turnovers |
1回 (INT1/FUM0) |
2回 (INT2/FUM0) |
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Field Position |
自陣25yds |
自陣21yds |
Punt |
4回41.5yds(ネット41.3yds) |
5回47.0yds(ネット44.8yds) |
Kickoff Return |
3回平均22.7yds |
2回平均26.5yds |
Punt Return |
3回平均3.7yds |
2回平均0.5yds |
Field Goals |
3/4 |
0/1 |
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Penalty |
回yds |
回yds |
Time of Possession |
分秒 |
分秒 |
- タイムオブポゼッションはパッカーズがなんと38分30秒。相手に240ydsも走られてこの結果はすごい。
- 3rdダウン成功率は互いに高く、パッカーズが9/16の56%。ヴァイキングスは6/12の50%。
- オフェンスの犯したターンオーバーは1つ。
- 第3Q、WRコブのスローバックをキャッチしたQBロジャースが、WRジェニングスにロングパスを投げるがインターセプトに(ビデオ)。一度パスラッシュをかわしてからのパスだったせいか、しっかりダブルカバーされていた。ちょうど50ydsのパントだと思えばそれほど腹も立たない。直後の相手攻撃を3&アウトに抑えて逆転TDドライブにつなげることはできた。
- ディフェンスの奪ったターンオーバーは2つ。どちらも第3Q、自陣レッドゾーンでのSバーネットのビッグプレーで、相手の追加点を防いて逆転につなげてくれた。(ビデオ)
- 第3Q最初のシリーズ、WRジェンキンズへのパスをエンドゾーンでSモーガン・バーネットが今季初インターセプト。高くジャンプしながら見事なキャッチだった。QBとしては、右に流れながら左に投げる最も危ないパターン。
- 第3Q最後のプレー、TEルドルフへのパスをSモーガン・バーネットが飛び込んでインターセプト。まるでCB/Sウッドソンのようなダイビングキャッチだった。TEルドルフがスピードを落としたために追いかけていたSバーネットが飛びこめたもので、QBとしてはもっとリード気味に投げるべきだったのでは。
- この日が誕生日の先発QBアーロン・ロジャースは27/35、286yds、1TD、1INTでレーティング98.0。
- 基本的に早いタイミングでのショートパスが主体。相手は4メンラッシュ主体でカバレッジが手厚い。序盤にWRネルソンが負傷して手駒が苦しくなった面はある。レシーバーのイージーな落球はゼロか。
- 3rdダウンでの正確なパスが勝利を引き寄せた。14回のうち9回パスプレー(スクランブル含めて123yds)を成功させて1stダウンを獲得している。
- 前述のようにインターセプトはトリックプレーでのロングパス。ダブルカバーされていたWRジェニングスに投げてしまった。
- ラン攻撃がよかったこともあって被サックはわずか2回。けっして余裕たっぷりではなかったが、先発OL2人を欠く状況としてはまずまずのパスプロテクションだった。被サックのうち1回はサイドライン際で投げ捨てが遅れてサック扱いになったもの。
- QBスクランブルは4回15yds。第4Qのロングドライブで貴重な1stダウン獲得があった。
- チームラッシングは36回152yds(平均4.2)、1TD。
- 先発RBアレックス・グリーンは12回58yds(平均4.8)。レシービングは1回12yds。RBスタークスの調子が良いと首脳陣は判断したようで、第4Qのロングドライブではスタークスが主体だった。
- RBジェームズ・スタークスは15回66yds(平均4.4)・1TD。彼にとっては今季初、チームにとっては第5週IND戦以来2ヶ月ぶりのラッシングTDだった(ビデオ)。レシービングでも2回16yds、落球なし。
