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プラクティス・スクワッドに7人と契約
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年9月 3日
パッカーズは下表の7人をプラクティス・スクワッド(以下 PS)に入れた。7人全員が先日までパッカーズに所属してキャンプに参加していた選手。オフェンスに大きく偏っているのは、ロースター構成がオフェンス24人・ディフェンス26人であることも関係がありそうだ。最後の1人がなかなか決まらないが、ここまで待っているのは他球団から解雇された選手と交渉中なのかもしれない。
なお、先日パッカーズから解雇された選手で、ウェイバーで他球団に拾われた選手はゼロだったとのこと。
- 7巡指名QB B.J.コールマンは当然のPS入り。昨年・一昨年のQBハレルと同じだ。
- RBマーク・タイラーは、RB陣のケガもあってプレシーズンでチーム最多キャリーをこなしたが、平均は2.3yds。将来性というより、システムに習熟したRBを確保しておく意味合いが大きいように見える。昨季開幕時にPSにいたRBブランドン・セインより力はかなり落ちる。
- WRディオンドレ・ボレルは2年連続のPS入り。今夏は鼠蹊部のケガもあって期待外れの内容。気持ちの焦りからかプレシーズンではイージーミスも目立った。相手DBからセパレートするセンスはよく、大学でQBだっただけにまだ伸びシロはありそう。
- TEブランドン・ボスティックはディビジョンIIのニューベリー大(サウスカロライナ州)出身。ルーキー・ミニキャンプにトライアウト参加し、5月末に正式入団した。40yds走4.6秒台のスピードがあり、大学時代はWR登録だったアスレチックな選手。ポジションの層が厚いのでロースター昇格は難しそうだが、来年の成長に期待か。
- 7巡指名OTアンドリュー・ダトコは当然のPS入り。プレシーズン第2戦では2ndチームの左タックルとして優れたパスプロテクションを見せたが、その後は脳震盪でプレーできずじまい。ケガ人が出ればロースター昇格の可能性は十分ある。
- OGグレッグ・ヴァンローテンは自分の代理人に、「他球団にウェイバーで他球団に獲られなくてよかった。(アイビーリーグ出身で)誰も欲しがらなかった自分にチャンスをくれたのはパッカーズだし、自分を評価してくれたエリオット・ウルフ(プロ人事部長)に大きな借りがあると感じてる。プラクティス・スクワッドであってもパッカーズに戻りたかった」と語ったとのこと。
- DEローレンス・ガイは昨年の7巡指名。今年はDL補強の人数が多く、ロースター入りはならなかった。昨季を脳震盪で棒に振っただけに、まだ伸びシロはあると期待してのPS入りか。
- WRトリ・ガーリーはヴァイキングス、WRデイル・モスはバッカニアーズ、Sアンソニー・レヴィーンはレイヴンズのそれぞれPSに入った。
Packers 2012 Practice Squad Signings |
Pos. |
Name |
College |
Exp. |
備考 |
QB |
B.J. Coleman |
Tennessee-Chattanooga |
R |
7巡指名QB。素材はいいがかなり粗削り |
RB |
Marc Tyler |
Southern California |
R |
プレシーズンでいいところなしだったが |
WR |
Diondre Borel |
Utah State |
1 |
2年連続PS入り |
TE |
Brandon Bostick |
Newberry College |
R |
マイナー校出身もケガ人続出のチャンス活かした |
OT |
Andrew Datko |
Florida State |
R |
7巡指名だが脳震盪が長引く |
OG |
Greg Van Roten |
Pennsylvania |
R |
キャンプで評判のアイビーリーガー |
DE |
Lawrence Guy |
Arizona State |
2 |
昨年の7巡指名。それなりに伸びてはきている |