- FBジョン・クーンは4回8yds(平均2.0)。レシービングは3回20yds。3rdダウンでの出番だけでなく、なぜか1stダウンでのランが2回もあり、どうも意図がよくわからない。3rdダウン1で止められたランが2回あった。
- WR/TE陣は以下のとおり。
- 2ヶ月ぶり復帰のWRグレッグ・ジェニングスは4回46yds。第4Q、一瞬ジャッグルしながらの8ydsパスキャッチは大きな1stダウンだった。もともとはスナップ数をかなり制限する予定だったが、WRネルソンの負傷退場で後半は出ずっぱりに近かった。ターゲットはチーム最多の8回。
- WRジョーディ・ネルソンは1回10ydsで負傷退場。今季前半に痛めたハムストリングの再発か。
- WRジェームズ・ジョーンズは2回40yds・1TD。第1Qのタッチダウンは相手オフサイドを利用してのフリープレー。CBと競り合いながらの素晴らしいキャッチだった(ビデオ)。
- WRランドール・コブは6回62yds。第4Qの3rdダウン12、33ydsパスキャッチは試合を決定づける大きなプレーだった(ビデオ)。ラッシングは1回5ydsのみ。RBの位置からピッチを受けた彼がQBロジャースにラテラルしてロングパスを狙う新趣向は失敗に終わった。
- WRドライバー(親指)は欠場し、WRジャレット・ボイキンと昨日昇格したばかりのWRジェレミー・ロスが出場している。WRボイキンはキャッチなし。エンドゾーンへのパスがオーバースローだった。WRロスはおそらくスペシャルチームのみ。
- TEジャーマイケル・フィンリーは6回60yds、落球なし。第4Q半ばの3rdダウン5ではランアフターキャッチの頑張りで貴重な1stダウンを獲得し、スタンドを大いに盛り上げた。
- TEトム・クラブトリーは2回20yds。
- 先発OL陣は今回もLTニューハウス、LGディートリック=スミス、Cサタデー、RGシットン、RTラング。
- 第2Q半ばにRT T.J.ラングが足首を負傷して退場、新人ドン・バークレーが右タックルに。しっかりした働きだった。ディクラインされたがホールディング反則があった。
- ラングがケガから復帰したらバークレーを右タックルに残してラングを左ガードに戻す手があるだろうか。
- 被サックは2回3yds。ランが出たこともあってパスプロテクションはまずまず安定していた。冬の天然芝となれば自然とOLが有利になる。
- ランブロッキングは今季最高クラスの出来。ロングゲインは少ないがコンスタントにランが出ていた。
- 第4Qの11分のロングドライブは今季NFL最長とのこと。合計18プレー、反則を含めれば20プレーもあった。うち3rdダウン成功が4回もあり、試合を決定づける事実上のノックアウトパンチとなった。
- QBスクランブルをパスプレーに数えると、ラン32回・パス39回と珍しくバランスの取れたプレーコール。
- ディフェンスの陣容は以下のとおり。
- DEウィルソン(足首)に代わってDEジェレル・ウォージーが先発。後半はDEマイク・ニールが主に出場していたようだ。
- 昨日までの首脳陣コメントとは違い、CBハウスでなくCBケイシー・ヘイワードが先発。
- パス守備はQBクリスチャン・ポンダーを12/25、119yds、1TD、2INTのレーティング41.9。
- パッカーズ守備のサックはゼロ。ラン守備に注力したため、プレーアクションからのパスではとてもプレッシャーをかけるまでに至らなかった。
- QBポンダーはダウンフィールドへのパス不調がずっと続いていて、今回も初めてWRにパスが通ったのは試合残り3分を切ってからのこと。第2Q最初のTDパスのあと、試合残り4分を切るまでパス成功が一度もなかった。
- パスカバレッジはまずまず安定していた。第2Q、TEカイル・ルドルフへのパスに苦しめられたが、後半にはそこでインターセプトを奪うことができた。
- QBスクランブルは6回28yds。さすがの俊足で、走り出したらとても捕まえきれない。
- ラン守備は28回240yds(平均8.6)の大不振。
- 先発RBエイドリアン・ピーターソンはなんと21回210yds(平均10.0)の大爆発。
- 第2Qの82ydsTDと第3Qの48ydsランはひどかったが、第4Qはパッカーズが時間を使って9点差にしたため、一度もラッシング機会を与えずに済んだ。
- 第2Qの82ydsTDランの際にはSバーネットとSジェニングスがともにミスタックル(ビデオ)。サイドライン際だけになおさら無様だった。
- 後半最初の48ydsランの際にも、SバーネットとSマクミリアンがひどいミスタックルをしたが、最後にCBウィリアムズがサイドラインに押し出した(ビデオ)。直後にインターセプトが飛び出しただけに、TDを防いだことは大きかった。
- 210ydsのうち、3回のラン(82ydsTD・48yds・23yds)が4分の3を占めていて、この3回を除くと18回57yds(平均3.2)。しかも48ydsランと23ydsランの直後にそれぞれインターセプトがあり、失点にはつながらなかった。ズルズルとランで1stダウンを重ねられたのは第1Q末から第2QにかけてのTDシリーズだけで、しっかりランを止めてパントに追い込んだシリーズも5回あった。
- 反則は10回78ydsとかなり多く、とくにOLのホールディングが目立った。ヴァイキングスの反則は5回48yds、後半はゼロだった。QBロジャースのインターセプトが両者反則で取り消しになる幸運なプレーあり。
- 第1Q : RTラングのホールディング(TDパスが取り消しに)。
- 第2Q : LTニューハウスのホールディング(ラン)。TEフィンリーのフォルススタート。パントリターンの際にCBブッシュがイリーガルブロック。
- 第3Q : LGディートリック=スミスのホールディング(パス)。OLBモーゼスのオフサイド。CBトラモン・ウィリアムズのアンネセサリーラフネス(無防備なレシーバー)。
- 第4Q : FBクーンがホールディング(ラン)。LGディートリック=スミスがフォルススタート。パントカバレッジでCBブッシュがイリーガル・タッチキック(アウトオブバウンズに出た選手が最初にボールに触れた)。
- WRランドール・コブのキックオフリターンは3回平均22.7ydsと今ひとつ。パントリターンは3回平均3.7yds。横方向(または後ろ方向)へのダンスが多すぎて批判を浴びている。
- Pティム・マステイのパントは4回平均41.5yds、ネット平均41.3ydsと文句なし。
- Kメイソン・クロスビーのフィールドゴールは3/4。
- 最初の30ydsFGは左アップライトを直撃しながらなんとか成功。
- 前半最後の53ydsトライは蹴った瞬間から大きく右に逸れ、ブーイングを浴びながらロッカールームへ。
- 第3Q最初のドライブで47ydsFG成功。4thダウン7となっていったんはギャンブルの構えだったが、MINタイムアウトでヘッドコーチの気持ちが変わったか。結果的にはこれが大きく、試合の流れを大きく引き寄せる結果になった。
- 第4Q、31ydsFGをど真ん中に成功。オフェンスの奮闘で確実圏内まで進めてくれたのが大きかった。
- 上手かったキックオフも、後半最初には左アウトオブバウンズに蹴り出してピンチを招いた。しかしその後はタッチバック3回。
- Kメイソン・クロスビーの不調が乗り移ったのか、ヴァイキングスの新人Kブレア・ウォルシュが第4Qに42ydsFGを失敗。先週までは成功率92.3%だった。
- パントカバレッジは2回平均0.5ydsと非常によかった。キックオフカバレッジは2回平均26.5yds。
- ケガ人は以下のとおり。
- 第2シリーズにWRジョーディ・ネルソンがハムストリングを負傷。今年いちど痛めた箇所だけに心配だ。「試合後に本人と話す機会があったが、試合前からすこし腫れがあったようだ、重いものではないと思う」とマッカーシーHC。
- 第2QにRT T.J.ラングが足首を負傷して退場。ドクターの初期診断によれば重いものではない、とマッカーシーHC。
- アクティブ登録から外れたのは、RBホワイト(脳震盪)、WRドライバー(親指)、DEウィルソン(ヒザ)、OLBマシューズ(ハムストリング)、ILBマニング(肩)、CBウッドソン(鎖骨骨折)、CBシールズ(足首)。
- 今回のゲームキャプテンは、RGシットン(オフェンス)、NTラジ(ディフェンス)、CBブッシュ(スペシャルチーム)の3人だった。(写真)